ネイマールへの人種差別発言が疑われていたアルバロ・ゴンサレス、殺害メッセージが届いていた
2020.10.10 17:41 Sat
大荒れとなったパリ・サンジェルマン(PSG)vsマルセイユで、人種差別発言の疑いが持たれていたマルセイユのスペイン人DFアルバロ・ゴンサレスが殺害メッセージを受けていたことを明かした。
9月13日のリーグ・アン第3節で行われた当試合。両チーム合わせて5人の退場者の中の1人だったアルバロ・ゴンサレスは、PSGのブラジル代表FWネイマールに対する人種差別発言が問題視されていた。
結果的に、フランス・プロリーグ機構(LFP)は証拠不十分だったとして不起訴処分に。アルバロ・ゴンサレスも無罪を主張してくれたクラブやファンへの感謝を伝えていた。
ところが、人種差別発言の疑惑が浮上した直後は不特定多数の人物から恐喝まがいのメッセージが届くようになったという。フランス『RMC』のインタビューで同選手は「携帯電話のWhatsAppにメッセージがたくさんきた。200万件以上もあったよ」と告白。その中には殺害を連想させるものもあったそうだ。
また、「僕が使っていた車の写真も送られてきて、家まで来て殺すつもりだと言っていた」と、家族にまで被害が及ぶ危険があったとも。
9月13日のリーグ・アン第3節で行われた当試合。両チーム合わせて5人の退場者の中の1人だったアルバロ・ゴンサレスは、PSGのブラジル代表FWネイマールに対する人種差別発言が問題視されていた。
結果的に、フランス・プロリーグ機構(LFP)は証拠不十分だったとして不起訴処分に。アルバロ・ゴンサレスも無罪を主張してくれたクラブやファンへの感謝を伝えていた。
また、「僕が使っていた車の写真も送られてきて、家まで来て殺すつもりだと言っていた」と、家族にまで被害が及ぶ危険があったとも。
クラブからのサポートもあり、事態は徐々に収束した模様だが、「僕の身に初めて起きたことだったから怖かったよ」と、身の毛もよだつ体験を強いられていたようだ。
アルバロ・ゴンサレスの関連記事
マルセイユの関連記事
リーグ・アンの関連記事
記事をさがす
|
|
アルバロ・ゴンサレスの人気記事ランキング
1
ネイマール、酒井宏樹への「クソ中国人」発言の瞬間の動画が公開…30日に重い処分が決定か
試合終了間際の乱闘事件から、人種差別発言の問題に発展しているパリ・サンジェルマン(PSG)とマルセイユの“ル・クラスィク”。その中でも最も注目を集めていたブラジル代表FWネイマールの発言だが、そのシーンの動画が公開された。 動画を公開したのは、スペイン『カデナ・セル』。ラジオ番組『El Larguero』がネイマールがマルセイユの日本代表DF酒井宏樹に対して侮辱的な発言をしているシーンのビデオを独占公開した。 その動画では、「chino de mierda(クソ中国人)」と「puta Liga(くそリーグ)」という言葉が発せられている。 この発言に対して、酒井は笑顔で応対しているが、決定的な動画が出てしまったことでネイマールには重い処分が下されることになるようだ。 ネイマールはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による退場処分を受け、最大で3試合の出場停止処分が下されている。しかし、フランス・プロリーグ機構(LFP)はネイマールの人種差別発言の処分については調査の関係上先延ばしにしており、30日にも発表される見通しだ。 ネイマール自身もマルセイユのDFアルバロ・ゴンサレスに人種差別発言を受けたと訴えており、こちらの件の処分も30日に決まる予定。何れにしても、“ル・クラスィク”で起こった事件の決着はやっと着きそうだ。 この試合では、すでにPSGのDFレイヴァン・クルザワが6試合、FWネイマールとMFレアンドロ・パレデスに2試合の出場停止と追加で1試合、マルセイユのDFジョルダン・アマヴィに3試合、MFダリオ・ベネデットが1試合の出場停止が課され、追加で唾吐き行為が発覚したPSGのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが4試合の出場停止処分となっていた。 <span class="paragraph-title">◆酒井宏樹に対するネイマールが侮辱発言の瞬間</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> EXCLUSIVA <a href="https://twitter.com/ellarguero?ref_src=twsrc%5Etfw">@ElLarguero</a> <br><br> <a href="https://twitter.com/La_SER?ref_src=twsrc%5Etfw">@La_SER</a> accede al vídeo que demuestra que Neymar insultó a Hiroki Sakai en el PSG - Olympique de Marsella del pasado 13 de septiembre<br><br> Neymar llamó "chino de mierda" a Sakai y dijo también "puta liga"<a href="https://t.co/gkkkUhvp3X">https://t.co/gkkkUhvp3X</a> <a href="https://t.co/p2uCSnmOBg">pic.twitter.com/p2uCSnmOBg</a></p>— El Larguero (@ellarguero) <a href="https://twitter.com/ellarguero/status/1311056762418667524?ref_src=twsrc%5Etfw">September 29, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2020.09.30 17:25 Wed2
酒井宏樹へのネイマールの人種差別発言は議論されず? 懲戒委員会の責任者がコメント
フランス・プロリーグ機構(LFP)の懲戒委員会の責任者を務めるセバスティアン・デヌー氏が、ネイマールが関わる人種差別発言の調査についてコメントした。フランス『レキップ』が伝えた。 LFPは9月30日に懲戒委員会を実施。人種差別問題が浮上していたパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールとマルセイユのDFアルバロ・ゴンサレスに関して処分なしと発表した。 両チーム合わせて5名の退場者を出していた9月13日に行われたPSGvsマルセイユの“ル・クラスィク”。すでに多くの選手に処分が下っている中、ネイマールが主張したアルバロ・ゴンサレスによる人種差別発言について追加調査が行われていた。 LFPは「事件調査し、選手、クラブの代表者の意見を聞いた結果、アルバロ・ゴンサレスによる人種差別発言を立証するのに十分説得力のある証拠がない」とし、両者への追加処分なしと発表していた。 事の発端は、試合後にネイマールがアルバロ・ゴンサレスから「いいかげん口を閉じろ、汚い猿め!」と言われたと主張したところから始まった。 この件に対してアルバロ・ゴンサレスが人種差別発言はしていないと発表。一方で、ネイマールが日本代表DF酒井宏樹に対して「クソ中国人」と人種差別発言を行なっていると報じられ、両者が人種差別を行なったことが大きく取り上げられていた。 今回の処分なしの決定について、デヌー氏がコメント。処分なしは言い分が異なっていたことが理由とし、証拠の信憑性が低かったとした。 「最初の調査では、レフェリー、クラブの代表からこれらの差別的な発言や侮辱に関連する要素は公式報告に含まれていなかった」 「2度目は、2人の選手の発言は、ほぼ全ての点で反対であるということだった。互いに交わされた発言の性質を明確かつ正確に立証することができる証拠は何もなかった」 「選手の発言と相関関係はなかった。さらに、専門家は、証拠そのものが30%しか信頼できないことを明確にした。これでは、どちらかの選手に利益を与えるには疑いの余地が残る」 また、酒井宏樹に対するネイマールの発言が問題視されなかったことについては、「委員会は、主にネイマールとアルバロ(・ゴンサレス)の間の発言にフォーカスしていた」と語り、酒井への発言に対しては十分な検証が行われていないことを明かした。 ネイマールの酒井への人種差別発言については、スペイン『カデナ・セル』のラジオ番組『El Larguero』がそのシーンの動画を公開。世界中で大きな話題を集め、重い処分が下されると予想されていた。 2020.10.01 08:15 Thu3
人種差別発言疑いも無実のアルバロ・ゴンサレスが声明「信頼してくれたクラブとサポーターに感謝」
人種差別発言の疑いが持たれていたマルセイユのスペイン人DFアルバロ・ゴンサレスが、不処分決定を受けてコメントを残した。 9月13日に行われたPSGvsマルセイユの“ル・クラスィク”において、両チーム合わせた5人の退場者のうちの1人だったアルバロ・ゴンサレス。試合中、PSGのFWネイマールに人種差別発言をしたとして衝突となり、共倒れで退場に。試合後、両選手には2試合の出場停止処分が下されたが、人種差別発言に関する調査は続いていた。 しかしフランス・プロリーグ機構(LFP)は9月30日に、証拠不十分でアルバロ・ゴンサレスへの処分は見送ることを発表。同時に、マルセイユの日本代表DF酒井宏樹に対する「クソ中国人」発言が疑われていたネイマールも処分なしという結末となった。 これを受けて、アルバロ・ゴンサレスは自身の公式ツイッターで安堵の胸をなでおろすとともに、無実を主張したクラブとサポーターに感謝の意を示した。 「当然の判決により、この悪夢は部分的に報われることになった。僕は決して人種差別主義者ではないし、これからも絶対にならない。マルセイユの信頼と忠誠に深く感謝する。そして、サポーターの多大なる支援と愛情にも感謝を。芝生の上で会おう」 2020.10.01 17:44 Thuマルセイユの人気記事ランキング
1
エバートンがセネガル代表FWイリマン・エンディアイエをマルセイユから獲得! 今夏3人目の契約に
エバートンは3日、マルセイユからセネガル代表FWイリマン・エンディアイエ(24)を完全移籍で獲得したと発表した。 契約期間は2029年6月末までの5年。移籍金は非公開となっているが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、1850万ユーロ(約32億2000万円)+アドオン150万ユーロ(約2億6000万円)と伝えている。 フランス出身で2019年にシェフィールド・ユナイテッドの下部組織へ加わったエンディアイエ。2022-23シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)で14ゴール11アシストの好成績を残すと、2023年夏にユース時代を過ごしたマルセイユへ完全移籍した。 前線の複数ポジションをこなせるアタッカーは、マルセイユでも主力として活躍し、リーグ・アンで30試合3ゴール5アシストを記録。ヨーロッパリーグ(EL)でも14試合に出場し、1ゴールを記録した。 トフィーズ入りが決まったエンディアイエは、クラブメディア『エバートンTV』で「エバートンの選手になれてとても嬉しい」と第一声。移籍の経緯についても語った。 「入団を希望した主な理由は、クラブの偉大さやその歴史、そしてチームを前に進むのを助けるために自分が役割を果たせることだ。とても興奮しているし、待ち切れないよ」 「(ディレクターの)ケビン(・テルウェル)や監督が僕に話してくれて、必要とされていると感じた。セネガル代表のチームメイト、イドリサ(・ゲイエ)も一役買っていて、クラブを高く評価していたし、良いことをたくさん話してくれたんだ」 「とても興奮している。昨シーズンのチームの流れを引き継いでいきたい。チームに貢献できる準備はできているし、このクラブを上位に導くために全力を尽くしたい」 また、ショーン・ダイチ監督も加入を歓迎。攻撃面にプラスをもたらすと語った。 「イリマンは我々の攻撃オプションに多様性をもたらし、昨シーズンチームとして進歩したチャンスメイクの部分をさらに発展させ、前線を強化してくれるだろう」 「彼はまだ若いが、ヨーロッパや国際レベルでの経験があるし、我々のチームにとって本当にプラスになると感じている」 なお、エンディアイエはアストン・ビラから完全移籍のU-20イングランド代表MFティム・イローグブナム(21)、リーズ・ユナイテッドからレンタル期間延長のイングランド人FWジャック・ハリソン(27)に続く、今夏3人目の新契約選手となる。 2024.07.03 22:00 Wed2
飛んできたのは“豚の頭”、19年前のエル・クラシコを覚えているか?
ピッチに投げ入れられた最も衝撃的なものはなんだろうか。 21日に行われたリーグ・アン第14節のリヨンvsマルセイユでは、スタンドから中身が入った状態のペットボトルが投げ入れられた。これがMFディミトリ・パイエの左耳付近を直撃し、パイエは頭を押さえながら倒れ込んでしまう。試合は一時中断を経て、中止にまで追いやられる事態となっていた。 19年前のエル・クラシコ、2002年11月23日に行われたカンプ・ノウでのバルセロナvsレアル・マドリーの一戦では、豚の頭がピッチに投げ入れられたのを覚えているだろうか。 元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴは2000年夏にバルセロナからレアル・マドリーへという禁断の移籍を決行。バルセロナのファンからは猛烈な反感を買っていた。前述のクラシコで、マドリーの一員としてカンプ・ノウに足を踏み入れたフィーゴに対してはブーイングの嵐。ライターやコインなども投げ入れられた。 その中でも異色だったのが豚の頭だ。CKでボールをセットした際に、あるバルセロナのファンがフィーゴに向かってそれを投擲。当たりはしなかったものの、様々な意味で衝撃を与えたことは間違いなかった。 当時のクラシコは一時中断こそしたものの、試合は継続。ゴールレスに終わっている。何事もなかったために、笑い話として語れるものの、ケガにつながっていれば大きな問題に発展していたことは間違いないだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに投げ入れられた豚の頭</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On this day in 2002, Barcelona fans threw a pig's head at Luis Figo before he took his corner at the Camp Nou <br><br>Figo left Barca for Real Madrid two years earlier. <a href="https://t.co/j3ZgOQ85dW">pic.twitter.com/j3ZgOQ85dW</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1463119883055599616?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.24 22:10 Wed3
マルセイユ、ポルトガル期待のFWヴィティーニャを獲得!
マルセイユは31日、ブラガからU-21ポルトガル代表FWヴィティーニャ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「9」に決定。契約期間は2027年6月30日までの4年半となる。 フランス『レキップ』によると、マルセイユは逸材FW獲得に3000万ユーロ(約42億3000万円)の移籍金を支払うことになったようだ。 3強に次ぐポルトガルの強豪生え抜きのヴィティーニャは、同国の世代別代表でも活躍する183cmのストライカー。昨シーズンに主力に定着すると、今シーズンここまでは公式戦27試合13ゴール5アシストの数字を残している。 センターフォワードとしては決してサイズに恵まれていないが、身体能力が非常に高く、前を向いてもDFを背負っても相手守備に脅威を与えられるパワフルなプレースタイル。また、足元の技術や周囲を生かす術も備えており、守備面の貢献度の高さを含めて非常にタフなストライカーだ。 2023.02.01 07:36 Wed4
エバートンがエンディアイエ獲得へ、今季マルセイユで46試合出場4ゴール5アシストの活躍
マルセイユのセネガル代表FWイリマン・エンディアイエ(24)は、エバートン移籍が迫っているようだ。 フランス生まれのエンディアイエは、2019年に加入したシェフィールド・ユナイテッドでプロデビュー。2022-23シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)で印象的なパフォーマンスを発揮すると、昨夏の移籍市場でマルセイユに完全移籍となった。 マルセイユでも主力の一人に定着。公式戦46試合に出場して4ゴール5アシストの成績を残した。 マルセイユとの契約は2028年夏まで残る状況だが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、エンディアイエはエバートン移籍で交渉成立に至ったとのこと。移籍金は1850万ユーロ(約31億6000万円)+150万ユーロ(約2億5000万円)になると伝えられている。 エンディアイエ自身もエバートン行きで合意。2029年夏までの5年契約で合意しており、残すは正式発表のみになっているという。 2024.06.25 18:20 Tue5
