両軍の指揮官が退席処分となったトリノ・ダービーは譲らずドロー【セリエA】
2025.01.12 07:58 Sun
ユベントスは11日、セリエA第20節でトリノとのダービーを敵地で戦い、1-1で引き分けた。
先週行われたスーペル・コッパ準決勝でミランに逆転負けしたユベントスは、負傷のヴラホビッチ、出場停止のロカテッリを欠く中、最前線にはニコラス・ゴンサレス、ボランチにはドウグラス・ルイスが入った。
11位トリノ(勝ち点21)に対し、開始早々両軍がサイドラインで入り乱れる熱い入りとなった中、ユベントスがボールを持つ流れとなると、8分に先制する。
右サイドから中に仕掛けたユルドゥズがカットインから左足ミドルを叩き込んだ。1stマッチのダービーでもゴールを決めていたユルドゥズの公式戦連発弾で試合を動かしたユベントスが重心を下げてトリノの攻撃を受け止める中、21分には追加点を奪いかける。
バングーラのスルーパスに抜け出したニコラス・ゴンサレスがネットを揺らしたが、オフサイドに阻まれた。
迎えた後半も守勢のユベントスは51分にCKの流れからマリパンにボレーでゴールに迫られると、55分にサヴォーナがカラモーに抜け出しかけられたところで後方からスライディングタックル。
ノーファウルだったが、この判定に怒り心頭のヴァノーリ監督が退席処分に。そして応戦した様子のモッタ監督も退席処分となった。
両軍の指揮官が不在となった中、ユベントスが押し込む時間が増えていくと、66分にはコープマイネルスがボックス中央からのボレーでGKを強襲。
さらに76分、バングーラの左クロスにニコラス・ゴンサレスがボレーで合わせた決定機はGKミリンコビッチ=サビッチの好守に阻まれた。
終盤にかけても攻め込んだユベントスだったが、勝ち越しゴールは奪えず、今季12度目のドローに終わった。
トリノ 1-1 ユベントス
【トリノ】
ニコラ・ヴラシッチ(前46)
【ユベントス】
ケナン・ユルドゥズ(前8)
先週行われたスーペル・コッパ準決勝でミランに逆転負けしたユベントスは、負傷のヴラホビッチ、出場停止のロカテッリを欠く中、最前線にはニコラス・ゴンサレス、ボランチにはドウグラス・ルイスが入った。
11位トリノ(勝ち点21)に対し、開始早々両軍がサイドラインで入り乱れる熱い入りとなった中、ユベントスがボールを持つ流れとなると、8分に先制する。
バングーラのスルーパスに抜け出したニコラス・ゴンサレスがネットを揺らしたが、オフサイドに阻まれた。
前半半ば以降もトリノの攻撃を受け止めていたユベントスだったが、追加タイム1分にスーパーゴールで試合を振り出しに戻される。ペナルティアーク左からヴラシッチに強烈なボレーを叩き込まれた。
迎えた後半も守勢のユベントスは51分にCKの流れからマリパンにボレーでゴールに迫られると、55分にサヴォーナがカラモーに抜け出しかけられたところで後方からスライディングタックル。
ノーファウルだったが、この判定に怒り心頭のヴァノーリ監督が退席処分に。そして応戦した様子のモッタ監督も退席処分となった。
両軍の指揮官が不在となった中、ユベントスが押し込む時間が増えていくと、66分にはコープマイネルスがボックス中央からのボレーでGKを強襲。
さらに76分、バングーラの左クロスにニコラス・ゴンサレスがボレーで合わせた決定機はGKミリンコビッチ=サビッチの好守に阻まれた。
終盤にかけても攻め込んだユベントスだったが、勝ち越しゴールは奪えず、今季12度目のドローに終わった。
トリノ 1-1 ユベントス
【トリノ】
ニコラ・ヴラシッチ(前46)
【ユベントス】
ケナン・ユルドゥズ(前8)
ニコラ・ヴラシッチの関連記事
ユベントスの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
ニコラ・ヴラシッチの人気記事ランキング
1
足首があらぬ方向に…試合中のアクシデントに負傷させてしまった相手選手が号泣
試合中に起きた選手の負傷で相手選手が涙する場面があった。 17日、プレミアリーグ第33節、ウェストハムvsバーンリーの一戦が行われたが、23分頃にアクシデントが発生する。 バーンリーのMFアシュリー・ウェストウッドのタッチが大きくなり、味方にパスを出そうと滑りながら足を出すと、そこに帰陣してきてウェストハムMFニコラ・ヴラシッチが接触。ウェストウッドの足にヴラシッチの体重が乗っかる形になってしまった。 倒れたウェストウッドはすぐに担架を要求。異変に気が付いた主審もすぐに試合を止めた。ウェストウッドの足首はあらぬ方向に曲がってしまっており、ヴラシッチも絶句。頭を抱えながらピッチに倒れ込み、号泣してしまった。 その後、ウェストウッドは担架で運ばれそのまま途中交代。ただ、ピッチを去る際には笑顔を見せる場面もあった。 バーンリーは試合後にクラブの公式ツイッターを更新。「アシュリー・ウェストウッドは今日、足首に重傷を負った。彼は元気にしており、クラブの医者と一緒にいて、数日中に専門家によって診断される。クラブの誰もが彼に迅速な回復を望んでいる」と現況を伝えている。 <span class="paragraph-title">【閲覧注意】ウェストウッドの状態を見て絶句し号泣するヴラシッチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Nikola Vlasic is inconsolable after a horrific injury to Burnley's Ashley Westwood.<br><br>Wishing Ashley a speedy recovery <a href="https://twitter.com/hashtag/WHUBUR?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WHUBUR</a> <a href="https://t.co/Yn0VV7RukW">pic.twitter.com/Yn0VV7RukW</a></p>— MailOnline Sport (@MailSport) <a href="https://twitter.com/MailSport/status/1515701915736227840?ref_src=twsrc%5Etfw">April 17, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.04.18 20:05 Mon2
ハマーズ、今夏ミラン関心のクロアチア代表MFヴラシッチ獲得迫る
ウェストハムがCSKAモスクワのクロアチア代表MFニコラ・ヴラシッチ(23)の獲得に迫っているようだ。イギリス『ガーディアン』など複数メディアが報じている。 ウェストハムは、昨シーズンの後半戦で驚異的な活躍を見せたイングランド代表MFジェシー・リンガード(28)の買い取りに向けてマンチェスター・ユナイテッドと交渉を続けてきたが、現時点で交渉が停滞。 そういった中、今夏の移籍市場でミランが熱視線を注いでいたクロアチア代表MFの獲得に迫っているようだ。 伝えられるところによれば、ウェストハムはCSKAモスクワに対して、3000万ユーロ(約38億9000万円)+ボーナス800万ユーロ(約10億4000万円)という条件で合意に近づいているとのことだ。 世界的な活躍を見せたクロアチア人女子走高跳選手のブランカ・ヴラシッチを姉に持つヴラシッチは、クロアチアの名門ハイドゥク・スプリトで2014年にプロデビュー。 その後、2017年夏にエバートンへ移籍も大きなインパクトは残せず、2018年夏にCSKAモスクワへ武者修行に出されることになった。 そのCSKAモスクワでは、加入1年目にチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦で相手に大金星を掴む決勝点を記録するなど、ブレイクを果たし、翌年に完全移籍へ移行。その後は中心選手としてここまで公式戦108試合の出場で33ゴール21アシストの数字を残している。 そして、ロシアでの活躍によってクロアチア代表にも定着しており、先のユーロ2020では全4試合に出場し、スコットランド代表戦では1ゴールを挙げていた。 トップ下を主戦場に左右のウイングでもプレー可能な23歳は、ドリブル、パス、シュートとアタッカーに求められる資質を満遍なく兼ね備えており、バルカン半島出身者らしくフィジカルの強さも魅力。とりわけ、正確且つパワフルな右足のシュートに定評がある。 2021.08.30 08:00 Mon3
PK3本セーブ、日本代表の前に立ちはだかったクロアチアGKにチームメイトから称賛の嵐…モドリッチ「最後の試合になるとは考えなかった」
日本代表を苦しめたクロアチア代表GKドミニク・リヴァコビッチに対し、チームメイトが称賛の声を並べている。 5日、カタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16で日本とクロアチアが対戦した。 史上初のベスト8を目指す日本と、前回大会準優勝で悲願の優勝を目指すクロアチアの一戦となった。 試合は日本が前半アディショナルタイムに前田大然のゴールで先制。一方のクロアチアは後半早々にイバン・ペリシッチが決めて同点とする。 その後は互いにゴールに迫るシーンがある中、延長戦でもゴールが生まれずにPK戦で決着をつけることとなった。 そのPK戦で大活躍したのがリヴァコビッチ。日本の1人目である南野拓実のシュートをセーブすると、2人目の三笘薫のシュートもセーブ。3人目の浅野拓磨には決められたが、4人目の吉田麻也のシュートもセーブし、3本のPKストップでチームをベスト8に導いた。 W杯のPK戦で最初の2人をセーブしたのは史上初とのこと。プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選ばれたリヴァコチッビは、試合中も好セーブでピンチを凌ぐことに。チームを勝利に導いた守護神には、チームメイトからも称賛の声が相次いだ。 チームのキャプテンを務めるMFルカ・モドリッチは「多くのチームがPK戦でW杯を制しており、試合の一部でもある。今夜はリヴァコビッチが印象的なセーブを3本も記録した」とコメントした。 