30m低空弾丸シュート!“オールドファーム”の歴史に残る衝撃のゴール/2008-09【インクレディブル・ゴールズ】

2021.03.28 10:00 Sun
Getty Images
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。今回は、元ポルトガル代表MFペドロ・メンデス氏がレンジャーズで決めたゴールだ。

◆衝撃の35ヤード低空弾丸ロングシュート

ポルトガルでデビューしたメンデス氏は、ジョゼ・モウリーニョ監督の下でチャンピオンズリーグ(CL)優勝を果たしたポルトの一員として活躍。イングランドでのプレーを経て、2008年夏にレンジャーズに加入している。
2010年1月までの1シーズン半を過ごしたレンジャーズでは、公式戦45試合に出場したメンデス氏だが、2008年8月31日に行われたスコティッシュ・プレミアリーグ第4節のセルティック戦では、衝撃のゴールを決めている。

0-1とレンジャーズビハインドの39分、左サイドでレンジャーズがコーナーキックを得ると、クロスを上げずにボックスの外でフリーのメンデスにパスが入る。充分な助走から低めに抑えられたシュートは、文字通り弾丸のような軌道で一直線にゴール左下に飛んでいき、ネットに突き刺さった。
大一番で衝撃的ゴールをマークしたメンデス。試合には2-4で敗れたものの、記憶に残るゴールとなった。

ペドロ・メンデスの関連記事

モンペリエに所属する元ポルトガル代表DFペドロ・メンデスが、自身のインスタグラムで左ヒザ十字じん帯を手術したことを発表した。 3日にツイッターを更新したペドロ・メンデスは、病院のベッドでくつろぐ写真と共に「すべてが上手くいった。ありがとう。今は回復に努めるよ」と、手術の実施を報告した。 フランス『レキップ』 2021.05.04 02:00 Tue
▽モンペリエは26日、ポルトガル代表DFペドロ・メンデス(28)と契約延長したことを発表した。契約期間は明かされていない。 ▽母国の名門スポルティング・リスボンの下部組織で育ったペドロ・メンデスは、2013年にパルマに移籍。その後、サッスオーロやスタッド・レンヌでプレーを経て2017年にモンペリエに加入。 2018.10.27 02:49 Sat
▽モンペリエは18日、レンヌからコートジボワール代表FWジョバンニ・シオ(28)と元ポルトガルU-21代表DFペドロ・メンデス(26)を獲得した。 ▽スイスのシオンでプロキャリアをスタートしたジョバンニ・シオ[写真:左]は、その後、ヴォルフスブルクやアウグスブルク、バーゼル、ソショーなどで活躍。抜群の身体能力を活 2017.07.19 01:25 Wed

レンジャーズの関連記事

レアル・マドリーでアシスタントコーチを務めるダビデ・アンチェロッティ氏(35)にレンジャーズがオファーを掲示しているようだ。 スコットランド屈指の名門は今年2月末にフィリップ・クレメント前監督を解任。以降は元キャプテンのバリー・ファーガソン氏を暫定指揮官に据えて、シーズン残りを戦っている。 この間に新シーズ 2025.05.13 16:04 Tue
セルティックは4日、スコティッシュ・プレミアシップ第35節でレンジャーズとのアウェイゲームに臨み、1-1で引き分けた。FW前田大然とMF旗手怜央はフル出場した。 前節、前田の2アシストの活躍などでダンディー・ユナイテッドに快勝しリーグ4連覇を達成したセルティック。王者として臨んだ初のリーグ戦では宿敵レンジャーズと 2025.05.04 22:06 Sun
レンジャーズがクラブの買収について交渉していることを認めたという。イギリス『BBC』が伝えた。 セルティックと共にスコットランド・サッカーを牽引するレンジャーズ。スコットランド1部では55回の優勝を誇り、スコティッシュカップも34回、スコティッシュ・リーグカップでも28回の優勝を誇る。 長年のライバル関係に 2025.04.24 18:40 Thu
ヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝2ndレグ、アスレティック・ビルバオvsレンジャーズが17日にサン・マメスで行われ、ホームのアスレティックが2-0で勝利。この結果、2戦合計2-0としたアスレティックの準決勝進出が決まった。 アイブロックス・スタジアムで行われた1stレグは、アウェイのアスレティックが数的優位とP 2025.04.18 06:00 Fri

記事をさがす

レンジャーズの人気記事ランキング

1

アル・イテファクと契約解除のスティーブン・ジェラード氏…次なる職場は古巣となる可能性も?

