ローマ・ダービーに先勝のラツィオが決勝進出に王手!《コッパ・イタリア》
2017.03.02 07:14 Thu
▽コッパ・イタリア準決勝1stレグ、ラツィオvsローマの“デルビー・デッラ・カピターレ”が1日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホーム扱いのラツィオが2-0で先勝した。
▽準々決勝でそれぞれインテル、チェゼーナを退けたラツィオ、ローマによる注目のダービー。直近の公式戦4勝1分けと好調を継続するセリエA5位のラツィオは、直近のウディネーゼ戦から先発6人を変更。2トップにインモービレ、フェリペ・アンデルソンが並ぶ[3-5-2]の布陣を採用した。
▽一方、直近の試合でインテルを破り、リーグ戦4連勝中の2位ローマは、そのインテル戦から先発3人を変更。GKシュチェスニーに代えてカップ戦GKアリソン、デ・ロッシ、フアン・ジェズスに代えてレアンドロ・パレデス、エメルソン・パルミエリを起用した。
▽立ち上がりからダービーらしい拮抗した展開が続く中、中盤の構成力で勝るローマが、よりゲームをコントロールしていく。前線でゼコが起点を作り、素早い攻守の切り替えからサラーが自慢の快足を生かすなど、リズム良く攻めるローマだが、なかなか良い形でフィニッシュまで持ち込めない。
▽一方、押し込まれながらも粘り強い守備からカウンターを狙うラツィオは、21分にミリンコビッチ=サビッチが鋭い右足のミドルシュートでローマゴールを襲うが、ここはGKアリソンの横っ飛びセーブに阻まれた。それでも、30分にはボックス左で縦に仕掛けたフェリペ・アンデルソンがゴールライン際で折り返したボールを、ゴール前に飛び込んだミリンコビッチ=サビッチが押し込み、先制に成功した。
▽迎えた後半も前半同様に拮抗した展開が続くが、狙いどころを定めたボール奪取から効果的にカウンターを仕掛けるラツィオペースが続く。60分にはボックス右で仕掛けたパローロがサイドネット直撃のシュートを放てば、68分にはうまく最終ライン裏に抜け出したインモービレがネットを揺らすが、ここは惜しくもオフサイドの判定となった。
▽流れを変えたいローマは、64分にパレデスを下げてペロッティ、69分にはサラーを下げてエル・シャーラウィを投入。ここから攻勢を増していくが、なかなかシュートを枠に飛ばせない。
▽すると78分、カウンターから途中出場のケイタがDFマノラスを振り切ってボックス右から折り返したボールを、ファーサイドでフリーのインモービレが流し込み、貴重な追加点を奪った。
▽一方、2ndレグに向けてアウェイゴールがほしいローマは、失点直後の81分にゴール前の混戦からエメルソンのシュートに反応したナインゴランがワンタッチでコースを変えるが、これはGKストラコシャの好守に阻まれる。その後、最後の交代カードとして切り札トッティを投入したローマだったが、終盤のパワープレーもラツィオ守備陣に跳ね返されて試合はタイムアップ。白熱のダービーを制したラツィオが、コッパ決勝進出に向けて大きなアドバンテージを手にした。
▽準々決勝でそれぞれインテル、チェゼーナを退けたラツィオ、ローマによる注目のダービー。直近の公式戦4勝1分けと好調を継続するセリエA5位のラツィオは、直近のウディネーゼ戦から先発6人を変更。2トップにインモービレ、フェリペ・アンデルソンが並ぶ[3-5-2]の布陣を採用した。
▽一方、直近の試合でインテルを破り、リーグ戦4連勝中の2位ローマは、そのインテル戦から先発3人を変更。GKシュチェスニーに代えてカップ戦GKアリソン、デ・ロッシ、フアン・ジェズスに代えてレアンドロ・パレデス、エメルソン・パルミエリを起用した。
▽一方、押し込まれながらも粘り強い守備からカウンターを狙うラツィオは、21分にミリンコビッチ=サビッチが鋭い右足のミドルシュートでローマゴールを襲うが、ここはGKアリソンの横っ飛びセーブに阻まれた。それでも、30分にはボックス左で縦に仕掛けたフェリペ・アンデルソンがゴールライン際で折り返したボールを、ゴール前に飛び込んだミリンコビッチ=サビッチが押し込み、先制に成功した。
▽前半のうちに追いつきたいローマは、37分にゴール前でフリーになったゼコに決定機もヘディングシュートを枠に飛ばせず、前半はラツィオの1点リードで終了した。
