U23フランス主将ラカゼット、故郷で戦う準決勝へ気合十分…「代表の腕章を巻いてリヨンでプレー。完璧だ」
2024.08.05 17:30 Mon
U-23フランス代表でキャプテンを務めるFWアレクサンドル・ラカゼットが、生まれ故郷で戦うパリ・オリンピック準決勝への意気込みを語った。
今大会にオーバーエイジ枠で参戦し、キャプテンとエースストライカーとしてチームを牽引するラカゼットはフランス『Foot National』でファイナル進出への意気込みを語った。
「金メダルを取りたいという思いでこの大会に臨んだ。金メダルを取るためには、すべての試合に勝たなければならない。だから、エジプト戦はパリに行くためのもうひとつのステップとなる。そして、夢を実現するための一歩にもなる」
それだけに「フランス代表のユニフォームを着て、背番号10、アームバンドを巻いてリヨンでプレーする。完璧だ」と普段以上に気合十分だ。
さらに、「同じスタジアムでプレーすることに慣れると、何かが生まれる。そして、自分を後押ししてくれる観客がいる。シーズンごとに彼らが僕に与えてくれる愛情。特にストライカーにとって、それはとても強い意味を持つんだ」と、勝手知ったる“ホーム”でのプレーが自身にとって大きなアドバンテージになると語った。
33歳という年齢もあり、アルゼンチン戦の後半は少し疲労感も見受けられたが、生まれ故郷でのプレーに意気込むホスト国のエースが、ファイナル進出に導く活躍を見せてくれそうだ。
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パリ五輪でホスト国のフランスはグループステージを3戦全勝で首位通過すると、準々決勝では優勝候補対決となったU-23アルゼンチン代表戦を1-0で競り勝ってベスト4進出を決めた。そして、5日に行われる準決勝ではパリで行われるファイナル進出を懸けてU-23エジプト代表と激突する。「金メダルを取りたいという思いでこの大会に臨んだ。金メダルを取るためには、すべての試合に勝たなければならない。だから、エジプト戦はパリに行くためのもうひとつのステップとなる。そして、夢を実現するための一歩にもなる」
また、今回の試合が行われるパルク・オリンピック・リヨンは、ラカゼットにとって生まれ故郷であり、代表チーム同様にキャプテンとしてプレーするリヨンの本拠地だ。
それだけに「フランス代表のユニフォームを着て、背番号10、アームバンドを巻いてリヨンでプレーする。完璧だ」と普段以上に気合十分だ。
さらに、「同じスタジアムでプレーすることに慣れると、何かが生まれる。そして、自分を後押ししてくれる観客がいる。シーズンごとに彼らが僕に与えてくれる愛情。特にストライカーにとって、それはとても強い意味を持つんだ」と、勝手知ったる“ホーム”でのプレーが自身にとって大きなアドバンテージになると語った。
33歳という年齢もあり、アルゼンチン戦の後半は少し疲労感も見受けられたが、生まれ故郷でのプレーに意気込むホスト国のエースが、ファイナル進出に導く活躍を見せてくれそうだ。
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アーセナルのミケル・アルテタ監督が、他クラブとの交渉を認めたFWアレクサンドル・ラカゼットに残るシーズンへの集中を求めた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 2017年夏にリヨンからアーセナルへ加入したラカゼットは、チームの主軸としてここまで公式戦通算201試合に出場して71ゴール36アシストの成績を記録。今冬にFWピエール=エメリク・オーバメヤンがバルセロナへ去ってからはキャプテンを務めるなどチームで重要な役割を果たしているが、アーセナルとの契約は今夏までとなっており、退団の可能性が高まっている。 チームは現在プレミアリーグで5位につけるなどトップ4入りに向けて激しい争いを繰り広げているが、こうしたなかでラカゼットはフランス『Canal+』に出演した際、すでに複数クラブと交渉していることを明らかに。