アドゥリス&ムニアインが2ゴールを挙げるなど大量5発を奪ったビルバオが快勝!《リーガエスパニョーラ》

▽ビルバオは14日、リーガエスパニョーラ第32節でラス・パルマスと対戦し、5-1で勝利した。

▽前節ビジャレアルとの上位対決に敗れ、8位へ後退したビルバオ(勝ち点50)は、ビジャレアル戦からスタメンを2人変更。ベニャトとラクエに代えてムニアインとイトゥラスペをスタメンで起用した。

▽前節3試合ぶりの勝利を収めた13位のラス・パルマス(勝ち点38)に対し、ビルバオは最前線にアドゥリスを配置した[4-2-3-1]の布陣を採用。2列目は右からイニャキ・ウィリアムズ、ラウール・ガルシア、ムニアインと並べた。
▽試合は開始早々にスコアが動く。8分、イトゥラスペの右CKをゴール前に走り込んだサン・ホセが頭で流し込み、ビルバオが先制に成功した。さらに10分にも、ボックス手前で獲得したFKをムニアインが直接ゴール右隅に突き刺した。

▽序盤で2点のリードを手にしたビルバオだったが、ラス・パルマスの反撃に遭う。12分、右CKをニアに走り込んだビガスに頭で合わせられると、左ポスト内側を叩いたボールはそのままゴールに吸い込まれた。▽1点を返されたビルバオだったが、カウンターから決定機を迎える。18分、自陣からのスルーパスで右サイドを抜け出したイニャキ・ウィリアムズがクロスを供給。ボックス中央に走り込んだアドゥリスが飛び出したGKリソアインと交錯するも、こぼれ球に素早く反応し、無人のゴールへボールを流し込んだ。

▽ビルバオは35分にも、イニャキ・ウィリアムズの右クロスの流れ球をボックス左で受けたムニアインがカットインからシュート。しかし、これはゴール右に逸れた。

▽後半に入っても、試合ペースはビルバオが握る。58分、右クロスをゴール左に走り込んだラウール・ガルシアがダイレクトで折り返すと、ミカエル・マセードのクリアボールに反応したムニアインがペナルティアーク左付近からボレーシュート。これがゴール左隅に吸い込まれた。

▽さらにビルバオは60分、ハイプレスから相手陣内でボールを奪ったサン・ホセがドリブルでボックス内に侵攻。相手GKを引き付けラストパスを送ると、最後はアドゥリスが無人のゴールに流し込んだ。

▽結局、その後も危なげない試合運びを見せたビルバオがラス・パルマスの攻撃をシャットアウト。アドゥリスとムニアインが2ゴールずつを奪うなど、5ゴールを奪って快勝したビルバオが、前節からの見事なバウンスバックを見せた。