ケパがレアル・マドリー行きに“ノー”! ビルバオと契約延長へ

2018.01.22 01:26 Mon
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▽今冬のレアル・マドリー加入が有力視されているアスレティック・ビルバオのスペイン代表GKケパ・アリサバラガ(23)がクラブとの契約延長に応じるようだ。スペイン『アス』が伝えている。

▽コスタリカ代表GKケイロル・ナバスから守護神の変更を画策するマドリーは、2000万ユーロ(約27億円)に設定されている契約解除金を支払い、今冬にケパの獲得に動くとみられていた。

▽しかし、ジネディーヌ・ジダン監督が今冬のGK補強を見送ることを示唆するなど、一向に交渉が進まない状況に業を煮やしたケパは、今季終了までとなっている現行契約を延長する決断を下したようだ。
▽『アス』が伝えるところによれば、ケパは先日にビルバオとの契約延長にサインしたスペイン代表FWイニャキ・ウィリアムズ(23)と同様の長期契約にサインする模様。さらに、契約解除金は現在の2000万ユーロから大幅増額の8000万ユーロ(約108億円)に設定される見込みだ。

▽ケパの翻意によってマドリーは、チェルシーのベルギー代表GKティボー・クルトワ(25)やマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘア(27)への関心を強めていくことになるかもしれない。

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久保建英、お尻を振るパフォーマンスの理由は? 8試合5ゴールと好調維持のゴールも振り返る「ファーを狙っていたけど…」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、アスレティック・ビルバオ戦後にインタビューに応じ、自身のゴールやゴールパフォーマンスについて語った。 9月30日、ラ・リーガ第8節でソシエダはアスレティックをホームに迎えた。久保は前節のバレンシア戦を休んだがこの試合は先発フル出場。6位のソシエダと、4位のアスレティックによる今シーズン最初のバスク・ダービーとなった中、久保がまたしても結果を残した。 ソシエダは30分にロビン・ル・ノルマンのゴールで先制すると、1-0で迎えた後半早々に久保がゴール。48分、ソシエダは自陣からロングボールを送ると、これを拾ったブライス・メンデスが左サイドのスペースから中央へとグラウンダーのパス。ウマル・サディクへのパスだったが、これが流れると、フリーで走り込んだ久保が左足でダイレクトシュートを流し込んだ。試合は3-0でソシエダが勝利した。 試合後、『U-NEXT』のインタビューに応じた久保は勝利を喜び、ここまで8試合で5ゴールという自身の好調ぶりについても語った。 「嬉しいです。順位もひっくり返りましたし。残り2試合代表ウィークまでしっかり勝ち点を積み上げて、チャンピオンズリーグでも首位で終われたら良いなと思います。とりあえず今日のダービーは格別な勝利だと思います」 「結果が出ているのはすごく嬉しいですけど、今日のゴールはチームの崩しから押し込むだけでした。ああいうゴールがもっと増えることが、僕のサイドもそうですけど、チームがもっと強くなるのかなと思います」 ラ・リーガでは好調を維持し、今シーズンもチームを牽引している久保。この試合でのゴールについても振り返り、スペイン代表GKウナイ・シモンとの駆け引きに勝ったと語った。 「サディク選手が潰れてくれたら良いなと思って走り込んでいたら、潰れてくれたので、キタと思いました」 「ファーを狙おうと思ってっていたんですが、読まれているなと思ったので、途中でニアに切り替えて、上手くGKの逆を突けたかなと思います」 「(GKが)ファーを狙っているなと感じて、直前で狙って上手くいきました」 その久保は、ゴール後にチームメイトの元へといくとお尻を振る独特なパフォーマンスを見せていた。 パフォーマンスの理由については「今日決めたらアレをやれと言われていて、本当に決めたので約束通りやろうと思いました」とコメント。チームの雰囲気の良さも感じる中、「最初の3試合の引き分けは悔やまれますけど、チームとしてやっていることは今季も間違いないので、このまま上のチームを追いかけられたらと思います」と、手応えを感じていることも理由の1つと考えているようだ。 今季ゴールが量産できている理由については「余裕を持ってプレーできていることが一番かなと思います」と語る久保。「前半1本僕が入っていれば得点だったなというプレーがあって、試合中にも反省を生かして次のプレーに行かせているというのがあると思います」と、試合中にも自分の動きなどを変えていることが結果に繋がっているとした。 次はチャンピオンズリーグ(CL)の戦い。ザルツブルクとのアウェイゲームとなる。リーグ戦では4位以内を目指して来季もCLに出場することを目指す中、CLに向けて意気込みを語った。 「今年もリーグ戦で、ダービーの勝利は特別ですが勝ち点3でしかないので。終わったことですし。こういう勝ち点3を積み上げて、最後はCL圏内で終われれば良いかなと思っています」 「彼ら(ザルツブルク)は前回番狂わせみたいな感じで勝ったように見られていますが、そうではないかもしれないです。それは対峙するまでわからないので、しっかり気を抜かずに、アウェイなのでチャレンジャーの気持ちで戦って勝ち点3を持ち帰りたいと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】難しいシュートを簡単に魅せる久保建英の今季5点目!お尻振るゴールパフォーマンスも話題</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="61H6ijbQicI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.01 17:05 Sun
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ビルバオを避けたかったベニテス

