清武が先制点をアシストも、乾メンバー外のエイバルが数的不利の中ドローに持ち込む!!《リーガエスパニョーラ》
2016.09.18 03:24 Sun
▽17日にエスタディオ・ムニシパル・デ・イプルーアでリーガエスパニョーラ第4節のエイバルvsセビージャが行われ、1-1のドローに終わった。
▽エイバルの日本代表MF乾貴士とセビージャの日本代表MF清武弘嗣によるリーガエスパニョーラで初の日本人対決に注目が集まった一戦。しかし概報の通りに乾はベンチ外となり、日本人対決は次回に持ち越しとなった。一方の清武は公式戦3試合ぶりの出場で右インサイドハーフの位置に入った。
▽試合は2分、パス交換で前を向いた清武がスルーパスを出そうとしたところをファウルで止められてセビージャが好位置でFKを獲得。これをガンソが左足で直接狙うが、GKジョエル・ロドリゲスがキャッチした。迎えた13分にはセビージャにアクシデント。相手選手と競り合った際にラミがハムストリングを負傷しプレー続行が不可能となった。セビージャはラミを下げてエスクデロを投入し、コロジェチャクをセンターバックに入れて対応した。
▽エイバルは直後の6分、右サイドからのクロスに対してゴール前に3選手が飛び込むが、ここはオフサイドフラッグが上がり決定機を逸した。22分にも右サイドの深い位置まで攻め込んだエイバルはマイナスの折り返しからベベがミドルシュートを狙う。しかしここはセビージャのディフェンダーが体を張ってブロックし、このチャンスも決めきれない。23分にも右サイドから崩して最後はカパがボックス内からシュートを放つが、ボールはクロスバーを越えていった。
▽劣勢のセビージャだったが、清武の個人技から流れを引き寄せる。中央でボールを運んだ清武がラストパスを送ると、これをビエットが蹴り込んで試合を動かした。得点後もエイバルに押し込まれる時間が続くセビージャだったが、相手に数々のシュートを打たれるも体を張って凌いでいく。すると45分、ガンソのスルーパスに抜け出したコレアがGKジョエル・ロドリゲスにボックス外で倒される。主審はこのプレーにレッドカードを提示し、エイバルは数的不利となった。
▽後半は数的有利のセビージャがイェデルを下げてビトロをハーフタイムで送り出す。すると47分にまたもアクシデント。ボールをクリアした際にカリソが右の太ももを負傷。またもバックラインに負傷者が出たセビージャはイボーラを投入して対応するなど早くも交代カードを使い切ってしまった。
▽後半も10人のエイバルが攻め込む場面が多くみられる。すると64分、左サイドを抜け出したルナが入れたグラウンダーのクロスをペドロ・レオンがプッシュ。同選手の3戦連続弾で英バルが試合を振り出しに戻した。
▽追いつかれたセビージャが前への圧力を強めたため、オープンな展開となる。しかしお互いに決定機は作り出すも決めきれず。セビージャは83分に右サイドでビトロがボールを持つと、逆サイドに鋭いグラウンダーのボールを送る。これがビエットに渡るが、シュートはサイドネットに阻まれてしまう。迎えた42分にはビエットに対して後方からスライディングを見舞ったダニ・ガルシアが一発退場となる。エイバルは2人少ない状況となる。
▽圧倒的に有利な状況となったセビージャだが、90分には左サイドからのクロスにゴール前のガンソがヘディングで合わせるが、フリーで放ったシュートは枠を捉えきれず。結局試合はそのまま終了のホイッスルを迎え、清武のアシストで先制したセビージャだったが、数的不利のエイバルが同点に追いつき勝ち点1を分け合う結果に終わった。
▽エイバルの日本代表MF乾貴士とセビージャの日本代表MF清武弘嗣によるリーガエスパニョーラで初の日本人対決に注目が集まった一戦。しかし概報の通りに乾はベンチ外となり、日本人対決は次回に持ち越しとなった。一方の清武は公式戦3試合ぶりの出場で右インサイドハーフの位置に入った。
▽試合は2分、パス交換で前を向いた清武がスルーパスを出そうとしたところをファウルで止められてセビージャが好位置でFKを獲得。これをガンソが左足で直接狙うが、GKジョエル・ロドリゲスがキャッチした。迎えた13分にはセビージャにアクシデント。相手選手と競り合った際にラミがハムストリングを負傷しプレー続行が不可能となった。セビージャはラミを下げてエスクデロを投入し、コロジェチャクをセンターバックに入れて対応した。
▽劣勢のセビージャだったが、清武の個人技から流れを引き寄せる。中央でボールを運んだ清武がラストパスを送ると、これをビエットが蹴り込んで試合を動かした。得点後もエイバルに押し込まれる時間が続くセビージャだったが、相手に数々のシュートを打たれるも体を張って凌いでいく。すると45分、ガンソのスルーパスに抜け出したコレアがGKジョエル・ロドリゲスにボックス外で倒される。主審はこのプレーにレッドカードを提示し、エイバルは数的不利となった。
▽ゴール正面からやや左の位置でFKを獲得したセビージャは、ビエットが右足で直接狙うも、ボールはクロスバーを越える。直後のワンプレーを終えて、試合はセビージャの1点リードで折り返された。
▽後半は数的有利のセビージャがイェデルを下げてビトロをハーフタイムで送り出す。すると47分にまたもアクシデント。ボールをクリアした際にカリソが右の太ももを負傷。またもバックラインに負傷者が出たセビージャはイボーラを投入して対応するなど早くも交代カードを使い切ってしまった。
▽後半も10人のエイバルが攻め込む場面が多くみられる。すると64分、左サイドを抜け出したルナが入れたグラウンダーのクロスをペドロ・レオンがプッシュ。同選手の3戦連続弾で英バルが試合を振り出しに戻した。
▽追いつかれたセビージャが前への圧力を強めたため、オープンな展開となる。しかしお互いに決定機は作り出すも決めきれず。セビージャは83分に右サイドでビトロがボールを持つと、逆サイドに鋭いグラウンダーのボールを送る。これがビエットに渡るが、シュートはサイドネットに阻まれてしまう。迎えた42分にはビエットに対して後方からスライディングを見舞ったダニ・ガルシアが一発退場となる。エイバルは2人少ない状況となる。
▽圧倒的に有利な状況となったセビージャだが、90分には左サイドからのクロスにゴール前のガンソがヘディングで合わせるが、フリーで放ったシュートは枠を捉えきれず。結局試合はそのまま終了のホイッスルを迎え、清武のアシストで先制したセビージャだったが、数的不利のエイバルが同点に追いつき勝ち点1を分け合う結果に終わった。
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