2位アーセナルに並ぶ勝ち点「10」、逆転勝利のニューカッスル指揮官「正しい方向への一歩」

2024.09.16 14:40 Mon
開幕から無敗続くハウ監督
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開幕から無敗続くハウ監督
ニューカッスルエディ・ハウ監督が逆転勝利を喜んだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
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代表ウィーク前のプレミアリーグ第3節ではトッテナムに2-1で勝ちきったニューカッスル。2勝1分けと好スタートのなか、15日の第4節ではウォルバーハンプトンとアウェイで対戦した。ニューカッスルは序盤からゴールに迫り、イングランド代表FWアンソニー・ゴードンのシュートはポストに直撃。しかし36分、ロングカウンターから失点し、1点ビハインドで後半を迎える。
追加点は許さずにやり過ごすと、75分には元スイス代表DFファビアン・シェアのゴラッソが炸裂。するとその5分後には、後半から出場のイングランド代表MFハーヴィー・バーンズがカットインからコントロールショットを決め、2-1の逆転勝利を収めた。

開幕から3勝1分けとし、2位アーセナルに並ぶ勝ち点「10」で3位のハウ監督。試合後には「大きな勝利」と繰り返し、チームの戦いぶりに満足感を示した。
「我々にとっては大きな勝利だ。アウェイでは解決しなければならない課題も残るが、これは前に進むための大きなステップだ」

「(ハーフタイムの時点で)私は全く満足していなかったし、選手たちは自らのパフォーマンスを発揮しなければならないと理解している。我々には変化をもたらす力がある。途中出場した選手たちを称えなければならない。全員が自分の役割を果たした。これは大きな勝利だ」

「前半の初めは(緊迫感を)感じたが、その後は少し落ち着き、ファビアンのゴールが自信をもたらした。ハーヴィーが本当に素晴らしい瞬間を作り、その後は窮地に立たされたが、最後の最後で闘志を出し切り、勝利を収めた」

また、ハウ監督はチームの仕上がりにも言及。まだまだ向上の余地はあるが、目指すべき場所へ向かっているようだ。

「パフォーマンスの面では前進していると思う。正しい方向への一歩だったと思う。さまざまな面で改善できる部分があり、今週はそれに取り組むつもりだ。我々は本当に結束の固いチームだし、これからもそうあり続けなければならない」



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【プレミアリーグ第6節プレビュー】チェルシーvs三笘ブライトンなど好カード満載の一節

先週末に行われた前節はマンチェスター・シティvsアーセナルの頂上決戦がドローに終わって全勝チームがいなくなった。また、ニューカッスルが今季初黒星を喫した一方、ブライトンとノッティンガム・フォレストの無敗対決はドローとなり、無敗チームは4チームとなっている。 9月最後の一節となる第6節ではマンチェスター・ユナイテッドvsトッテナムのビッグ6対決に加え、ニューカッスルvsマンチェスター・シティ、チェルシーvsブライトンの3つの注目カードが開催される。 マンチェスター・ユナイテッドは前節、敵地でクリスタル・パレスと対戦しゴールレスドローに終わった。公式戦2試合10ゴールと破壊力増す攻撃陣の躍動が期待されたが、前半の再三の決定機を古巣対戦となったGKヘンダーソンに再三のビッグセーブで阻まれると、イーブンな展開に持ち込まれた後半は守護神オナナの好守で無失点を継続したものの、最後までイーグルスのゴールを割ることができず。さらに、ミッドウィーク開催のヨーロッパリーグ(EL)ではホームで格下トゥベンテと対戦。MFエリクセンのゴールで先制するところまでは良かったが、追加点を奪えずに同点ゴールを許すと、猛攻を仕掛けた後半終盤は相手の体を張った守備に精度を乱されて1-1のドロー。公式戦2試合連続ドローと再びフォームを落とした状態で今季2度目のビッグ6直接対決に臨むことになった。 一方、トッテナムは前節、ブレントフォードと対戦し3-1の勝利。リーグ連敗をストップした。試合開始20秒過ぎにFWエンベウモに電光石火のゴールを奪われたが、FWソランケの加入後初ゴールとFWブレナン・ジョンソンのゴールで前半の内に逆転。後半は守勢を強いられた中、鮮やかなカウンターからのMFマディソンのゴールで勝ち切った。続くELではカラバフをホームで迎え撃った中、前半開始直後にDFドラグシンが一発退場となる窮地に陥ったが、公式戦3戦連発のジョンソン、2戦連発のソランケらの活躍に守護神ヴィカーリオの再三の好守によって3-0の勝利を収めた。そのタフな内容に加え、準備期間が1日少ないアウェイゲームは難しい戦いが想定されるが、公式戦3連勝の勢いを活かして勝ち点3を持ち帰りたい。 開幕からの連勝が「4」でストップした王者シティは、難所セント・ジェームズ・パークでのニューカッスル戦で白星奪還を狙う。2-2のドローに終わった頂上決戦ではFWハーランドのリーグ5試合連続ゴールで先制も、MFロドリの負傷交代をきっかけに暗転。納得しがたい流れから喫したDFカラフィオーリの同点ゴールにDFガブリエウのセットプレーによるゴールで引っくり返されると、後半は[6-3]の堅固な守備ブロックにしたたかに時計を進めるアウェイチームの策略に嵌りかけたが、途中投入のDFストーンズが後半ほぼラストプレーで決めた同点ゴールで辛くも勝ち点1を拾った。 また、中1日という過酷な日程で戦ったEFLカップ3回戦ではワトフォード相手にFWドクとMFマテウス・ヌネスの加入後初ゴールなどによって大幅なターンオーバーを敢行した一戦を2-1で勝利。公式戦3試合ぶりの白星を挙げた。ただ、中盤の要を担うロドリの長期離脱が決定し、MFデ・ブライネの状態も不透明な中で臨む難所セント・ジェームズ・パークでの一戦は非常に難しいものになるはずだ。 対するニューカッスルは開幕から好調を維持したが、前節はフルアム相手にまさかの1-3の敗戦。MFギマランイスが軽率なプレーで3失点目に関与するなど、攻守両面でイージーミスが散見され、ダメージが残る形での今季初黒星となった。また、ミッドウィークに開催予定だったEFLカップのウィンブルドン戦が大雨による洪水の影響で開催延期に。コンディション面では優位に働くものの、メンタル的にはバウンスバックのきっかけを逃す形となり、良くも悪くも諸々の影響に注目したい。 直近3試合連続クリーンシートで好調を維持するチェルシー。リーグ前節のウェストハム戦では3バックスタートと変化を加えたホームチーム相手にFWジャクソンが2ゴール1アシストの見事な活躍をみせ、3-0の完勝に導いた。続くEFLカップでは4部首位のバロー相手に大幅にメンバーを入れ替えた中、FWエンクンクのハットトリックの活躍などで5-0の圧勝。前線を中心にポジティブなポジション争いを繰り広げる中で今回の上位対決に臨む。 一方、MF三笘薫を擁するブライトンは開幕から5戦無敗も、直近3試合は格下相手に3試合連続ドローとやや失速気味。2-2のドローに終わったフォレスト戦は好調のFWウェルベックの見事な直接FKによるゴールで一時逆転に持ち込んだが、後半半ばに追いつかれると、数的優位を手にした後半終盤も攻め切れず。敵将ヌーノと共にヒュルツェラー監督が退席処分を下されるカオスな一戦で勝ち点1獲得にとどまった。その青年指揮官不在で臨むブルーズとのアウェイゲームでは、比較的志向するスタイルが近いこともあり、個々の局面での勝負がカギを握る。攻撃でもキーマンとなるDFグストに対して、日本代表MFの攻守に渡る活躍が4戦ぶりの白星を左右することになるはずだ。 今季序盤を占うアウェイ3連戦を1勝2分けで終えたアーセナルは昇格組レスター・シティ相手にリーグ2戦ぶりの白星を狙う。シティとの頂上決戦では賛否両論となったFWトロサールの退場で数的不利を背負った中、対戦相手から揶揄される割り切った戦いで辛くも勝ち点1を持ち帰ったアルテタのチーム。ただ、その激戦後に守護神ラヤ、DFホワイト、DFティンバーの負傷が発覚。直近のEFLカップでは大幅なターンオーバーを敢行し、17歳MFヌワネリの2ゴール、FWスターリングの加入後初ゴールなどで5-1と公式戦3試合ぶりの白星を挙げたが、MFウーデゴールの長期離脱を含めてチーム状況は芳しくない。曲者フォクシーズとのホームゲームでも総力戦の構えで臨みたい。 公式戦3連勝と好調のリバプールは開幕未勝利で最下位に沈むウォルバーハンプトン相手にさらなる連勝を狙う。前節はボーンマス相手にFWルイス・ディアスの2ゴールの活躍などで快勝すると、ウェストハムとの対戦となったEFLカップではMF遠藤航やFWキエーザらを初先発で起用した一戦で5-1の完勝。ターンオーバーに消極的なスロット監督もMFカーティス・ジョーンズやFWガクポらの躍動を受け、態度を軟化させた印象だ。ただ、今回の試合では再び指揮官が考えるベストメンバーでの戦いとなりそうだ。 その他ではアーセナルに敗れたものの、それ以外の試合で昨季同様の強さを見せて3位に位置するアストン・ビラが開幕未勝利の昇格組イプスウィッチ・タウンと、MF鎌田大地のクリスタル・パレスと、DF菅原由勢のサウサンプトンはそれぞれエバートン、ボーンマス相手に初勝利を目指す。 《プレミアリーグ第6節》 ▽9/28(土) 《20:30》 ニューカッスル vs マンチェスター・シティ 《23:00》 アーセナル vs レスター・シティ ブレントフォード vs ウェストハム チェルシー vs ブライトン・ホーヴ・アルビオン エバートン vs クリスタル・パレス ノッティンガム・フォレスト vs フルアム 《25:30》 ウォルバーハンプトン vs リバプール ▽9/29(日) 《22:00》 イプスウィッチ vs アストン・ビラ 《24:30》 マンチェスター・ユナイテッド vs トッテナム ▽9/30(月) 《28:00》 ボーンマス vs サウサンプトン 2024.09.28 12:00 Sat

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