「明日取りに行く」…守護神・スポルティエッロがアストーリから最後に受けたメッセージ
2018.03.05 21:45 Mon
▽4日、ホテルの部屋で死体で発見されたフィオレンティーナのイタリア代表DFダビデ・アストーリ。生前に最後に過ごしていたのは、GKマルコ・スポルティエッロだった。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
▽ウディネーゼとのリーグ戦を控え、ウディネのホテルに滞在していたフィオレンティーナ。翌日の試合を前に、アストーリは元気な姿を見せていたようだ。
▽最後の夜に一緒に過ごしていたのは、正守護神のスポルティエッロだった。アストーリは、ホテルのロビーでラツィオvsユベントス、ナポリvsローマを見た後、スポルティエッロとともに部屋でプレイステーションで遊んで楽しんでいたという。
▽ゲームが終わり、アストーリが部屋に戻ったが、スポルティエッロの部屋に靴を忘れていたとのこと。スポルティエッロは、靴を忘れているとメッセージを送ると、「明日の朝取りに行くよ」と返事が来たと明かした。これがキャプテンからの最後のメッセージとなった。
▽ウディネの検察官であるアントニオ・デ・ニッコロ氏は、アストーリが自然死であるとの見解を示したものの、体調管理がしっかりとされているプロサッカー選手で起こることは奇妙と語った。
「このような事態が、厳密にチェックを受けていたプロ選手にその予兆を見せていなかったにも関わらず起こったということは、とても奇妙だ」
▽ウディネーゼとのリーグ戦を控え、ウディネのホテルに滞在していたフィオレンティーナ。翌日の試合を前に、アストーリは元気な姿を見せていたようだ。
▽最後の夜に一緒に過ごしていたのは、正守護神のスポルティエッロだった。アストーリは、ホテルのロビーでラツィオvsユベントス、ナポリvsローマを見た後、スポルティエッロとともに部屋でプレイステーションで遊んで楽しんでいたという。
▽ウディネの検察官であるアントニオ・デ・ニッコロ氏は、アストーリが自然死であるとの見解を示したものの、体調管理がしっかりとされているプロサッカー選手で起こることは奇妙と語った。
「我々は状況について考えていることは、自然に心停止で死亡したということだ」
「このような事態が、厳密にチェックを受けていたプロ選手にその予兆を見せていなかったにも関わらず起こったということは、とても奇妙だ」
ダビデ・アストーリの関連記事
フィオレンティーナの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
ダビデ・アストーリの人気記事ランキング
1
インテル戦で昏倒し緊急搬送のフィオレンティーナMFボーヴェに朗報! 「意識があり、自力で呼吸している」と最新の健康状態明かされる
フィオレンティーナvsインテルの試合中に昏倒したU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェ(22)だが、最新の報道では「意識があり、自力で呼吸している」ことがわかった。 ボーヴェは1日に行われていたセリエA第14節、フィオレンティーナvsインテルに先発出場。しかし、前半15分過ぎにVAR確認中に靴ひもを結んでいた際に突如、ピッチにうつ伏せの状態で倒れ、意識を失った。 すぐさま異変に気が付いた両チームの選手がメディカルスタッフをピッチに呼び込んで応急処置を施したのち、ピッチ脇に横付けされた救急車に乗せられて地元の病院へ緊急搬送となった。 フィオレンティーナでは過去に2018年に当時在籍していた元イタリア代表DFダビデ・アストーリ(享年31)がウディネーゼ戦を前に宿泊先のホテルで心停止状態で発見されて急逝。 さらに、今年3月にもゼネラル・マネージャーのジョー・バローネ氏(享年57)がアタランタとのアウェイゲームに帯同した際、試合当日にチームと共に宿泊していたホテルで心臓発作を起こし、病院への緊急搬送後に逝去する悲劇に見舞われていた。 それだけにチーム関係者、アルテミオ・フランキに集まったファン・サポーターにとっては3度目の悲劇の可能性もよぎり、スタジアム全体で大きな動揺が確認された。 しかし、イタリア『La Repubblica』など複数メディアによれば、搬送先の病院からの最新情報として、ボーヴェが「意識があり、自力で呼吸している」との朗報が届いたという。 今後も病院にて引き続き健康状態が監視下に置かれることになるが、ひとまず最悪な状況は免れた形だ。 なお、今回の緊急事態によってフィオレンティーナvsインテルは0-0の状況で前半20分過ぎの時点で中止が決定している。 2024.12.02 03:30 Mon2
死から3年…アストーリの担当医師に懲役刑、過失致死の容疑
