清武が殊勲の1G1A、日本人4人同時出場の一戦はハノーファーが快勝《ブンデスリーガ》
2014.11.08 06:34 Sat
▽ブンデスリーガ第11節のヘルタ・ベルリンvsハノーファーが7日に行われ、ハノーファーが2-0で勝利した。
▽なお、この試合ではヘルタ・ベルリンに所属するMF細貝萌とFW原口元気、ハノーファーに所属するDF酒井宏樹とMF清武弘嗣の4人が先発出場し、ブンデスリーガ史上初となる日本人4選手同時出場が実現した。
▽前節、昇格組パーダーボルンに敗れ、13位に低迷するヘルタと、リーグ2連勝で6位に位置するハノーファーが対峙したこの一戦。序盤から主導権を握ったのは、アウェイのハノーファー。トップ下に入る清武を起点に相手陣内でボールを動かすハノーファーは、開始3分にその清武がペナルティアーク付近まで持ち上がって右足のミドルシュートを放つが、このシュートはGK正面を突いた。
▽一方、押し込まれる入りとなったホームチームだったが、17分に最初のゴールチャンスを迎える。ボックス中央でDFに競り勝ったカルーの落としに抜け出した原口が、ボックス右でシュートを放つ。だが、このシュートは力が入りすぎてクロスバーの上を越えていった。
▽前半半ばから終盤にかけては一進一退の攻防が続いたが、ヘルタGKクラフトの好守や、カルーのシュートミスなどもあって、なかなかゴールに結びつかない。だが、清武の精度の高いプレースキックがハノーファーに先制点をもたらす。前半終了間際の44分、清武がボックス中央に落とした右CKをブリアンが見事なハーフボレーで合わせた。
▽一方、後半の早い時間帯に交代カード2枚を切って反撃に出るヘルタだったが、カルーや原口になかなかボールが入らず、攻撃の形を見いだせない。74分にはワグナーとの交代で原口がピッチを後にした。
▽優勢に試合を運びながら追加点が遠いハノーファーだったが、絶好調の清武が試合を決定付ける2点目を決める。76分、相手の連係ミスからビッテンコートのスルーパスに抜け出した清武はボックス内で相手DFのスライディングを冷静にかわし、左足のシュートをゴール右隅に決めた。
▽その後、87分に殊勲の清武をベンチに下げて逃げ切り態勢に入ったハノーファーが、このまま無失点で試合をクローズ。清武の全ゴールに絡む活躍で日本人対決を制したハノーファーが、リーグ戦3連勝を飾った。
▽なお、この試合ではヘルタ・ベルリンに所属するMF細貝萌とFW原口元気、ハノーファーに所属するDF酒井宏樹とMF清武弘嗣の4人が先発出場し、ブンデスリーガ史上初となる日本人4選手同時出場が実現した。
▽前節、昇格組パーダーボルンに敗れ、13位に低迷するヘルタと、リーグ2連勝で6位に位置するハノーファーが対峙したこの一戦。序盤から主導権を握ったのは、アウェイのハノーファー。トップ下に入る清武を起点に相手陣内でボールを動かすハノーファーは、開始3分にその清武がペナルティアーク付近まで持ち上がって右足のミドルシュートを放つが、このシュートはGK正面を突いた。
▽前半半ばから終盤にかけては一進一退の攻防が続いたが、ヘルタGKクラフトの好守や、カルーのシュートミスなどもあって、なかなかゴールに結びつかない。だが、清武の精度の高いプレースキックがハノーファーに先制点をもたらす。前半終了間際の44分、清武がボックス中央に落とした右CKをブリアンが見事なハーフボレーで合わせた。
▽ハノーファーの1点リードで迎えた後半も、清武が攻撃をけん引する。56分、ビッテンコートとの連係からゴール前に抜け出した清武は左足のシュートをゴールネットに流し込むが、このゴールは惜しくもオフサイドで取り消しとなった。
▽一方、後半の早い時間帯に交代カード2枚を切って反撃に出るヘルタだったが、カルーや原口になかなかボールが入らず、攻撃の形を見いだせない。74分にはワグナーとの交代で原口がピッチを後にした。
▽優勢に試合を運びながら追加点が遠いハノーファーだったが、絶好調の清武が試合を決定付ける2点目を決める。76分、相手の連係ミスからビッテンコートのスルーパスに抜け出した清武はボックス内で相手DFのスライディングを冷静にかわし、左足のシュートをゴール右隅に決めた。
▽その後、87分に殊勲の清武をベンチに下げて逃げ切り態勢に入ったハノーファーが、このまま無失点で試合をクローズ。清武の全ゴールに絡む活躍で日本人対決を制したハノーファーが、リーグ戦3連勝を飾った。
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