バイエルンが背番号「5」を永久欠番に 故ベッケンバウアーの功績を称え
2024.12.09 12:46 Mon
バイエルンは8日、背番号「5」を永久欠番とすると発表した。
「今も我々の誰もがフランツの死にショックを受けている。スピーチでは何度も彼がいなくなるのかどれだけ寂しいか、そして何よりも彼がこのクラブをどれほど形作ってきたかを述べてきた」
「彼は選手であっただけでなく、監督であり、会長でもあったんだ。まさに偉大な人物だった。ベッケンバウアーという存在なしに今日のバイエルンも存在しなかったことだろう」
なお、今季のバイエルンでは背番号「5」を背負う選手は不在。直近では現インテルのフランス代表DFバンジャマン・パヴァールがつけていた。
PR
これは今年1月に78歳で逝去したクラブきってのレジェンドOB、フランツ・ベッケンバウアー氏に敬意を示すもので、バイエルンの会長を務めるヘルベルト・ハイナー氏が年次総会にて明らかにした。ベッケンバウアー氏の婦人であるハイジさん、息子のジョエルさんを招き、この発表をしたハイナー氏は総会後、ドイツ『ビルト』で経緯を説明する。「彼は選手であっただけでなく、監督であり、会長でもあったんだ。まさに偉大な人物だった。ベッケンバウアーという存在なしに今日のバイエルンも存在しなかったことだろう」
「そこでこの総会でベッケンバウアーを偲び、敬意を示すべく、このイベントを開催すると決めた」
なお、今季のバイエルンでは背番号「5」を背負う選手は不在。直近では現インテルのフランス代表DFバンジャマン・パヴァールがつけていた。
PR
フランツ・ベッケンバウアーの関連記事
バイエルンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
記事をさがす
|
フランツ・ベッケンバウアーの人気記事ランキング
1
バイエルンが背番号「5」を永久欠番に 故ベッケンバウアーの功績を称え
バイエルンは8日、背番号「5」を永久欠番とすると発表した。 これは今年1月に78歳で逝去したクラブきってのレジェンドOB、フランツ・ベッケンバウアー氏に敬意を示すもので、バイエルンの会長を務めるヘルベルト・ハイナー氏が年次総会にて明らかにした。 ベッケンバウアー氏の婦人であるハイジさん、息子のジョエルさんを招き、この発表をしたハイナー氏は総会後、ドイツ『ビルト』で経緯を説明する。 「今も我々の誰もがフランツの死にショックを受けている。スピーチでは何度も彼がいなくなるのかどれだけ寂しいか、そして何よりも彼がこのクラブをどれほど形作ってきたかを述べてきた」 「彼は選手であっただけでなく、監督であり、会長でもあったんだ。まさに偉大な人物だった。ベッケンバウアーという存在なしに今日のバイエルンも存在しなかったことだろう」 「そこでこの総会でベッケンバウアーを偲び、敬意を示すべく、このイベントを開催すると決めた」 なお、今季のバイエルンでは背番号「5」を背負う選手は不在。直近では現インテルのフランス代表DFバンジャマン・パヴァールがつけていた。 2024.12.09 12:46 Mon2
皇帝の訃報に思うこと/六川亨の日本サッカーの歩み
今回のコラムは昨日行われた第102回全国高校サッカー選手権の決勝、青森山田高対近江高の試合で書く予定でいた。しかし8日、「皇帝」と言われた西ドイツ(当時)のDFフランツ・ベッケンバウアー氏(78歳)の訃報が届いたので彼のエピソードを紹介したい。 それにしても訃報が続く。1月5日にはブラジル人のマリオ・ザガロ氏が92歳で逝去した。選手として、そして監督としても初めてW杯を制したザガロ氏。彼には、かつて東京ガスの招きでサッカークリニックに来日した際にインタビューしたことがあった。若気の至りで「74年のW杯ではクライフのオランダに完敗しましたね」と聞いてしまったが、通訳の方が気を利かして質問をスルーしてくれたので助かった思い出がある。 昨年10月にはボビー・チャールトン氏(86歳)も他界した。中学・高校時代に憧れた選手が次々といなくなるのは寂しいものだ。 ベッケンバウアー氏のプレーを初めてテレビで見たのは、三菱ダイヤモンドサッカーが放映した70年メキシコW杯だった。衝撃的だったのが準決勝のイタリア戦だ。 開始8分にFWロベルト・ポニンセーニャのゴールでイタリアが先制。試合中には接触プレーで倒されたMFベッケンバウアーが、右肩を脱臼しながらも包帯で腕を吊ってプレーを続行した。そして90分、DFカール=ハインツ・シュネリンガーのスライディングシュートで西ドイツが土壇場でタイスコアに追いついた。 ここから両チームは壮絶な点の取り合いを演じた。