▽4日にコパ・デル・レイ5回戦1stレグのレアル・マドリーvsセビージャがサンティアゴ・ベルナベウで行われ、3-0でレアル・マドリーが勝利した。セビージャの清武はベンチ入りも出場機会はなかった。
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▽昨年末に鹿島アントラーズを下してクラブ・ワールドカップを制したレアル・マドリーは、ハメス・ロドリゲス、モラタ、アセンシオを前線に配置した[4-3-3] を採用。中盤はインサイドハーフにモドリッチとクロースが入り、アンカーにカゼミロが起用された。C・ロナウドやベイル、セルヒオ・ラモス、ペペらは招集外となっている。
▽対するセビージャは、ナスリやビトロ、エンゾンジら主力が順当にスタメンに名を連ねた。今冬での移籍の噂が報じられている清武はベンチスタートとなった。
▽試合は開始早々にマドリーが決定機を作り出す。2分、ボックス右手前でパスを受けたモドリッチのクロスをゴール前のモラタが合わせたが、これはわずかにゴール右に逸れた。
▽ポゼッションでセビージャを上回るマドリーは11分、カゼミロが相手陣内でハイプレスをかけると、エンゾンジがボールロスト。このこぼれ球をバイタルエリア中央でハメス・ロドリゲスが拾うと、ペナルティアーク左まで切り込みシュートをゴール左隅に流し込んだ。先制したマドリーは、15分にも右サイドをオーバーラップしたカルバハルのクロスをモドリッチがジャンピングボレーで合わせたが、これはわずかにゴール左に逸れた。
▽ここからは攻守の入れ替わりの激しい展開となるも、互いにゴール前で自由にさせずシュートに持ち込めない状況が続く｡そんな中29分、マドリーはクロースの左CKをヴァランがヘディングシュートで合わせる。これがゴール右隅に吸い込まれて追加点を奪った。
▽反撃に出るセビージャは34分、スルーパスに抜け出したコレアがゴール正面からシュート。GKカシージャの弾いたボールをイボーラがプッシュするも、シュートは枠を外した。さらに41分にも、ナスリのフィードボールで裏に抜け出したビトロがGKとの一対一を迎えたが、シュートは飛び出したGKカシージャのブロックに防がれた。
▽ピンチを凌いだマドリーは44分、アセンシオの右クロスをボックス内で合わせようとしたモドリッチがマリアーノに倒されPKを獲得。このPKをハメス・ロドリゲスがゴール左に決め、マドリーが3点のリードで前半を終えた。
▽迎えた後半、セビージャはガンソを下げてサラビアを投入。しかし、後半最初の決定機を生んだのはマドリー。49分、左サイドを突破したマルセロのクロスを中央フリーのモラタが合わせたが、うまくミートできず。
▽拮抗した展開が続く中、マドリーは67分、アセンシオを下げてイスコを投入。さらに79分、ハメス・ロドリゲスに代えてダニーロを、83分にはモラタを下げてマリアーノをピッチに送り出した。すると直後の84分、左サイド深くまで切り込んだイスコの折り返しをニアに走り込んだマリアーノが合わせたが、これはGKセルヒオ・リコの正面を突く。
▽結局、試合はそのまま3-0で終了。ホームで完勝したマドリーが、準々決勝進出に向けて大きなアドバンテージを手にした。なお、セビージャホームで行われる2ndレグは、12日に行われる。
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