新潟が徳島に今季加入のDF橋本健人を獲得!「新たな挑戦に向かうことを決断」

2024.07.30 10:45 Tue
新潟が徳島DF橋本健人の完全移籍加入を発表
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新潟が徳島DF橋本健人の完全移籍加入を発表
アルビレックス新潟は30日、徳島ヴォルティスよりDF橋本健人(24)が完全移籍で加入すると発表した。背番号は「42」を着用する。
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神奈川県出身の橋本は、ジュニアユース時代から横浜FCの下部組織に所属。トップチーム昇格とはならず慶応義塾大学へ進学すると、特別指定選手としてのプレーを経て2022シーズンからレノファ山口FCに正式加入した。その後、昨シーズンは横浜FCへの期限付き移籍を経験し、今シーズンから徳島に完全移籍。今シーズンは明治安田J2リーグで21試合に出場していた他、YBCルヴァンカップで1試合、天皇杯で2試合にも出場するなど主力の一人としてプレーした。
J1へのステップアップを果たすことになった橋本は、両クラブを通じてコメントしている。

◆アルビレックス新潟
「徳島ヴォルティスから来ました、橋本健人です。自分の持てる力のすべてを発揮し、新潟の勝利に貢献します。よろしくお願いします」
◆徳島ヴォルティス
「この度アルビレックス新潟へ完全移籍することになりました。今回の移籍に際して、僕の意志を尊重し送り出していただいたクラブには心より感謝申し上げます。限られたキャリアの中で自分が何を成し得たいのか。志を遂げる為にどう進んでいくのか。深く考えぬいた末、ここで船を降り、新たな挑戦に向かうことを決断しました」

「1-5から始まった今シーズン。苦しい時期が続きましたが、ヴォルティスに関わる全員の力で前に進んでこられました。人として尊敬できる先輩や、心から信頼できる同期に活気ある後輩達。素晴らしい仲間に恵まれ、こんなにも楽しく、こんなにも充実感を感じながら日々サッカーできたことは、徳島の地と共に僕の心にずっと残ります」

「良い時も悪い時も信じ続けてくれた皆さん、ありがとうございました。その想いは僕らの力となり、どんな時も闘い続ける理由になりました。そしてホームゲームで僕のチャントを聞いた時の感動は忘れません。本当の意味でヴォルティスの一員になれた気がして、とても嬉しかったです」

「半年という短い時間でしたが、徳島の皆さんのおかげで、非常に濃く、充実した時間を過ごせました。ありがとうございました。より成長した姿を皆さんにお見せできるように頑張ります!」


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「可能性の一番高いところを目指す」東京Vの城福監督、新潟戦含む残り4試合へ「まさに今から」

