東京V撃破で今季初3連勝の広島、スキッベ監督は異例づくめの一戦をユーモアたっぷりに回想…殊勲の主将イジりも

2024.08.08 06:30 Thu
今季初3連勝に導いたミヒャエル・スキッベ監督
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今季初3連勝に導いたミヒャエル・スキッベ監督
サンフレッチェ広島ミヒャエル・スキッベ監督が、今シーズン初の3連勝を飾った東京ヴェルディ戦を振り返った。
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広島は7日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第25節の東京V戦を1-0で勝利した。今季の公式戦2試合でいずれも完勝した相手に圧倒する戦いが期待されたが、ブラックバーン移籍のFW大橋祐紀、負傷のFWピエロス・ソティリウとセンターフォワードの核を欠いた影響もあり、いずれも3点以上を挙げた前回対戦とは異なり、攻撃面ではアタッキングサードの崩しで苦戦。
それでも、守護神・大迫敬介を中心にソリッドな守備で無失点を維持すると、78分には途中出場のMF中島洋太朗の右CKの流れからゴール前で混戦を作り、最後はDF佐々木翔が右足シュートをゴール右上隅に突き刺して先制に成功した。

以降はリスクを冒して前に出たホームチームの攻勢に晒されたが、最後まで高い集中力でゴールを割らせず。昇格組相手に今季3度目の対戦も勝ち切り、今季初のリーグ3連勝と共に4位に浮上した。
この試合では前半20分過ぎに雷の影響で試合中断となり、約1時間半の中断というアクシデントが発生。さらに、VAR機器のトラブルによる中断などもあり、ピッチ上の選手、チームをマネジメントする指揮官にとっても難しい試合となった。

それでも、59歳の指揮官は試合後の会見の場で、「わりと早い段階で(試合再開まで)結構長い時間かかるということを知らされ、コーチ室でオリンピックを見たりしていた(笑)」とジョークを交えつつ、「選手たちはしっかり体が硬くならないように、いろいろ動いたりしていた。それで開始に合わせて、きちんと準備することができて、その流れの中で後半というか中断明けの部分で入れた」と思わぬアクシデントにもチームとして動じることなく戦えたと語った。

肝心の試合内容に関しては「非常に堅い試合だったというか、本当にどちらもいいところを出せなかったような試合だったと思う」とコメント。ここまでの2度の対戦とは異なり、長所を消し合うような展開だったと振り返る。

「ヴェルディはディフェンスのところで非常にコンパクトで非常に堅い守備というのを見せられ、自分たちはなかなかシュートまで行くことができなかった。前半はセットプレーのところであまりうまくいかなかった部分もあったが、後半はひとつうまくいって点を取ることができた。残りの10分、5分というところで、相手もそれなりにいいチャンスがあったというふうに思う」

それでも、「今日は自分たちがゼロで抑えられたこと。それから東京ヴェルディとのアウェイでの難しい試合で勝ち点3を取れたことを非常に嬉しく思う」と粘り強くクリーンシートで勝ち切ったタフな一戦を評価した。

この試合では中断期間に獲得したドイツ人MFトルガイ・アルスランを2ボランチの一角で早速スタメン起用。Jリーグデビューとなった新助っ人は60分ほどのプレータイムの中で傑出したキープ力、視野の広さを活かした配球などそのクオリティの高さを早くも披露した。

「彼のクオリティやインテリジェンスの高いプレーというのは見ての通りだと思う」と、期待通りのプレーを評価しつつも、本領発揮にはもうしばらく時間を要するとの見立てを語った。

「オーストラリアから来たが、彼はオーストラリアのプレシーズンのときに来て、その間に移籍だとか、そういったことがあってチームで練習できない、そういう事情があった。そのなかで、コンディション的にここまで持ってこられたことは本当に素晴らしいと思う。だが、まだ3、4週間プレシーズンが始まった状態と考えれば、まだあと2、3週間かかってもおかしくないと思っている」

また、前述の長い中断の影響で試合終了は22時半手前と、Jリーグでは異例の時間帯となった。

先のユーロ2024ではスペイン代表の16歳FWラミン・ヤマルに関して、開催国ドイツの青少年保護法に定められる18歳未満のスポーツ選手が23時以降は働くことができないという法律によって、スペインサッカー連盟が罰金処分を科される可能性があるとの報道が話題となった。

今回の試合では18歳の中島洋太朗が22時以降にプレーし、出場はなかったものの17歳のFW井上愛簾もベンチ入りしており、質疑応答ではスキッベ監督にそういった趣旨の質問が投げかけられた。

それに対してドイツ人指揮官は「ドイツでも22時以降は16歳以下はダメで、23時以降は18歳以下がダメ。たぶんそんな感じだと思うが、そういうルールはドイツにも一応ある」と笑みを浮かべながら返答。