まず94分、FWゲルト・ミュラーが西ドイツの逆転ゴールを決めると、98分にはDFタルチシオ・ブルニチが同点ゴールをゲット。そして108分にイタリアはFWルイジ・リーバが勝ち越しに成功したが、110分に再びミュラーがゴールを決めて3-3のイーブンに戻す。しかし111分、MFジャンニ・リベラの決勝点でイタリアがファイナルへの出場権を獲得したのだった。 西ドイツにとって不運だったのは、準々決勝のイングランド戦に続いての延長戦だったこと。前回イングランドW杯決勝と同じ顔合わせとなった試合は、イングランドがMFアラン・マレリーとMFマーチン・ピータースのゴールで2点を先行した。 しかし西ドイツは68分にベッケンバウアーが1点を返すと、76分にFWウーベ・ゼーラー、108分にミュラーが決勝点を奪って前回大会の雪辱を果たしたのだった。「ゲルマン魂」という言葉を初めて聞いたのも、70年メキシコW杯だったと記憶している。 ザガロ氏に続いて、選手としても監督としてもW杯を制したベッケンバウアー氏(3人目はディディエ・デシャン)。選手としてバイエルン・ミュンヘンで頂点を極め、西ドイツ代表として72年のEUROと74年のW杯で王者となり、監督としてもバイエルンやオリンピック・マルセイユ、そしてドイツ代表を率いてチームを優勝へ導いた。バロンドールなどの個人タイトルも数え切れないほど受賞している。 そんなベッケンバウアー氏を、同じドイツ人ジャーナリストのマーティン・ヘーゲレ氏は「ミスター・パーフェクト。何をやっても成功する強運の持ち主だ」と感嘆していた。 「皇帝」の安らかな眠りを祈りたい。 2024.01.10 15:00 Wed3
サッカー界のレジェンド、“皇帝”ベッケンバウアー氏が78歳で死去
フランツ・ベッケンバウアー氏が7日、78歳で死去していた。ベッケンバウアー氏の家族がドイツ通信社DPAに明かした。 声明にて「深い悲しみとともに、夫であり、父であるフランツ・ベッケンバウアーが昨日の日曜日(7日)、家族に見守られながら安らかに息を引き取ったことを発表します。静かに別れの時間を過ごすことをお許し頂き、いかなる取材も遠慮して頂くことをお願い致します」と綴られた。 “皇帝”の愛称で知られるベッケンバウアー氏は現役時代、リベロとして西ドイツ代表では1972年のユーロを制覇、1974年ワールドカップ(W杯)を制覇。バイエルンではブンデスリーガを4度、チャンピオンズリーグ(当時はチャンピオンズカップ)を3度制覇。バロンドールには2度輝き、サッカー界を席巻した。 引退後、指揮官としても1990年W杯を制覇、バイエルンでブンデスリーガを1度制覇と、数々の栄光を築いた。 監督業を退いた後はバイエルンで会長職に就任。さらにドイツサッカー協会の副会長を務めるなど、サッカー界で多岐に渡って活躍した、正にレジェンドだった。 2024.01.09 06:00 Tue4
「夢と希望を与えてくれてありがとう」本田圭佑が他界した“皇帝”ベッケンバウアー氏を追悼
本田圭佑が、8日に他界した元ドイツ代表DFのフランツ・ベッケンバウアー氏を追悼した。 8日、“皇帝”の愛称で親しまれたベッケンバウアー氏が亡くなっていたことが家族により発表された。 病を患っていた中で、7日に息を引き取ったとのこと。レジェンドの死にはサッカー界の多くの人から追悼メッセージが寄せられている。 そんな中、本田も自身のX(旧ツイッター)を更新。幼少期に知った存在であるとし、「希望をもらった」と哀悼のメッセージを送った。 「私が子供の頃に父があなたのビデオを見せてくれて以来、選手と監督としてワールドカップで2度優勝したことを、この歳になっても覚えています」 「私に夢と希望を与えてくれてありがとう。R.I.P. フランツ」 <span class="paragraph-title">【写真】本田圭佑が他界したベッケンバウアー氏を追悼</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Even at my age, I remember that you got World Cup twice as a player and manager since my father showed me your videos when I was a kid. Thank you for giving me a dream and a hope. R.I.P. Franz. <a href="https://t.co/lmLyw5Q7sh">pic.twitter.com/lmLyw5Q7sh</a></p>— Keisuke Honda (@kskgroup2017) <a href="https://twitter.com/kskgroup2017/status/1744492696528625826?ref_src=twsrc%5Etfw">January 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.09 11:25 Tue5
