モウリーニョ、宿敵ヴェンゲルに賛辞「ヴェンゲルを尊敬している」「フットボール界から去ってもらいたくはない」
2018.04.21 09:57 Sat
▽マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督の退任を受けてコメントした。
「私は常に、対戦相手の幸運を願っている。もし彼が今回の決断に納得しているのなら、今後の人生における次のチャプターを楽しみにしているのなら、私も嬉しい。もし彼が悲しみを感じているのなら、私も悲しく思う」
「言うならば、アーセナルはサー・アレックスの時代にクラブの最大のライバルだったチームだ。クラブとして、ミスター・ヴェンゲルに相応しいリスペクトの念を示す」
「(ヴェンゲル監督に対して厳しい言葉をぶつけたこともあったが)後悔云々の話ではない。その質問は、我々と同じサイドにいない人間が頻繁に聞く類のものだ。監督でも選手でもなければ、我々が互いをリスペクトしている形を理解できない。尊敬し合えているように見えなくても、我々は尊敬し合っている」
「選手は互いに攻撃的な行動、暴言によってイエローカードやレッドカードを受ける。それは監督にも当てはまる。ただ、問題を抱えていたような間柄の方が、最終的にはリスペクトし合うと思う」
「過去のことは過去のこと。大事なのは、私がヴェンゲル氏を尊敬していること。私はプロとしての姿勢、キャリアをリスペクトする。常に言っていることだ。記憶は長続きしないが、真のフットボール人は忘れない。私が忘れることもない」
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▽ヴェンゲル監督は1996年にアーセナルの指揮官に就任。長きに渡る指導の中では数多くの優秀な選手を育て上げ、2003-04シーズンにはプレミアリーグ史上初の無敗優勝を成し遂げた。これまでプレミアリーグ3回、FA杯7回、コミュニティ・シールド6回の優勝を達成。しかし、近年は成績が低迷し、退任が噂されていた中、20日に今シーズン終了後の退任を発表。22年間の指揮に終止符を打った。▽プレミアリーグで共に激しい戦いを繰り広げ、時にはヴェンゲル監督に対して激しい口撃もしてきたモウリーニョ監督は、今回の退任に対して「フットボール界から去ってもらいたくはない」「ヴェンゲル氏を尊敬している」とコメントした。「言うならば、アーセナルはサー・アレックスの時代にクラブの最大のライバルだったチームだ。クラブとして、ミスター・ヴェンゲルに相応しいリスペクトの念を示す」
「繰り返しになるが、彼が決断に満足しているのなら、私も嬉しい。彼にはフットボール界から去ってもらいたくはない」
「(ヴェンゲル監督に対して厳しい言葉をぶつけたこともあったが)後悔云々の話ではない。その質問は、我々と同じサイドにいない人間が頻繁に聞く類のものだ。監督でも選手でもなければ、我々が互いをリスペクトしている形を理解できない。尊敬し合えているように見えなくても、我々は尊敬し合っている」
「選手は互いに攻撃的な行動、暴言によってイエローカードやレッドカードを受ける。それは監督にも当てはまる。ただ、問題を抱えていたような間柄の方が、最終的にはリスペクトし合うと思う」
「過去のことは過去のこと。大事なのは、私がヴェンゲル氏を尊敬していること。私はプロとしての姿勢、キャリアをリスペクトする。常に言っていることだ。記憶は長続きしないが、真のフットボール人は忘れない。私が忘れることもない」
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