ケガ人続出のスペイン代表、追加招集のブライアン・ヒルもフィジカル面での問題で招集を辞退

2024.10.08 07:30 Tue
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スペインサッカー連盟(RFEF)は7日、ジローナのFWブライアン・ヒルがUEFAネーションズリーグ(UNL)に臨む同国代表を辞退したことを発表した。

バルセロナFWフェラン・トーレスの負傷に伴い、約1年半ぶりにラ・ロハに追加招集されていたブライアン・ヒル。

しかし、今回の発表によれば、ジローナのメディカル部門とラ・ロハのメディカル部門が連絡を取り合った際、ブライアン・ヒルがフィジカル的な問題を抱えていることが発覚。そのため、今回の追加招集を辞退することになった。
スペインはUNLでリーグA・グループ4に属しており、12日にホームでデンマーク代表、15日にホームでセルビア代表と対戦する。

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ゴールが入れば多少の問題は凌げる…/原ゆみこのマドリッド

「もしやクロースよりナチョがいないことを悔やむべきでは?」そんな風に私が考え込んでいたのは各国代表戦週間入りした月曜日、すでにネーションリーグ16強対決の進出が決定しているスペイン代表の11月の合宿スタートが1日遅れに。ラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会本部グラウンドでの公開練習も火曜夕方になったため、ゆっくりできたのはともかく、お昼のニュースでは土曜のオサスナ戦で負傷したレアル・マドリーの3選手のうち、いえ、前日にはミリトンが昨季靭帯断裂をした左ヒザと反対の右ヒザの靭帯断裂で今季絶望となったことがわかっていたんですけどね。左太ももをケガしたルーカス・バスケケスは全治1カ月、同様にロドリゴも全治5~6週間というのを知った時のことでした。 いやあ、頭数的に不足のないFW陣とは違い、元々、今季はヒザの靭帯断裂からのリハビリ中のアラバが戻って来るまで、CBはリュディガー、ミリトンの2人で賄い、緊急時にはチュアメニがジョブチェンジで対応というスタンスで始めたマドリーだったんですけどね。不幸はまとまってやって来るというか、現在、チュアメニはCLミラン戦で足首をネンザして、1カ月の離脱中。オサスナ戦でも完全幽霊部員化しているバジェホはアップにも出ず、21才のカンテラーノ(RMカスティージャ)、アセンシオが急遽デビューすることになったんですが、アンチェロッティ監督に彼をアンフィールドでのCLリバプール戦で先発させる勇気がある? もっと悲惨なのは右SBで、ええ、10月にカルハバルがやはり、ヒザの負傷で今季絶望となったため、ルーカス・バスケスしかいませんでしたからね。となると、この1カ月間はオサスナ戦のようにバルベルデにやってもらうか、メンディ、フラン・ガルシアと2人いる左SBのどちらかが反対サイドに回るか、それともこちらもカンテラーノを抜擢するか。よって、こんな時こそ、マルチDFのナッチョ(アル・カーディシーヤに移籍)がいれば助かったのにと思ったんですが、あれ?このケースはナッチョが2人いないといけない? どちらにしろ、まっとうなDFを補強するとすれば、アンチェロッティ監督も「Hasta el parón de Navidad hay que tirar con lo que temenos/アスタ・エル・パロン・デ・ナビダッド・アイ・ケ・ティラール・コン・ロ・ケ・テネモス(クリスマスの休止期間までは、いる者で賄うしなかい)」と言っていたように、1月に移籍市場が開くのを待つしかないんですが、まさに必要は発明の母。今は無名のカンテラーノでも実戦を重ねれば、バルサの17才クバルシや今回、スペインA代表に初招集された21才カサドーのように化けるってこともありますしね。 ただ、今季は前人未踏のSeptete(セプテテ/7冠優勝)を目指すマドリーには12月18日に今季2つ目のタイトル、インターコンティネンタルカップ(クラブW杯が2025年夏に拡大バージョンで行われるため、従来の大会の名称が変更)決勝も控えているため、それまでに頼れるDFラインを構築しないといけないのは辛いところですが…これって、撃ち勝てるチームになる以外、解決策はないかも。 そんなことはともかく、先週末のマドリッド勢のリーガの結果もお伝えしていかないと。それが何と、この13節は効率のいいチームと悪いチームがはっきり分かれてしまってねえ。先陣を切ったのは金曜試合に当たったラージョだったんですが、ラス・パルマスをエスタディオ・バジェカスに迎えた一戦では、いやまあ、前節こそ、アトレティコに負けたとはいえ、デェイゴ・マルティネス監督に代わってから、3連勝と相手が調子を上げていたせいもあったんでしょうけどね。前半6分、メトロポリターノで唯一の枠内シュートを放っていたファビオ・シウバにCKからヘッドを決められたのはまだいいとしても、どうやらこの日のラージョは撃っても撃っても入らない病にかかっていたよう。 後半17分にもCKから、今度はアリダネのヘッドオウンゴールで2点差にされると、その5分後にはフステルにも決められて0-3に。