衝撃の訴え…激闘となった広州恒大vs上海上港の試合前に謎の事故多発で上海上港のバス到着が遅れる

2017.09.14 12:48 Thu
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▽激闘の末、広州恒大とのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝を勝ち抜き、ベスト4に進出した上海上港。しかし、試合の前に驚くべき戦いが既に始まっていたようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。

▽中国スーパーリーグで戦う両者が激突したACL準々決勝。上海上港は、ホームで行われた1stレグで4-0と勝利し、2ndレグに臨んだ。

▽しかし、広州恒大のホームで行われた2ndレグでは、広州恒大が意地を見せて4ゴールを奪い延長戦に突入。上海上港はフッキのゴールで勝ち越すも、リカルド・グラルのゴールで追いつかれPK戦へ。4-5でなんとか勝利し、ベスト4に進出した。
▽思わぬ激闘となった一戦だったが、アンドレ・ビラス=ボアス監督が広州恒大からの妨害行為に遭っていたと発言。謎の事故が多発したことで、チームバスのスタジアム到着が遅れたことを明かした。

「我々はこの試合にバスでやって来た。似たような2台の車が、我々の前で3回事故に遭遇した。これは問題だ」
「これは、上海上港にとって、これまでで最大の成果だ。なぜなら、1つのクラブがAFCを支配しているように思えるし、このクラブはすべてを実行することができるからだ」

「彼らはホテルを封鎖し、我々の前で事故を起こさせることができる…それは恥ずべきことだよ」

▽この発言に対し、広州恒大は特にメッセージを出しては居ない。1stレグでは、広州恒大のルイス・フェリペ・スコラーリ監督が、ロッカールームのエアコンが故障しており、サウナのようだったとコメントしていたが、今回の件は仕返し(?)ということなのだろうか。

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元ブラジル代表FWタリスカ、中国からサウジへ! アル・ナスルと3年契約

アル・ナスルは17日、広州FCから元ブラジル代表FWアンデルソン・タリスカ(27)の獲得を発表した。 タリスカは長身190cmの大柄ながら卓越したテクニックを誇るレフティー。ブラジル代表にも上り詰めた実績者で、ベンフィカやベシクタシュでのプレーを経て、2018年6月から中国スーパーリーグの広州恒大(現・広州FC)に活躍の場を移した。 欧州ビッグクラブへのステップアップも取り沙汰されながら、広州FC行きを選択したタリスカはその中国で公式戦通算65試合の出場で39得点13アシストをマーク。2019年の中国スーパーリーグ優勝にも貢献した。 かつてブラジル代表監督も務めたマノ・メネゼス監督のアル・ナスルはツイッターで「ブラジルのスターであるアンデルソン・タリスカと正式に契約した。契約期間は3年。我々のスターたちとともに彼の幸運を祈る」と加入を歓迎している。 なお、ブラジル『Globo』によると、タリスカは新型コロナウイルスの感染拡大による渡航制限で4月の中国スーパーリーグ開幕に間に合わず、今季の出場なし。2022年末まで契約があったが、サウジアラビアに活躍の場を移すことになったという。 2021.05.18 19:20 Tue

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