後半の連続ゴールでミランがユベントスに逆転勝利!決勝は今季2度目のミラノ・ダービーに【スーペル・コッパ】
2025.01.04 06:30 Sat
スーペル・コッパ準決勝のユベントスvsミランが3日にサウジアラビアのキングサウード・ユニバーシティスタジアムで行われ、1-2でミランが勝利した。
一方、公式戦4試合無敗中のミランは、直近のローマ戦から先発を3人変更。チュクウェゼ、テラッチアーノ、ガッビアに代えてプリシック、ベナセル、トモリを先発で起用した。
立ち上がりから一進一退が続くなか、先にスコアを動かしたのはユベントス。21分、中盤左サイドでボールを受けたバングーラが中央へのカットインからスルーパスを供給。このボールに反応したユルドゥズがボックス右から侵入すると、ニアサイドにシュートを突き刺した。
1点リードで前半を終えたユベントスは、後半開始早々にもチャンスを迎える。47分、右サイドを持ち上がったユルドゥズがバイタルエリア右から低いクロスを供給すると、ゴール前に抜け出したヴラホビッチが左足で合わせたが、これはゴール左に外れた。
ピンチを凌いだミランは、54分にベナセルを下げてムサを、61分にアレックス・ヒメネスを下げてエイブラハムを投入。すると71分、ボックス左から中に切り込んだモラタのロストボールに反応したプリシックがボックス左角付近でロカテッリに倒され、PKを獲得。これをプリシック自身がゴール中央に沈めた。
試合を振り出しに戻したミランは、その5分後にもチャンス。76分、モラタのパスで右サイドを駆け上がったエイブラハムがダイレクトクロスを供給すると、DFガッティにディフレクトしたボールが、わずかに前に出ていたGKの逆を突く形で無人のゴールに吸い込まれた。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。後半の2ゴールで逆転勝利を飾ったミランが、インテルの待つ決勝へ駒を進めた。
ユベントス 1-2 ミラン
【ユベントス】
ケナン・ユルドゥズ(前21)
【ミラン】
クリスチャン・プリシック(後26)【PK】
OG(後31)
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昨季コッパ・イタリア王者ユベントスと、セリエA2位のミランによる準決勝。公式戦14試合無敗のユベントスは、2024年の最終戦となったフィオレンティーナ戦の先発からコンセイソンをユルドゥズに変更した以外は同じメンバーを採用した。立ち上がりから一進一退が続くなか、先にスコアを動かしたのはユベントス。21分、中盤左サイドでボールを受けたバングーラが中央へのカットインからスルーパスを供給。このボールに反応したユルドゥズがボックス右から侵入すると、ニアサイドにシュートを突き刺した。
先制したユベントスは、前半終了間際にも決定機。追加タイム1分、GKディ・グレゴリオのパントキックを前線で収めたユルドゥズがペナルティアーク右まで切り込み左足一閃。しかし、これはGKメニャンの好セーブに防がれた。
1点リードで前半を終えたユベントスは、後半開始早々にもチャンスを迎える。47分、右サイドを持ち上がったユルドゥズがバイタルエリア右から低いクロスを供給すると、ゴール前に抜け出したヴラホビッチが左足で合わせたが、これはゴール左に外れた。
ピンチを凌いだミランは、54分にベナセルを下げてムサを、61分にアレックス・ヒメネスを下げてエイブラハムを投入。すると71分、ボックス左から中に切り込んだモラタのロストボールに反応したプリシックがボックス左角付近でロカテッリに倒され、PKを獲得。これをプリシック自身がゴール中央に沈めた。
試合を振り出しに戻したミランは、その5分後にもチャンス。76分、モラタのパスで右サイドを駆け上がったエイブラハムがダイレクトクロスを供給すると、DFガッティにディフレクトしたボールが、わずかに前に出ていたGKの逆を突く形で無人のゴールに吸い込まれた。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。後半の2ゴールで逆転勝利を飾ったミランが、インテルの待つ決勝へ駒を進めた。
ユベントス 1-2 ミラン
【ユベントス】
ケナン・ユルドゥズ(前21)
【ミラン】
クリスチャン・プリシック(後26)【PK】
OG(後31)
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ミランが後半ATの2ゴールで劇的逆転勝利! パルマの鈴木彩艶は好守見せるも軽率PK献上含む3失点【セリエA】