その上で「今いるメンバーのなかで若い選手というのはたくさんいる。彼らがベンチに入ってくるようになって、今日交代で入ったヨウタロウも、今日はプレーしなかったアレンなんかもそういう選手だ」、「サンフレッチェ自体がそもそも育成クラブであって、次の世代の選手にも機会を与えていくという、スタンスを持っているクラブで、そういったところはこれからもどんどんやっていこうと思っている」と、クラブのフィロソフィーに敬意を示すと共に、今後も積極的に若手を抜擢していきたいと自身の考えを明かした。

なお、試合中断の影響で会見の時間が普段に比べて限られたなか、少ししゃべり足りなかったか、サービス精神旺盛のスキッベ監督は「今日は初めて佐々木翔の足でのゴールというのを見られた。たぶん今までは全部頭だったと思う(笑)」と、殊勲の決勝点を挙げたキャプテンをイジり、報道陣の笑いと共に会見場を去っていた。

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首位広島が痛恨の逆転負け…湘南は後半ATに田中聡が劇的弾、残留手繰り寄せる3連勝!【明治安田J1第34節】

19日、明治安田J1リーグ第34節の湘南ベルマーレvsサンフレッチェ広島がレモンガススタジアム平塚で行われ、ホームの湘南が2-1で勝利した。 残留に向け2連勝中と勝ち点を伸ばしている15位湘南。前節は東京ヴェルディ相手に2-0で勝利したなか、スタメンは変えず首位チームとの一戦に臨んだ。 対する首位広島は11戦負けなしと優勝へ邁進。今節は一足先に試合を終えた2位ヴィッセル神戸が敗れ、勝ち点差を広げるチャンス。ゴンサロ・パシエンシアに代わって中島洋太朗が先発した。 開始直後からトルガイ・アルスランにシュートがあった広島。その後は主導権争いが続くが、松本泰志もボックス右手前から狙っていく。 19分には川辺駿のミドルが湘南ゴールを強襲。GK上福元直人が好セーブで凌ぐ。 攻勢の広島は28分に先制。加藤陸次樹が左サイドからドリブルを仕掛けると、逆サイドでフリーの中野就斗へ。トラップから右足を振り抜き、強烈なシュートがゴール右上に決まった。 守勢を強いられる湘南だったが、前半アディショナルタイムにネットを揺らす。右CKから鈴木淳之介が競り勝つと、最後はキム・ミンテが難しい体勢からボレー。クロスバーに当たったボールがゴールラインを割り、少ないチャンスをものにしたかに思われたが、VARとOFRによるチェックで直前のファウルが取られ、得点は取り消された。 追いつけず前半を終えた湘南だったが、茨田陽生、畑大雅を投入して迎えた後半には正真正銘の同点ゴール。48分、敵陣でボールを動かすと、茨田が右クロス。GK大迫敬介が弾いたボールに福田翔生が反応し、左足ワンタッチで押し込んだ。 振り出しに戻った試合は、前半とは違い拮抗した展開に。広島は右ポケットから川辺のシュートが生まれるが、右ポストに跳ね返される。 65分にも川辺が狙うが、今度はGK上福元がファインセーブ。守護神の粘りに応えたい湘南は、カウンターから最終ラインの裏に抜け出した福田がGK大迫敬介との一対一を迎えるが、逆転ゴールは決められない。 さらに73分、速攻から茨田の左クロスに繋げた湘南。ゴール前まで駆け上がった大岩一貴が頭で叩きつけたボールは、枠の右へ外れる。 両チームともチャンスを作るなか、広島は荒木隼人が負傷交代。より勢いに乗る湘南は途中出場の根本凌がオーバーヘッドでシュートを放つ。 すると後半アディショナルタイム、畑が左ポケットで粘ると、駆け上がってきた田中聡に落とし。受けた田中は相手をかわして左足を振り抜き、ついに湘南の逆転ゴールが決まった。 そのまま逃げ切った湘南は、3連勝達成。広島は痛恨の逆転負けを喫し、12試合ぶりの黒星。2位神戸との勝ち点差は「1」のままとなった。 湘南ベルマーレ 2-1 サンフレッチェ広島 【湘南】 福田翔生(後3) 田中聡(後45+3) 【広島】 中野就斗(前28) <span class="paragraph-title">【動画】田中聡の劇的弾! ボックス侵入からニア上射抜く</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>後半ATの劇的ゴール!<br>\<br><br>劇的ドラマの主役は <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E8%81%A1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#田中聡</a> <br>ゴール前に侵入し、見事に首位撃破の殊勲弾<br><br>明治安田J1第34節<br>湘南×広島<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B9%98%E5%8D%97%E5%BA%83%E5%B3%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#湘南広島</a> <a href="https://t.co/WoMr31UTVT">pic.twitter.com/WoMr31UTVT</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1847550661467984173?ref_src=twsrc%5Etfw">October 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.19 17:30 Sat
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契約解除から2週間…アルスランのJ1広島加入に前所属メルボルン・シティが不満 “ドイツに帰国するんじゃなかったの?”