結局、前後半通じて、34本(枠内7本)もシュートを撃ちながら、得点は後半ロスタイムにデ・フルートスのシュートをマッケンナがクリアしようとして、GKシレッセンを破ってしまったオウンゴールの1点だけとは、「Ellos han sido más efectivos que nosotros/エジョス・アン・シード・マス・エフェクティーボス・ケ・ノソトロス(相手の方がウチより効率的だった)」(イニゴ・ペレス監督)どこじゃありませんって。 結局、ラージョは1-3で負けて、順位も9位から12位に落ちてしまったんですが、これってもしや12節のビジャレアル戦がバレンシア州洪水災害のせいで延期となり、コパ・デル・レイ1回戦から中9日も空いてしまったせいもあったかも。とりあえず、今は代表戦明けのセビージャ戦を目指して、この2週間でシュート精度を上げるしかありませんが、そうそう、ピミエンタ監督のチームに挑むには、今季から再び1部仲間に加わった、マドリッド南部の弟分、レガネスの試合が参考になるかも。 そう、まさしくそのセビージャを土曜の午後9時のブタルケに迎えた彼らだったんですが、うーん、その日は6本もシュートを撃ちまくりながら、ガンガン外してくれたルケバキオのおかげもあったんですけどね。チャンスらしいチャンスもなかったボルハ・ヒメネス監督のチームは0-0のままだった後半35分、予期せぬプレゼントをもらうことに。ええ、アグメがエリア内からGKにバックパスしたボールが緩かったこともあり、シセが追いかけたところ、焦ったアグメが彼を倒してしまったんですよ。 それには間髪入れず、ペナルティの判定が出て、当人はレッドカードで退場。最近、レギュラーに返り咲いた、1部昇格時のエース、ミゲール・デ・ラ・フエンテがPKを決めて、当人も嬉しい今季初ゴールを挙げると共に1-0でチームに白星も呼び込んでしまったとなれば、こんな効率的な勝利はない?おかげでレガネスは順位も14位に上がり、代表戦明けにマドリーが4年ぶりにブタルケにやって来る兄弟分ダービーにも心穏やかに挑めるようになりましたしね。ただ、1つだけ悪い知らせもあって、それは2度の接触プレーで後半22分に交代した左SBのフランケサがヒザの靭帯断裂の重傷を負ってしまったこと。幸い、こちらはマドリー程、DF陣は逼迫していないんですが、本当に最近はこの手のケガ多くてイヤですよね。 え、その負傷者続出の悲劇が起きたオサスナ戦をマドリーがプレーしたのは土曜の昼間だったんじゃないかって?その通りで、私もサンティアゴ・ベルナベウに行ったんですが、もう前半20分にはロドリゴがケガしてブライムに代わる始末。更にその10分後にはボヨモに倒されたミリトンの絶叫が響き渡り、その瞬間から、場内は最悪を覚悟することに。当人が担架退場となった後、若いアセンシオが入ったんですが、39分にもルーカス・バスケスがメディカルスタッフの手当てを要請。こちらはテーピングをして、何とかハーフタイムまではピッチで頑張ったものの、後半頭からはモドリッチが入り、バルベルデが急造右SBとして対応しています。 ただ、その一方でチームはゴール力を取り戻したようで、ええ、このところ、クラシコ(伝統の一戦)でバルサに0-4、CLミラン戦でも1-3と連敗していたマドリーですからね。守備の見直しも重要課題ではあったものの、要は敵より多く、点を取れば、問題はなかったんですが、この日は前半34分にビニシウスがベリンガムのラストパスから先制点をゲット。すると42分にはアセンシオが自陣からロングボールを送り、それを受けたベリンガムが見事なvaselina(バセリーナ/ループシュート)でGKエレーラを破ってくれたとなれば、こんなに心強いことはない? というのも移籍1年目の昨季はシーズン開幕から鬼のようにゴールを入れまくり、通算23得点という、お隣さんのエースだったモラタ(アトレティコからミランに移籍)より多かったぐらいのベリンガムでしたが、エムバペが入って、ポジションが下がった今季はこれが初ゴールでしたからね。当人も「昨季は沢山、ゴールを入れていたから、周りがザワついていた」と認めていましたが、これから追い上げてくれれば、たとえ、エムバペの爆発が多少、遅れても問題はないかと。 実際、この日も今回、フランス代表に招集されなかった代表キャプテンはここ3試合同様に不発で、シュートは撃つものの、相変わらず狙いが定まらず。後半、更に2点を追加したのもビニシウスで、16分にはGKルニンの長いゴールキックを追って、エリア内までドリブルで侵入すると、ヘレーラをかわしてゴール。23分にもボヨモがエリア前でブライムに奪われたボールをもらい、とうとうハットトリックを達成してしまうとは、もしやすでに狙いを来年のバロンドール獲得に切り替えた? 結局、そのままマドリーは4-0と大勝して、まあ、オサスナの枠内シュートが1本もなかったことから、「El equipo más ordenado, con mejor actitud, más solidarios, mejor colocados.../エル・エキポ・マス・オルデナードー、コン・メホール・アクティトゥッド、マス・ソリダリオス、メホール・コロカードス(より統制がとれて、姿勢も良くて、協調性があって、ポジショニングもより良いチーム)」(アンチェロッティ監督)になっていたんだと思いますけどね。