クラシコを予想するクーマン、「バルサの勝つ可能性は高い」

サウサンプトンのロナルド・クーマン監督が、22日に控えるリーガエスパニョーラ第28節、バルセロナvsレアル・マドリーのクラシコを予想している。

前節エイバルに勝利したバルセロナは、2位マドリーに勝ち点1差で首位に立っている。前期に敵地サンチャゴ・ベルナベウで1-3と敗れたルイス・エンリケ監督のチームは、雪辱を果たして優勝に向けて前進したいところだろう。

現役時代にバルセロナでプレーした経験のあるクーマン監督は、スペイン『カデナ・コペ』でクラシコに関する意見を述べている。

「バルサは最高の時期にこの試合を迎える。一方、レアル・マドリーは勝利するために問題を抱えているようだ。ホームで戦うバルサが、マドリーよりやや優位に見える」

「こういった試合でゴールラッシュは期待できない。重要なのは、良いプレーをすることだ。バルサがいつものレベルでプレーすれば、勝利する可能性は十分高い。1点差だったとしても、関係ないだろう。勝つことができれば、王者になるために大きな一歩となるのだから」

その中心にいるのは、やはりFWリオネル・メッシだと見ている。

「メッシが最高の状態であれば、どのチームもバルサを止めることはできない。彼はバルサにすべてを捧げてきた。問題をつくったことはなかったよ。誰かに対して意見を言うのは自由だけど、メッシに対してそれはできない」

好調のサウサンプトンを率いるクーマン監督には、バルセロナやマンチェスター・シティからの関心も噂されている。

「誰もが私とバルセロナの関係を知っている。私がクラブと築いている関係、バルセロナがクーマンと築いている関係をね。将来、バルセロナの監督になれるのであれば、私は大歓迎だよ」

「私は(シティでフットボールディレクターを務めるチキ・)ベギリスタインと友達だ。彼とは連絡を取り合っている。彼は私の携帯番号を知っているはずだ」
提供:goal.com