ビジャレアルがヘタフェ撃破、コルドバは勝利逃す《リーガエスパニョーラ》

2014.11.24 08:10 Mon
23日のリーガエスパニョーラ第12節、ビジャレアルは本拠地エル・マドリガルでのヘタフェ戦を2-1で制した。

リーガここ3戦で勝ち点1しか獲得しておらず、結果を取り戻す必要に迫られるビジャレアル。ムサッチオのほかブルーノ、ジオバニ・ドス・サントスも負傷で欠いたこの一戦では、序盤こそヘタフェに主導権を握られたものの、次第にマヌ・トリゲロスがボールを落ち着かせて決定機を生み出す。

ビジャレアルが先制したのは38分。ビエットのスルーパスからペナルティーエリア内に侵入したマリオが、豪快なシュートを枠の右上に沈めた。同右SBは、これが今季のリーガ3点目。アトレティコのミランダ、バレンシアのムスタフィのセンターバックと並び、今季の最多得点DFとなっている。

マルセリーノ監督のチームはさらに43分、ビエットと2トップを組んだジェラール・モレノがリードを広げる。カタルーニャ出身FWは左サイドを突破したチェリシェフの折り返しから、今季の公式戦5点目(リーガ2点、ヨーロッパリーグ3点)を決めた。

後半、ビジャレアルはヘタフェの反撃に遭い、61分にラセンのグラウンダーのシュートで1点を返される。その後もコントラ監督率いるチームの攻勢を受けたものの、ガブリエル、ピナを中心に粘りある守備を見せて、1点リードを維持したまま終了を迎えている。

リーガ4試合、ヨーロッパリーグ含めれば5試合ぶりとなる勝ち星を手にしたビジャレアルは、勝ち点を18として8位に浮上。3試合ぶりの黒星を喫したヘタフェは10位に後退している。

また、マルティネス・バレロでのエルチェ対コルドバは2-2のドローで終了した。コルドバのハーフナー・マイクは7戦連続で招集外となっている。

コルドバは12分、ボルハ・ガルシアのスルーパスから、フィデルがGKティトンとの1対1を制して先制。また60分には、チームの絶対的エースであるフェデがB・ガルシアとのワン・ツーからペナルティーエリア内右に侵入し、追加点を記録した。

今季初勝利をつかんだように見えたコルドバだったが、ここからエルチェの反撃に遭う。まず63分、ピニージョスがファジャルに対してファウルを犯したとの判定でPKを献上。キッカーのロンバンに1点を返されると、75分にはジョナタスの同点弾を許して勝ち点1を分け合った。

第12節までの成績を7分け5敗としたコルドバは、勝ち点7で最下位に位置。ヘタフェ戦に続きドローゲームを演じたエルチェは、勝ち点10で暫定18位につけている。
提供:goal.com

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