ビニシウスによると、「Creo que la clave ha sido poder subir el ritmo de cómo jugamos/クレオ・ケ・ラ・クラベ・ア・シードー・ポデール・スビール・エル・リトモ・デ・コモ・フガモス(鍵はプレーのリズムを上げられたこと)」だそうですが、ただゴール力の改善はレガネス戦ではなく、その次のリバプール戦で証明しないといけませよね。 そして日曜にはアトレティコの番が回ってきたんですが、うーん、先週ミッドウィークにはCLのアウェイ戦でPSGに勝ったとはいえ、とにかく昨今は近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)が彼らの試合をTV観戦するのが辛くて、辛くて仕方ない私でしたからね。その日もソン・モイシュでマジョルカ相手に専守防衛、攻撃に出る時は亀のような動きしかしないシメオネ監督のチームにイライラするばかり。前半42分にラリンのヘッドをGKオブラクがparadon(パラドン/スーパーセーブ)で逸らし、何とか0-0でハーフタイムに入ったところで、助かったとばかりにヘタフェの試合を見にコリセウムに向かったんですが…。 メトロの道々、オンダ・マドリッド(ローカルラジオ局)の中継で追っていたところ、同じメンバーでスタートした後半もしばらくは変化がなったようなんですが、どうやらPSG戦の後半ロスタイムの奇襲が成功したことにオブラクが味をしめたよう。というのも16分、マジョルカのCKからのヘッドをキャッチした彼は即座にカウンター攻撃を発動。この日は足でロングのゴールキックを送ったところ、それを脱兎のごとく追ったシメオネ監督の三男、ジュリアーノがモヒカとマッフェオに勝ってボールを取ったんですよ。最後はゴール前でフリアン・アルバレスにパスして、先制点を奪っているって、もしやこのチーム、最近一発芸に目覚めた? 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エリート選手は辛い…/原ゆみこのマドリッド

「でも皆が皆、忙しい訳じゃないからなあ」そんな風に私が呟いていたのは月曜日、スペインのラ・リーガを含む、ヨーロッパの各国リーグ組織が共同で、独占的な地位を持つFIFAが職権乱用をしているという訴えを欧州委員会に提出したというニュースを知った時のことでした。いやあ、この夏はユーロやコパ・アメリカ、パリ五輪などが立て続けにあったせいで、バケーション日数が少ない選手が多発。その上、新シーズンが始まってみれば、新バージョンのCLやEL、各国代表のネーションズリーグまで、しれっとUEFAの試合数が増加していましたからね。 そこに止めを刺したのが、国内リーグ戦が5月に終わった後、本来なら、国際メジャー大会がなく、どの選手も長いフリータイムを満喫できるはずだった2025年夏にぶち込まれた新設のFIFAクラブW杯。ええ、paron(パロン/リーガの停止期間)中の最近は各クラブの話題も少ないせいでしょうか。アトレティコなどでは気が早いにも程があって、この10月こそ、負傷上がりのため、サンティ・デミア監督に招集されなかったものの、バリオスは6月15日から7月13日までのクラブW杯に出るのか、6月11日から28日のU21ユーロに行くのかというのが話題に。 これがまた、昨季、バルサを押しのけて、スペイン2枠のクラブW杯参加が決まった時には、おかげで収入も増えると、クラブ側も喜んでいたせいもあるんでしょうね。マドリッドのスポーツ紙は特例でU21ユーロ招集免除になるかもと期待している節もチラホラと。実際、この夏、アラベスでのレンタル修行を終え、パリで勝ち取った金メダルを土産にアトレティコから、チェルシー移籍となる予定が頓挫。紆余曲折して、今ではポルトで7得点の大活躍をしている大型FWサムも同様の状況にあるんですが、彼の場合、もうこの10月のスペイン代表招集リスト発表前にはA代表から、お声が掛かるんじゃないかという声もありましたからね。このまま好調が続けば、6月には4日から8日開催のネーションズリーグ・ファイナルフォー、続けてクラブW杯orU21ユーロの梯子なんてこともありえますし、それは確かに過重労働な気も。 そこへ、この10月の各国代表戦ではスペイン代表が負傷禍に見舞われたのも相まって、ええ、何より、今季の早い時期から、過密日程に対抗するため、選手のストライキも視野に入れていると発言していたロドリ(マンチェスター・シティ)やカルバハル(レアル・マドリーー)がそれこそ、今季絶望の重傷を負うという悲劇に遭っていますからね。このところ、試合数過多の問題には得にデリケートになっていたスペイン・サッカー界なんですが、ただ、それは一握りのエリート選手たちだけが苦しむ特権(?)なのも確か。 実際、リーガがないこの2週間、各国代表選手も多くて4、5人のマドリッドの弟分チームたちなんか、ほとんどニュースもないぐらい、蚊帳の外ですしね。週末は兄貴分チームたちの居残り組も3日間の連休をもらっていましたし、いえ、デシャン監督と交渉して、今回のフランス代表を招集免除。ベルデベバス(バラハス空港の近く)でこの夏、できなかったプレシーズン練習をしているエムバペが、イスラエル戦のあった木曜夜にはストックホルムのディスコに出入りしているところを目撃されたのは少々、あれだったんですけどね。9月いっぱいで代表引退をしたグリーズマンも週末はロンドンに飛び、大好きなNFLの出張試合を見て、気分転換していましたが、日曜にはデンマーク戦で筋肉痛となったジャマル(バルサ)の代わりに急遽、リケルメが追加招集されるなんてことも。 