マドリーがエルチェに3発快勝、公式戦26試合無敗《リーガエスパニョーラ》
2014.02.23 03:03 Sun
22日のリーガエスパニョーラ第25節、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのエルチェ戦を3-0で制した。公式戦無敗記録を26試合(22勝4分け)に伸ばしたアンチェロッティ監督のチームは、バルセロナ、アトレティコ・マドリーを暫定で勝ち点3上回って首位に浮上している。
処分軽減が認められなかったクリスチアーノ・ロナウド、累積警告でモドリッチを欠いたマドリーは、立ち上がりにベンゼマの精力的な動きによってチャンスを生み出していく。だが3分にボックス手前左のベンゼマが右足で叩いたボールはGKマヌに阻まれ、9分にディ・マリアが個人技から放ったシュートはクロスバーの上へ。トリボテ(3ボランチ)によって中盤の守備を強化したエルチェ相手に、次第に勢いを落としていった。
エルチェの堅守を切り崩せないでいたマドリーだったが、33分にディ・マリアの左CKの流れから先制に成功。クリアボールをボックス手前で拾ったイジャラメンディが、グラウンダーのシュートによってリーガにおけるキャリア初得点を記録した。前半は1-0のまま終了する。
後半、エルチェにボールを保持される苦しい展開を強いられるマドリーだったが、71分にベイルの個人技からリードを広げる。ウェールズ代表FWはゴール前約25メートル付近の位置でシャビ・アロンソの横パスを受け、左足を一閃。勢いのついたボールはクロスバーを叩き、そのまま枠内に収まった。
アンチェロッティ監督は73分にヘセとの交代でイスコを投入。ディ・マリアをヘセが位置していた左ウイングに据え、“ファルソ・ヌエベ(偽9番)”での起用が多かったイスコを中盤3枚の一角として起用した。そして80分、そのイスコが勝負を決める3点目を獲得。ベンゼマのパスをボックス内で巧みにコントロールしたマラガ出身MFは、ゴールライン際までボールを持ち込み、左足でニアサイドを打ちぬいた。
アンチェロッティ監督は81分にベンゼマ、シャビ・アロンソを下げてモラタ、カゼミロをピッチに立たせる。その後にはモラタが立て続けにチャンスを迎えたが、フィニッシュの精度を欠いて得点を決めるには至らず。追加点こそ奪えなかったものの、無失点を貫いて試合終了を迎えている。
提供:goal.com
処分軽減が認められなかったクリスチアーノ・ロナウド、累積警告でモドリッチを欠いたマドリーは、立ち上がりにベンゼマの精力的な動きによってチャンスを生み出していく。だが3分にボックス手前左のベンゼマが右足で叩いたボールはGKマヌに阻まれ、9分にディ・マリアが個人技から放ったシュートはクロスバーの上へ。トリボテ(3ボランチ)によって中盤の守備を強化したエルチェ相手に、次第に勢いを落としていった。
エルチェの堅守を切り崩せないでいたマドリーだったが、33分にディ・マリアの左CKの流れから先制に成功。クリアボールをボックス手前で拾ったイジャラメンディが、グラウンダーのシュートによってリーガにおけるキャリア初得点を記録した。前半は1-0のまま終了する。
後半、エルチェにボールを保持される苦しい展開を強いられるマドリーだったが、71分にベイルの個人技からリードを広げる。ウェールズ代表FWはゴール前約25メートル付近の位置でシャビ・アロンソの横パスを受け、左足を一閃。勢いのついたボールはクロスバーを叩き、そのまま枠内に収まった。
アンチェロッティ監督は73分にヘセとの交代でイスコを投入。ディ・マリアをヘセが位置していた左ウイングに据え、“ファルソ・ヌエベ(偽9番)”での起用が多かったイスコを中盤3枚の一角として起用した。そして80分、そのイスコが勝負を決める3点目を獲得。ベンゼマのパスをボックス内で巧みにコントロールしたマラガ出身MFは、ゴールライン際までボールを持ち込み、左足でニアサイドを打ちぬいた。
アンチェロッティ監督は81分にベンゼマ、シャビ・アロンソを下げてモラタ、カゼミロをピッチに立たせる。その後にはモラタが立て続けにチャンスを迎えたが、フィニッシュの精度を欠いて得点を決めるには至らず。追加点こそ奪えなかったものの、無失点を貫いて試合終了を迎えている。
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