AT弾でUAEを下したイランがグループCを首位通過《アジアカップ2015》
2015.01.19 20:41 Mon
▽アジアカップ2015のグループC最終節が19日に行われ、すでにグループステージ突破を決めているイラン代表とUAE代表が対戦。試合は、イラン代表がアディショナルタイムの得点により1-0で勝利した。この結果、イランの首位通過とUAEの2位通過が決定している。
▽首位通過には勝利が必須のイランだったが、カルロス・ケイロス監督は第2節のカタール代表戦からスタメンを4人変更し、警告を受けている主力のショジャエイとハジサフィらをベンチスタートにした。一方、引き分け以上の結果で首位通過となるUAEは、10番を背負う司令塔のMFオマール・アブドゥルラハマンなどの中心選手をそのまま起用し、イランから勝ち点奪取を目指した。
▽試合は、立ち上がりからUAEがボールを保持。ピッチを幅広く使いながら、オマール・Aが精度の高い左足のキックで攻撃をけん引していく。一方のイランは、前線からのハイプレスとショートカウンターで応戦 。16分にアムズンが左足でボレーシュートを放てば、17分には左サイドからのクロスをジャハンバクシュが頭で合わせて相手ゴールに迫った。
▽前半の終盤は、UAEが攻勢に出る。41分にはオマール・Aを起点としたボール回しからボックス右のA・マブフートがゴール前にシュート性のクロスを入れるも、味方が反応できない。結局、互いに攻め合った前半はゴールレスで終了した。
▽後半に入っても拮抗した展開で試合は推移。このままでは2位通過となるイランは、デヤガーやゴーチャンネハドなど、温存していた攻撃的な選手をピッチに送り出すが、チャンスを作ることができない。
▽アディショナルタイム1分、デヤガーの左CKからボックス右に流れたボールをティムリアンが競ると、ルーズボールがゴール前へ。このボールに反応したゴーチャンネハドがヘディングでゴール右に流し込み、イランが土壇場でネットを揺らした。
▽結局、これが決勝点となり、イランが1-0で勝利。3連勝を飾ったイランがグループCの首位通過を決め、UAEが2位通過となった。なお、グループDの日本代表は、首位通過を果たせばベスト8でUAEと対戦。2位通過となればイランとの対戦となる。
▽首位通過には勝利が必須のイランだったが、カルロス・ケイロス監督は第2節のカタール代表戦からスタメンを4人変更し、警告を受けている主力のショジャエイとハジサフィらをベンチスタートにした。一方、引き分け以上の結果で首位通過となるUAEは、10番を背負う司令塔のMFオマール・アブドゥルラハマンなどの中心選手をそのまま起用し、イランから勝ち点奪取を目指した。
▽試合は、立ち上がりからUAEがボールを保持。ピッチを幅広く使いながら、オマール・Aが精度の高い左足のキックで攻撃をけん引していく。一方のイランは、前線からのハイプレスとショートカウンターで応戦 。16分にアムズンが左足でボレーシュートを放てば、17分には左サイドからのクロスをジャハンバクシュが頭で合わせて相手ゴールに迫った。
▽後半に入っても拮抗した展開で試合は推移。このままでは2位通過となるイランは、デヤガーやゴーチャンネハドなど、温存していた攻撃的な選手をピッチに送り出すが、チャンスを作ることができない。
▽対するUAEは78分、オマール・Aの縦パスをボックス右で受けたA・マブフートが右足で強烈なシュートを放つが、クロスバーの上を越えていく。その後も、拮抗した状況のまま試合終盤を迎えたが、アディショナルタイムにイランが試合の均衡を破る。
▽アディショナルタイム1分、デヤガーの左CKからボックス右に流れたボールをティムリアンが競ると、ルーズボールがゴール前へ。このボールに反応したゴーチャンネハドがヘディングでゴール右に流し込み、イランが土壇場でネットを揺らした。
▽結局、これが決勝点となり、イランが1-0で勝利。3連勝を飾ったイランがグループCの首位通過を決め、UAEが2位通過となった。なお、グループDの日本代表は、首位通過を果たせばベスト8でUAEと対戦。2位通過となればイランとの対戦となる。
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現記録保持者アリ・ダエイ、C・ロナウドの代表得点記録更新を確信
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