おかげでマドリーダービーでチュアメニと頭をぶつけ、1カ月の休場となったル・ノルマンがおらず、とうとうゼロ人参加となったスペインA代表にアトレティコ勢が加わることになったんですが、うーん、でもこの招集はリケルメがマドリッド在住で、近場にいたからっぽいような。それがまた、たった2泊3日の合宿生活にも関わらず、日曜午後には中型キャリーバックを引いて、いそいそとラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設に到着。そんな映像を見ると、アトレティコでもレギュラーとは言えない彼のような選手にとっては、代表戦に参加するのも足がなまらなくていいかもしれないと思ってしまうんですが、いやはや。 それだけにこの過密日程問題に対する態度もクラブによって、選手によって、かなり温度差が違う気がするんですが、実際、クラブW杯だって、最後の最後までプレーするのは決勝進出の2チームだけですしね。欧州委員会が何か判決のようなものを出しても、それがFIFAやUEFAに対して強制力があるのかもわかりませんし、その辺は私もこの先の報道を注意深く追っていくばかりでしょうか。 まあ、そんなことはともかく、スペインA代表のネーションズリーグ3節がどうだったかもお伝えしていかないと。先週月曜に協会施設で合宿開始となった彼らは、ええ、初日はカルバハル、フェラン・トーレス(バルサ)のリーガ戦での負傷により、ブライアン・ヒル(ジローナ)とブライアン・サラゴサ(オサスナ)が追加招集。それがヒルもケガで来れず、火曜には痛みを抱えていたニコ・ウィリアムスやジェレミー・ピノが招集解除になったため、最後はセルヒオ・ゴメス(レアル・ソシエダ)を初招集という、メンバー変更があったんですけどね。それでも珍しく、今回は初戦が土曜と遅かったため、火水木金と4日間じっくり、ラス・ロサスで練習した彼らは金曜にデンマーク戦の行われるムルシアに移動。 その間、いつもより時間があったせいもあるのか、インタビューを受けたデ・ラ・フエンテ監督が「Lo que no es normal es que un campeón de Europa esté sin contrato/ロ・ケ・ノー・エス・ノルマル・エス・ケ・ウン・カンペオン・デ・エウロパ・エステ・シン・コントラトー(ヨーロッパ王者が契約なしというのは普通ではない)」と告発。いえ、本当のところは6月で終わるはずだった契約は延長されているものの、それは前職U21代表監督としてのもので、給料などに反映されていないってことなんですけどね。とはいえ、スペイン・サッカー協会は昨年夏、女子W杯優勝セレモニーでのセクハラ案件でルビアレス会長が職務停止になった後も、ロチャ暫定会長が越権行為を行ったとして、正式に会長に選ばれてから、停職になるというゴタゴタ続き。 今も協会は暫定会長が率いており、年末に会長選挙が実施されるまで、誰もデ・ラ・フエンテ監督の新契約にサインできないだけなんですが、続いて、キャプテンのモラタ(ミラン)も合宿中のインタビューで、ユーロ前は深刻な鬱状態だったと告白。その原因はアトレティコでプレーしていた昨季、子連れで外出する際に常に周囲から悪口を浴び、「子供も一緒に外に出たがらなくなって、自分も彼らと一緒にいるのが恥ずかしくなった。Yo era una broma fácil, una broma para hacer reír al que tienes al lado/ジョ・エラ・ウナ・ブロマ・ファシル、ウナ・ブロマ・パラ・アセール・レイール・アル・ケ・ティネス・アル・ラドー(自分は容易いジョークの標的だった。連れの笑いを取るためのジョークのね)」とのこと。 ただ、デンマーク戦前日の記者会見では、「もうその話はしたくない。He hecho un documental que lo podréis ver todos/エ・エッチョー・ウン・ドクメンタル・ケ・ロ・ポドレイス・ベル・トードス(ドキュメンタリーを撮ったから、それを見れば全部わかるよ)」などと言っていたため、もしや番宣だったのかと疑ってしまった私は冷たい?それでも「自分ではユーロがスペイン代表最後の大会だと思っていたけど、los compañeros y el míster me pidieron que siguiera y aquí estoy/ロス・コンパニェロス・イ・エル・ミステル・メ・ピディエロン・ケ・シギエラ・イ・アキー・エストイ(チームメートや監督に続けるように頼まれて、ボクはここにいる)」という彼が、デンマーク戦で復活の証明をしてくれればと願ったんですが…。 ユーロ決勝からククレジャ(チェルシー)がグリマルド(レバークーゼン)に代わったのを除き、残り5人は負傷によるスタメン強制変更となってスタートしたスペインは、いえ、開始2分にはいきなり、カウンターからドルベルグ(アンデルレヒト)にエリア内に切り込まれ、GKダビド・ラジャ(アーセナル)がparadon(パラドン/スーパーセーブ)で凌ぐという、ヒヤリとするシーンもあったんですけどね。ラジャは30分過ぎにもシュート直前にドルベルグからボールを奪い、ユーロ後に腕を手術して、長期離脱となったウナイ・シモン(アスレティック)の穴はまったく心配することがないのを証明してくれたんですが、この日もスペインはなかなか、シュートが決まらなくてねえ。 