心肺停止で急逝した元イタリア代表DFダビデ・アストーリの死について、担当医師に判決が下った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。 2018年3月4日、セリエAのウディネーゼ戦を前に宿泊先のホテルで心停止状態で発見され、そのまま31歳の若さでこの世を去ったフィオレンティーナのキャプテン、アストーリ。生前はピッチ内外で人格者として知られており、突然の死に世界中が悲しみに暮れた。 しかし、急逝から9カ月が経った2018年12月、衝撃の疑いが浮上。過去にアストーリの身体検査を行ったところ、運動負荷試験中に脈に異常が見つかっていたにもかかわらず、異常なしと判断した担当医師であるジョルジョ・ガランティ氏に、過失致死容疑がかけられていた。 そして死から3年、今月2日に裁判が行われ、担当医師には執行猶予のついた懲役1年の判決が言い渡された模様。だが、医師の弁護士は裁判終了後「無罪の条件が揃っていると信じていただけに、驚きと同時に苦い想いが残る。これからはもっとアピールしていきたい」と語っており、控訴に出る可能性が高そうだ。 2021.05.04 17:53 Tue3
アストーリ急死に元同僚やライバルが悲嘆
▽フィオレンティーナのイタリア代表DFダビデ・アストーリの急死にイタリアサッカー界が揺れている。選手たちは、突然すぎる仲間の死にショックを受けている様子だ。 ▽カリアリ時代から一緒にプレーしていたローマMFラジャ・ナインゴランは、「偉大な選手だけど、それ以上に人として素晴らしかった。カリアリで何度も戦い、ローマでも再会したね。まだ信じられないよ…。彼の家族に哀悼の意を表したい」と記した。 ▽フィオレンティーナでチームメートだったインテルのMFボルハ・バレロは「信じられない。信じたくない…。ダビデ、安らかに」とショックを受けている様子だ。 ▽インテルの主将を務めるFWマウロ・イカルディは「安らかに、ダビデ。彼の家族に哀悼の意を表する」と述べ、ケヴィン=プリンス・ボアテングは「天国で安らかに」とつづった。ローマのMFケヴィン・ストロートマンは「言葉がないよ」とだけ記し、アストーリの写真を投稿している。 ▽一線で活躍してきたアストーリの急死は、選手たちにあまりに大きな衝撃を与えている。 2018.03.04 22:10 Sun4
FAがイングランドvsイタリアで急死のイタリア代表DFアストーリの追悼をすると発表
▽イングランドサッカー協会(FA)は、27日に行われるイタリア代表戦を前に、急死したDFダビデ・アストーリの追悼を行う予定があると発表した。FAが公式ツイッターで明かした。 ▽フィオレンティーナに所属するイタリア代表DFダビデ・アストーリは、4日、ホテルの一室で遺体となって発見された。31歳だった。 ▽ウディネーゼ戦を控えて遠征していたアストーリは、試合日の朝にチームスタッフによって発見された。突発性の心不全とのことだった。 ▽イタリア代表としてもプレーしていたアストーリは、27日に予定されていたイングランド代表との親善試合にも招集される予定だったようだが、FAは公式ツイッターで哀悼の意を述べるとともに、試合前に追悼すると明かしている。 「FAのすべての人間が、ダビデ・ストーリの死のニュースに本当に悲しんでいます。彼の家族、彼を知る全ての人たちに哀悼の意を表します」 「今月末に、ウェンブリー・スタジアムにアッズーリを迎えることになりますが、ダビデを追悼する予定です」 2018.03.05 10:30 Mon5
フィオレンティーナとカリアリ、アストーリ着用の“背番号13”を永久欠番に
▽フィオレンティーナとカリアリは6日、4日に急逝したダビデ・アストーリが着けていた背番号「13」を永久欠番にすることを発表した。 ▽アストーリは4日、遠征先のホテルの一室で遺体となって発見された。31歳だった。キャピターノの突然の訃報にイタリア国内だけでなく世界中が悲しみに暮れる中、フィオレンティーナとカリアリが、所属時身に着けていた背番号「13」を永久欠番にすることを発表した。 ▽アストーリは2008年にミランからカリアリに移籍した。在籍8年間の中で、公式戦179試合に出場。フィオレンティーナでは、2015年にカリアリからのレンタル加入を経て、2016年に完全移籍を果たした。およそ3シーズンで出場したのは109試合。今季からはヴィオラのキャプテンとしてセリエA25試合に出場していた。 2018.03.06 18:55 Tueフィオレンティーナの人気記事ランキング
1
【2024-25セリエA前半戦ベストイレブン】アタランタとインテルから3選手を選出
2024-25シーズンのセリエAの折り返しとなる第19節が5日に終了しました。本稿では今季のセリエA前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKダビド・デ・ヘア(34歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:15(先発回数:15)/失点数:15/出場時間:1350分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1年のブランクを経て元スペイン代表GKがイタリアの地で真価を発揮。衰えを感じさせないセービング能力で幾度もビッグセーブを連発し、好調フィオレンティーナを最後尾で支えた。 