東京ヴェルディの城福浩監督が、23日にデンカビッグスワンスタジアムで行われる明治安田J1リーグ第35節のアルビレックス新潟戦に向けた会見を実施した。 東京Vは前節、浦和レッズとホームで対戦。前半半ば過ぎに一瞬の隙を突かれて先制を許して試合を折り返したが、後半序盤にクイックリスタートの流れからMF綱島悠斗が強烈なミドルシュートを突き刺し、待望のJ1初ゴールで同点に追いつく。さらに、76分には右CKを再び綱島が今度は会心のヘディングシュートで合わせ、逆転に成功。以降は交代カードを切りながら冷静なゲームクローズで2-1の逆転勝利を収めた。 湘南ベルマーレ戦で喫した7試合ぶりの敗戦をきっちり払しょくした“20番目のチーム”は、順位を7位に浮上させると共に4節を残して最大の目標だったJ1残留を確定させた。 「この成功体験というのは小さくない」と格上相手の逆転勝ちへの手応えを口にしていた指揮官だが、中3日で臨む新潟戦に向けては「勝ったからこそできる振り返り」と、守備面を中心にチームを引き締めた。 とりわけ、「自分たちがやろうとしていることをどこかでやれれば…」と悔やんだ失点場面に関してチームとして改めて確認を行ったという。 「もちろん相手の攻撃を全くさせないとか、シュート0で抑えるなんてことはできないですし、完全に封じ込めるというのは、このリーグでは簡単ではない。シュートまで行かれるシーンがあるとは思いますが、象徴的なのは失点のシーンは我々が前からの守備の圧力のチャンスを逃していること。ボールに行けないのであれば、中盤の準備をしなければいけないこと。最後のエマージェンシーケースの時には、最終ラインがボールに行くところと、カバーするところというのは、一番大事なのはボールに行くところ」 「そこが我々にとって一番守備で大事にしているので、自分たちがやろうとしていることをどこかでやれれば、あの失点はなかったという意味では、前線だろうが、中盤だろうが、最終ラインであろうが、その時々でやるべきところというのは確認しました」 傍から見れば、後ろに重くなり過ぎずにボールホルダーへもしっかりとアプローチに行き、FWブライアン・リンセンのヘディングシュート以外に決定的なシーンを作らせなかったゲームクローズの部分も、自分たちのやるべきことをパーフェクトに遂行できなかったと、チームへの要求を語っている。 「終盤になってきて、我々が勝ち点3を持っている状況ということは相手はゼロなので、リスクをかけてくる。そういう時に自分たちが大事にしなければいけないものを、絶対失ってはいけないものというのは、これまでずっと場面を共有しながら映像を見ながら、あるいはトレーニングの中で、絶対に失ってはいけないものというのを共有してきたけれども、それがパーフェクトにやれるかというと、これはパーフェクトを目指すのであって、それがやれていないからこそ危ないシーンを作られる」 「例えば、競って全部ヘディングを勝てとか、一対一を全部の守備で勝てとか、走力で全部勝てと言っているわけではなくて、やるべきことがあって自分がオン・ザ・ボールの当事者になる前にやるべき準備を、全員がいかにできるかと。それはひょっとしたら寄せであったり、ボールが自分の頭を越えた後のカバーであったり、逆サイドの絞りであったり、これをパーフェクトに近づけようと」 「それをやってきたからこそ、リーグ戦の中で今の我々の立ち位置があると思う。ここは今の立ち位置からもう1個上に行きたいのであれば、やってきたことのバージョンをもうひとつ上げるというか、これは勝ったからこそできる振り返りなので、かなり強めに振り返りました」 その指揮官の厳しい要求もあり、中3日の連戦に向けてピリッとした空気を維持するチームは、連勝を懸けて前回対戦で2-2のドローゲームを演じた15位の新潟とのアウェイゲームに挑む。 直近の横浜F・マリノス戦の0-0のドローで連敗を「4」でストップしたものの、それまでの4試合では大量失点が続くなど安定感を欠く新潟は、消化試合数が少ない18位・ジュビロ磐田ら下位とのポイント差が4ポイントと残留争いに巻き込まれている状況だ。 その一方で、YBCルヴァンカップでは先の川崎フロンターレとの準決勝を4-1、2-0の合計6-1で連勝。クラブ史上初の決勝進出を果たし、11月2日に国立競技場で行われる名古屋グランパスとの初タイトルを懸けた大一番へモチベーションも高まっている。 「ボールの引き出し方は、徹底しているものがありますし、足が止まらない中で、中につけていく勇気とか、それを出し手も受け手もそうですけど、そこからコンビネーションを発揮していく。さらに裏を狙っていく。このスタイルは変わってない」と、前回対戦時にビルドアップの練度、精度に関してJ1トップクラスと評したその印象は7カ月となった現在も変わっていない。 また、「リーグ戦で苦しんでいる中で、ルヴァンで結果を出している、ここ最近を見ていると、さらに中盤のインテンシティが高くなっているのと、もうひとつはゴール前の人数をかけている。サイドで崩すだけではなくて、ゴール前にしっかり人数をよりかけてきている」と、攻撃面に関してより対応が困難なチームに仕上がっていると警戒。 そんななかでヴェルディとしては湘南戦での気付き、その改善に取り組んだ浦和戦で得た手応えを活かし、「我々のやりたい、表現したいサッカーに立ち返れるか」と自分たちの志向するスタイルを貫いて、そのせめぎ合いをモノにしたいと意気込む。 「そう意味では、ポゼッションをさせないために、我々の腰が引けてゴール前を固めるというところになれば、サイドでボールを持たれるし、サイドに人数をかけ過ぎれば、今度はゴール前に入っていくというところの駆け引きのランクが上がっている」 「相手の得意な形というのをなるべく少なくするのに一番いいのは、我々がボールを持つこと。相手陣でハンティングすること。相手に守らせるということだと思います。そこのせめぎ合いというのは、自分たちが自陣で我慢する時間もあるだろうけども、いかに相手陣でサッカーをやるかという、我々のやりたい、表現したいサッカーに立ち返れるかどうかだと思います」 J1残留という最大の目標を成し遂げた東京Vは、残り4試合の結果次第では最大3位、天皇杯の結果によってACL出場権の可能性もある4位フィニッシュを視野に捉える。 一方で、メンバー選考の部分ではここまで控えで歯を食いしばってきた選手の抜擢、来シーズンのJ1での戦いに向けて若手を試すという選択肢もあるが、指揮官は「残留が決まったからチャンスをあげるということはない」と、その可能性を否定。 「選手が頑張れば頑張るほど、僕から見ると苦しくなる。そういう彼らを見て、彼らをスタジアムのピッチに立たせたいという思いは、見れば見るほど湧いてくる。ただ、サッカーというのは11人しかピッチに立てないルールなので、あくまでも、練習場で表現をし続けた選手をフェアに見てあげるということを大事にしたい。僕は見続けること、僕の中でのフェアを保ち続けること。それを貫いてあげることが、彼らに対しての彼らの頑張りに対しての礼儀だと考えています」 残り試合も変わらず、個人・チームの成長にフォーカスを当てながらも、さらなる高みを目指す。選手たちの間ではACL出場権獲得への思いも聞こえてくる中、指揮官は「それにはもうワンランク上にならないとダメです。一般的に見たら、『これはボールに行っているじゃないか』とか、一般的に見たら『よく追っているじゃないか』は、我々の基準では足りないということにならない限り、超野心的な目標には向かえない」と、選手たちに本当の意味での覚悟を要求。 その上で「もちろん可能性がある限り、我々は自分たちが積み重ねられる勝ち点をとにかく最大のものを目指し続けるだけで、残留が確定したから満足するということではない。我々はそういうことを目指したのではないというのを示すのは、まさに今からだと思います」と、改めて残り試合への意気込みを示した。 2024.10.22 19:45 Tue
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名古屋vs新潟のルヴァンカップ決勝、小野伸二&内田篤人がアンバサダー就任!