スイスのニヨンで8日、チャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフの組み合わせ抽選会が行われた。ナポリのラファエル・ベニテス監督は、好ましい抽選結果ではなかったと感じているようだ。<br /><br />ナポリは抽選の結果、ビルバオと対戦することが決定。昨季CLグループステージでドルトムント、アーセナル、マルセイユと同組になってグループ敗退に終わった同クラブだが、今季も予選プレーオフから厳しい船出となっている。<br /><br />スペイン人指揮官であるベニテス監督は、ビルバオとの対戦をできれば避けたかったと漏らしている。指揮官のコメントを、『アス』が伝えた。<br /><br />「我々が対戦する可能性のあった5つのチームの中で、確実にアスレチックが最も難しい相手だった。彼らは良いサッカーをする。そして、(敵地の)サン・マメスでは5万人のファンが大きな支援となる」<br /><br />「美しい試合になるだろう。非常に緊張感の高い試合になる。だが、ナポリは自らの目標を達成できると確信している」<br /><br />ナポリはホームの1stレグを20日に、アウェイの2ndレグを27日に行う。<br>提供:goal.com 2014.08.09 01:04 Sat
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アスレティックがバルサとの激戦制して8強入り マルセリーノ「魔法がかった夜」

アスレティック・ビルバオの監督がマルセリーノ・ガルシア・トラル監督が歓喜した。 コパ・デル・レイ4回戦でバルセロナと対戦したアスレティックは開始2分にFWイケル・ムニアインのゴールで幸先よく先制したが、20分にFWフェラン・トーレスがバルセロナ移籍後初ゴール。86分に勝ち越してから後半アディショナルタイムにまたしても追いつかれたが、延長前半にムニアインがネットを揺らして、ベスト8に駒を進めた。 アスレティックの公式サイトによると、バルセロナとの120分にわたる激戦を制して、8強入りのマルセリーノ監督も試合後、喜びの感情を露わにした。 「サン・マメスでコパに臨む夜はいつだって特別だが、今夜は魔法がかったものだった」 「生きている限り、忘れることなどないだろうね。我々は素晴らしい相手に対して、試合のほとんどで優れていた」 MFペドリの後半アディショナルタイム弾にも下を向かず、諦めない姿勢が結実したマルセリーノ監督はまた、妥当な結果だとも主張している。 「開始早々にゴールを奪ってから追いつかれたが、自分たちに疑いなどなかった。ハーフタイムをリードして迎えるべきだったとも思う」 「そこから再びリードして、勝利まであと一歩のところで延長戦に持ち込まれたが、我々は立ち直った」 「ポゼッションを除くすべてのスタッツをみれば、我々の方が優れ、勝利に値したのを物語っている」 2022.01.21 15:20 Fri
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“純血主義”アスレティックがラポルテ再獲得へ? 補強可能な選手が限られるなかでイニゴ・マルティネスの後釜を…

アスレティック・ビルバオがスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ(29)の再獲得に力を入れているようだ。スペイン『Relevo』が伝えている。 スペイン北東部のバスク自治州に本拠地があり、所属選手を下部組織からファーストチームに至るまで地元出身もしくはバスクにルーツを持つ者に限った“バスク純血主義”を掲げるアスレティック。クラブへの忠誠を誓い、ビッグクラブ移籍に興味を持たない選手も非常に多いのが特徴的だ。 それゆえ、移籍市場での動きはいつもおとなしめ。退団を望む選手があまりいない一方、クラブの伝統に従えば補強できる選手の母数そのものが少なく、手元にいる戦力を大事にしている格好だ。 しかし、今夏は少し事情が異なる。2018年1月に宿敵であるレアル・ソシエダから獲得して以降、最終ラインの要、ひいてはチームの最重要選手の1人として君臨してきたスペイン代表DFイニゴ・マルティネス(32)が契約満了に伴い、バルセロナへと移籍。後釜の確保が必要となっている状況だ。 そんななかで挙がるのがかつてイニゴ・マルティネスの加入と入れ替わるようにマンチェスター・シティへと売却したラポルテ。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で出場機会が少ないことへの不満を公言しており、2023-24シーズン後に開催されるユーロ2024を見据え、今夏の退団を切望しているとされている。 ラポルテにはユベントスも関心を寄せていると報じられ、もちろんシティとの交渉が容易ではないことも想像に難くない。それでも、アスレティックはクラブの伝統に従い、ラポルテの「感情的な部分」を突くことで帰還を実現させたい考えだという。 イニゴ・マルティネスの後釜候補と位置付けられるラポルテ。奇しくも、自身のアスレティック退団とイニゴ・マルティネスのアスレティック加入はどちらも2018年1月30日で、かつてはラポルテの後釜がイニゴ・マルティネスだった。 5年半の時を経て、アスレティックのラポルテ帰還作戦は身を結ぶだろうか。 2023.07.18 21:12 Tue

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