チャンピオンズリーグでのプレー願望についても明らかにしており、アーセナルからの退団を匂わせた。 20日に行われる延期分のプレミアリーグ第25節チェルシー戦の前日会見に出席したアルテタ監督は、ラカゼットの振る舞いについて理解を示しつつ、残りのシーズンに集中することを要求。契約についてはシーズン終了後に再び話し合いの場が設けられることを示唆した。 「契約状況を考えれば、彼が自分の将来を決めようとしていることは理解できる。我々の意向は明確に伝えている。将来的に彼とどうするかが固まれば、夏に一度話し合いの場を設けるつもりだ」 「残るシーズンに向けて、彼がいつもそうしてきたようにアーセナルを守るという未来に集中して欲しい。そのために腕章をつけているのだから」 「彼が自分の人生において何をするか、私が話す必要はない。それは彼の権利だ。そして同時に、彼にはここでベストを尽くす義務もある。それが我々と彼が交わした契約だ。我々の立場は変わっていない。我々や彼の問題ではなく、両者の問題なのだ」 2022.04.20 18:07 Wed5
「チャンスを活かせなかった」日本とドローのフランス、アンリ監督は最後のテストマッチに「ボールロストを除けば内容は良かった」
U-23フランス代表のティエリ・アンリ監督が、U-23日本代表戦を振り返った。フランス『レキップ』が伝えた。 17日、国際親善試合でフランスは日本と対戦した。パリ・オリンピックの開幕を1週間後に控えた中、最後のテストマッチとなった両国。開催国であり金メダル獲得が期待されるフランスは、アジア王者の日本と対戦した。 アレクサンドル・ラカゼットやジャン=フィリップ・マテタとオーバーエイジの2トップに、マイケル・オリーズをトップ下に配置した布陣で臨んだフランス。U-23の選手のみで構成される日本に対して立ち上がりから押し込んでいくが、決定力を欠いてゴールを奪えない。 25分には自陣のバイタルエリアでクアディオ・マヌ・コネがボールロスト。これを繋がれ藤田譲瑠チマに先制ゴールを許す展開に。それでも、フランスは押し込んでいくと、0-1で迎えた後半立ち上がりにオリーズがミドルシュートを叩き込み同点に。後半は一方的に押し込む形となったが、1-1のまま試合を終えた。 4日にパラグアイに4-1で勝利、11日にドミニカ共和国に7-0で勝利していたフランス。日本相手に最後は崩しきれなかった中、『レキップ』は決定力を欠いたマテタを酷評。ただ、アンリ監督は失点シーン以外は良い内容だったとコメント。チームとしてやりたいことはできたと振り返った。 「ボールロストを除けば内容は良かった。我々はそれを頼りに2-1にするだけだった。ここのエラーが起こる可能性はあるが、そのリアクションは良かった。ただ、数えきれないほどのチャンスを活かせなかった」 「内容は、パスを増やし、ボールうまく扱うことに非常に優れた日本に対し、我々がやりたかったこととはそれほど遠くはなかった。彼らはプレッシャーをかけてきたが、我々は一対一で解決策を見つけた」 「ある時点で、彼らはもうプレーすることを望まず、ロングボールでプレーするようになった。残念なことに彼らを追い込むことはできなかった」 「1-1のままでも構わなかった。誰もがチャンスがあったため、簡単だったと思っていただろう。我々はチャンスをモノにしたいと思っていたが、そうできなければ1-1で終わるだけだ」 「それでも3試合を見れば、同じような状況だ。試合では勝ち負けが決まるものだ。ただ、我々が諦めずに戻ってきたというのは、維持するために努力が必要になる」 <span class="paragraph-title">【動画】U-23日本代表、開催国のフランス相手に1-1のドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mnDDzp1q-mc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></scri 2024.07.18 13:30 ThuU-23フランス代表の人気記事ランキング