前半中はジャマルやスビメンディ(レアル・ソシエダ)の惜しいチャンスもあったものの、0-0で折り返し、ええ、デ・ラ・フエンテ監督も「Nos sucedió algo similar en Serbia. Ante un rival muy bien trabajado/ノス・スセディオ・アルゴ・シミラル・エン・セルビア。アンテ・ウン・リバル・ムイ・ビエン・トラバハードー(セルビアでの試合と似たようなことが起こった。とてもよく訓練されたチーム相手にね)」と、0-0で終わったネーションズリーグ1節を思い出していたようですけどね。後半になっても、モラタは2度も短距離シュートをGKシュマイケル(セルティック)に防がれてしまう始末。その後もずっと、デンマークを自陣エリアに囲い込んで攻め続けていたスペインだったんですが、転機が訪れたのは34分、奇しくもモラタがホセル(アル・ガラファ)に代わった直後のことでした。 そう、この時はやはり、途中出場となったアレックス・バエナ(ビジャレアル)の左からのクロスをミケル・メリーノ(アーセナル)に空中戦で勝ったネルソン(ガラタサライ)がヘッドでクリア。そのボールが落ちたところにいたスビメンディがvolea(ボレア/ボレーシュート)で撃ち込み、先制ゴールとなったから、ビックリしたの何のって。ええ、彼はヒザの靭帯断裂で長期離脱となったロドリに代わり、ボランチのレギュラーに抜擢された選手なんですが、まさかエリア外からの決定力もあったとは、私も知りませんでしたからね。幸いVAR(ビデオ審判)のオフサイドチェックも無事に済み、スペインはそのまま、1-0を守って勝ったんですが…。 うーん、これでとりあえず、次戦で勝てば、改訂版ネーションリーグのグループ2位までが参加できる、3月の準々決勝進出が決まるとこまで来たんですけどね。やはり、ニコ・ウィリアムスやダニ・オルモ(バルサ)の不在がじわじわ効いているようで、夏のユーロで輝いたチームを思い浮かべると、いささか物足りなかった感もなきにしろあらず。おまけにこの試合、後でクリスティアンセン(レスター)も「イエローカードをもらうことは考えなかった。ただ、自分もこの闘いの場にいることを相手に教えたかっただけ」と言っていたように、17才のジャマルにデンマークの選手たちが容赦なしにファール攻勢をかけたため、終盤に交代した当人は左脚を引きずって、スタジアムを後にすることに。 それでチームがマドリッドに戻った翌日、日曜にはジャマルはバルセロナに早帰り、リケルメ招集となったんですが、火曜午後8時45分(日本時間翌午前3時45分)から、コルドバで行われるセルビア戦でもスビメンディのビックリゴールみたいな当たりが出るとは限りませんからね。それこそモラタを始め、今度はオジャルサバル(レアル・ソシエダ)、ホセル、そして追加招集組のブライアン・サラゴサ、リケルメら、アタッカーが頑張って、勝利のゴールを決めてくれることを信じるしかないないんですが…何はともあれ、これ以上は誰もケガ人が出ずに代表戦週間が終わってくれるといいですよね。 2024.10.16 01:00 Wed
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代表戦で一息つける…/原ゆみこのマドリッド

「行かなくて済んだのは助かったけど」そんな風に私がホッとしていたのは月曜日、雨と強風が断続的に襲ってくる、落ち着かない空模様を眺めながら、部屋でお茶していた時のことでした。いやあ、恒例だと、スペイン代表がラス・ロサス(マドリッド近郊)の協会施設に集合する日の夕方には一般公開セッションがあるんですけどね。何故か、この10月はそれがなく、意表を突かれたんですが、もしやデ・ラ・フエンテ監督も9月の代表戦後からの3週間、選手によっては最多7連戦をこなして、お疲れ状態にあるのを考慮。 今回、ネーションズリーグのデンマーク戦が土曜開催とゆとりがあるのも良かったか、合宿初日の練習をなしに。ついでに延々と続く、公開練習後のサインとセルフィーのファンサービスから、選手たちを解放してあげたのかとも思ったんですが、いやホント、最近そこここで発生している負傷禍とスペイン代表も無縁ではなくてねえ。ええ、9月下旬にロドリ(マンチェスター・シティ)がヒザの靭帯断裂となったのはもう、織り込み済みで先週金曜に25人の招集リストが発表されたんですが、週末のリーガ戦ではカルバハル(レアル・マドリー)、フェラン・トーレス(バルサ)が犠牲に。 そこで日曜夜にブライアン・サラゴサ(オサスナ)とブライアン・ヒル(ジローナ)が追加招集されたところ、ヒルの方もアスレティック戦でのケガで来られないって、もうこうなると、デ・ラ・フエンテ監督も更なる被害者の発生を恐れて、ようよう練習もできない?とりわけ気になる前線では、9月は負傷中だったモラタ(ミラン)が戻ったものの、アジョセ(ビジャレアル)が先週から戦線を離脱。更に一応、合宿には来たものの、背筋痛でジローナ戦に出場していないニコ・ウイリアムスも残るかどうかわからないとあって、今日のマドリッドの天気同様、先行きがわからないのが、ちょっと不安だったりもするんですが…。 まあ、そんなことはともかく、paron(パロン/リーガの停止期間)前、最後となったリーガ9節のマドリッド勢がどうだったか、お話ししていくことにすると。先陣を切ったのは平日開催金曜に当たった弟分のレガネスのバレンシア戦だったんですが、いえ、2週間ぶりに戻って来たホームゲームにブタルケのファンも活気づいて応援していたんですけどね。