アル・イテファクを退任し現在フリーのスティーブン・ジェラード氏(44)に、古巣復帰の可能性があるようだ。 選手時代はリバプールのレジェンドとして絶大な人気を誇り、現役引退後は指導者の道を歩み始めたジェラード氏。レンジャーズではセルティックの9連覇を阻んでスコティッシュ・プレミアシップ優勝を成し遂げるなど評価を高めたが、2021年11月に就任したアストン・ビラでは、2シーズン目に成績不振を原因として解任された。 その後、2023年7月からサウジ・プロ・リーグのアル・イテファクで再スタートを切ることになったジェラード氏。しかし、55試合で指揮するも19勝16分け20敗と負け越しの形となっており、今シーズンもここまで17試合を終えて12位(18チーム)に低迷すると、先月に契約解除が発表されていた。 指導者キャリアは停滞気味のジェラード氏だが、イギリス『リバプール・エコー』によると、古巣レンジャーズに復帰する可能性あるとのこと。クラブは先週末に行われたスコティッシュカップで下部リーグのクイーンズ・パークFCに敗北しており、リーグ戦でも首位セルティックに大差をつけられていることから、フィリップ・クレメント監督の地位が危ぶまれている。 仮にクレメント監督解任となった場合に、後任としてジェラード氏の名前が浮上。クラブのレジェンドであるアリー・マッコイスト氏も、ジェラード氏復帰の可能性について言及している。 「スティーブン・ジェラードがアイブロックスに戻ってきても驚かない。彼は獲得し​​たリーグタイトルのおかげで、サポーターから非常に高い評価を受けているのは明らかだ。そして次の仕事は彼にとって、極めて重要なものになるだろう」 2025.02.11 13:20 Tue
2

スコットランドの名門・レンジャーズが買収交渉を認める…田中碧が所属するリーズのオーナー「49ersエンタープライズ」が名乗り

レンジャーズがクラブの買収について交渉していることを認めたという。イギリス『BBC』が伝えた。 セルティックと共にスコットランド・サッカーを牽引するレンジャーズ。スコットランド1部では55回の優勝を誇り、スコティッシュカップも34回、スコティッシュ・リーグカップでも28回の優勝を誇る。 長年のライバル関係にあるセルティックとは、宗教上の派閥や民族的な対立などもあり、世界でも有数のダービーとされる一方で、2012年にはクラブが経営破綻に陥る悲劇を迎えることに。それでも4部から復活を遂げ、2020-21シーズンは再び優勝を果たしている。 近年はセルティックの前にタイトルから遠ざかっているレンジャーズだが、サンフランシスコ・フォーティナイナーズを含むアメリカの投資家らと交渉を行っていると共同声明で認めた。 「レンジャーズとその既存の支配株主は、コンソーシアムの2人の主要メンバーであるアンドリュー・カベナ氏と49ersエンタープライズ・グローバル・フットボール・グループと、コンソーシアムがクラブの支配権を取得し、追加資本を注入する可能性について建設的な話し合いを行っている」 「これらの議論は、レンジャーズFCの長期的な方向性、野心、経営の重要性についての共通の認識を反映している」 レンジャーズの買収に動いている「49ersエンタープライズ」は、2023年7月にリーズ・ユナイテッドを1億7000万ポンド(約321億8000万円)で買収。また、23日にはエバートンのフットボールディレクターであるケビン・セルウェル氏をスポーツディレクター(SD)に任命していた。 2025.04.24 18:40 Thu
3