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パリ五輪準優勝のフランスで悲劇…選手1名が規定で唯一銀メダル受け取れず…
二転三転したパリ・オリンピックのレギュレーション変更によって、大会準優勝のU-23フランス代表の1選手が銀メダルをもらえない悲劇に見舞われた。 今大会にホスト国として臨んだフランスは、死闘となったU-23スペイン代表との決勝を延長戦の末に3-5で落として惜しくも準優勝となった。 当然のことながら金メダルを目指していたなかでの準優勝ということもあり、表彰式では多くの選手が不満げに銀メダルを首にかけられていたが、同チームではその銀メダルさえも受け取ることができない選手が1人いた。 イギリス『ミラー』によると、その悲劇を味わったのは、オセールのGKテオ・ド・ペルサン。 当初、今大会は以前からのレギュレーション通り、18名の登録メンバーのみで戦う予定だったが、大会直前に国際サッカー連盟(FIFA)はレギュレーションを大幅に変更。大会期間中も入れ替え可能な4名のバックアップメンバーを含めた実質22名での戦いを許可した。 そんななか、ド・ペルサンはモナコのDFクリスラン・マツィマ、RCランスのMFアンディ・ディウフ、リヨンのMFヨアン・ルプナンと共にバックアップメンバー入り。第3GKとして大会期間中のトレーニングでチームをサポートした。 ただ、消化試合となったグループステージ最終節のU-23ニュージーランド代表戦に出場した3名とは異なり、正GKギヨーム・レスト、セカンドGKオベド・エンカンバディオに次ぐ3番手のド・ペルサンは今大会で出場はおろか、一度もベンチ入りできず。 この結果、オリンピックサッカートーナメント規則の第30条1項にある「補欠選手がある選手に代わってメンバーリストに名を連ねた場合、その補欠選手は、交代した選手に加えて、所属チームがトーナメントで1位、2位、3位になった場合にメダルを獲得する」という条件を満たせず、チームで唯一メダルを受け取ることができなかった。 なお、優勝したスペインでは今大会で1度ベンチ入りした第3GKのアレハンドロ・イトゥルベを含め、バックアップメンバー22名全員が金メダルを受け取っている。 <span class="paragraph-title">【写真】銀メダルを授与されたフランス代表、右端の1人だけメダルがない…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet">(@equipedefrance) <a href="https://twitter.com/equipedefrance/status/1822013815309136064?ref_src=twsrc%5Etfw">August 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.14 14:20 Wed2
「彼らはクレイジー」延長戦の末に逆転勝利のフランス、アンリ監督はスペインとの決勝へ「難しい戦いになる」
U-23フランス代表のティエリ・アンリ監督が、パリ・オリンピックの決勝進出を喜んだ。フランス『レキップ』が伝えた。 5日、パリ・オリンピックの男子サッカー準決勝が行われ、開催国のフランスは、U-23エジプト代表と対戦した。 互いに堅い入りとなった中、62分にエジプトがマフムード・サベルのゴールで先制。苦しい戦いとなったフランスだったが、83分にオーバーエイジで参加しているジャン=フィリップ・マテタが同点ゴールを記録し延長戦へ。すると、延長戦でもマテタが逆転ゴールを記録すると、延長後半にはマイケル・オリーズもゴールを奪い、3-1でフランスが勝利。延長戦の末に決勝進出を決めた。 決勝に進んだフランスは1984年のロサンゼルス・オリンピック以来となる40年ぶりの決勝進出。2度目の金メダルを目指す中、相手はユーロ2024も制し、前回の東京オリンピックでも決勝に駒を進めたU-23スペイン代表となる。 アンリ監督は、延長戦での逆転勝利を収めた選手たちを称えつつ、スペイン相手の決勝は難しいものになると語った。 「彼らはクレイジーだ。メダルが何色になるのか、銀なのか金なのかを見てみよう。我々は金メダルを目指しているが、スペイン相手には難しい戦いとなる」 「エジプト対戦したが、我々はもっと上手く対処できたはずであり、我々は罰を受けた。特別な夜であり、なかなか実感が湧かない」 「我々は常に決勝に進出しているスペイン相手に、何かをしなければならないだろう。すでに今夜を楽しんでいるし、とても嬉しい」 2024.08.06 10:50 Tue3