Jリーグは22日、2024JリーグYBCルヴァンカップ決勝のアンバサダーにJリーグ特任理事でもある元日本代表の小野伸二氏と内田篤人氏が就任することを発表した。 11月2日(土)に国立競技場にて開催されるルヴァンカップ決勝。名古屋グランパスとアルビレックス新潟が決勝に駒を進めている。 名古屋は2021年に初優勝を経験。新潟はクラブ史上初となるタイトル獲得を目指す戦いとなる中、日本代表でも活躍し、Jリーグでもタイトルを獲得している両名がアンバサダーとなる。 小野氏は今回が初、内田氏は5年連続5回目のアンバサダー就任に。両名は、フジテレビ系列にて全国生中継されるテレビ放送での解説やプロモーション活動を通じて決勝を盛り上げていく。 アンバサダーに就任した小野氏と内田氏はそれぞれコメントしている。 <h3>◆小野伸二氏</h3> 「自分の時代もそうでしたが、誰でも立てる場所ではなかったので、国立で試合ができるというだけで「よしっ、やってやるぞ、今日は」と、気持ちが高ぶりましたね」 「名古屋グランパスとアルビレックス新潟は、ここまで本当に素晴らしい戦いぶりでしたし、Jリーグ初タイトルがかかる新潟の冷静にボールをつないでいくスタイルに対して、名古屋は相手の陣地に向かうスピードや、相手エリアでセカンドボールを拾う速さが光る。お互いが攻め合って、自分たちの良さを出し合ったいい試合を見せて欲しいと思いますね」 「90分、延長まで行けば120分プラスアディショナルタイムの中で、感動があって、サッカーって楽しいな、またこういう試合が見たいなという試合を見せてくれたら嬉しく思います」 <h3>◆内田篤人氏</h3> 「ルヴァンカップの決勝を解説させてもらうと、いつも当日の雰囲気の良さに圧倒されます。僕は現役の時に天皇杯もJリーグも獲れたけど、唯一獲れなかったのがルヴァンカップなので本当に悔しい思い出が残っています!この大会はどちらが勝ってもドラマチックですよね、すごく楽しみだし決勝を戦える選手達が羨ましいです」 「名古屋はリーグ戦が苦しい中でも決勝まで来る、選手たち本来の地力の強さがあるなと思いました。やはり歴史のあるいいチームだと思います。新潟はJ2も経験し悔しい思いを沢山知っているし、クラブの新しい歴史が作られる瞬間が目の前まで来ている。Jリーグ屈指の熱いサポーターがどれだけチームを後押しして、国立をオレンジ色に染めるか楽しみです。経験のあるチームか、怖いもの知らずでサポーターも含めた勢いのあるチームが勝つのか、本当に楽しみな決勝のカードになりました」 2024.10.22 13:10 Tue
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ルヴァン決勝は逃げ切りの名古屋と連勝の新潟に! 3年ぶりVか、初Vか【YBCルヴァンカップ】