▽迎えた後半も前半同様に拮抗した展開が続くが、狙いどころを定めたボール奪取から効果的にカウンターを仕掛けるラツィオペースが続く。60分にはボックス右で仕掛けたパローロがサイドネット直撃のシュートを放てば、68分にはうまく最終ライン裏に抜け出したインモービレがネットを揺らすが、ここは惜しくもオフサイドの判定となった。
▽流れを変えたいローマは、64分にパレデスを下げてペロッティ、69分にはサラーを下げてエル・シャーラウィを投入。ここから攻勢を増していくが、なかなかシュートを枠に飛ばせない。
▽すると78分、カウンターから途中出場のケイタがDFマノラスを振り切ってボックス右から折り返したボールを、ファーサイドでフリーのインモービレが流し込み、貴重な追加点を奪った。
▽一方、2ndレグに向けてアウェイゴールがほしいローマは、失点直後の81分にゴール前の混戦からエメルソンのシュートに反応したナインゴランがワンタッチでコースを変えるが、これはGKストラコシャの好守に阻まれる。その後、最後の交代カードとして切り札トッティを投入したローマだったが、終盤のパワープレーもラツィオ守備陣に跳ね返されて試合はタイムアップ。白熱のダービーを制したラツィオが、コッパ決勝進出に向けて大きなアドバンテージを手にした。
ラツィオの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
ラツィオの人気記事ランキング
1
「喜びすぎ」「はしゃいでる」股抜き成功に鎌田大地が大喜び!少年のようなはしゃぎっぷりに「ゴール決めた時より喜んでる」「一番可愛い」
4日、ドイツのヴォルフスブルクで日本代表のド合宿がスタートした。 欧州遠征でドイツ代表とトルコ代表と戦う日本。初日から国内組の選手を含む全26名の選手が合流した。 貴重な欧州勢との戦いを迎える中、日本サッカー協会(JFA)は公式YouTubeチャンネルで日本代表の裏側を伝える「Team Cam」を更新。初日のトレーニングの様子を公開した。 全員でのウォーミングアップの後、ボールを使った練習を行った選手たち。リラックスした雰囲気の中でロンドも行うと、徐々に白熱。特にMF鎌田大地(ラツィオ)は鬼役のDF伊藤洋輝(シュツットガルト)の股を抜くパスに成功すると、大きな声で高笑いしていた。 さらに、その後にはMF堂安律(フライブルク)も鬼役になったMF三笘薫(ブライトン & ホーヴ・アルビオン)の股抜きに成功。すると鎌田も堂安と同じかそれ以上に大喜びし、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら雄たけびを上げていた。 そんな鎌田の姿にはファンも「この動画で一番の見どころ」、「股抜きで喜びすぎる鎌田大地」、「1番可愛いわ」、「鎌田ゴール決めた時より喜んでるw」と反応。試合中はクールな印象の鎌田のはしゃぐ姿が反響を呼んでいた。 <span class="paragraph-title">【動画】鎌田大地の少年のようなはしゃぎっぷり</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="aELvSQ2FqVE";var video_start = 555;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.09.07 11:55 Thu2
ボデ/グリムトが優勝候補を圧倒で先勝! 惨敗ラツィオはGKマンダスの活躍で2ndレグに望み繋ぐ【EL】
ヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝1stレグ、ボデ/グリムトvsラツィオが10日にアスプミラ・スタディオンで行われ、ホームのボデ/グリムトが2-0で先勝した。 リーグフェーズ首位で優勝候補の一角に挙がるラツィオは、前ラウンドでビクトリア・プルゼニを2戦合計3-2で下した。そして、ベスト4進出を懸けた一戦では昨季カンファレンスリーグ王者オリンピアコスを撃破したノルウェーの強豪ボデ/グリムトと激突した。 今週末に宿敵ローマとのデルビー・デッラ・カピターレを控えるものの、ゲンドゥージやロマニョーリ、ザッカーニといった主力を起用した。 