歴戦の名将・アンチェロッティ、イタリアとイングランドを比較「今はより楽しい」
2020.05.23 13:25 Sat
世界的な名将の1人として数々のタイトルを獲得してきたカルロ・アンチェロッティ監督が、イタリアとイングランドの差を語った。
アンチェロッティ監督は、現役時代はパルマ、ローマ、ミランとイタリア国内のみでプレー。監督としてもレッジャーナ、パルマ、ユベントス、ミランとイタリア国内で指揮を執っていた。
しかし、2009年7月に初の国外クラブとなるチェルシーで監督に就任。その後は、パリ・サンジェルマン(PSG)、レアル・マドリー、バイエルンと国外のビッグクラブを渡り歩き、2018年7月にナポリの監督としてイタリアへ復帰。しかし、2019年12月に解任されると、エバートンの監督に就任していた。
監督としてミラン時代にセリエAやチャンピオンズリーグを制した他、チェルシーではプレミアリーグとFAカップ、PSGではリーグ・アン、レアル・マドリーではチャンピオンズリーグ、バイエルンではブンデスリーガと国内外でそれぞれタイトルを獲得した実績がある。
アンチェロッティ監督は、イタリア『スカイ・スポーツ』で自身の母国であるイタリアと現在指揮を執るイングランドを比較。イタリアの問題点を指摘するとともに、イングランドで指揮を執ることの方が「楽しい」と語った。
「ここではサポーターからのプレッシャーは少なく、イギリスの雰囲気は良い」
「9年経ってイタリアに戻ったが、変化はなかった。プレッシャーは同じで、サポーターには暴力的な部分がたくさんある」
「イタリアのサッカーは変化を遂げようとしているが、残念ながら依然として暴力が存在する国の文化を変えることは容易ではない」
「イギリスでは、スタジアムにいる人々、そして私がスタジアムでのみ話す人は、より敬意を払ってくれる」
「当初、私はバイエルンを去った後にイタリアへ戻りたかった。ナポリでの経験はあ理、それは良い経験だったが、リーグを選べる場合は、ここで感じる雰囲気とプレミアリーグの雰囲気から、プレミアリーグに戻りたいと思っていた」
「私にとってエバートンに来るチャンスがあったことは本当に重要だった。エバートンは素晴らしい歴史と伝統を持つクラブであり、トップになることを目標としている」
「我々はそれを目指しているCOVID-19による中断の後は、最善を尽くしたいと思う」
アンチェロッティ監督は、現役時代はパルマ、ローマ、ミランとイタリア国内のみでプレー。監督としてもレッジャーナ、パルマ、ユベントス、ミランとイタリア国内で指揮を執っていた。
しかし、2009年7月に初の国外クラブとなるチェルシーで監督に就任。その後は、パリ・サンジェルマン(PSG)、レアル・マドリー、バイエルンと国外のビッグクラブを渡り歩き、2018年7月にナポリの監督としてイタリアへ復帰。しかし、2019年12月に解任されると、エバートンの監督に就任していた。
アンチェロッティ監督は、イタリア『スカイ・スポーツ』で自身の母国であるイタリアと現在指揮を執るイングランドを比較。イタリアの問題点を指摘するとともに、イングランドで指揮を執ることの方が「楽しい」と語った。
「間違いなくプレミアリーグで指揮を執ることを楽しんでいる」
「ここではサポーターからのプレッシャーは少なく、イギリスの雰囲気は良い」
「9年経ってイタリアに戻ったが、変化はなかった。プレッシャーは同じで、サポーターには暴力的な部分がたくさんある」
「イタリアのサッカーは変化を遂げようとしているが、残念ながら依然として暴力が存在する国の文化を変えることは容易ではない」
「イギリスでは、スタジアムにいる人々、そして私がスタジアムでのみ話す人は、より敬意を払ってくれる」
「当初、私はバイエルンを去った後にイタリアへ戻りたかった。ナポリでの経験はあ理、それは良い経験だったが、リーグを選べる場合は、ここで感じる雰囲気とプレミアリーグの雰囲気から、プレミアリーグに戻りたいと思っていた」
「私にとってエバートンに来るチャンスがあったことは本当に重要だった。エバートンは素晴らしい歴史と伝統を持つクラブであり、トップになることを目標としている」
「我々はそれを目指しているCOVID-19による中断の後は、最善を尽くしたいと思う」
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