2024JリーグYBCルヴァンカップ・プライムラウンド準決勝第2戦の2試合が13日に行われ、名古屋グランパスとアルビレックス新潟の決勝進出が決まった。決勝は11月2日に国立競技場で行われる。 ◆名古屋が敗れるも3季ぶりの決勝 3年ぶりのファイナル行きとなる名古屋はこの準決勝で横浜F・マリノスとぶつかり、敵地での第1戦を3-1で先勝。名古屋ホームでのリターンレグでは横浜FMが先に動かす。33分にエウベルのスルーパスに抜け出した天野純がボックス左深くから折り返すと、その先にゴール前でフリーの西村拓真が押し込んだ。 先制に成功した横浜FMだが、後半からピッチに入ったばかりの山岸祐也がその早々に敵陣左サイドでのスローインの流れからボックス内で森島司、永井謙佑とボールをつなぎ、自身も中央のスペースに走り込み、右足でゴール。名古屋がトータルスコアで再び2点差をつける。 出鼻をくじかれてしまった横浜FMは交代カードでも試合を動かしにかかるなか、82分にGKランゲラックのキックを自陣で拾った流れから、アンデルソン・ロペスが右サイドに展開。ボックス右に抜け出したヤン・マテウスの折り返しを走り込んだ植中朝日が左足ダイレクトで押し込み、再び1点差に迫る。 名古屋は敗れてしまったが、執念の守りで1点差を逃げ切り、2戦合計スコア4-3で横浜FMを退けた。2021年大会以来2度目の優勝がかかるファイナル進出となる。 名古屋グランパス 1-2(AGG4-3) 横浜F・マリノス 【名古屋】 山岸祐也(後1) 【横浜FM】 西村拓真(前33) 植中朝日(後37) ◆新潟が連勝で初の決勝! 川崎Fは新潟ホームでの第1戦で4-1の先勝を許して、ホームでのリターンレグながら、厳しいシュチュエーション。同じ相手に9月27日のJ1リーグで5-1と大勝した戦いを再現したいところだが、31分に宮本英治のボール回収から、長谷川元希のスルーパスでボックス右に抜け出した小見洋太が冷静に流し込み、新潟が先制する。 この段階で4点差を追いかける流れとなり、より厳しい戦いとなる川崎Fは43分にボックス左からエリソンが強烈な右足で狙ったりもしたが、ゴールを割れず。後半に入ってもなかなか反撃のゴールが生まれず、67分までにすべてのカードを切って出る。 GKチョン・ソンリョンの好守にも助けられ、依然として前のめりの川崎Fだが、78分の小林悠に巡った好機も仕留め切れず。理想的な流れとなる新潟は89分に右サイドから小野裕二がバイタルエリア中央に浮き球パスを送ると、秋山裕紀が胸トラップを挟み、さらにボックス右に配球。フリーの太田修介が決め切った。 第2戦も勝ち切った新潟は2戦合計6-1で決勝進出。初の主要タイトルがかかる初のファイナル進出となる。 川崎フロンターレ 0-2(AGG1-6) アルビレックス新潟 【新潟】 小見洋太(前31) 太田修介(後44) 2024.10.13 17:46 Sun
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【J1注目プレビュー|第34節:横浜FMvs新潟】4連敗同士の“シックスポインター”、勝って泥沼を抜け出すのは!?