すでにベンチに下がっていたモドリッチだが、「PK戦になった時、リヴァコビッチが守ってくれるとみんなに言った。これがクロアチア代表で最後の試合になるとは考えてもいなかった」とコメント。守護神の活躍を信じていたと明かした。 また、この試合でゴールを決めていたペリシッチは「素晴らしいGKがいれば、全てが簡単になる。彼を本当に誇りに思う」とコメント。「彼は勤勉な男だ。だからこの結果に値するし、継続できることを願う」と、この先の活躍にも期待を寄せた。 FWアンテ・ブディミルは「ドミニクは信じられない活躍だ。彼のセーブのおかげで、僕たちは正常な精神状態になり、自分たちのPKに対してより冷静になることができた」とコメント。MFニコラ・ヴラシッチは、「彼は素晴らしかった。あの3つのセーブは、僕たちを大いに助けてくれた」と称賛。「GKが3度PKをセーブした時は僕たちは勝たなければいけない」と、活躍に応える必要があったとした。 チームメイトからの絶対的な信頼を得ているリヴァコビッチ。クロアチアはどこまで勝ち上がるだろうか。 2022.12.06 22:40 Tue4
クロアチア代表がユーロ予選に向けたメンバー23名+予備6名を発表【ユーロ2024予選】
クロアチアサッカー連盟(HNS)は25日、10月のユーロ2024欧州予選に臨むクロアチア代表メンバーを発表した。 3勝1分け無敗でグループD首位に立つクロアチアは、10月12日にホームでトルコ代表と、15日にアウェイでウェールズ代表と対戦する。 チームを率いるズラトコ・ダリッチ監督は、今回のユーロ予選に向けてメンバー23名に加え予備メンバー6名の合計29名を招集。9月の招集メンバーからは長期離脱となったMFイバン・ペリシッチ(トッテナム)とFWマティヤ・フーリガン(ウェステルロー)をFWヨシプ・ブレカロ(フィオレンティーナ)とFWマルコ・リバヤ(ハイドゥク・スプリト)に変更。 そのほかは、キャプテンを務めるMFルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)やMFマテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ)、MFマルセロ・ブロゾビッチ(アル・ナスル)、DFヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ)といったお馴染みのメンバーが揃った。 今回発表されたクロアチ代表メンバー23名と予備メンバー6名は以下の通り。 ◆クロアチア代表メンバー23名 GK イビツァ・イブシッチ(パフォス/キプロス) ドミニク・リヴァコビッチ(ディナモ・ザグレブ) ネディリコ・ラヴロビッチ(リエカ) DF ドマゴイ・ヴィダ(AEKアテネ/ギリシャ) ボルナ・バリシッチ(レンジャーズ/スコットランド) ヨシプ・シュタロ(アヤックス/オランダ) ボルナ・ソサ(アヤックス/オランダ) マルティン・エルリッチ(サッスオーロ/イタリア) ヨシプ・ユラノビッチ(ウニオン・ベルリン/ドイツ) ヨシプ・スタニシッチ(レバークーゼン/ドイツ) ヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ/イングランド) MF マルセロ・ブロゾビッチ(アル・ナスル/サウジアラビア) ルカ・イバンシイッツ(フェイエノールト/オランダ) ロヴロ・マイェル(ヴォルフスブルク/ドイツ) マリオ・パシャリッチ(アタランタ/イタリア) ニコラ・ヴラシッチ(トリノ/イタリア) マテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ/イングランド) ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/スペイン) FW アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ) ヨシプ・ブレカロ(フィオレンティーナ/イタリア) ペタル・ムサ(ベンフィカ/ポルトガル) ブルーノ・ペトコビッチ(ディナモ・ザグレブ) マルコ・リバヤ(ハイドゥク・スプリト) ◆予備メンバー6名 GK ドミニク・コタルスキ(PAOK/ギリシャ) DF マリン・ポングラチッチ(レッチェ/イタリア) ドゥイエ・チャレタ=ツァル(リヨン/フランス) MF マルティン・バトゥリナ(ディナモ・ザグレブ) ルカ・スチッチ(ザルツブルク/オーストリア) ニコラ・モロ(ボローニャ/イタリア) FW ディオン・ベリョ(アウグスブルク/ドイツ) マティヤ・フーリガン(ウェステルロー/ベルギー) 2023.09.26 07:40 Tue5
クロアチア代表が発表! モドリッチら主力にブンデスの2選手が初招集《カタールW杯欧州予選》