それが両チーム、ほとんどチャンスのない展開で、時間が経つにつれ、スタンドの熱も薄れていくばかり。後半途中、未だにゴールがない期待の新人FW、ハラーがミゲール・デ・ラ・フエンテに代わってもゴールは入らず、最大のチャンスがロスタイム、オスカル・ロドリゲスのシュートがゴールポストに当たるプレーだったとなれば、相手のバレンシアもアウェイ4連敗中だったたけに、スコアレスドローに終わったのも当然の帰結だった? 翌土曜、同じくコリセウムにオサスナを迎えたヘタフェの方もお隣さんと似たりよったりで、うーん、一応、こちらではゴールを見ることはできたんですけどね。実際、前半21分、アレックス・ソラがエリア内左奥から上げたクロスを新加入のトルコ人CFベルトゥがヘッドで決め、当人のヘタフェ初得点、そして今季6得点で初めて、セットプレー以外で決まったゴールを祝うことができた時には、ファンもアラベス戦に続いて、この日も勝利を祝えると確信したのでは?でもねえ、ボルダラス監督も「Ganar cuesta Dios y ayuda/ガナール・クエスタ・ディソウ・イ・アジュダ(勝利には神と助けが必要だ)」と言っていたように、そうは簡単にいかないのがリーガなんですよ。 ええ、後半頭からベルトゥに代え、エースのマジョラルをこの日は早目に投入したヘタフェだったんですが、ソラが頭で押し込んだゴールがオフサイドで認められなかったなんてこともあり、追加点を奪えなかったのが致命的。15分にはブライアン・サラゴサからラストパスをもらったブドミルにエリア内から決められて、同点に追いつかれてしまうんですから、困ったもんじゃないですか。結局、マジョラルもカテナとの接触プレーでアゴを切って出血したシーンぐらいしか、目立つ場面もなく、試合はそのまま1-1の引分けに終わりましたっけ。 まあ、それでもレガネスとヘタフェは17位と16位で何とか、降格圏と勝ち点2差を保つことができましたからね。この2週間は各国代表選手が少ないのを利用して、リーガが再開後に迎える20日(日)のアウェイゲームの準備をしっかりやってもらいたいところですが、彼らの対戦相手はヘタフェが現在4位のビジャレアル、そしてレガネスは3位のアトレティコとの兄弟分ダービーに挑むことに。どちらも勝ち点を増やすのは難しい試合かもしれませんが、とりあえず、ファンが恥ずかしい思いをしないプレーができたら、いいんじゃないでしょうか。 ちなみに先週末、弟分組で唯一、勝利を手に入れることができたのはラージョで、ええ、彼らはハンデのあるアウェイ開催だったんですけどね。相手が降格圏にいる昇格組のバジャドリーだったのが幸いしたか、ホセ・ソリージャでは後半6分にアマラーに先制点を奪われたものの、早くも11分にはイシのパスから、デ・フルートスが同点ゴールをゲット。35分にも彼がグンバウのヘッドをGKハインが弾いたボールに詰めて、勝ち越し点も決めてくれたため、1-2の逆転勝利を飾って、胸を張ってバジェカスに戻れることに。 これでようやく3連続引分けの停滞から脱出したラージョは順位も8位に上がり、大きく他の弟分たちと差をつけることになったんですが、再開リーガではこちらも20日(日)にマジョルカとのアウェイ戦。アラサーテ監督になった相手も今季は調子が良く、7位と1つ上のところにいるチームですから、拮抗した試合が期待できるかと。いい加減、その頃にはハメス・ロドリゲスも本調子になっているといいんですが、何より、コロンビアの代表戦でケガだけはしないでほしいものです。 そして土曜はコリセウムから、午後9時キックオフのビジャレアル戦を見に、サンティアゴ・ベルナベウに直行した私だったんですが、ええ、マドリーは先日、CL2節のリール戦で今季初黒星を喫したばかりでしたからね。実際、プレーレベル的にはその試合とあまり変わりはなかったものの、この日は長距離砲2発で片がついたんですよ。そう、前半14分にはモドリッチの蹴ったCKから、「今朝、フェデと練習した」(ベリンガム)秘策が発動。ショートで近くを通るボールを彼はスルーすると、そこにご存知、健脚自慢のバルベルデが突撃し、エリア外からのシュートを放ったところ、アレックス・バエナに当たったボールがGKコンデを破っていたから、ビックリしたの何のって。 ただそれ以外の前半はあまりパッとしたプレーもなく、1-0で試合は折り返したんですが、うーん、TV中継スタッフもそのまま、場内が盛り下がっていくのはマズいと考えたんでしょかね。後半早々にはこの日、パルコ(貴賓席)観戦に訪れた、昨季限りで引退したクロースが360度天井吊り下げスクリーンに映り、ファンが大喝采したなんてこともあったんですが、ようやくマドリーに2点目が入ったのは28分のこと。今度はビニシウスがエリア外から弾丸シュートを決めて、もうこれにはビジャレアルのマルセリーノ監督もお手上げって感じになってしまいましたが、運の悪いことにブラジル人FWはそのすぐ後、頸椎ネンザでギュレルと代わることに。 とはいえ、それはまだ、ビニシウスがブラジル代表のお勤めから解放される理由となったため、逆に朗報と言ってもいいぐらいだったんですが、後半ロスタイムには最悪のアクシデントが起きたんですよ!そう、ジェレミー・ピノからボールを奪い返そうとしたカルバハルの右脚が空を蹴った後、当人は大絶叫と共に転倒。