【明治安田J1リーグ第34節】 2024年10月18日(金) 19:30キックオフ 横浜F・マリノス(12位/41pt) vs アルビレックス新潟(14位/39pt) [日産スタジアム] <h3>◆16年ぶりの5連敗は避けたい【横浜F・マリノス】</h3> 一体どうしてしまったのか。横浜FMは今季2度目の4連敗、前節は残留争い真っ只中の柏レイソルに力無く敗れ、今季2度目の4連敗となってしまった。 不調の中でハリー・キューウェル監督を解任したチームだったが、後を継いだジョン・ハッチンソン監督でも事態が好転したとは言い難い。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)を含めて大量失点の試合が増え、ゴールが奪えないという悪循環に陥っている。 悪化したとも言える状況だが、チームとしては16年ぶりの5連敗という屈辱が迫っている状況。加えて、ミッドウィークにはACLEが控え、来週末はガンバ大阪との天皇杯準決勝も控えている。何を目標に戦うのかも大事になる。 リーグ優勝の可能性は潰え、中国でのアウェイゲームをどう臨むのか。今季唯一タイトルの可能性がある天皇杯に力を注ぐ可能性が高いが、しっかりとリーグ戦で結果を残さなければ、悪影響が周りにも及ぶことになりそう。しっかりと戦い結果を残したい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:飯倉大樹 DF:松原健、上島拓巳、畠中槙之輔、永戸勝也 MF:天野純、エウベル、渡辺皓太 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、井上健太 監督:ジョン・ハッチンソン <h3>◆4連敗を止めて1桁を目指す【アルビレックス新潟】</h3> 前節はホームに鹿島アントラーズを迎えて0-4の惨敗。前々節の川崎フロンターレでも5失点を喫しており直近の4連敗で15失点と守備が崩壊中だ。 一方で、ルヴァンカップは川崎フロンターレに勝利し、決勝進出。クラブ史上初となるタイトル獲得にあと一歩となっている。しっかりと決勝までにリーグ戦で調子を取り戻していきたい。 このところの失点の多さは、新潟が得意としていたコンパクトな守備陣形が築けていないこと。また、ボール奪取からのショートカウンターは仕掛けられていても、ゴールになかなか繋がらない。 残留争いという点でも、ボーダーの17位・京都サンガF.C.との勝ち点差はたったの「1」。降格圏との差は「7」と開いてはいるが、このまま連敗が続くようであれば、尻に火がつくのも時間の問題だ。しっかりと勝ち点を積み上げていき、残留争いに悩まないシーズン最終盤を迎えたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:小島亨介 DF:藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、トーマス・デン、堀米悠斗 MF:宮本英治、秋山裕紀 MF:小見洋太、長倉幹樹、長谷川元希 FW:鈴木孝司 監督:松橋力蔵 2024.10.18 17:15 Fri

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