クロアチアサッカー連盟(HNS)は20日、来月のカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選に臨むクロアチア代表メンバーを発表した。 ズラトコ・ダリッチ監督は24名に加え予備メンバー6名の合計30名を招集した。 今回のメンバーにはMFルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)やMFマテオ・コバチッチ(チェルシー)、MFイバン・ペリシッチ(インテル)、MFマルセロ・ブロゾビッチ(インテル)らが順当に選出された。 また、DFヨシプ・スタニシッチ(バイエルン)とMFクリスティアン・ヤキッチ(フランクフルト)が初選出されている。 現在、W杯欧州予選グループHで4勝1敗1分けの首位に立つクロアチアは、10月8日にアウェイでキプロス代表戦と、同11日にはホームでスロバキア代表戦を戦う。 今回発表されたクロアチア代表メンバー24名と予備メンバー6名は以下の通り。 ◆クロアチア代表メンバー24名 GK イビツァ・イブシッチ(オシエク) ドミニク・リヴァコビッチ(ディナモ・ザグレブ) イヴォ・グルビッチ(リール/フランス) DF ミレ・シュコリッチ(オシエク) ドマゴイ・ヴィダ(ベシクタシュ/トルコ) ヨシプ・ユラノビッチ(セルティック/スコットランド) ボルナ・バリシッチ(レンジャーズ/スコットランド) フィリプ・ウレモビッチ(ルビン・カザン/ロシア) デヤン・ロブレン(ゼニト/ロシア) ボルナ・ソサ(シュツットガルト/ドイツ) ヨシュコ・グヴァルディオル(RBライプツィヒ/ドイツ) ヨシプ・スタニシッチ(バイエルン)※ MF ルカ・イバンシイッツ(ディナモ・ザグレブ) ニコラ・ヴラシッチ(ウェストハム/イングランド) マリオ・パシャリッチ(アタランタ/イタリア) マルセロ・ブロゾビッチ(インテル/イタリア) マテオ・コバチッチ(チェルシー/イングランド) ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/スペイン) クリスティアン・ヤキッチ(フランクフルト)※ FW アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ) イバン・ペリシッチ(インテル/イタリア) ヨシプ・ブレカロ(トリノ/イタリア) ミスラフ・オルシッチ(ディナモ・ザグレブ) マルコ・リヴァヤ(ハイドゥク・スプリト) ◆予備メンバー6名 GK シモン・スルガ(ルートン・タウン/イングランド) DF ドゥイエ・チャレタ=ツァル(マルセイユ/フランス) MF ニコラ・モロ(ディナモ・モスクワ/ロシア) FW アンテ・ブディミル(オサスナ/スペイン) アントニオ=ミルコ・チョラク(マルメ/スウェーデン) クリスティヤン・ロブリッチ(ゴリツァ) ※初招集 2021.09.21 00:02 Tueユベントスの人気記事ランキング
1
後半の連続ゴールでミランがユベントスに逆転勝利!決勝は今季2度目のミラノ・ダービーに【スーペル・コッパ】
スーペル・コッパ準決勝のユベントスvsミランが3日にサウジアラビアのキングサウード・ユニバーシティスタジアムで行われ、1-2でミランが勝利した。 昨季コッパ・イタリア王者ユベントスと、セリエA2位のミランによる準決勝。 公式戦14試合無敗のユベントスは、2024年の最終戦となったフィオレンティーナ戦の先発からコンセイソンをユルドゥズに変更した以外は同じメンバーを採用した。 一方、公式戦4試合無敗中のミランは、直近のローマ戦から先発を3人変更。チュクウェゼ、テラッチアーノ、ガッビアに代えてプリシック、ベナセル、トモリを先発で起用した。 立ち上がりから一進一退が続くなか、先にスコアを動かしたのはユベントス。21分、中盤左サイドでボールを受けたバングーラが中央へのカットインからスルーパスを供給。このボールに反応したユルドゥズがボックス右から侵入すると、ニアサイドにシュートを突き刺した。 先制したユベントスは、前半終了間際にも決定機。追加タイム1分、GKディ・グレゴリオのパントキックを前線で収めたユルドゥズがペナルティアーク右まで切り込み左足一閃。しかし、これはGKメニャンの好セーブに防がれた。 1点リードで前半を終えたユベントスは、後半開始早々にもチャンスを迎える。47分、右サイドを持ち上がったユルドゥズがバイタルエリア右から低いクロスを供給すると、ゴール前に抜け出したヴラホビッチが左足で合わせたが、これはゴール左に外れた。 ピンチを凌いだミランは、54分にベナセルを下げてムサを、61分にアレックス・ヒメネスを下げてエイブラハムを投入。すると71分、ボックス左から中に切り込んだモラタのロストボールに反応したプリシックがボックス左角付近でロカテッリに倒され、PKを獲得。これをプリシック自身がゴール中央に沈めた。 試合を振り出しに戻したミランは、その5分後にもチャンス。76分、モラタのパスで右サイドを駆け上がったエイブラハムがダイレクトクロスを供給すると、DFガッティにディフレクトしたボールが、わずかに前に出ていたGKの逆を突く形で無人のゴールに吸い込まれた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。後半の2ゴールで逆転勝利を飾ったミランが、インテルの待つ決勝へ駒を進めた。 ユベントス 1-2 ミラン 【ユベントス】 ケナン・ユルドゥズ(前21) 【ミラン】 クリスチャン・プリシック(後26)【PK】 OG(後31) 2025.01.04 06:30 Sat2
「数週間前のミラン」初陣ユーベ戦勝利もコンセイソン新監督は前半の出来に不満、インテルとの決勝は「1日休養が少ないことが重要な要素」
ミランのセルジオ・コンセイソン新監督が初陣の逆転勝利を振り返った。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 昨シーズンのセリエAを2位で終えたミラン。3日にはスーペル・コッパ準決勝でコッパ・イタリア王者のユベントスとサウジアラビアで対戦した。 解任されたパウロ・フォンセカ監督の後を継いだコンセイソン監督にとってはこれが初陣。ユベントスのポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンは急きょベンチスタートとなり、親子対決は実現しなかったなか、代わって先発したトルコ代表FWケナン・ユルドゥズに強烈なシュートを浴びせられ、21分に失点する。 1点ビハインドで後半に入ると、アメリカ代表FWクリスチャン・プリシックが自ら獲得したPKを真ん中に決め、71分に同点。さらに4分後、アメリカ代表MFユヌス・ムサのクロスがオウンゴールを誘い、そのまま2-1で逃げ切った。 初陣での逆転勝利に、「人生には情熱が必要だ。サッカーは感情的なもので、これは美しい瞬間だ。後半のプレーは素晴らしかったし、我々は決勝に進むに値する」とコンセイソン監督。一方で前半の出来には不満をあらわに。 「前半は数週間前のミランを見ているようで、迷いが多く、パス回しが遅かった。ハーフタイムにはお互いの目を見て話し合い、試合に勝つために何をすべきか理解しなければならなかった。彼らは本当に勇敢だった」 また、6日に控える宿敵インテルとの決勝についても語ったポルトガル人指揮官。ケガでユベントス戦には間に合わなかったものの、チームに帯同しているポルトガル代表FWラファエル・レオンの状態にも触れた。 「(今日は)後半はまったく違う内容だったが、まだ何も成し遂げていない。(インテルより)1日休養が少ないことが重要な要素だ」 「(レオンは)もう少しで回復する。明日はまだ無理だと思う。明後日どうなるか様子を見る」 <span class="paragraph-title">【動画】後半2得点で逆転勝利! ユベントスvsミラン ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="DiNm53q8Lh0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.04 20:20 Sat3
【2024-25セリエA前半戦ベストイレブン】アタランタとインテルから3選手を選出
2024-25シーズンのセリエAの折り返しとなる第19節が5日に終了しました。本稿では今季のセリエA前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKダビド・デ・ヘア(34歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:15(先発回数:15)/失点数:15/出場時間:1350分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1年のブランクを経て元スペイン代表GKがイタリアの地で真価を発揮。衰えを感じさせないセービング能力で幾度もビッグセーブを連発し、好調フィオレンティーナを最後尾で支えた。 DFアンドレア・カンビアーゾ(24歳/ユベントス) 出場試合数:17(先発回数:14)/得点数:2/出場時間:1240分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 決して派手さはないものの、ユベントスらしい実に気の利いた好選手。両サイドバックをこなせ、モッタ監督が求める偽サイドバックの動きもそつなくこなす。堅実なユベントスに相応しいここまでの活躍から選出。 DFアミル・ラフマニ(30歳/ナポリ) 出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:1/出場時間:1710分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> コンテ監督が掲げる堅守を体現する存在。一昨季、DFキム・ミンジェと共にナポリをスクデットに導いたセンターバックは、今季輝きを取り戻し抜群の安定感を誇った。フルタイム出場。 DFイサク・ヒエン(25歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:14)/得点数:0/出場時間:1080 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨冬にアタランタに加入して以降、3バックの中央で頼もしいディフェンスリーダーとなった。対人の強さ、統率力と申し分なく今やリーグ屈指のセンターバックの評価を獲得。来夏のインテル行きが噂されている。 DFフェデリコ・ディマルコ(27歳/インテル) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:3/出場時間:1267分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セリエA屈指の左サイドプレーヤーから世界でも指折りのクロッサーとなった。正確無比な鋭いキックでチャンスを創出。後方のバストーニと形成する左サイドは攻守に隙がない。 MFニコロ・バレッラ(27歳/インテル) 出場試合数:14(先発回数:14)/得点数:3/出場時間:1101分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ムヒタリアン、チャルハノールと共にセリエA最強の中盤を形成。右サイドに流れての正確なアーリークロスはバレッラのトレードマークとなった。ここまで3ゴール4アシストと攻撃にもよく絡んでいる。 MFエデルソン(25歳/アタランタ) 出場試合数:18(先発回数:17)/得点数:2/出場時間:1514 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アタランタのタイトなマンツーマンを実現させているダイナモ。広範囲をカバーできる正にボックス・トゥ・ボックスの体現者は、攻守に質の高いプレーでアタランタのクオリティを担保する存在。何をやらせてもハイレベルなエデルソン抜きに現在のアタランタは語れない。 MFタイアニ・ラインデルス(26歳/ミラン) 出場試合数:16(先発回数:15)/得点数:5/出場時間:1273分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チームとしてまとまりのないミランにおいて一貫してハイレベルなプレーを続けていたラインデルスを選出。今季加入のMFフォファナと良好な縦関係を築き、攻撃面でとりわけ大きなインパクトを残した。 FWマルクス・テュラム(27歳/インテル) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:12/出場時間:1367分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季セリエAに活躍の場を移して以降、飛躍を続けるフランス代表FW。厳しいと噂される父リリアンに見守られ、生まれ故郷イタリアでの進化が続く。ここまで12ゴール6アシスト。 FWモイゼ・ケアン(24歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:17(先発回数:16)/得点数:11/出場時間:1398分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユベントスで燻っていたストライカーがフィオレンティーナで花開いた。前半戦を終えて11ゴール。元ストライカーのパッラディーノ監督の下、フィオレンティーナで決定力が開花。古巣相手に恩返し弾も決めるなど、華々しい活躍が続いている。 FWアデモラ・ルックマン(27歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:13)/得点数:9/出場時間:1036分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> デ・ケテラエル、レテギと共に魅惑のアタッキングメロディーを奏でた。とりわけ個での打開が光るルックマンは局面をこじ開ける際のキーマンとなっており、欠かせないピースとなっている。 2025.01.09 18:01 Thu4
関心寄せるはマンCなど英国勢…ユベントスが加入半年ドウグラス・ルイスの1月放出を念頭に ここまでフィットしきれず
ユベントスがブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)の放出を念頭に置いている。イタリア『カルチョメルカート』などが伝える。 今季アストン・ビラからユベントス入りしたD・ルイス。交際中のスイス女子代表MFアリーシャ・レーマンと揃って加入したなか、フィットしないうちにケガで戦列を離れ、昨年末に復帰も今後の序列アップは見通せない。 ここのところ伝えられる通り、ユベントスはD・ルイスを1月中に手放すプランがあり、選手本人も「イングランドへの復帰なら」と前のめり。マンチェスター・シティなど、プレミアリーグの複数クラブが関心を寄せているとされる。 ユベントスはD・ルイスを獲得する際、選手2名+移籍金2800万ユーロ(約45.9億円)をアストン・ビラへ譲渡。1月中の放出なら買取条項付きレンタル移籍が望ましいとされるが、少なくとも2800万ユーロは回収したい思惑だという。 2025.01.07 18:00 Tue5