セリエA第22節、ミランvsパルマが26日にサン・シーロで行われ、ホームのミランが3-2で逆転勝利した。なお、パルマのGK鈴木彩艶はフル出場した。 前節、ユベントスとのビッグマッチに0-2で完敗となった8位のミランと、ヴェネツィアとの1-1のドローで3戦未勝利の16位パルマの一戦。 直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではレオンのゴールを守り切ってジローナにウノゼロ勝利のロッソネリはその試合から先発2人を変更。負傷のエメルソン代役にカラブリア、ベナセルに代わってプリシックが復帰した。 対するパルマでは日本人守護神が引き続きスタメンに入り、新戦力のジュリッチがスタメンデビューとなった。 やや疲労感を窺わせるホームチームに対して、試合序盤はパルマも局面の勝負でイーブンの展開に持ち込み、拮抗した攻防が続いていく。 中盤の潰し合いがメインで、互いに決定機まで持ち込めずにいたが、アウェイチームが先手を奪った。24分、右サイドでヴァレリからサイドチェンジを受けたカンチェッリエーリが足を滑らせたDFテオ・エルナンデスとのマッチアップで果敢に仕掛け、ペナルティアーク付近から左足のコントロールシュートをゴール左下隅へ突き刺した。 一瞬の隙を突かれてビハインドを負ったホームチームはすぐさま反撃を開始。良い形でのトランジションから積極的に背後を狙うモラタがいくつかチャンスに絡むが、ことごとくオフサイドにかかる。 それでも、幸運な形で得たFKの流れから獲得した左CKの場面でニアにポジションを取って競ろうとしていたパブロビッチをGK鈴木が後ろから両手で突き倒すと、このプレーでPKを獲得。軽率なファウルでPK献上となった日本人GKとしては何とかミスを挽回したいところだったが、キッカーのプリシックがコースを読まれながらも左隅へ蹴り込んだ。 1-1のイーブンに戻った試合はややオープンな展開となったが、前半終了間際にボックス左に抜け出したラインデルスの決定機はGK鈴木が見事なセーブではじき出し、なんとか均衡を保った。 迎えた後半、ミランはテオとレオンを下げてバルテサーギ、ベナセルを同時投入。これでムサを右ウイング、プリシックを左ウイングに配置換えした。開始直後にはモラタにゴール前で決定機も、ここはGK鈴木のセーブと微妙なオフサイド判定でゴールとはならず。 以降は前半終盤の流れを踏襲するような行ったり来たりの展開が続くと、コンセイソン監督は再びの2枚替え。56分、モラタとフォファナを下げてエイブラハム。チュクウェゼを同時投入し、より攻撃的な布陣に変化した。60分にはラインデルスがミドルシュートを枠に飛ばすが、ここはGK鈴木が冷静にセーブした。 対するパルマは疲れの見え始めたジュリッチ、マン、エルナニを下げてカマラ、アルムクヴィスト、ハジ・モハメドとフレッシュなアタッカータイプの選手たちを送り込んだ。 以降も一進一退の攻防が続くなか、先にゴールをこじ開けたのはアウェイチーム。80分、ハーフウェイライン付近の左サイドでのパスカットからカウンターを発動。ゾームとのパス交換でゴール前に抜け出したカマラのシュートはGKメニャンの好守に阻まれるが、こぼれ球に反応したデル・プラートが無人のゴールへ泥臭く押し込んだ。 再びビハインドを背負ったミランはここからなりふり構わぬ姿勢でゴールを目指していく、88分にはパブロビッチがセットプレーから打点の高いヘディングシュートを叩き込んだが、ここはかなり際どいオフサイドでノーゴールに。 それでも、コンセイソン新体制で逆転の印象が色濃いロッソネリが土壇場で底力を示した。 まずは92分、ムサのラストパスでボックス右に抜け出したラインデルスがGK鈴木との駆け引きを制し、ニア下へ右足シュートを流し込んで同点に追いつく。続く95分にはパワープレーを仕掛けると、バルテサーギの左クロスをパブロビッチが頭で合わすと、うまく最終ラインと入れ替わる形でゴール前に飛び出したチュクウェゼが左ももに当てると、当たり損ねとなった浮き球のボールをGK鈴木がはじき出すことができず、ボールはそのままゴールラインを割った。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、後半アディショナルタイムの2ゴールで大逆転勝ちのミランがリーグ2戦ぶりの勝利を収め、CLディナモ・ザグレブ戦を挟んだ迎えるインテルとのデルビーへ弾みを付けた。 一方、破れたパルマは4戦未勝利で厳しい残留争いが続く。 ミラン 3-2 パルマ 【ミラン】 クリスチャン・プリシック(前38[PK]) タイアニ・ラインデルス(後47) サムエル・チュクウェゼ(後50) 【パルマ】 マッテオ・カンチェッリエーリ(前24) エンリコ・デル・プラート(後35) 2025.01.26 22:46 Sun2
「教会にいるわけではない」劇的逆転勝利も選手と激しい口論、ミラン指揮官が弁明「ひと言多かったかもしれないが…」
