ビルバオ、アドゥリス&R・ガルシアの強力ヘッドコンビによって初勝利 乾招集外のエイバルはドローでバルサが単独首位に

2015.09.14 07:52 Mon
13日のリーガエスパニョーラ第3節、アスレティック・ビルバオは本拠地サン・マメスでのヘタフェ戦を3-1で制した。

開幕節バルセロナ戦、第2節エイバル戦と連敗を喫していたアスレティック。今後ビジャレアル、レアル・マドリーとの対戦が控えている状況で勝ち点を獲得したいところだったが、アドゥリス、そしてアトレティコ・マドリーから鳴り物入りで加入したラウール・ガルシアのコンビが勝利をもたらしている。

アドゥリスが32点、ラウール・ガルシアが15点と、2008-09シーズン以降ではヘディングシュートで最も得点を記録しているコンビは、前半にその強さを発揮する。まず6分にベニャトのCKからニアサイドのアドゥリスが頭でネットを揺らすと、24分にR・ガルシアが呼応。トップ下でプレーする背番号22は、スサエタの良質なクロスから飛び上がり、頭を振ってボールを押し込んだ。
アスレティックはその後もベニャトの配球、スサエタのドリブルを起点にアドゥリス&R・ガルシアへのパスを狙い続ける。69分にはセットプレーからベラスケスに1点を返されたものの、83分にはカウンターからエラソが左サイドのスペースに抜け出し、折り返されたボールをアドゥリスが右足で流し込み3点目。2点リードで試合終了を迎え、今季初勝利を飾っている。

一方、乾貴士が2試合連続で招集外となったエイバルは、敵地ラ・ロサレダでのマラガ戦をスコアレスドローで終えた。
どちらも手堅いプレーを見せたこの一戦。エイバルは34分、アドリアンがオーバーヘッドキックを放ったものの、これはわずかに枠の左へと外れる。一方、開幕2試合を無得点で終えているマラガは44分、アムラバトの折り返しにチャルレスがエイバルDFに先んじて飛び込むも、シュートはGKリエスゴに阻まれた。

後半に入ると、マラガが次第にエイバルを追いこんでいくものの、試合前に「ストライカーはチームに命を与えなくては」と話していたチャルレスはじめ攻撃陣は決定機を物にできず。対するエイバルは87分、ベルホンとの交代で左サイドに位置したジュンカが、GKカメニとの空中戦からボールを押し込もうとしたが、これはわずかに枠の右に外れた。結局、得最後まで生まれず、両チーム勝ち点1を分け合っている。

またバライドスでのセルタ対ラス・パルマスは3-3のドローとなった。

ウーゴ・マージョ、イアゴ・アスパス、ジョニー、アウグスト・フェルナンデス、GKセルヒオをバライドスデビューさせた、パコ・エレーラ監督率いるラス・パルマスを迎えたセルタ。立ち上がりからオレジャーナ、I・アスパス、ノリートのトリデンテがその攻撃力を発揮すると、10分にI・アスパスをペナルティーエリア内で倒したGKハビ・バラスが一発退場となり、オレジャーナがこのPKを決めて先制に成功する。

スコアでも数的にも優位に立ったセルタは、その後もラス・パルマス陣地に果敢に攻め込み、17分にオレジャーナの折り返しからワスが加点。23分にはアラウホに1点を返されたものの、48分にはアルカラスのパスミスをきっかけにノリートがネットを揺らし、リードを再び2点とした。

しかし、その後に状況は一変し、マンマークで強烈なプレスを仕掛けたラス・パルマスがセルタを圧倒。そして61分、アラウホのシュートがパブロ・エルナンデスのオウンゴールを誘発し、74分にはシモンが同点弾を決めた。終盤にはセルタが猛攻を見せたものの、ノリートが直接FKを外すなどして結局勝ち越しはならず。数的不利の中で意地を見せたラス・パルマスに勝ち点1を持ち帰られている。

なお開幕2試合を勝利で終えていたエイバル、セルタがこの日の試合を引き分たことで、全勝をキープしているのは前日にアトレティコ・マドリー戦を2-1で制したバルセロナのみとなった。

提供:goal.com

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