レンジャーズ、ブライトンからDFゴールドソンを完全移籍で獲得

▽レンジャーズは13日、ブライトン&ホーヴ・アルビオンからDFコナー・ゴールドソン(25) を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2022年6月30日までの4年となる。 ▽シュルーズベリー・タウンの下部組織出身のゴールドソンは、2010年に当時フットボールリーグ2(イングランド4部相当)に所属したトップチームに昇格。在籍6シーズンで公式戦120試合に出場し8ゴールをマーク。 ▽2015年の夏にチャンピオンシップ(イングランド2部相当)に所属していたブライトンに移籍すると、加入初年度はリーグ戦24試合に出場。しかし、2016-17シーズンの途中に行った定期検診で大動脈の異常が見つかり、心臓の手術を実施。 ▽2017年の夏にはチャンピオンシップのイプスウィッチへのレンタル移籍が決まりかけたが土壇場で移籍話が破談。今季も開幕からベンチ外の状況が続いたが、コツコツと練習を重ねると昨年8月に行われたEFLカップのバーネット戦で戦列復帰。 ▽また、同年12月に行われたプレミアリーグ第19節のワトフォード戦でプレミアデビューを飾ると、今季は公式戦11試合に出場し1ゴールを記録していた。 ▽なお、スティーブン・ジェラード氏を新監督に迎えたレンジャーズは、今夏の移籍市場で積極補強を見せており、ゴールドソンは今夏6人目の補強選手となった。 2018.06.14 02:26 Thu
4

絶好調もイングランド代表復帰が叶わなかったのは「スコットランドにいるから」...GKバトランドに込み上げるプレミア復帰願望

元イングランド代表GKジャック・バトランド(31)が悔しさに打ちひしがれているという。 それなりに知名度も高いであろうGKバトランド。20代の頃はバーミンガムやストーク・シティといったクラブで地道にキャリアを積みながらも、イングランド代表として通算9キャップを記録…控えとはいえ、2018年のロシアW杯に出場した。 近年は新世代の台頭とともにイングランド代表から遠ざかっていたなか、昨季後半戦はマンチェスター・ユナイテッドに在籍。今季からはスコットランド1部のレンジャーズと4年契約を結んだ。 レンジャーズでのバトランドは、今季の公式戦48試合中47試合でプレーするなど不動の正守護神に君臨。リーグ戦29試合16失点のチームはセルティックを抑えて首位に立つ。 この活躍が認められ、14日に発表されたイングランド代表の最新メンバーに名を連ねるのではないか、と国内メディアが報じていたが、結局お声はかからず。2019年6月以来5年ぶりとなる代表復帰は、夢と散った。 どうやら、バトランドは相当悔しかったようだ。 イギリス『フットボール・インサイダー』がバトランドの関係筋に取材したところ、バトランドは「レンジャーズ行きを間違っていなかったと感じているし、自身のプレーにも確かな手応えを持っている。本人はイングランド代表復帰もあり得ると踏んでいた」という。 しかし結果は代表復帰ならず。 これを受け、レンジャーズへの愛着を持ちつつも、イングランド代表へ返り咲けなかったのは、プレミアリーグではなくスコットランドでプレーしているから、との結論を弾き出したとのこと。「僕はまだプレミアでもプレーできる」として、今季終了後の移籍願望を周囲に漏らし出したようだ。 2024.03.16 21:10 Sat
5

114年ぶりの戴冠! ハイバーニアンが土壇場の逆転劇でレンジャーズを下す!《スコティッシュ・カップ》

▽スコティッシュ・カップの決勝が21日に行われ、レンジャーズvsハイバーニアンの一戦はハイバーニアンが2-3で勝利。実に114年ぶりのカップ戦優勝を達成した。 ▽財政問題により4部からの再スタートを切り、来シーズンからスコティシュ・プレミアリーグへの復帰を果たす名門・レンジャーズと、今季のスコティッシュ・プレミアリーグを3位で終えたハイバーニアンの一戦。 ▽試合は4分、セルティックからシーズン途中にレンタル加入したストークスが、左サイドからボックスに侵入。そのまま冷静にネットを揺らし、ハイバーニアンが先制する。しかし、レンジャーズは27分、右サイドからのクロスをミラーがヘッドで叩きこみ、同点に追いつき前半を折り返す。 ▽迎えた64分、レンジャーズがチャンス。ボックス手前からハリデイが左足を振り抜くと、強烈なシュートがそのままネットを揺らし、レンジャーズが逆転に成功する。 ▽逆転を許したハイバーニアンだったが80分、右CKからのクロスをニアサイドでストークスが合わせて同点に。さらに90分には、再び右CKから今度はグレイがヘッドで決めて逆転に成功。そのまま試合は終了し、ハイバーニアンがスコティシュ・カップを制覇。1902年以来、114年ぶりの戴冠に試合後にはピッチに観客が乱入する騒動となったが、見事にタイトルを獲得した。 2016.05.22 18:35 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly