ワトフォード、さらに選手2名が自己隔離…指揮官が内情明かす
2020.05.23 22:37 Sat
ワトフォードで新たな新型コロナウイルス感染者が出る可能性があるようだ。ナイジェル・ピアソン監督がイギリス『スカイ・スポーツ』でチームの内情を語っている。
新型コロナウイルスの影響によって中断しているプレミアリーグ。先日、トレーニング再開に先駆けて所属全クラブの選手とスタッフを対象にウイルス検査を実施した。
その際にワトフォードでは、選手1名とスタッフ2名の陽性反応を確認。その後、ジャマイカ代表DFエイドリアン・マリアッパは自身が感染者であることを公表していた。
さらに、ピアソン監督は『スカイ・スポーツ』の取材に対して、近親者に陽性反応が出た2選手が自主的な隔離措置を取っていることを明かした。
「(トレーニングを欠席している選手に関して)1人(マリアッパ)は陽性反応が出たことによるもので、もう2人は濃厚接触によるもの、そして、もう1人は出席しないことを決めたことによるものだ」
「こういった問題はこのウイルスの複雑さを反映している。全員が(22日に)再検査を受け、週末に結果が出るのを待っている状況だ」
また、無症状だったものの、感染が発覚したマリアッパについては、家族共に健康状態に問題がなく、イギリス政府やプレミアリーグのガイドラインに沿って隔離期間を終えた後に問題なく合流できると語っている。
「彼はとても元気そうに見えるし、彼自身もそのように感じている。そういう意味では、このウイルスが我々に対して様々な形で影響を与えていることを示す一例だと思う」
「彼はアドバイスとガイドラインに従って1週間の隔離を行っている。彼の家族も全員無事だ。彼が戻ってくる際には、コンディション的に全く問題はないだろう」
「彼がいないことは残念だ。他にも陽性反応が出た人と接触したことで自己隔離をしなければならない選手、自分でトレーニングを続けることを決めた選手たちもいる」
先日にトレーニング復帰拒否を公言した主将のイングランド人FWトロイ・ディーニーを含め、家族への感染リスクを避けるため、数人の選手がトレーニング参加を拒否していることを明らかにしたピアソン監督。
一部の識者からはその行動に苦言を呈す声も出ていたが、同監督は以前からプレミアリ―グの早期再開に懸念を表明していたこともあり、選手たちの行動に理解を示している。それでも、指揮官としてリーグ再開に向け最善の準備をしていくことを約束している。
「(選手たちに対して)自分の立場を十分に明確に示してきた。指揮官としての私の立場は選手やスタッフをサポートすることだ。選手たちを可能な限りベストな状態にして、再び競争力を発揮できるようにしたい」
新型コロナウイルスの影響によって中断しているプレミアリーグ。先日、トレーニング再開に先駆けて所属全クラブの選手とスタッフを対象にウイルス検査を実施した。
その際にワトフォードでは、選手1名とスタッフ2名の陽性反応を確認。その後、ジャマイカ代表DFエイドリアン・マリアッパは自身が感染者であることを公表していた。
「(トレーニングを欠席している選手に関して)1人(マリアッパ)は陽性反応が出たことによるもので、もう2人は濃厚接触によるもの、そして、もう1人は出席しないことを決めたことによるものだ」
「具体的な数字を言うつもりはないが、今週は様々な理由でトレーニングを欠席した選手が何人もいた。それは仕方のないことだ」
「こういった問題はこのウイルスの複雑さを反映している。全員が(22日に)再検査を受け、週末に結果が出るのを待っている状況だ」
また、無症状だったものの、感染が発覚したマリアッパについては、家族共に健康状態に問題がなく、イギリス政府やプレミアリーグのガイドラインに沿って隔離期間を終えた後に問題なく合流できると語っている。
「彼はとても元気そうに見えるし、彼自身もそのように感じている。そういう意味では、このウイルスが我々に対して様々な形で影響を与えていることを示す一例だと思う」
「彼はアドバイスとガイドラインに従って1週間の隔離を行っている。彼の家族も全員無事だ。彼が戻ってくる際には、コンディション的に全く問題はないだろう」
「彼がいないことは残念だ。他にも陽性反応が出た人と接触したことで自己隔離をしなければならない選手、自分でトレーニングを続けることを決めた選手たちもいる」
先日にトレーニング復帰拒否を公言した主将のイングランド人FWトロイ・ディーニーを含め、家族への感染リスクを避けるため、数人の選手がトレーニング参加を拒否していることを明らかにしたピアソン監督。
一部の識者からはその行動に苦言を呈す声も出ていたが、同監督は以前からプレミアリ―グの早期再開に懸念を表明していたこともあり、選手たちの行動に理解を示している。それでも、指揮官としてリーグ再開に向け最善の準備をしていくことを約束している。
「(選手たちに対して)自分の立場を十分に明確に示してきた。指揮官としての私の立場は選手やスタッフをサポートすることだ。選手たちを可能な限りベストな状態にして、再び競争力を発揮できるようにしたい」
ナイジェル・ピアソンの関連記事
ワトフォードの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
|
ワトフォードの人気記事ランキング
1
チェルシーファンに“中指立て”ジェスチャーのディーニー、抗議の意味を込めたと明かす
▽5日、プレミアリーグ第26節のチェルシー戦で4-1と勝利したワトフォード。先制ゴールを奪ったFWトロイ・ディーニーが見せた衝撃のパフォーマンスには理由があったようだ。 ▽チェルシーとの試合に臨んだワトフォードは、42分にディーニーのPKで先制。82分にエデン・アザールのゴールで同点とされるも、そこから怒涛の3連続ゴール。4-1で勝利していた。 ▽この試合で先制ゴールを決めたディーニーは、PKでのゴールを喜ぶ際に右手の中指をファンに向けて立てたパフォーマンスを披露。この理由を、イギリス『スカイ・スポーツ』でレポーターを務めるミシェル・オーウェンさんがディーニーに尋ね、その回答をツイッター(@MichelleOwen7)で明かした。 「トロイ・ディーニーにゴールセレブレーションについて尋ねると、彼はここ数週間の噂に対するリアクションだ。そして、まだ僕がここに居るということの反応と言ったわ」 ▽中指を立てるジェスチャーに関しては、今シーズン序盤にトッテナムのMFデレ・アリがイングランド代表の試合でマンチェスター・シティのDFカイル・ウォーカーへ中指を立てて処分。イングランドサッカー協会(FA)は、「選手がレフェリーに向けたものではないとしたが、チームメイトに向けられたかどうかに関わらず、規律に違反している」として処分を下していた。 ▽この前例を考えれば、ディーニーがどんな意図で中指を立てたかに関わらず、処分が下される見込み。ミシェル・オーウェンさんは4試合の出場停止になる可能性があるとしている。 2018.02.06 21:15 Tue2
シェフチェンコ息子の16歳クリスチャン、ワトフォードとプロ契約締結
チャンピオンシップ(イングランド2部)のワトフォードは3日、ウクライナ人FWクリスチャン・シェフチェンコ(16)とプロ契約を締結したことを発表した。 ミランで輝かしいキャリアを築いたアンドリー・シェフチェンコを父に持つクリスチャンは、ロンドン生まれで父が在籍したチェルシーの下部組織出身。 父と同じくポジションはストライカーとのこと。偉大なDNAを継承するサラブレッドがプロキャリアを歩むことになった。 2023.07.03 23:30 Mon3
ワトフォードがダービーのU-21イングランド代表MFヒューズを獲得
▽ワトフォードは25日、ダービー・カウンティからU-21イングランド代表MFウィル・ヒューズ(22)を完全移籍で獲得した。契約期間は2022年6月30日までの5年間となる。 ▽2011年の夏に若干16歳でトップチームに昇格を果たしたヒューズは、同年11月に行われたピーターバラ・ユナイテッド戦でトップチームデビュー。ダービーでは6シーズンで公式戦189試合に出場し、12ゴール18アシストを記録した。 ▽また、17歳から飛び級で招集されてきたU-21イングランド代表では、これまで公式戦21試合に出場し、2ゴールを記録している。 2017.06.25 03:15 Sun4
ヴァーディ&マフレズ弾でレスターが完勝! 岡崎は65分までプレー《プレミアリーグ》
▽日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは20日、プレミアリーグ第24節でワトフォードと対戦し、2-0で勝利した。岡崎は65分までプレーした。 ▽前節のチェルシー戦をゴールレスドローで終えた8位レスター(勝ち点31)が、ホームに10位ワトフォード(勝ち点26)を迎えた一戦。ミッドウィークにFA杯3回戦再試合でフリートウッド・タウンと対戦したレスターは、その試合の先発からマフレズとアマルテイ以外の9人を変更。岡崎はリーグ3戦連続の先発出場となった。 ▽試合は開始6分、岡崎のロングパスでDFの裏に抜け出したヴァーディがボックス中央まで切り込みシュート。これがGKカルネジスに弾かれると、こぼれ球を駆け上がった岡崎がダイビングヘッドで詰めたが、ジャストミートできない。 ▽一進一退の展開が続く中、ワトフォードは34分に決定機。ドゥクレのパスをボックス手前でカバセレが頭で繋ぐと、DFの裏に抜け出したディーニーがゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定で取り消された。 ▽ピンチを凌いだレスターは38分、M・ジェームズの縦パスをボックス内で受けたヴァーディがワゲに倒され、PKを獲得。このPKをヴァーディがゴール右隅に決め、レスターが先制に成功した。 ▽迎えた後半、最初のチャンスはリードするレスターに生まれる。51分、チルウェルのパスで左サイドを抜け出したヴァーディがボックス左まで侵攻。マイナスの折り返しを岡崎が左足で合わせたが、これはGKカルネジスに正面でキャッチされる。 ▽膠着状態が続く中、レスターは65分に岡崎を下げてグレイを投入。さらに89分にヴァーディを下げてアドリエン・シウバをピッチに送り出した。 ▽すると91分、アドリエン・シウバのパスをバイタルエリア手前で受けたマフレズが、ゴールエリア左付近まで切り込みシュート。これがゴール右隅に吸い込まれた。 ▽結局、試合はそのまま2-0で終了。ヴァーディ&マフレズ弾でリーグ3戦無敗のレスターが、7位に順位を上げている。 2018.01.21 02:02 Sun5