開始1分でゲンドゥージがファーストシュートを放ったが、以降はボール保持、球際の勝負を含めてホームチームが優位に進めていく。 開始6分にボックス左のハウゲが枠の右隅を狙ったシュートでGKマンダスの好守を強いると、以降もベルグ、ハウゲが積極的に足を振っていく。 以降はラツィオが膠着状態に持ち込むことに成功したが、なかなか攻撃には出ていけない。それでも、37分にはセットプレーからマルシッチが決定的なヘディングシュートを放ったが、これはGKハイキンのビッグセーブに阻まれた。 その後、前半のうちに取り切りたいボデ/グリムトは45分、厚みのある仕掛けから右サイドを完全に崩すと、最後はボックス中央のベルグが右足シュートを狙ったが、これは枠を捉え切れず。 ホームチーム優勢も0-0のイーブンで折り返した試合。防戦一方だったラツィオはディアとヒサイを下げてデレ=バシル、ラッツァーリをハーフタイム明けに投入したが、ボデ/グリムトが電光石火の先制点を奪う。 47分、相手陣内左サイドでボールを持ったハウゲがボックス中央へ差し込むと、ブロンベルグのショートパスをゴール前で受けたサルトネスがうまくDFをブロックしながら右足シュートを流し込んだ。 この先制点で完全に勢いづくホームチームは畳みかける。ラツィオを完全に押し込んでボックス付近で再三足を振っていくと、サルトネスらが幾度も決定的なシュートを放っていくが、枠を捉え切れない。 一方、青色吐息のアウェイチームは64分、ペドロを下げて負傷明けのカステジャノスを投入。全体の配置も入れ替えながら何とか流れを変えようとしたが、ベシーノのミドルシュートが枠を外れるなど難しい展開が続く。 展開を考えれば追加点がほしいホームチームは69分、再三攻撃の起点を担っていた左サイドのハウゲがボックス手前から浮き球スルーパスを供給。ボックス内に抜け出したサルトネスがGKに寄せられる寸前で見事なチップキックシュート。DFロマニョーリが懸命にかき出そうとしたが、すでにボールはゴールインしていた。 2点差となったことで、ホームチームの戦い方がゲームコントロールに傾いたなか、80分付近に両チームのベンチが動く。84分には攻勢のボデ/グリムトに再びの決定機が訪れるが、ゴール前に抜け出したサルトネスのGKとの一対一はマンダスに軍配。ハットトリック達成とはならなかった。 その後、後半アディショナルタイムにもベルグのFKからビョルトゥフトが3点目に迫ったが、ここはGKマンダスのビッグセーブに阻まれて試合は2-0のままタイムアップ。ホームで完勝のボデ/グリムトが先勝に成功。敗れたラツィオもGKマンダスの再三の好守で何とかホーム開催の2ndレグへ望みを繋いだ。 ボデ/グリムト 2-0 ラツィオ 【ボデ/グリムト】 ウルリク・サルトネス(後2、後24) 2025.04.11 03:40 Fri3
「練習中でもタバコ吸ってんのか」サッカー界きっての“愛煙家”サッリ監督の指導姿が反響!1日60本吸うことで話題
ラツィオを指揮するマウリツィオ・サッリ監督の指導姿が話題だ。 2021-22シーズンからラツィオを率いているサッリ監督。今シーズンはセリエAで3位につけ、ヨーロッパリーグ(EL)はグループステージで敗退したもののヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の舞台で戦っている。 7日にはECLのラウンド16・1stレグでDF菅原由勢が所属するAZと対戦したラツィオだが、試合前の練習時のサッリ監督を捉えた姿を『ESPN』が伝え、注目を集めている。 グラウンドで選手たちを見守るサッリ監督だが、その手には火のついたタバコが。サッリ監督は度々タバコをくゆらせていた。日常的な光景なのか、選手や周りのスタッフたちも特にそれに触れることなく練習は継続していた。 フットボール界屈指の戦術家としてだけでなく、愛煙家としても有名なサッリ監督。1日60本以上のタバコを吸うことでも話題になったことがあり、過去には試合中にピッチサイドで喫煙する姿がたびたび…。チェルシー時代は試合中の喫煙が禁じられたことで、紙タバコを口に含みながら指揮を執っていた。 イメージ通りの光景ではあるが、改めて目の当たりにしたファンからは「サッリ、練習中でも煙草吸ってんのかいw」、「サッリのおっさん当たり前のように練習中にタバコ吸ってんの草」、「何吸ってるんだろう」と驚きの声が上がっていた。 <span class="paragraph-title">【動画】通常運転?練習中に選手の目の前でタバコを吸うサッリ監督</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Maurizio Sarri casually smoking a cigarette in Lazio training ahead of their Europa Conference League clash against AZ Alkmaar.<br><br>Classic Sarri <br><br>(via <a href="https://twitter.com/ESPNnl?ref_src=twsrc%5Etfw">@ESPNnl</a>) <a href="https://t.co/JGfX3trjNp">pic.twitter.com/JGfX3trjNp</a></p>— ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1633118181735661568?ref_src=twsrc%5Etfw">March 7, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.03.08 19:45 Wed4
ラツィオ伝統の鷹匠がとんでも行為で即時解雇…手術を受けた自身の男性器をSNS投稿
ラツィオは13日、長年クラブに仕えた鷹匠のフアン・ベルナベ氏を解雇した。その理由がとんでもないと話題になっている。 ベルナベ氏は、2010-11シーズンからラツィオの鷹匠として働いていた。クラブのマスコットとしてエンブレムに入っている本物の鷲を扱っており、鷹匠を雇っていた。 今の鷲はオリンピアと名付けられており、ベルナベ氏とのコンビでホームゲームを彩っていた。しかし、ベルナべ氏の軽率な行動が解雇に発展した。 ラツィオは「写真とビデオの映像を見てショックを受けた」と声明。「クラブは鷲を失ったことで、ファンが次のホームゲームで苦しむことを共通の痛みとして認識している」としながらも、「我々の歴史的シンボルである鷲がそのような結び付けることは不可能だ」と、関係を続けるわけにはいかなかったとし、「即時解雇した」と発表した。 ベルナべ氏は、EDの治療法としても知られる男性器のインプラント手術を受けており、手術後に自身の男性器の画像や動画をSNSで共有していた。 ベルナべ氏は自身の行動についてイタリア『ラジオ24』に対してコメント。こうした動きを関心を高めようとしただけだとし、自分の投稿を擁護。「裸は普通のことだ。私は偏見のないヌーディストの過程で育った」と主張したという。 過去にも問題行動を起こしていたベルナべ氏。2021年にはインテルとの試合後にファシスト式敬礼をおこなったため、出場停止処分をクラブから受けていた。 一時は解雇されていたが、その後に復帰。しかし、別の問題で再びクラブから離れることになってしまった。 <span class="paragraph-title">【動画】ラツィオの象徴でもあった鷲のオリンピアと鷹匠のベルナべ氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="it" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/SSLazio?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#SSLazio</a> <a href="https://t.co/oGGuHG9Yz1">pic.twitter.com/oGGuHG9Yz1</a></p>— Laziochannel.it (@LazioChannel) <a href="https://twitter.com/LazioChannel/status/1877127511630401942?ref_src=twsrc%5Etfw">January 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.14 23:45 Tue5