担架退場となってしまったんですが、それがヒザの前十字靭帯だけでなく、外側の靭帯や裏側の膝窩筋まで断裂という複合的な重傷で、全治1年というから、恐ろしい。 試合の方はそのまま2-0で終わったんですが、これから大変なのは手術と長いリハビリに耐えないといけないカルハバルだけでなく、右SBがルーカス・バスケスだけとなってしまったマドリーも同じで、ええ、マルチDFのナチョ(アル・カーディシーヤに移籍)はもうチームにいませんからね。ミリトンも右SBでプレーしたことがあるといっても、元々、当てにできるCBが彼とリュディガーしかおらず、チュアメニがジョブチェンジをして穴埋めする姿もしばしば。昨季はミリトン、アラバがヒザの靭帯断裂をした後もCBの補強せずに耐え、リーガどころか、CLにも優勝してしまったマドリーですが、さすがに今回は冬の移籍市場の活用を考えないといけないかもしれませんね。 そんなアンチェロッティ監督のチームはこの代表戦週間、出向する選手が9人と少なめで、ええ、エムバペはデシャン監督と打ち合わせて、フランス代表をお役御免となっていますし、ここ2試合、負傷中のクルトワの代理を務めていたGKルーニンも何かのウィルスに感染して、ウクライナ代表を非招集になりましたからね。すでにビジャレアル戦ではセバージョスもベンチに戻り、月曜のバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場のグラウンドにはブライムの姿もチラホラ。お留守番選手たちは19日(土)のセルタ戦までゆっくりできるんですが、その頃にはもう少し、クロースがいなくなってから、上手く機能していないチームのゲームメーク力が改善できるといいのですが。 そして翌日曜、午後9時の試合でアトレティコが9節のトリを飾ったんですが、いやもう、最近は近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)に足を運ぶのが私も苦痛でねえ。4-0の惨敗したCLベンフィカ戦こそ、時間帯が被っていたマドリーのリール戦を見ていたため、ライブで惨憺たる気分になるのは避けられたんですが、そうはいっても昨季後半から、彼らのアウェイ戦はイライラマックスになるのが相場。それだけに覚悟して向かったところ、何とこのレアル・ソシエダ戦では開始52秒でゴールが決まったんですよ! ええ、初先発となったガランがエリア内に送ったボールをグリーズマンがtaconazo(タコナソ/ヒールキック)でバックパス、そこへ駈け込んできたフリアン・アルバレスがシュートして、見事な先制点を挙げてくれたため、その瞬間ばかりはとうとう、彼らもアウェイで眠ったままピッチに立つという悪癖を克服できたのかと私も嬉しくなったんですけどね。まさか、それだけで満足して、あとは専守防衛なってしまうって、いかにもアトレティコ的じゃないですか。 それも相手がバルサとかならわかるんですが、すでに10分過ぎにはレアル・ソシエダに完全に押し込められ、自陣からまったく出られないというのはどういうこと?12分のスビメンディとアグエルドのダブルチャンスはGKオブラクが何とか防いでくれたんですが、何度、敵が遠めから撃ってくるシュートにヒヤリとさせられたことか。それが外れて、オブラクからプレーがスタートしてもすぐにボールをロスト。その繰り返しで、延々と守っているだけのアトレティコに絶望したファンはきっと、私だけではなかったのでは? それでも前半は0-1で終わり、後半には少しは悔い改めてくれるかと思いきや、まったく事態は変わらず。それどころか、39分にはとうとう、スシッチにエリア外からgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)を決められてしまうんですから、自業自得とはまさにこのこと?ちなみにこのプレー、アトレティコのエリアからスタートしていて、うーん、この日、何度も敵目掛けて真っすぐパスを送っていたコケがようやく、デ・パウルにボールを繋げたと喜んだところ、今度はデ・パウルがオジャルサバルに向けてバックパス。そこから、スシッチにボールが渡ったんですが、ホント、こういう敵と味方を混同するアトレティコの習性、何とかならないんでしょうか。 それからもソシエダはずっと攻めていたんですが、幸い勝ち越しゴールには至らず、試合は1-1でチャンチャンです。それにしたって、納得いかないのはシメオネ監督の采配で、ええ、後半にはデ・パウル、セルロート、レイニウド、リケルメが順次途中出場したんですが、追いつかれてから、そしてロスタイムも5分あったにも関わらず、更に交代枠もまだ1人あったにも関わらず、何故かコレアを投入せず。常に彼が救世主になる訳ではありませんが、今季はアスレティック戦でも土壇場の決勝ゴールを挙げて、チームに勝利をもたらしていたのに、この日に限って使わないとは一体、何があった? 結局、またしてもアウェイで躓いたアトレティコは、ま、同じ勝ち点ながら、ビジャレアルから3位を取り戻せたのは良かったですけどね。首位バルサとは勝ち点7差、2位マドリーとも4差とライバルたちから、取り残されていくばかりなのは悲しい限り。正直、シーズンのこんな早い段階から、リーガは4位以上で課題クリア的な姿勢を見せられても困るんですが、こればっかりはねえ。リーガ再開のレガネス戦はメトロポリターノ開催なため、まだいいとしても、アウェイ戦が巡ってくるたびにこれでは全然、明るい未来が想像できませんって。 2024.10.08 20:00 Tue