フランス代表、アンリ&ルナール退任のU21チームと女子代表の後任監督を発表
フランスサッカー連盟(FFF)は23日、U-21フランス代表とフランス女子代表の後任指揮官を発表した。 自国開催となったパリ・オリンピックを終え、一区切りついたフランス。 決勝でスペインに惜敗し、銀メダルに終わったU-21代表ではティエリ・アンリ監督(47)が「個人的な理由」により退任を発表。一方、ベスト8敗退となった女子代表では、かねてより今大会限りでの退任を明言していたエルヴェ・ルナール監督(55)が指揮官の座から離れていた。 そんななか、FFFは23日にそれぞれの後任指揮官を発表。いずれも前指揮官の右腕が後釜に座った。 エスポワール(U-21チーム)の新指揮官に指名されたのは、ジェラール・バティクル氏(54)。オセールのU-19チームの監督として指導者キャリアをスタートすると、以降はスタッド・ブレストやアンジェの監督、リヨンのアシスタントマネージャーを歴任。2023年8月からはアンリ監督の副官を務めていた。契約期間はひとまず1年間となる。 一方、ルナール監督の後釜に座ったのは、ローラン・ボナデイ氏(54)。パリ・サンジェルマンのユースチームやニースのリザーブチームで監督経験のある同氏は、2019年からルナール監督の副官を務めフランス女子代表も指導してきた。 これがシニアレベルで初の監督経験となるボナデイ氏は、2027年までの3年契約にサイン。ユーロ2025と2027年ブラジル女子W杯での成功を目指すことになる。 2024.08.23 22:04 Fri4
パリ五輪開催国フランスのレジェンドは今大会に興味なし…プラティニ氏「サッカーはオリンピック競技ではない」
フランスサッカー界のレジェンドで、元UEFA会長であるミシェル・プラティニ氏だが、パリ・オリンピックでサッカー競技を観戦しないと断言した。フランス『レキップ』が伝えている。 現役時代に通算3度のバロンドールを受賞し、フランス代表としても通算72試合41ゴールの記録を残してユーロ1984優勝にも貢献した、同国サッカー界のレジェンド中のレジェンドであるプラティニ氏。 また、フランス五輪代表として1976年のモントリオール五輪にも参加経験もあり、自国開催のパリ五輪にも少なからず関心はあるかに思われたが、“将軍”はフランス『ミディ・リブレ』のインタビューで五輪におけるサッカー競技に全く関心がないと語った。 今回のインタビューでは「これは素晴らしい歓楽の瞬間であり、観客が選手の周りに集まるスポーツの素晴らしい瞬間だ」とパリ五輪自体への期待を語ったプラティニ氏。だが、サッカーに関する話題に向かうと、「フランスのオリンピックチームには興味がない。サッカーはオリンピック競技ではない」と、歯に衣着せぬ物言いをした。 さらに、元UEFA会長は「最も多くの観客を惹きつけるのはサッカーであり、それだけだ」と、五輪におけるサッカー競技の役割が「スタジアムを満員にする」ということのみだと主張した。 また、個人として興味を抱かない理由として、国際サッカー連盟(FIFA)の消極的な姿勢を含め、各クラブに対して招集の強制力がない選手選抜のルールを挙げている。 「FIFAは最高の選手が来ることを望んでいなかった。我々はB、C、Dのチームを擁している…。だから、興味がないのだ」 プラティニ氏の主張は多くのサッカーファンも感じるところではあるが、大会開幕後にそのレジェンドの翻意を促すような盛り上がりを期待したいところだ。 2024.07.22 23:18 Mon5