3兆円級“バイオケミカル”フラミニ、柴崎岳と競演か

2017.12.30 17:36 Sat
Getty Images
▽現在無所属となっている元フランス代表MFマテュー・フラミニ(33)がヘタフェに加入する可能性が出ているようだ。スペイン『アス』などが報じている。

▽これまでマルセイユやアーセナル、ミランなどで活躍してきたフラミニ。2016年にはアーセナルからクリスタル・パレスに移籍したが、途中出場がメインの中でリーグ戦の出場は10試合にとどまった。

▽昨季終了後は未所属となっていたが、現在ヘタフェでトライアルを受けているとのことだ。経験豊富な守備的MFを探すクラブに合致する選手ではあるが、半年間プレーしていないことが懸念される。
▽また、フラミニは2015年に、石油燃料に代わるものとして期待されるバイオ燃料となる有機化合物レブリン酸の大量生産を可能とする最初の会社となった「GF Biochemicals」の共同設立者であることを告白。以前に「潜在的に200億ポンド(現在のレートで約3兆円)の価値がある市場だ」と語り、衝撃を与えていた。

▽なお、ヘタフェには日本代表MF柴崎岳も在籍している。ビジネスマンとしての成功だけでなく、まだまだフットボーラーとして輝こうとしているフラミニと柴崎の競演が実現すれば、観る側の楽しみも増すことだろう。

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