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が逆転勝利や選手とのひと悶着について語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 セリエA前節はユベントスとのビッグマッチを0-2の敗戦で終えたミラン。26日に行われた第22節では日本代表GK鈴木彩艶がゴールマウスを守るパルマをホームに迎えた。 先手を取られる展開も、GK鈴木のファウルから得たPKをアメリカ代表MFクリスチャン・プリシックが決めて38分に同点。80分に再びビハインドを背負ったが、後半アディショナルタイムにオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス、ナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼのゴールが決まり、劇的な逆転勝利を収めた。 試合後、コンセイソン監督は「このような逆転劇は望んでいなかった」と言及。ハーフタイムでポルトガル代表FWラファエル・レオンとフランス代表DFテオ・エルナンデスを下げた判断についても語った。 「もっと落ち着いて勝ちたかったが、これは彼らのキャラクターを表している。試合内容は改善しなければならない」 「ハーフタイムにした選択は、名前に関係なくチームを改善するためのものだった。テオとレオンはこれまで、そして最近も多くのものをもたらしてくれた」 「彼らはこれからも重要な存在であり続けるだろうし、すでにザグレブ(29日に行われるチャンピオンズリーグのディナモ・ザグレブ戦)でプレーすると言っている。だから何も問題はない」 「これが監督の選択だし、彼らは改善するために何ができるかを見るために私に給与を払っている。そして今日は、この選手たちの割に輝きが少ない一日だった」 一方、試合終了直後には元イタリア代表DFダビデ・カラブリアと言い争い、選手たちが仲裁に入るひと幕も。「ピッチ上のことで2人の間に誤解があった」「映像を見たら笑ってしまうけど、良いことではないから謝罪する」とカラブリアは述べており、指揮官も弁解した。 「試合中の状況についてだ。子どもと同じだ。レストランに行って行儀が悪かったら言わなければならない。偽善ではなく真実をだ。見ていて気分の良いものではないが、サッカー界はそういうものだ。教会にいるわけではない」 「我々はすでにはっきりさせた。お互いにひと言多かったかもしれないが、私は常に選手を守っているし、重要な絆を築いている。望んでいることだし、それが今日証明された。今日はもはや消え失せていた戦略ではなく、精神力で勝利した」 <span class="paragraph-title">【動画】GK鈴木彩艶を破り後半ATで2発! ミランvsパルマ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-8um7UU2Z8g";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.27 16:51 Mon3
新戦力よりユーベ戦の「勝利」を渇望、ミラン指揮官が移籍市場に言及「1月はあまり好きではない」
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が大一番や補強についてコメントした。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 コンセイソン監督就任後は後半で巻き返す逆転劇が続き、ここまで公式戦3勝1分けのミラン。18日に行われるセリエA第21節では、新体制初陣のスーペル・コッパ準決勝で対戦したユベントスと再び相まみえる。 前日会見に臨んだポルトガル人指揮官は、前節のコモ戦で負傷したアメリカ代表FWクリスチャン・プリシックに言及。「プリシックは欠場だ。ブラフはかけたくない」、「深刻なものではないが、20分ほどプレーすれば悪化するリスクがあり、私はそれを冒したくない」と、大一番での欠場とともに状態を説明した。 一方で、1月のメルカートでの最優先ポジションについての質問に対しては、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(27)やチェルシーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)、マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)らビッグネームが候補に挙がっているなか、あくまで目の前の試合に集中していると取り合わず。 「(欲しいものは)明日の勝利だ。あなた(記者)の好奇心は理解できるが、許してほしい。私は試合のことを考えている。市場に反応するよう言い回しを変えても意味はない」 しかし、補強に向けクラブが動いていることは認め、上層部と意見を擦り合わせているという。 「1月の移籍市場はあまり好きではない。開いている期間が長すぎて、選手たちにポジティブではない感情を与えてしまうからだ。チームはバランスが取れている必要がある。今日の私にとって市場は最も重要なことではない」 「試合後は経営陣と話している。このチームにプラスアルファをもたらせる選手を獲得するのが容易ではないことはわかっているはずだ。時間はある。我々は互いに話し合っているし、何を望んでいるかについて同意している」 2025.01.18 16:43 Sat4
コモ戦負傷交代のプリシックとモラタは大事に至らず、チャウがハムストリング負傷
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