ナポリ会長、監督の退団を心配? 「契約解除はもちろん可能だが…」

2018.04.14 01:52 Sat
Getty Images
ナポリアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、報道陣の前でさまざまな質問に答えた。マウリツィオ・サッリ監督の去就についても触れており、イタリア『スカイ』などがその模様を伝えている。

▽手腕を高く評価されているナポリ指揮官には、引き抜きの噂が絶えない。デ・ラウレンティス会長は「2020年までの契約がある。そして、契約延長はオファーしている」とコメントした。

▽ナポリ会長は「私の意向は伝えてある。彼が望んだときにサインすることができる。彼が要求をかえたとしても、民主的かつ合理的に話し合うことができる」と、全面的に協力する考えのようだ。
▽だが、不安もあるのかもしれない。「契約解除はできるのかって? もちろんだ。ただ、その前にしっかり話し合わなければいけない。しっかり向き合わなければね。それから解決策を探っていく」と述べた。

▽それでもサッリ体制の継続を望んでいるデ・ラウレンティス会長は「我々にプランBはない。プランAを突き進んでいく」と語っている。

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