コートジボワールを破ったコロンビアがグループC突破に大きく前進《ブラジル・ワールドカップ》

2014.06.20 03:01 Fri
▽ブラジル・ワールドカップのグループC第2節、コロンビア代表vsコートジボワール代表が19日にブラジリアのエスタディオ・ナシオナル・デ・ブラジリアで開催され、2-1でコロンビアが勝利を収めた。

▽初戦で堅守のギリシャ代表を相手に3-0と快勝したコロンビアは、第2節でも初戦と同じ11人を起用。ベストメンバーで連勝を目指した。一方、日本代表との初戦で逆転勝利を飾ったコートジボワールは、前回からカルーが外れてグラデルが起用された。一方、日本戦で途中出場から流れをチームに引き寄せたドログバは、コンディションを考慮されてベンチスタートとなった。

▽同じシステムを採用するチーム同士の一戦は、互いに慎重な入りを見せた。後方でボールを動かしながら様子をうかがうと、最初にチャンスを作り出したのはコロンビア。5分、ボックス付近へのロングフィードに反応したクアドラードが巧みなタッチで横にボールを落とすと、走り込んできたグティエレスが左足でシュート。しかし、グティエレスは枠の右に外してしまう。

▽その後もクアドラードのフリーランから相手DFの裏のスペースを突くコロンビアが、より多くのチャンスを作りだした。13分には相手のCKの流れからカウンターを仕掛けて2対1の状況を作ると、左サイドのハメス・ロドリゲスが右サイドのスペースに走りこむクアドラードにパスを送る。通れば決定機という場面だったが、これはゾコラにカットされてしまった。

▽一方、両ウイングの突破が阻止されるコートジボワールは、ジェルビーニョとグラデルの位置を変えるものの、効果は見られない。なかなかボックス内に侵入できない中で、25分にティオテがボックス手前から左足で強烈なシュートを放つも、これは枠を捉えることができなかった。

▽鋭いカウンターでチャンスを作り続けるコロンビアは、28分にここまでで最大の決定機を迎える。クアドラードの好フィードからボックス左のハメス・ロドリゲスがゴール前にセンタリングを送ると、これがフリーのグティエレスへ。グティエレスは左足で合わせたが、ミートできずに枠の左に外してしまう。その後は前半の終盤にかけてコートジボワールが押し込む展開となったが、ゴールレスで前半を終えた。

▽迎えた後半、コートジボワールはヤヤ・トゥーレが前線で起点となって前に出ていく。すると52分、ボックス手前右の好位置でヤヤ・トゥーレが獲得したFKを自ら直接狙ったが、壁の外側を巻いたシュートは枠を外れる。一方のコロンビアは、53分にイバルボを下げて、左足の多彩なキックが持ち味であるキンテーロをトップ下の位置に投入。ハメス・ロドリゲスを左サイドに回した。

▽するとコロンビアは59分、キンテーロの浮き球パスをボックス右で受けたクアドラードが対面のボカをかわして角度のない位置から強引にシュート。しかし、GKバリの手を弾いたシュートは惜しくも右ポストに当たって逆サイドに流れた。この直後にコートジボワールがボニーに代えてベンチに温存していたドログバを投入するも、試合の均衡を破ったのはコロンビアだった。

▽64分、クアドラードの左CKからニアサイドに飛び込んだハメス・ロドリゲスがヘディングシュートを突き刺してコロンビアが先制に成功した。さらにコロンビアは70分、敵陣でハメス・ロドリゲスがディエからボールを奪ってショートカウンターを発動。最後はグティエレスのラストパスを受けたキンテーロが丁寧にゴール左隅にシュートを流し込み、追加点を奪った。

▽立て続けにゴールを許したコートジボワールだったが、直後に1点を返す。73分、左サイドのジェルビーニョがこれまで止められていたスニーガを抜き去ってボックス左に侵入し、シュートをゴール左隅に突き刺した。1点差に詰め寄って勢いに乗るコートジボワールは、ようやく前に出始めたオーリエのクロスからコロンビアゴールを幾度も襲う。しかし、同点ゴールを奪えずに試合は終了。実力の差を見せ付けたコロンビアがコートジボワールから勝利を手にし、勝ち点を6まで積み上げた。この結果、この後に試合を行う日本vsギリシャが、引き分けか、ギリシャの勝利で終わった場合、コロンビアの決勝トーナメント進出が決定する状況となった。

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