DFアンドレア・カンビアーゾ(24歳/ユベントス) 出場試合数:17(先発回数:14)/得点数:2/出場時間:1240分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 決して派手さはないものの、ユベントスらしい実に気の利いた好選手。両サイドバックをこなせ、モッタ監督が求める偽サイドバックの動きもそつなくこなす。堅実なユベントスに相応しいここまでの活躍から選出。 DFアミル・ラフマニ(30歳/ナポリ) 出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:1/出場時間:1710分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> コンテ監督が掲げる堅守を体現する存在。一昨季、DFキム・ミンジェと共にナポリをスクデットに導いたセンターバックは、今季輝きを取り戻し抜群の安定感を誇った。フルタイム出場。 DFイサク・ヒエン(25歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:14)/得点数:0/出場時間:1080 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨冬にアタランタに加入して以降、3バックの中央で頼もしいディフェンスリーダーとなった。対人の強さ、統率力と申し分なく今やリーグ屈指のセンターバックの評価を獲得。来夏のインテル行きが噂されている。 DFフェデリコ・ディマルコ(27歳/インテル) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:3/出場時間:1267分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セリエA屈指の左サイドプレーヤーから世界でも指折りのクロッサーとなった。正確無比な鋭いキックでチャンスを創出。後方のバストーニと形成する左サイドは攻守に隙がない。 MFニコロ・バレッラ(27歳/インテル) 出場試合数:14(先発回数:14)/得点数:3/出場時間:1101分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ムヒタリアン、チャルハノールと共にセリエA最強の中盤を形成。右サイドに流れての正確なアーリークロスはバレッラのトレードマークとなった。ここまで3ゴール4アシストと攻撃にもよく絡んでいる。 MFエデルソン(25歳/アタランタ) 出場試合数:18(先発回数:17)/得点数:2/出場時間:1514 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アタランタのタイトなマンツーマンを実現させているダイナモ。広範囲をカバーできる正にボックス・トゥ・ボックスの体現者は、攻守に質の高いプレーでアタランタのクオリティを担保する存在。何をやらせてもハイレベルなエデルソン抜きに現在のアタランタは語れない。 MFタイアニ・ラインデルス(26歳/ミラン) 出場試合数:16(先発回数:15)/得点数:5/出場時間:1273分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チームとしてまとまりのないミランにおいて一貫してハイレベルなプレーを続けていたラインデルスを選出。今季加入のMFフォファナと良好な縦関係を築き、攻撃面でとりわけ大きなインパクトを残した。 FWマルクス・テュラム(27歳/インテル) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:12/出場時間:1367分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季セリエAに活躍の場を移して以降、飛躍を続けるフランス代表FW。厳しいと噂される父リリアンに見守られ、生まれ故郷イタリアでの進化が続く。ここまで12ゴール6アシスト。 FWモイゼ・ケアン(24歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:17(先発回数:16)/得点数:11/出場時間:1398分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユベントスで燻っていたストライカーがフィオレンティーナで花開いた。前半戦を終えて11ゴール。元ストライカーのパッラディーノ監督の下、フィオレンティーナで決定力が開花。古巣相手に恩返し弾も決めるなど、華々しい活躍が続いている。 FWアデモラ・ルックマン(27歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:13)/得点数:9/出場時間:1036分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> デ・ケテラエル、レテギと共に魅惑のアタッキングメロディーを奏でた。とりわけ個での打開が光るルックマンは局面をこじ開ける際のキーマンとなっており、欠かせないピースとなっている。 2025.01.09 18:01 Thu2
ナポリサポの13歳少年が白血病で他界、コンテ監督は試合後会見に出席できず
ナポリは4日、サポーターの13歳少年ダニエレ君が白血病により亡くなったことを発表した。そのため、ショックを受けたアントニオ・コンテ監督はフィオレンティーナ戦後の会見に出席しなかった。 2023年に白血病と診断されたダニエレ君は手術を受ける直前、今季開幕前のプレシーズン合宿でナポリの選手たちと面会。選手たちはその後、インスタグラムでダニエレ君の写真を添えて勇気付けるコメントを残すなど交流を深めていた。 電話で頻繁にやり取りもしていたコンテ監督はダニエレ君の死に動揺し、会見はアシスタントコーチのクリスティアン・ステッリーニ氏に任せることになった。 ステッリーニ氏は会見にて「勝利にはとても満足しているが、同時に今日、我々は大きな損失を被った。我々にとって身近な子供が病気で亡くなった。我々は彼に喜びのひと時を与えようとしたが、そのお返しにたくさんの力を彼から貰った。監督は記者会見に臨む準備が整わないとのことだった。我々は悲惨な病気と闘っている全ての家族に力強いメッセージを送りたい。そしてさよなら、ダニエレ」と故人を悼んだ。 2025.01.05 10:00 Sun3
ナポリで構想外の伊代表MFがフィオレンティーナ移籍! 買取OP付レンタルに
フィオレンティーナは11日、ナポリからイタリア代表MFマイケル・フォロルンショ(26)を買い取りオプション付きの今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「90」に決定している。 ローマで生まれたフォロルンショは、ラツィオの下部組織出身。2017年7月にフランカヴィッラへ移籍すると、2019年7月にナポリへと完全移籍で加入した。 ナポリ加入後はバーリやレッジーナ、ポルデノーネといった国内下部カテゴリーへの武者修行を繰り返しており、2023-24シーズンはヴェローナへレンタル移籍。自身初のセリエAとなったヴェローナでは、攻撃的MFを主戦場にセントラルMFや守備的MFでもプレーすると、セリエAで34試合に出場し5ゴール1アシストを記録。 また、2024年3月にイタリア代表に初招集されると、6月9日のボルニア・ヘルツェゴビナ戦でデビュー。今夏に行われたユーロ2024にもイタリア代表として参加し、グループステージ1試合に出場していた。 そういった活躍もあり、昨夏には2029年までの新契約にサイン。しかし、アントニオ・コンテ新監督の下では信頼を得られず。ここまでセリエA6試合に出場していたが、いずれも後半終盤の短いプレータイムとなっていた。 なお、ナポリはフォロルンショに代わる中盤のバックアッパーとして、ボーンマスのデンマーク代表MFフィリップ・ビリング(28)の獲得を決定的なモノにしている。 2025.01.11 22:05 Sat4
フィオレンティーナとの上位対決を快勝で制したナポリが首位浮上【セリエA】
セリエA第19節、フィオレンティーナvsナポリが4日に行われ、0-3でナポリが快勝した。 2024年最終戦の前節ユベントス戦を引き分けに持ち込んだ5位フィオレンティーナ(勝ち点32)は、前節恩返し弾を決めたケアンが先発となった。 一方、前節ヴェネツィアにウノゼロ勝利として首位アタランタに勝ち点で並んだ2位ナポリ(勝ち点41)はクワラツヘリア、ポリターノ、ボンジョルノの主力3選手が負傷欠場となった中、スピナッツォーラが左ウイングに入った。 序盤の主導権争いを経て15分、ナポリが先制しかける。ボックス左でルカクとのパス交換からオリベラがネットを揺らしたが、オフサイドに阻まれた。 さらに18分、スピナッツォーラがカットインシュートでGKデ・ヘアを強襲すると、攻勢を強めたナポリが29分に押し切る。ルカクのポストプレーを受けたネレスがドリブルで切れ込みボックス右へ。右足でニア天井を打ち抜いた。 失点したフィオレンティーナは35分、すかさず追いつきかけるが、ケアンがネットを揺らしたシュートはハンドを取られてノーゴールに。 ハーフタイムにかけてはフィオレンティーナが前がかったが、ナポリが1点のリードを保って前半を終えた。 迎えた後半もフィオレンティーナが押し込む流れが続くも、53分にナポリがPKを獲得。ザンボ・アンギサがボックス左でモレノからボールを奪い返すと、モレノにスライディングタックルで倒された。 このPKをルカクが決めてリードを広げたナポリは、フィオレンティーナの攻勢をGKメレトとラフマニの好守で凌ぐと、68分に決定的な3点目。アンギサの左クロスのルーズボールをマクトミネイが蹴り込んだ。 このまま3-0で快勝したナポリが新年初戦を制し、消化試合が少ないアタランタをかわして首位に浮上した。 フィオレンティーナ 0-3 ナポリ 【ナポリ】 ダビド・ネレス(前29) ロメル・ルカク(後9)【PK】 スコット・マクトミネイ(後23) 2025.01.05 05:35 Sun5