主将S・ラモス2発のマドリーが苦しみながらも公式戦の連敗ストップ《リーガエスパニョーラ》
2017.01.22 02:27 Sun
▽リーガエスパニョーラ第19節、レアル・マドリーvsマラガが21日にサンチャゴ・ベルナベウで行われ、マドリーが2-1で勝利した。
▽前節、2位セビージャとの頂上決戦に敗れ、公式戦40戦無敗がストップすると共に今季初黒星を喫したマドリーは、ミッドウィークのコパでもホームでセルタ相手に苦杯を舐め、ジダン体制で初の連敗を喫した。無敗ストップの影響を引きずるチームは、再びホームで行われる今節で公式戦4連敗の13位マラガを相手に連敗ストップを目指した。ジダン監督は直近のセルタ戦から先発3人を変更。GKにケイロル・ナバスが戻り、ダニーロとアセンンシオに代わってナチョ、ベンゼマが先発に復帰した。
▽引いたアウェイチームに対して、マドリーが一方的に押し込む展開が予想されたものの、序盤からカウンターの打ち合うオープンな展開が続く。12分にはクロースのスルーパスに抜け出したクリスティアーノ・ロナウドがGKカメニと一対一を迎えるが、ここは名手カメニの好守に阻まれる。直後の16分にはボックス手前でマラガのチョリ・カストロが鋭い右足のシュートを放つが、ここは右ポストに阻まれた。
▽その後も相手の鋭いカウンターに晒されてチョリ・カストロ、フォルナルスに際どいシュートを許すなど、苦戦が続くマドリーは、25分にアクシデントが発生。守備の局面で左足を痛めたマルセロがプレー続行不可能となり、イスコとの交代でピッチを後に。この交代でルーカス・バスケスが右サイドバックに下がり、ナチョが左サイドバックにスライド。トップ下にイスコが入る[4-3-1-2]の布陣に変更した。
▽公式戦連敗の中でカルバハルに続きマルセロまで離脱を強いられたマドリーに嫌な空気が流れるが、頼れるカピタンがこの窮地を救う。35分、右CKの場面でクロースがアウトスウィングで入れたクロスをセルヒオ・ラモスが高い打点のヘディングで合わせ、マラガゴールをこじ開けた。
▽セルヒオ・ラモスの2ゴールで余裕を持って後半に臨んだマドリーは、危なげなく試合をコントロールしていく。だが、C・ロナウドがなかなか良い形でフィニッシュに絡めない場面が目立つなど、攻撃が機能しない。
▽すると63分、左サイドを突破したフアン・カルロスに強烈なシュートを浴びると、これはGKケイロル・ナバスがセーブするが、こぼれ球をボックス内で拾ったファンピに蹴り込まれて、1点を返される。さらに直後にもチョリ・カストロに際どいシュートを許すが、ここはケイロル・ナバスの好守で何とか凌いだ。
▽再び点差を広げたいマドリーは74分に久々の決定機。相手GKカメニがバックパスの処理を誤り、ゴールライン手前で何とかかき出したボールをC・ロナウドが拾うも、シュートはカメニに阻まれる。直後の75分にはボックス右でボールを受けたC・ロナウドが右足を振り抜くが、今度は左ポストにシュートを当ててしまう。
▽その後、モドリッチとベンゼマを下げてコバチッチ、モラタを投入して逃げ切りを図るマドリーは、81分に再び絶好の追加点のチャンスを迎えるが、この試合フィニッシュの精度を欠いたC・ロナウドが再びGKカメニの好守に阻まれる。それでも、前半のリードを何とか守り切ったマドリーが、苦しみながらも公式戦の連敗をストップし、リーガ首位キープに成功した。
▽前節、2位セビージャとの頂上決戦に敗れ、公式戦40戦無敗がストップすると共に今季初黒星を喫したマドリーは、ミッドウィークのコパでもホームでセルタ相手に苦杯を舐め、ジダン体制で初の連敗を喫した。無敗ストップの影響を引きずるチームは、再びホームで行われる今節で公式戦4連敗の13位マラガを相手に連敗ストップを目指した。ジダン監督は直近のセルタ戦から先発3人を変更。GKにケイロル・ナバスが戻り、ダニーロとアセンンシオに代わってナチョ、ベンゼマが先発に復帰した。
▽引いたアウェイチームに対して、マドリーが一方的に押し込む展開が予想されたものの、序盤からカウンターの打ち合うオープンな展開が続く。12分にはクロースのスルーパスに抜け出したクリスティアーノ・ロナウドがGKカメニと一対一を迎えるが、ここは名手カメニの好守に阻まれる。直後の16分にはボックス手前でマラガのチョリ・カストロが鋭い右足のシュートを放つが、ここは右ポストに阻まれた。
▽公式戦連敗の中でカルバハルに続きマルセロまで離脱を強いられたマドリーに嫌な空気が流れるが、頼れるカピタンがこの窮地を救う。35分、右CKの場面でクロースがアウトスウィングで入れたクロスをセルヒオ・ラモスが高い打点のヘディングで合わせ、マラガゴールをこじ開けた。
▽このゴールでようやく重圧から解き放たれたマドリーは、43分にもクロースとセルヒオ・ラモスのホットラインから追加点を奪取。相手陣内左サイドで得たFKの場面でクロースがインスウィングのクロスを入れると、タイミング良くゴール前に飛び出したセルヒオ・ラモスが右足で流し込んだ。
▽セルヒオ・ラモスの2ゴールで余裕を持って後半に臨んだマドリーは、危なげなく試合をコントロールしていく。だが、C・ロナウドがなかなか良い形でフィニッシュに絡めない場面が目立つなど、攻撃が機能しない。
▽すると63分、左サイドを突破したフアン・カルロスに強烈なシュートを浴びると、これはGKケイロル・ナバスがセーブするが、こぼれ球をボックス内で拾ったファンピに蹴り込まれて、1点を返される。さらに直後にもチョリ・カストロに際どいシュートを許すが、ここはケイロル・ナバスの好守で何とか凌いだ。
▽再び点差を広げたいマドリーは74分に久々の決定機。相手GKカメニがバックパスの処理を誤り、ゴールライン手前で何とかかき出したボールをC・ロナウドが拾うも、シュートはカメニに阻まれる。直後の75分にはボックス右でボールを受けたC・ロナウドが右足を振り抜くが、今度は左ポストにシュートを当ててしまう。
▽その後、モドリッチとベンゼマを下げてコバチッチ、モラタを投入して逃げ切りを図るマドリーは、81分に再び絶好の追加点のチャンスを迎えるが、この試合フィニッシュの精度を欠いたC・ロナウドが再びGKカメニの好守に阻まれる。それでも、前半のリードを何とか守り切ったマドリーが、苦しみながらも公式戦の連敗をストップし、リーガ首位キープに成功した。
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