契約更改を急がないL・ペレス 「デポルが売却を望むのであれば...」

2016.02.05 01:07 Fri
デポルティボFWルーカス・ペレスは、契約更改を急がない姿勢を示しつつ、クラブが売却を望まない限りは残留する意思があることを強調した。

L・ペレスは前半戦のリーガエスパニョーラで14得点を記録。レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドやバルセロナFWルイス・スアレス(19得点)、カリム・ベンゼマやネイマール(18得点)、エイバルFWボルハ・バストン(15得点)に次ぐ得点数を挙げ、リーガでは有数のストライカーとして存在感を示している。

そのL・ペレスに、アーセナルやリヴァプールが触手を伸ばそうとしているという。デポルティボとしては契約延長ないし契約更改で同選手への評価を改めて示したいところだが、L・ペレス自身はそうならなくても移籍に傾くことはないと話している。

「僕を喜ばせる契約? 僕は6カ月前に契約書にサインしたばかりだ。その僕を喜ばせるような契約を用意する必要があるかい? 僕には2000万ユーロ(約26億円) の契約解除金がある。オファーがなくても、何も望むことはない。その額を大幅に超えるようなオファーは届かないだろう」

「クラブが健全な経営のために僕を売却しなければならなくなったとしたら、デポルティボとオファーしたクラブの両方が満足するようなものでなければいけない」

昨季ぎりぎりで残留を果たしたチームが、今季は現在9位に位置している。そのため主力選手には他クラブからの関心が寄せられ、MFペドロ・モスケラにはバレンシアからのオファーがあった。

「モスケラはデポルで幸せだよ。彼が移籍を決断するためには、非常に良いオファーが届かなければいけないだろう。彼は自分の成長のために残留を決意した。彼がこのプロジェクトを信じてくれて、僕たちもうれしい。彼は僕やアレックス(・ベルガンティーニョス)、フアン(・ドミンゲス)と同じだ。5分も話せば、ここでどう感じているかが理解できるよ」


提供:goal.com

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