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「必ず日本人対決してみせる」ジローナFW勝島新之助が久保建英との2ショットを披露!「僕のアイドル」

ジローナBに所属するFW勝島新之助が自身のツイッターを更新。レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英との2ショットを投稿した。 京都サンガF.C.の下部組織で育った勝島は、2月に京都サンガF.C.U-18から徳島ヴォルティスに加入。そのままジローナへと1年半の期限付きで移籍し、テルセーラ・ディビシオン(スペイン5部)に位置するBチームでプレーしている。 そして2日、ファーストチームがラ・リーガ第7節でソシエダと対戦。エスタディ・モンティリビに乗り込んだ久保と話す機会があったようだ。 勝島は久保との2ショットを添え、「僕のアイドル 生でゴラッソ見れた!必ず日本人対決してみせる#神対応 #久保建英 #Take #ジローナ #レアル・ソシエダ」と1ゴール1アシストを記録した久保の活躍を目の当たりにし、同じ舞台に立つことを意気込んでいる。 <span class="paragraph-title">【写真】久保建英と勝島新之助の2ショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">僕のアイドル<br>生でゴラッソ見れた!<br>必ず日本人対決してみせる<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A5%9E%E5%AF%BE%E5%BF%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#神対応</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B9%85%E4%BF%9D%E5%BB%BA%E8%8B%B1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#久保建英</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Take?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Take</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B8%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%8A?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ジローナ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%82%A8%E3%83%80?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・ソシエダ</a> <a href="https://t.co/vILfDX0WPG">pic.twitter.com/vILfDX0WPG</a></p>&mdash; 勝島新之助/Katsushima Shinnosuke (@katsushin9) <a href="https://twitter.com/katsushin9/status/1576695915766652928?ref_src=twsrc%5Etfw">October 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.10.03 17:45 Mon
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選手登録を待つベティスGKブラーボ、新たな守護神を探すジローナが関心か?

レアル・ベティスのチリ代表GKクラウディオ・ブラーボ(39)にジローナが関心を寄せているようだ。スペイン『ムンド・デポルディポ』が伝えている。 ブラーボは2020年夏にマンチェスター・シティからベティス入り。39歳の大ベテランとなったが、昨季は自身よりひとまわり以上若いGKらと定位置争いを繰り広げ、ラ・リーガで17試合に出場したほか、コパ・デル・レイ決勝のバレンシア戦にも出場し、同大会の優勝に大きく貢献した。 だが、今季はここまで出場なし。ベティスはラ・リーガのサラリーキャップ規制に抵触しており、シーズンが開幕した今もなお、5名の選手登録ができていない。その1人がブラーボで、他には元スペイン代表MFホアキン・サンチェスや、メキシコ代表MFアンドレス・グアルダードなどもピッチに立つことができない状況だ。 そんな状況下でのジローナからの関心。同クラブは新たな守護神の獲得に奔走しており、ウエスカの元スペイン代表GKアルバロ・フェルナンデス(24)を筆頭とした3選手との交渉に着手しているものの、いずれの話し合いも雲行きが怪しいことから、ブラーボに注目し始めたとのことだ。 2022.08.26 16:12 Fri

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