開幕戦黒星で即契約解除…英2部のプレストンが2年半指揮した監督と別れ「今が適切な時期だった」

2024.08.12 23:25 Mon
開幕戦黒星で契約解除となったロウ監督
Getty Images
開幕戦黒星で契約解除となったロウ監督
チャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストン・ノースエンドは12日、ライアン・ロウ監督(45)との契約解除を発表した。双方合意の下での解除となる。

ロウ監督は、2021年12月にプレストンの監督に就任。2年半の在任期間で、チャンピオンシップで13位、12位、10位と毎年順位を上げていた。

今シーズンもチームの指揮を執る中、チャンピオンシップの開幕戦ではプレミアリーグから降格してきたシェフィールド・ユナイテッドと対戦。0-2で敗れ、黒星スタートとなっていた。
そんな中、11日にクラブの幹部と協議を行い、チームを去ることが決定した。

クラブのディレクターを務めるピーター・リズデール氏は、クラブを通じてコメントしている。
「8月11日(日)に行われた議論の結果、今が変更を行うのに適切な時期であることが双方合意された」

「ライアンは、クラブの全員から勤勉さ、献身性、責任感に対しての感謝の意を受けてチームを去る。我々は彼と彼の家族の将来の幸せを願う」

なお、サンダーランド戦、スウォンジー・シティ戦は暫定体制で臨むとのこと。新監督招へいをその間に考えるとされている。

ライアン・ロウの関連記事

開幕戦の敗戦で監督交代に踏み切ったプレストン・ノースエンドは20日、新監督にポール・ヘッキングボトム氏(47)を招へいしたことを発表した。 ヘッキングボトム氏は、バーンズリーやリーズ・ユナイテッド、ハイバーニアンで監督を務めたのち、シェフィールド・ユナイテッドU-21の監督に就任。2021年3月にファーストチーム 2024.08.20 21:45 Tue

プレストン・ノースエンドの関連記事

相手選手に噛み付いた選手が8試合の出場停止処分を受けることが決定した。 問題を起こしたのは、プレストン・ノースエンドのモンテネグロ代表FWミルティン・オスマイッチ。9月22日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)第6節のブラックバーン戦で相手選手に噛み付く行為を見せていた。 ゴールレスで迎えた87 2024.10.04 19:45 Fri
相手選手に噛み付いたとされていたプレストン・ノースエンドのモンテネグロ代表FWミルティン・オスマイッチが処分を受けることとなった。 事件が起こったのは22日に行われたチャンピオンシップ第6節のブラックバーン戦。試合はゴールレスの中で迎えた87分、リバプールからレンタル移籍でブラックバーンに加入中のDFオーウェン・ 2024.09.27 00:27 Fri
チャンピオンシップ(イングランド2部)の試合で、FW大橋祐紀の同僚が噛みつかれる事態が発生したようだ。 アクシデントはチャンピオンシップ第6節のプレストン・ノースエンドvsブラックバーンにて発生。試合はゴールレスドローの中で迎えた87分、リバプールからレンタルでブラックバーンに加入中のDFオーウェン・ベックが、F 2024.09.24 12:10 Tue
17日に行われたカラバオカップ(EFLカップ)3回戦で同大会記録となる壮絶なPK戦が繰り広げられた。 チャンピオンシップ(イングランド2部)に属するプレストン・ノースエンドは、プレミアリーグのフルアムをホームで迎え撃った。 試合はMFライアン・レドソンのゴールによってプレストンが前半の35分に先制。だが、フ 2024.09.18 09:00 Wed
開幕戦の敗戦で監督交代に踏み切ったプレストン・ノースエンドは20日、新監督にポール・ヘッキングボトム氏(47)を招へいしたことを発表した。 ヘッキングボトム氏は、バーンズリーやリーズ・ユナイテッド、ハイバーニアンで監督を務めたのち、シェフィールド・ユナイテッドU-21の監督に就任。2021年3月にファーストチーム 2024.08.20 21:45 Tue

