王者アトレティコ、低調ドローで白星スタートならず《リーガエスパニョーラ》

2014.08.26 07:08 Tue
アトレティコ・マドリーは25日、リーガエスパニョーラ第1節で同じマドリッドに本拠地を置くラージョとのアウェイ戦を戦い、0-0で引き分けた。

▽昨季リーガ王者のアトレティコは、3日前に行われたレアル・マドリーとのスーペル・コパで新シーズン初タイトルを獲得。幸先の良いスタートを切ったが、シメオネ監督が同試合で第4審判に暴行したことで8試合のベンチ入り禁止処分を受けてしまった。指揮官不在の中、アトレティコはレアル・マドリー戦のスタメンから2選手を変更。ラウール・ガルシアとチアゴに代えて、マリオ・スアレスとヒメネスを起用した。

▽マンジュキッチとヒメネスの2トップに、グリーズマンとコケを両サイドに配す[4-4-2]で臨んだアトレティコは、ラージョにボールを保持される。しかし、14分には決定機を得た。GKが飛び出してゴールを空けていた中、ルーズボールを拾ったガビがロングシュートでゴールを狙ったが、これは戻ったDFに阻まれてしまう。さらに21分、左サイドからのクロスにファーのマンジュキッチが飛び込んだが、右足で合わせたシュートは枠を捉えきれず。27分には相手のミスパスをカットした流れから、マンジュキッチがシュートに持ち込んだものの、コースが甘くGKの正面を突いてしまった。

▽前半、ラージョにシュートを1本も打たせなかったアトレティコだったが、拙攻が続き主導権を握れない。すると71分にはマヌーチョに決定的なヘディングシュートを浴びてしまう。ここはGKモジャがファインセーブで凌いだが、その後も低調なプレーが続き、ラージョに押し込まれてしまった。

▽結局、アトレティコはゴールを奪えず。低調なドローに終わり、白星スタートを切ることはできなかった。

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