セルタ、ヒホンを下して3試合ぶりの白星 ノリートが決勝点記録《リーガエスパニョーラ》

28日のリーガエスパニョーラ第28節、セルタは本拠地バライドスでのスポルティング・ヒホン戦を2−1で制した。

試合開始から主導権を握ったセルタは、ノリートの折り返しからオレジャーナが先制点を記録。しかしボンゴンダ、グディエッティらが迎えた決定機を逸するなど追加点を奪えずにいると、65分に1分前にピッチに入ったばかりのカルロス・カストロの同点弾を許してしまう。

スコアをタイに戻されたセルタだが、執拗に得点を狙い続けると85分、ノリートの今季のリーガ8点目で勝ち越しに成功。ノリートがイアゴ・アスパスのスルーパスから最終ラインを抜け出すと、飛び出したGKクエジャールのクリアしたボールが背番号10に当たり、そのまま枠内へと転がった。セルタは87分にノリートがバー直撃のシュートを放つなど、得点の匂いを感じさせながら試合終了のホイッスルを迎えている。

3試合ぶりに勝利を得たセルタは、勝ち点を24に伸ばして暫定ながら4位に順位を上げた。3連敗のスポルティングは勝ち点12で暫定15位に位置している。

またラ・ロサレダでのマラガ対グラナダは2−2のドローで終了した。ホームのマラガは45分にチャルレス、57分にフォルナルスと得点を重ねたが、リードを守りきることができず。82分にエル=アラビ、85分にロッチーナの得点を許し、マラガと勝ち点1を分け合っている。ここ4試合の成績を1分け3敗としたマラガは勝ち点10で18位、アスレティック・ビルバオ戦に続く勝利を手にできなかったグラナダは勝ち点11で暫定16位につけている。

エスタディオ・デ・グラン・カナリアでのラス・パルマス対デポルティボは2−0でデポルが勝利。デポルは19分にカニがダビド・シモンのオウンゴールを誘発して先制し、90分にルーカス・ペレスがカウンターから追加点を決めた。2試合ぶりに白星を手にしたデポルは勝ち点を21として暫定ながら5位に浮上。第10節レアル・マドリー戦以来となる3試合ぶりの敗戦を喫したラス・パルマスは、勝ち点10で19位に沈んでいる。


提供:goal.com