チャンピオンシップの関連記事

リーズ・ユナイテッドは23日、元フランス代表MFジョシュア・ギラヴォギ(34)の加入を発表した。契約は1年となる。 ギラヴォギはクラブ公式サイトで「イングランドでプレーしたことがないし、フットボーラーとして素晴らしい経験になる。リーズという歴史のあるクラブでプレーするのも素晴らしい機会だ。チームと練習して、ピッチ 2024.10.24 15:25 Thu
ノリッジ・シティは23日、ジャック・ウィルシャー氏(32)の1stチームコーチ就任を発表した。 ウィルシャー氏はアーセナルアカデミー育ちの生え抜き選手だったが、“ガラスの天才”と称される通り、ケガの連続。2022年夏に30歳で現役を退き、以降は古巣アーセナルのU-18チームの指揮を執り、指導者に転身した。 2024.10.23 19:55 Wed
リーズ・ユナイテッドが元フランス代表MFジョシュア・ギラヴォギ(34)を獲得するようだ。 リーズでは田中碧とジョー・ロズウェルのボランチコンビが板につきはじめるが、守備的MFのイリア・グルエフがヒザを痛めて離脱。さらに、守備的MFを任されるイーサン・アンパドゥもヒザのケガでチームを離れており、そこでギラヴォギに白 2024.10.23 18:57 Wed
リーズ指揮官が日本代表MF田中碧を絶賛した。 代表参加の長旅による疲れも感じさせず、初戦だった18日のチャンピオンシップ(イングランド2部相当)第10節からフル出場の田中。22日に行われたワトフォードとの第11節もフル出場し、2-1の勝利に貢献した。 イギリス地元メディア『Yorkshire Evening 2024.10.23 15:20 Wed
ブリストル・シティのFW平河悠が移籍後初ゴールを記録した。 FC町田ゼルビアから今夏ブリストルへと移籍した平河。パリ・オリンピックにもU-23日本代表として参加したアタッカーだったが、ケガの影響で開幕から出遅れることとなった。 第4節で復帰すると、その後はコンスタントに試合に出場。先発で起用され始めた中、1 2024.10.20 11:15 Sun

プレストン・ノースエンドの人気記事ランキング

1

プレストンvsフルアムはEFLカップ記録の最長PK戦に! ただ世界記録は桁違いの本数に…

17日に行われたカラバオカップ(EFLカップ)3回戦で同大会記録となる壮絶なPK戦が繰り広げられた。 チャンピオンシップ(イングランド2部)に属するプレストン・ノースエンドは、プレミアリーグのフルアムをホームで迎え撃った。 試合はMFライアン・レドソンのゴールによってプレストンが前半の35分に先制。だが、フルアムも後半の61分にFWリース・ネルソンのゴールで追いついた。その後、両者は90分間で決着を付けるべく攻め合ったものの、1-1のスコアでタイムアップ。 今大会は延長戦を行わず、即PK戦というレギュレーションとなっており、4回戦進出を懸けた運命のPK戦がスタート。 先攻フルアム、後攻プレストンという形で両チームのキッカーが素晴らしいシュートを打ち合うと、互いに8人連続で成功。迎えた9人目では先攻のDFホルヘ・クエンカがGKフレディ・ウッドマンのセーブに阻まれて初めての失敗に。だが、決めれば勝利となる後攻のMFケイン・ケスラー=ヘイデンのシュートを今度はGKスティーブン・ベンダがこちらも見事な反応で阻止した。 その後、11人目ではベンダ、ウッドマンの両GKがいずれも見事なシュートを決めて2巡目に突入。以降も両チームのキッカーは重圧を跳ね除けてシュートを決め続けた。 そんななかでようやく決着が付いたのは17人目。先攻のDFティモシー・カスターニュが大きくふかしてクロスバーの上にシュートを外したのに対して、後攻のレドソンは冷静に左隅へ蹴り込み、プレストンが見事に4回戦進出を決めた。 なお、最終的に34本16-15の結果に終わったこの一戦は、2014-15シーズンのリバプールvsミドルズブラの30本14-13を抜いてEFLカップ最長記録のPK戦となった。 ちなみに、世界記録は今年5月に行われたイスラエル3部リーグの昇格プレーオフ準決勝のSCディモナvsシムション・テル・アビブで樹立された56本。両チームが28本蹴り合った中、ディモナが23-22で勝利している。 <span class="paragraph-title">【動画】EFLカップ史上最長のPK戦</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">This is what football is all about<br><br> 16-15 on penalties<br> Fulham miss 9th pen<br> Preston GK gives it large<br> Preston miss 9th pen to win<br> Fulham score 10th pen &amp; “shhh” GK<br> Goalkeeper’s then take pens <br> Pen goes in off the back of GK’s head<br> Big underdog upset… <a href="https://t.co/Rf0NMQNxKz">pic.twitter.com/Rf0NMQNxKz</a></p>&mdash; The Editor (@FPLEditor) <a href="https://twitter.com/FPLEditor/status/1836155264522948721?ref_src=twsrc%5Etfw">September 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.18 09:00 Wed
2