元U-21ドイツ代表MFトルガイ・アルスラン(33)のサンフレッチェ広島行きについて、前所属メルボルン・シティの関係者が不満を隠せないという。豪『news.com.au』が伝える。 J1リーグ広島は22日、Aリーグ・メン(豪1部)のメルボルン・シティを退団していたアルスランの加入を発表。 アルスランはハンブルガーSVやベシクタシュ、ウディネーゼ等でプレー経験を持ち、背番号10を背負ったメルボルン・シティでは23-24シーズンのAリーグ・ベストイレブンに。広島は多彩なベテランMFを手に入れた。 その一方、メルボルン・シティ側はアルスランの日本移籍に不満。 広島加入から遡ること2週間前、同選手は24-25シーズンに向けたメルボルン・シティの練習へ参加していたなかで「家庭の事情」を理由にドイツへ帰国。そして契約解除となった。 今月上旬、メルボルン・シティのフットボール・ディレクターを務めるマイケル・ペトリロ氏は「トルガイのクオリティを失うのは非常に残念。我々にはコントロールできないような要因もあるのだ」と語り、「慰留へ全力を尽くしたが及ばなかった」とも明かしていた。 契約を残していたアルスランの解除希望に渋々同意したのは、「家庭の事情」「自宅近辺に住みたい」というドイツへの帰国希望があったため。メルボルン・シティの全関係者にとって、日本行きは寝耳に水だったようだ。 アルスランは広島加入に際し、「素晴らしいクラブからのオファーにとても興奮しており、プレーが待ちきれません。オファーを断るはずがないほどのお言葉をいただきました」と喜びをあらわに。29日に練習へ合流予定とされている。 2024.07.24 15:45 Wed
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【J1注目プレビュー|第33節:磐田vs広島】残留争いと優勝争い…立場は違えど欲しいのは勝ち点「3」

【明治安田J1リーグ第33節】 2024年10月6日(日) 16:00キックオフ ジュビロ磐田(18位/32pt) vs サンフレッチェ広島(1位/62pt) [ヤマハスタジアム(磐田)] <span class="paragraph-subtitle">◆残留争いの中で勝ち点を取りたい【ジュビロ磐田】</span> 残留争いの中で、降格圏に位置している磐田。残留ラインの湘南ベルマーレとは勝ち点差「3」という状況だけに、まだまだチャンスが残されている状況。ただ、取りこぼしは大きな痛手となる。 ここ2試合勝利がない磐田。特に気掛かりなのはゴールのなさだろう。直近5試合で4試合ノーゴール。これでは勝ち点を効果的に積み上げられない。 チーム最多の15ゴールを決めているジャーメイン良も、6試合ゴールなし。エースが不発では残留という目標を果たすことは厳しくなる。失点を抑えながら、しっかりとゴールを奪えるか。首位チーム相手だけに、勝ち点「1」でもつかみたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:川島永嗣 DF:植村洋斗、鈴木海音、リカルド・グラッサ、松原后 MF:レオ・ゴメス、中村駿 MF:松本昌也、ジャーメイン良、高畑奎汰 FW:渡邉りょう 監督:横内昭展 出場停止:ハッサン・ヒル <span class="paragraph-subtitle">◆勝って首位を守っていく【サンフレッチェ広島】</span> 超過密日程に悩まされていた広島だが、YBCルヴァンカップ、天皇杯を手放してしまったとはいえ、リーグ戦ではしっかりと結果を残し続けている。 前節はホームに首位攻防戦となるFC町田ゼルビアを迎えて2-0で快勝。プレー以外の面が際立ってしまったが、内容は完勝だった。 7連勝が一度はストップしたが、その後は再び連勝。リーグ戦10試合で9勝1分けは驚異としかいえない。ミッドウィークのAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)はアウェイゲームとなったが、しっかりとターンオーバーし、遠征にすら帯同させないなど選手たちをケア。中部国際空港へと降り立ち、移動のリスクも減らした。 目指すはリーグ制覇。2位のヴィッセル神戸が勝ち点差「1」で追いかけてくるだけに、しっかりと勝利を収めて首位を守って行きたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:大迫敬介 DF:塩谷司、荒木隼人、佐々木翔 MF:中野就斗、川辺駿、松本泰志、東俊希 MF:加藤陸次樹、トルガイ・アルスラン FW:ゴンサロ・パシエンシア 監督:ミヒャエル・スキッベ 2024.10.06 13:35 Sun

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