“皇帝”が“王様”の死を悼む…ベッケンバウアー氏が急逝のペレ氏を追悼「唯一無二の友人を失った」
元西ドイツ代表DFで、“皇帝”とも称されるフランツ・ベッケンバウアー氏が、ペレ氏を追悼した。 29日、“サッカーの王様”と称されるブラジルのレジェンド、ペレ氏(享年82)が逝去した。 ワールドカップ(W杯)を3度制した唯一の選手であり、ブラジルサッカー界にとって神のような存在でもあるレジェンド。多くのサッカー選手のお手本となった。 王様と呼ばれるペレに対し、“カイザー(皇帝)”と呼ばれたベッケンバウアー。サッカー史に残る偉大なレジェンド同士は、引退後も関係が深く、サッカー界で大きな影響を及ぼしてきた。 ベッケンバウアー氏は、自身のSNSを更新しペレ氏を追悼。友人の死を偲んだ。 「今日、サッカーはその歴史上最も偉大な選手を失いました」 「そしては私は、唯一無二の友人を失いました」 「サッカーは永遠にあなたのものです。安らかに眠ってください」 2022.12.31 21:55 Satバイエルンの人気記事ランキング
1
38歳ノイアーが“体当たり”でキャリア初のレッド…「申し訳ない。チームにも謝罪」
バイエルンの元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーがキャリア初のレッドカードを受けた。 バイエルンは3日のDFBポカール3回戦でレバークーゼンとホームで対戦し、0-1で敗戦。先発したノイアーは17分にヨナタン・ターのロングフィードをボックス外で処理しようとしたが、抜け出したジェレミー・フリンポンと接触し、決定機阻止のファウルで一発退場を余儀なくされた。 広範囲をカバーできるフットワークも魅力のノイアーだが、今回はボールから目を離して頭から突っ込む形でチャレンジし、結果的にフリンポンの身体に体当たり。レッドカード致し方なしのシーンだった。 ドイツ『ビルト』などによると、38歳ノイアーはプロ866試合目にして初の退場。ノイアー本人は試合後、ドイツ『スカイ』でこう振り返る。 「あれは試合において決定的なものだった。僕らはあれで傷ついたし、申し訳ない。チームにも謝罪した。オフサイドも少し期待したんだけど。もう変わらない。ミスをしたのは事実だし、受け入れるしかない。残念だけど、ほかに選択肢なしだ」 <span class="paragraph-title">【動画】バイエルン守護神がまさかのレッドカード</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="QERi_C7MAVU";var video_start = 52;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.04 11:05 Wed2
バイエルンが背番号「5」を永久欠番に 故ベッケンバウアーの功績を称え
バイエルンは8日、背番号「5」を永久欠番とすると発表した。 これは今年1月に78歳で逝去したクラブきってのレジェンドOB、フランツ・ベッケンバウアー氏に敬意を示すもので、バイエルンの会長を務めるヘルベルト・ハイナー氏が年次総会にて明らかにした。 ベッケンバウアー氏の婦人であるハイジさん、息子のジョエルさんを招き、この発表をしたハイナー氏は総会後、ドイツ『ビルト』で経緯を説明する。 「今も我々の誰もがフランツの死にショックを受けている。スピーチでは何度も彼がいなくなるのかどれだけ寂しいか、そして何よりも彼がこのクラブをどれほど形作ってきたかを述べてきた」 「彼は選手であっただけでなく、監督であり、会長でもあったんだ。まさに偉大な人物だった。ベッケンバウアーという存在なしに今日のバイエルンも存在しなかったことだろう」 「そこでこの総会でベッケンバウアーを偲び、敬意を示すべく、このイベントを開催すると決めた」 なお、今季のバイエルンでは背番号「5」を背負う選手は不在。直近では現インテルのフランス代表DFバンジャマン・パヴァールがつけていた。 2024.12.09 12:46 Mon3
「監督にはなりたくない」イブラヒモビッチ氏が将来に言及、未経験のドイツサッカーにも触れる「バイエルンでプレーするのも悪くなかった」
ミランのシニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏が、自身の今後や現役選手、ドイツサッカーについて語った。 2022-2023シーズン限りで現役を退いた元スウェーデン代表ストライカーのイブラヒモビッチ氏。2023年12月にシニアアドバイザーとしてミランに復帰し、補強にも携わっている。 そんななか、ドイツ『Sports Illustrated』のインタビューに応じたイブラヒモビッチ氏。自身の果たすべき役割は「リーダーとしての経験を活かし、彼ら(若手)を進むべき道へ導くことだ」と語った一方、今も監督になるつもりはないと明かした。 「まだ監督にはなりたくない。私にとってはあまりにも大変な仕事だからだ」 「非常に多くの分野をカバーし、アイデアと解決策を見つけ、試合の準備やフォローアップもし、指導しなければならない。昼夜を問わず働く。監督としての1年は、私にとって10年のように感じられるから、魅力的ではない」 また、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドとの比較についても問われると、「多分ポニーテールだからだろう(笑)」と回答。自分は自分、ハーランドはハーランドだと主張した。 「選手同士を比較するのは好きではない。誰にでも自分の道があり、独自の物語を紡ぐからだ。私には私の時代があり、自分のやり方でプレーした。今の彼には彼なりの時代があり、彼なりのやり方でプレーしている」 「したがって、『新しいズラタン』は存在しない。私は自分のやり方を貫いたが、もう旬は過ぎてしまった。アーリング・ハーランドは素晴らしい選手だし、素晴らしい仕事をしている」 さらに、欧州5大リーグのなかで唯一経験しなかったドイツのサッカーにも言及。リスペクトを示した一方、挑戦するチャンスはなかったと述べている。 「ドイツのサッカーは素晴らしい。スタジアムがいつも満員だから大好きだ。クラブの歴史や選手のことを考えれば、バイエルン・ミュンヘンのようなクラブでプレーするのも決して悪くなかっただろう。私にとってバイエルンは世界5大クラブのうちの1つだ。ドイツサッカーとドイツ代表を本当に尊敬している」 「彼らは私と契約する余裕がなかったんだ(笑)。いや、正直に言うと、移籍する可能性は全くなかった。確かに良かっただろうけど、運命は私に別の計画を用意していた」 2024.12.06 22:01 Fri4
重鎮ミュラーが攻守に活躍、シャフタールに5発圧勝のバイエルンが暫定8位浮上【CL】
バイエルンは10日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節でシャフタール・ドネツクとシャルケの本拠地で対戦し、5-1で圧勝した。バイエルンのDF伊藤洋輝は負傷欠場している。 前節パリ・サンジェルマンを撃破して13位に浮上したバイエルン(勝ち点9)は、DFBポカールでレバークーゼンに敗れてタイトルを一つ失ったもののブンデスリーガでは無敗を維持して首位を快走中。そのバイエルンは3日前のハイデンハイム戦のスタメンから3選手を変更。ムシアラが先発に戻り、引き続き欠場のケインに代わって最前線にはミュラーが構えた。 26位シャフタール(勝ち点4)に対し、バイエルンは開始5分に失点する。ズブコフのスルーパスに抜け出したケヴィンにゴールを許した。 それでも11分、バイエルンがすかさず追いつく。ムシアラのスルーパスのルーズボールをボックス右で拾ったライマーがシュートを蹴り込んだ。 同点としたバイエルンがハーフコートゲームとする中、前半終盤の43分にはロングカウンターから大ピンチもスダコフのシュートミスに救われると、ハーフタイム間際の45分に逆転弾。サネのボール奪取からショートカウンターに転じ、ムシアラのラストパスをミュラーが決めた。 迎えた後半、2選手を変更してきたシャフタールに立て続けに好機を許したバイエルンだったが、ミュラーの好守などで凌いだ。 その後、66分にCKからムシアラのボレーが決まったかに思われたが、ミュラーのファウルを取られてノーゴールに。 それでも68分、ブイがボックスぎりぎりの位置でシュートブロックに入ったグラムにファウルを受けてPKを獲得。これをオリーズが決めてリードを広げた。 攻勢を緩めないバイエルンは72分にはブイがオリーズのスルーパスに抜け出して4点目に迫ると、終盤の87分にムシアラがダメ押しの4点目を奪取。追加タイムにはオリーズが5点目を挙げて圧勝とし、暫定8位に浮上している。 シャフタール 1-5 バイエルン 【シャフタール】 ケヴィン(前5) 【バイエルン】 コンラート・ライマー(前11) トーマス・ミュラー(前45) マイケル・オリーズ(後25)【PK】 ジャマル・ムシアラ(後42) マイケル・オリーズ(後48) 2024.12.11 07:17 Wed5