相手選手への噛み付きで8試合出場停止&罰金290万円…英2部でモンテネグロ代表FWが処分

相手選手に噛み付いた選手が8試合の出場停止処分を受けることが決定した。 問題を起こしたのは、プレストン・ノースエンドのモンテネグロ代表FWミルティン・オスマイッチ。9月22日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)第6節のブラックバーン戦で相手選手に噛み付く行為を見せていた。 ゴールレスで迎えた87分、リバプールからレンタル移籍でブラックバーンに加入中のウェールズ代表DFオーウェン・ベックが、FKのためボールを拾いに行こうとしたプレストンの選手を蹴り飛ばしたことで小競り合いとなった。 すると、これに怒りを見せたオスマイッチがベックの背後から詰め寄り、首の辺りに噛み付く姿が映像で捉えられていた。 ベックは主審に対して自身が噛まれたことを主張するも、オスマイッチにはイエローカードが提示。一方で、相手を蹴ったベックは一発退場となっていたが、イングランドサッカー協会(FA)は9月27日にオスマイッチに対して処分を下すことを決定していた。 オスマイッチは異議申し立てをせず、自身の暴行容疑を認めることに。罰金1万5000ポンド(約290万円)と、8試合の出場停止処分を受けることとなった。 FAはしかるべき時期に書面で出場停止の理由を公表するとしており、プレストンは声明を出さないとした。 <span class="paragraph-title">【動画】乱闘騒ぎの中で噛みつきに行っている瞬間…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="u44XYMkhgzs";var video_start = 86;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Owen Beck bitten in the back of the neck against Preston. Beck received a red card after this. <a href="https://t.co/MxpOLYuEzZ">pic.twitter.com/MxpOLYuEzZ</a></p>&mdash; Lewis Bower (@LewisBower2021) <a href="https://twitter.com/LewisBower2021/status/1837873153671942642?ref_src=twsrc%5Etfw">September 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.04 19:45 Fri
3

かつて“神童”と期待された元リバプールのMFウッドバーン、新天地はイングランド4部のサルフォード・シティに決定

かつてリバプールで“神童”と謳われ、その将来が嘱望されていた元ウェールズ代表MFベン・ウッドバーン(24)。23日に、EFLリーグ2(イングランド4部)のサルフォード・シティへの加入が発表された。 リバプールのアカデミー育ちであるウッドバーンは、2016年11月に行われたプレミアリーグに17歳と42日で出場してファーストチームデビュー。そのデビュー戦の3日後に行われたEFLカップ準決勝のリーズ戦では、クラブ史上最年少ゴール記録(17歳と45日)を樹立し、クラブやメディア、ファンから大きな期待が寄せられていた。 しかし、その後は伸び悩みファーストチームで思うような出場機会を得られず。シェフィールド・ユナイテッド、オックスフォード・ユナイテッド、ブラックプールと国内の下部カテゴリーのクラブや、スコットランドのハーツへの武者修行を繰り返すも結局リバプールではチャンスがなく、2022年夏に退団が発表された。 その後は同年夏にチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストンに加入すると、在籍2シーズンで公式戦通算64試合3ゴール3アシストを記録。昨シーズンはリーグ戦21試合に出場したが先発はわずか1試合にとどまり、今夏に契約満了で退団していた。 ここまで残念ながら期待されていたようなキャリアは送れていないウッドバーンだが、まだ24歳。2年契約を締結したサルフォード・シティで、再び輝く姿が期待されている。 2024.07.24 18:20 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly