ローマ関心の日本代表DF冨安健洋、ボローニャTDが売却を完全否定「冨安を十分に評価できる人はいない」
2020.05.17 22:30 Sun
ボローニャのテクニカル・ディレクター(TD)を務めるワルテル・サバティーニ氏が、クラブの移籍についてコメント。日本代表DF冨安健洋(21)についても言及した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
本職のセンターバックやボランチではなく、右サイドを主戦場としているものの、セリエA初挑戦で20試合に出場し2アシストを記録。日に日に評価を上げていっている。そんな冨安には、ローマが関心を示していると報道が出ていたが、サバティーニ氏がこの噂を否定した。
「我々が彼を売ることはない。なぜなら、提示された金額は、彼がどれだけ素晴らしい選手であるかを十分に反映されていないからだ」
「今の所、冨安が何であるか、どうなるかを十分に評価できる人はいない」
現在はボローニャとメジャーリーグ・サッカー(MLS)のモントリオール・インパクトでコーディネーターとして活躍している。
また、クラブの指揮を執るシニシャ・ミハイロビッチ監督が母国セルビアのテレビで「イブラヒモビッチはミラノに残ることはなさそうで、我々の元に加わるか、スウェーデンに戻るかはわからない」と発言したことで、ミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(38)の移籍話に火がついていた。
しかし、サバティーニ氏は、友人関係の2人の会話であることを強調。何も起こらないだろうとの見解を示した。
「彼らの友情と、相互の賞賛によってのみ発展することができることだ。イブラヒモビッチを含む移籍の動きは、ボローニャが目指すことができるものではない」
「彼は確かに周りのレベルを上げるだろう。それはもちろん素晴らしいが、私は移籍が起こるとは信じられない」
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昨シーズンはシント=トロイデンで大きく評価を上げ、日本代表としても定着した冨安は、今シーズンからボローニャに完全移籍。セリエAの舞台に挑戦した。本職のセンターバックやボランチではなく、右サイドを主戦場としているものの、セリエA初挑戦で20試合に出場し2アシストを記録。日に日に評価を上げていっている。そんな冨安には、ローマが関心を示していると報道が出ていたが、サバティーニ氏がこの噂を否定した。
「今の所、冨安が何であるか、どうなるかを十分に評価できる人はいない」
サバティーニ氏は、セリエA屈指のディレクターとして知られ、パレルモ時代にはアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(現ローマ)、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(現パリ・サンジェルマン)を発掘。その後のローマでは、アルゼンチン代表MFエリック・ラメラ(現トッテナム)や元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴラン(現カリアリ)など、多くの好タレントを獲得していた。
現在はボローニャとメジャーリーグ・サッカー(MLS)のモントリオール・インパクトでコーディネーターとして活躍している。
また、クラブの指揮を執るシニシャ・ミハイロビッチ監督が母国セルビアのテレビで「イブラヒモビッチはミラノに残ることはなさそうで、我々の元に加わるか、スウェーデンに戻るかはわからない」と発言したことで、ミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(38)の移籍話に火がついていた。
しかし、サバティーニ氏は、友人関係の2人の会話であることを強調。何も起こらないだろうとの見解を示した。
「彼らの友情と、相互の賞賛によってのみ発展することができることだ。イブラヒモビッチを含む移籍の動きは、ボローニャが目指すことができるものではない」
「彼は確かに周りのレベルを上げるだろう。それはもちろん素晴らしいが、私は移籍が起こるとは信じられない」
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セリエA第32節、アタランタvsボローニャが13日にゲヴィス・スタジアムで行われ、ホームのアタランタが2-0で勝利した。 3連敗で3位のアタランタと、直近5勝1分けの6戦無敗で4位に浮上したボローニャが1ポイント差で臨んだ上位対決。 試合は2025年に入って1度も勝利がないホームで連敗ストップを期すアタランタが最高の入りを見せた。開始3分、右サイドのスペースで縦に運んだベッラノーバがGKとディフェンスラインの間に絶妙なグラウンダーのクロスを供給。これにDF2枚の間から飛び出したレテギが左足ワンタッチで合わせた。 アタランタの先制後はボローニャが攻勢を強めて押し返したが、決定機に持ち込むまでには至らず。すると、21分には相手陣内右サイドでDFルクミとのタフなバトルを制してサイドをえぐったレテギからの完璧なクロスを、ゴール前にフリーで走り込んだパシャリッチが抑えの利いたダイレクトボレーで合わせた。 ルクミの軽率なセルフジャッジも影響した2失点目で厳しくなったボローニャ。ここからリスクを冒して前に出ると、ダリンガが前線で奮闘しながらオルソリーニ、エンドイエらの2列目からの仕掛けで幾度かチャンスも創出。しかし、ゴール至近距離からのエンドイエの決定的なシュートがGKカルネセッキのビッグセーブに阻まれるなど、前半のうちに1点を返すことはできなかった。 前半終了間際にヒザを痛めたコラシナツに代えてトロイを投入したアタランタに対して、ボローニャはハーフタイムで3枚替えを敢行。失点関与のルクミに代えてカザーレを投入したほか、オルソリーニとファビアンに代えてドミンゲス、カンビアギを投入。開始直後にはそのドミンゲスがボックス左に持ち込んで強烈なシュートを枠に飛ばすが、これはGKカルネセッキの好守に遭う。 後半は割り切って守るアタランタに対してボローニャが押し込む時間帯が続いたが、要所を締めるホームチームの守備を前にアウェイチームの攻撃は尻すぼみとなった。 後半は決定機はおろかシュートまで持ち込めないアタランタは、80分を過ぎて殊勲のれいぇぎら主力をベンチに下げて完全に逃げ切り態勢に入った。 試合を通してシュート4本に終わったものの、そのうちの2本をゴールに結びつけてクリーンシートで上位対決を制したアタランタがリーグ連敗を止めるとともに2025年のホームリーグ戦初白星を挙げた。敗れたボローニャはリーグ7戦ぶりの敗戦で5位転落となった。 アタランタ 2-0 ボローニャ 【アタランタ】 マテオ・レテギ(前3) マリオ・パシャリッチ(前21) 2025.04.13 21:34 Sun3
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ボローニャは8日、ポーランド代表GKウカシュ・スコルプスキ(33)との契約延長オプション行使を発表した。これにより、スコルプスキは2025-26シーズンもボローニャでプレーすることになる。 2013年夏に母国のグールニク・ザブジェからローマへ完全移籍し、イタリアでのキャリアをスタートしたスコルプスキ。エンポリへの2シーズンの武者修行を経て2017年に帰還したが、イタリア屈指の強豪では思うように出番を得られず。 その後、2018年夏にボローニャへ完全移籍した。その新天地では加入1年目から正GKの座を掴み、ここまで公式戦247試合に出場。卓越した身体能力を活かしたシュートストップを武器に、昨シーズンはクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献。 今シーズンは序盤こそCLとの二足の草鞋に苦戦を強いられたが、現在チームはコッパ・イタリア準決勝進出、セリエAでもCL出場圏内の4位と好位置につけている。 2025.04.08 20:00 Tue4
立て直しを図れないミラン、コンセイソン監督のストレスが爆発「出て行って欲しいならそう言えばいい。1ユーロも要らない」
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が27日にアウェイで行われ、1-2で逆転負けしたセリエA第9節延期分ボローニャ戦後、会見に臨んだ。 悪天候により延期となっていた勝ち点41で並ぶ8位ボローニャとの一戦。開始早々にFWサンティアゴ・ヒメネスに決定機のあったミランだったが、守勢を強いられる苦しい展開に。 それでもハーフタイム間際の43分にGKマイク・メニャンのロングフィードが流れたところ、FWラファエル・レオンがうまくDFと入れ替わってGKと一対一となり、これを決めて先制した。 しかし後半開始3分にFKの流れから同点とされると、終盤の82分に逆転弾を奪われて敗戦。敵地レナト・ダッラーラで23年ぶりの敗戦を喫し痛い連敗となった。 コンセイソン監督は日々高まる周囲からのプレッシャーにより、溜まっていたフラストレーションを会見場でぶちまけた。 「毎日、皆が私の将来について話している。彼らが私に出て行って欲しいならそう言えばいい。私はもう1ユーロも要らないから彼らを安心させてあげたい。私は何もないところからここに来たわけではない。13個のトロフィーを獲得し、チャンピオンズリーグでは100試合を経験した。ポルトではイタリアの5つのビッグクラブと対戦し、インテルを除いたクラブに勝ってきた。それでも人々は意地悪なことを言う。一方で私には何が起こっているかを知っている家族や友人が居る。これは不公平だ」 また、批判の矛先は審判団にも向いた。 「同点弾は明らかにハンドだった。ネガティブな出来事全てが我々に起き、小さな出来事が重なって決定的となった」 2025.02.28 08:30 Fri5