「ファンを熱狂させる『形』を作りたい」ミラン就任のフォンセカ監督、久々のセリエA復帰について「私はイタリアに情熱を持っている」

2024.07.10 15:30 Wed
パウロ・フォンセカ監督がミランでの意気込み語る
Getty Images
パウロ・フォンセカ監督がミランでの意気込み語る
ミランパウロ・フォンセカ監督が、新シーズンへの意気込みを語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。
PR
2019年10月から指揮を執ってきたステファノ・ピオリ監督が昨シーズン限りで退任となり、新たにフォンセカ監督を指揮官に任命したミラン。かつてローマで指揮を執り、リールでの手腕も高く評価されていた指揮官には、スクデットの奪還などが期待されている。そのフォンセカ監督は『Milan TV』に出演した際、イタリアへの帰還を待ち望んでいたとコメント。そのうえで、歴史あるミランを率いる以上、ファンを熱狂させるチームを作り上げたいと意気込んでいる。
「ただ勝つだけでなく、ファンを熱狂させる『形』を作りたい。強いアイデンティティーを創り出すことが、私にとっての基本となるだろう」

「ミランの監督として大きな責任を感じているが、大きな誇りも感じている。ミランのようなクラブに来た以上、世界的知名度を持った歴史あるチームを守る責任があるだろう。我々は勝利への野心を持ち、努力しなければならない」
「ミランは世界的クラブで、世界中の人々が知っている。私は、フリット、ライカールト、ファン・バステン、バレージ、コスタクルタ、マルディーニ、タソッティのいるチームを観ていた。ミランの歴史に残るこれらの素晴らしい瞬間を思い出すのは難しくない」

「私はイタリアに情熱を持っている。美しい国で、食事が美味しく、人々はとても感情的で楽しい。ローマを離れたときも、私は本気でイタリアに住もうと考えていた。だから今は、ここに戻ってこられてとても満足している。将来どうなるかはわからないが、ここに留まる可能性もあるだろう」

「イタリア人は誰もがフットボールに情熱を持っていると思う。サン・シーロでは、素晴らしい雰囲気を目にしてきた。ここでファンを幸せにし、サン・シーロでのプレーは観客と一体になっているという感覚を与えてくれる何かを築きたい」

「人生ではリスクを負う必要がある。それは、違うことをする勇気を持つことを意味するだろう。我々はスペクタクルを作らなければならないが、そのためには勇気が必要だ。一緒に働く人々が勇気を持ち、フットボールを喜びとともに体験できるようにしたい。それが私の考え方だ」

PR

パウロ・フォンセカの関連記事

ミランは16日、アルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルの手術を報告した。 ベナセルはアルジェリア代表のトレーニングセッション中に負傷。アルジェリアサッカー連盟(FAF)は8日、ケガを理由とした代表離脱を発表していた。 右ふくらはぎの負傷により、検査次第で手術に踏み切るかどうか決断すると報じられていたなか、 2024.09.16 20:35 Mon
ミランのパウロ・フォンセカ監督が初勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 セリエA開幕3試合は2分け1敗と苦しいスタートを切ったフォンセカ監督新体制のミラン。14日に行われた第4節ではヴェネツィアをホームに迎えた。 試合は開始早々、ポルトガル代表FWラファエル・レオンのヒールパスを受けたフ 2024.09.15 15:18 Sun
ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルが重傷を負ってしまったようだ。 2019年夏にミランへ加入すると、近年はケガに悩まされながらも主力の一人としてプレーしているベナセル。今夏の移籍市場ではサウジアラビア行きが濃厚とされていながらも、結局チームに残留となった。 そんなベナセルは今月のインターナショ 2024.09.12 09:50 Thu
ミランはトルコの移籍市場が閉まる前に、2選手を送り込みたいと考えているようだ。 セリエAでは開幕戦から2分け1敗と、パウロ・フォンセカ監督体制でのスタートダッシュに失敗したミラン。一方で、今夏の移籍市場ではFWアルバロ・モラタやFWタミー・エイブラハム、MFユスフ・フォファナ、DFストラヒニャ・パブロビッチ、DF 2024.09.04 11:50 Wed
ミランのセルビア代表FWルカ・ヨビッチが、チャンピオンズリーグ(CL)の登録リストから外されたとのことだ。 これまでフランクフルトやレアル・マドリーに所属していたヨビッチは、昨夏の移籍市場でフィオレンティーナからミランに加入。即戦力としての期待が寄せられながらシーズン前半は結果を出せず苦しみ、公式戦30試合9ゴー 2024.09.04 10:10 Wed

ミランの関連記事

ローマのベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルスが足首の手術を受けることになったようだ。 今夏にミランからローマにレンタル移籍で加入したサーレマーケルスは、15日に行われたセリエA第4節のジェノア戦に先発出場。しかし、後半立ち上がりの右足首を負傷すると、そのままプレー続行不可能となり、50分にエルモソと交代し 2024.09.17 00:15 Tue
ミランは16日、アルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルの手術を報告した。 ベナセルはアルジェリア代表のトレーニングセッション中に負傷。アルジェリアサッカー連盟(FAF)は8日、ケガを理由とした代表離脱を発表していた。 右ふくらはぎの負傷により、検査次第で手術に踏み切るかどうか決断すると報じられていたなか、 2024.09.16 20:35 Mon
ミランのパウロ・フォンセカ監督が初勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 セリエA開幕3試合は2分け1敗と苦しいスタートを切ったフォンセカ監督新体制のミラン。14日に行われた第4節ではヴェネツィアをホームに迎えた。 試合は開始早々、ポルトガル代表FWラファエル・レオンのヒールパスを受けたフ 2024.09.15 15:18 Sun
ミランは14日、セリエA第4節でヴェネツィアをホームに迎え、4-0で完勝した。 代表ウィーク前の前節ラツィオ戦では2-2のドローに終わって2分け1敗スタートとなったミランは、新戦力のエイブラハムを最前線に配す[4-2-3-1]で臨んだ。 1分け2敗スタートのヴェネツィアに対し、開始2分にミランが先制する。レ 2024.09.15 05:43 Sun
ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルが重傷を負ってしまったようだ。 2019年夏にミランへ加入すると、近年はケガに悩まされながらも主力の一人としてプレーしているベナセル。今夏の移籍市場ではサウジアラビア行きが濃厚とされていながらも、結局チームに残留となった。 そんなベナセルは今月のインターナショ 2024.09.12 09:50 Thu

セリエAの関連記事

記事をさがす

パウロ・フォンセカの人気記事ランキング

1

「挽回の必要」ミランで初勝利のフォンセカ監督、リバプール&インテル相手の連勝も狙う 「全てを変えるために努力」

ミランのパウロ・フォンセカ監督が初勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 セリエA開幕3試合は2分け1敗と苦しいスタートを切ったフォンセカ監督新体制のミラン。14日に行われた第4節ではヴェネツィアをホームに迎えた。 試合は開始早々、ポルトガル代表FWラファエル・レオンのヒールパスを受けたフランス代表DFテオ・エルナンデスが、ボックス左まで持ち上がり先制点。16分にはフランス代表MFユスフ・フォファナが左CKから追加点を奪う。 25分と29分にはPKからそれぞれアメリカ代表MFクリスチャン・プリシック、元イングランド代表FWタミー・エイブラハムが決め、4点をリード。追加点こそなかったが、代表ウィーク明けの試合で初白星を掴んだ。 ようやく結果を出せたフォンセカ監督。試合後には「ミランのリーグ戦は今日からか?」という質問に「いや、すでに始まっていて、ポイントも失っているから挽回する必要がある。勝つことが重要だった」と回答し、改善のために手を尽くしたことも明かしている。 「戦術やテクニックについて話すことはできるが、いつだって姿勢はとても重要なことだ。ピッチ上での取り組みも重要だったが、ロッカールームでの取り組みや会話も重要だった」 また、前節のラツィオ戦でスタメンから外し、クーリングブレーク中にベンチに戻らなかったことで物議を醸したレオンとテオ・エルナンデスの件にも言及。ラツィオ戦後に問題なしを強調していたが、改めて触れた。 「我々は起こる全てに対し、冷静に、バランス良く対処しなければならない。私の選択は常にチームの最善を考えてのことだ。もしテオとレオンがプレーすべきではないと私が考えるなら、彼らはそれを理解しなければならない。そして彼らはそうした」 「彼らは間違いなく重要な選手だし、今日もそれを示してくれた。家族のように、常に全員の意見が一致しないのは普通のことだ。だが、まずはチームが第一だ」 また、フォンセカ監督は今後のスケジュールについてもコメント。チャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦、セリエA第5節のインテル戦とビッグマッチが続くため、連勝するための準備へと向かう。 「正直なところ、今週はすでにリバプール戦とインテル戦のことを考えていた。ダービーの重要性も分かっている。前回(のミラノ・ダービー)がうまくいかなかったことも知っている。全てを変えるために努力するつもりだ」 <span class="paragraph-title">【動画】前半に4発! ミランvsヴェネツィア ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="jCpt03kGq5Y";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.15 15:18 Sun
2

苦しいスタート切ったミランに痛手…べナセルが代表で重傷負い長期離脱に

ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルが重傷を負ってしまったようだ。 2019年夏にミランへ加入すると、近年はケガに悩まされながらも主力の一人としてプレーしているベナセル。今夏の移籍市場ではサウジアラビア行きが濃厚とされていながらも、結局チームに残留となった。 そんなベナセルは今月のインターナショナルマッチウィークでアルジェリア代表に招集されていたが、イタリア『スカイ・スポーツ』によるとそのトレーニング中に負傷してしまった模様。選手はミラノに戻ることとなったが、空港では車椅子に座っている姿が目撃されていた。 そして検査の結果、右ふくらはぎの内側双筋に深刻な負傷が確認されたとのこと。クラブはこれから1週間以内にさらなる検査を予定しており、そこで手術に踏み切るか保存療法を選択するかを決定するという。 いずれにしても、ベナセルの復帰は早くて2025年1月となる見込み。状態次第ではあるものの、3~4カ月の離脱となるようだ。 ミランはパウロ・フォンセカ監督の下でセリエA開幕3試合を2分け1敗と苦戦中。これから過密日程に突入する中で、ベナセルの長期離脱は痛手となりそうだ。 2024.09.12 09:50 Thu
3

ミランは“新9番”のヨビッチをCL登録リストから除外…今夏獲得のエイブラハムを優先

ミランのセルビア代表FWルカ・ヨビッチが、チャンピオンズリーグ(CL)の登録リストから外されたとのことだ。 これまでフランクフルトやレアル・マドリーに所属していたヨビッチは、昨夏の移籍市場でフィオレンティーナからミランに加入。即戦力としての期待が寄せられながらシーズン前半は結果を出せず苦しみ、公式戦30試合9ゴールの結果を残すもセリエAでの先発は8試合にとどまるなど消化不良なシーズンとなった。 今シーズンは新たにパウロ・フォンセカ監督が就任し、背番号も「9」へ変更するなど心機一転。セリエA開幕戦スタメンの座を勝ち取り躍進が期待されたが、続く第2節のパルマ戦はベンチスタートでわずか4分の出場にとどまり、第3節のラツィオ戦は腰の問題からメンバー外となった。 そんな中で、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアの報道によると、ヨビッチは今月から開幕するCLの登録リストに含まれなかったとのこと。現在負傷中のFWアルバロ・モラタがインターナショナルマッチウィーク明けには復帰が見込まれていること、移籍市場終盤にFWタミー・エイブラハムを獲得したことが理由となったようだ。 いきなり逆風となってしまったヨビッチ。CLに出場できない分、セリエAなどその他の大会での活躍が期待されている。 2024.09.04 10:10 Wed
4

コネ獲得失敗のミラン、フリーのラビオに接触か…ベナセルのマルセイユ移籍は頓挫

ミランがフランス代表MFアドリアン・ラビオ(29)の獲得に動いているようだ。 パウロ・フォンセカ新監督のもと、トリノ相手にぎりぎりで引き分け、パルマ相手に1-2の敗戦と苦しいスタートを切った今シーズンのミラン。一方、アルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(26)には移籍の可能性が浮上していた。 代役として考えていたのはボルシアMGのフランス代表MFマヌ・コネ(23)だったが、ローマとの争奪戦に敗北。また、ベナセルに迫っていたマルセイユ移籍も実現しなかった。 しかし、アルジェリア代表MFはアル・カーディシーヤからの関心も報じられており、サウジアラビアへの移籍は9月2日まで可能。イタリア『スカイ・スポーツ』によると、コネ獲得が失敗に終わったミランは、ラビオの母親で代理人を務めるヴェロニク氏との会談を予定しているという。 ラビオは2019年夏から在籍したユベントスを契約満了により今夏退団。クラブからの慰留を断り、フリーの身で新天地を探している。 ユベントスでは在籍5シーズンで212試合に出場し、22ゴール15アシストを記録。ベナセルの去就にも大きく左右されそうだが、ミラン入りはあるのだろうか。 2024.08.31 16:02 Sat
5

昨季終盤から12試合24失点…修正が利かないミランは窮地か「勝ち方を忘れた」

ミランは監督交代で事態が悪化した。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ステファノ・ピオリ監督からパウロ・フォンセカ監督へ舵を切った今季のミラン。 セリエA第1節はトリノ相手にギリギリでドローへ持ち込み、第2節・パルマ戦は一時同点とするも、被弾を苦にしなかった相手に勝ち越されて敗戦。第3節もラツィオとドローだ。 フォンセカ体制3試合未勝利と3試合連続2失点。『カルチョメルカート』は「ミランは勝ち方を忘れた。昨季から変化していない…いや違う。事態が悪化した」とシンプルに論じる。 昨季終盤の公式戦9試合でわずか1勝、また18失点と守備が崩壊したなか、修正力の乏しさがローマ時代から目立っていたフォンセカ監督を迎え、開幕3試合で未勝利6失点。 1試合平均2失点の構図が夏を挟んでも続き、支柱であるラファエル・レオンとテオ・エルナンデスが100%の状態からほど遠い様子。チームはラツィオ戦のドローにより、不穏な空気が強まっているそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】今後への光明? 新戦力エイブラハムのお膳立てでレオンが同点弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">Super azione del <a href="https://twitter.com/acmilan?ref_src=twsrc%5Etfw">@acmilan</a> per il pareggio di Rafa Leao <a href="https://twitter.com/hashtag/LazioMilan?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#LazioMilan</a> <a href="https://t.co/2VKiUz2l4s">pic.twitter.com/2VKiUz2l4s</a></p>&mdash; Lega Serie A (@SerieA) <a href="https://twitter.com/SerieA/status/1830153622585557258?ref_src=twsrc%5Etfw">September 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.03 15:45 Tue

ミランの人気記事ランキング

1

「ミランに関する質問NG」も選手愛不変のマルディーニ氏、次男にも言及「アドリは素晴らしい」「ダニエルに疑念なし」

パオロ・マルディーニ氏がカルチョについてあれこれ語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ミランのダイレクター職を追われて1年が経過したバンディエラ、マルディーニ氏。氏はこの度、ネレオ・ロッコ賞の授賞式に出席し、メディア対応で今季のセリエAについて言及した。 「カルチョがまだ好きかって? 当然だろう(笑) 近年あまり評価が高くないリーグだが、技術・戦術では3本の指に入るのがセリエAだ。ああ、ミランについての質問は答えないよ」 「王者インテルが磐石だ。最もスカッドが整っているしね。ただ、他チームの変化が大きい夏だったように思う。彼らが理路整然とされたとき、インテルに牙を向くかもしれないね」 また、ミランに関して回答NGとした一方、選手個々への愛情は不変。今夏ミランを離れたMFヤシン・アドリにエールを送り、同じくミランを完全移籍で去った次男のFWダニエル・マルディーニについても言及が。 「アドリは(ミラン)1年目に全くと言ってよいほど構想に入れなかったが、2年目にして全てを変えた。そのパーソナリティからして、新天地フィオレンティーナに多くを与えられると信じているよ。本当に素晴らしい選手だ」 「私が(息子)ダニエルに疑念を抱きだしたら話にならんだろう(笑) アイツはサッカーの世界でも稀に見る資質がある。大器晩成型だと信じよう。私のように16歳で花開く者いれば、遅い者もいる。誰しも価値を示すのは“これから”だ」 最後に、イタリア代表チームにエール。 「常に忍耐を持ち、バランスも取れ。W杯の出場権を2度も失い、我々イタリア国民はサッカーの価値観が少なからず変化した。それでもなお『イタリアが主役だ』という意欲も忘れて欲しくない。フランス戦の勝利がネガティブに作用することなどないのだから」 <span class="paragraph-title">【動画】観る者を魅了したパオロ・マルディーニのハードな守備「史上最高」「もうこんな選手はいない」</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Paolo Maldini was simply incredible.<a href="https://twitter.com/hashtag/UCL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UCL</a> <a href="https://t.co/WnunkDgBE4">pic.twitter.com/WnunkDgBE4</a></p>&mdash; UEFA Champions League (@ChampionsLeague) <a href="https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1673293143217676288?ref_src=twsrc%5Etfw">June 26, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.10 13:40 Tue
2

前半の4発でミラン完勝、フォンセカ体制初勝利【セリエA】

ミランは14日、セリエA第4節でヴェネツィアをホームに迎え、4-0で完勝した。 代表ウィーク前の前節ラツィオ戦では2-2のドローに終わって2分け1敗スタートとなったミランは、新戦力のエイブラハムを最前線に配す[4-2-3-1]で臨んだ。 1分け2敗スタートのヴェネツィアに対し、開始2分にミランが先制する。レオンのヒールパスを受けたテオ・エルナンデスがボックス左まで持ち上がってシュートを決めきった。 そして16分、ミランに追加点。左CKからフォファナのヘディングシュートがゴールに吸い込まれた。 止まらないミランは23分にPKを獲得。ラインデルスのシュートのこぼれ球に詰めたエイブラハムがGKヨロネンに倒された。このPKをプリシックが決めたミランは、26分にもPKを獲得。 ボックス左で仕掛けたレオンがシンティエンヌに足を踏まれると、VARの末にPKとなった。このPKを今度はエイブラハムが決めてミランが4-0として前半を終えた。 迎えた後半もミランが攻め手を緩めず試合を進めると、63分にはレオンとラインデルスをお役御免に。代わってオカフォーと負傷明けのモラタを投入した。 71分には失点しかけるもその前にニコルッシにファウルがありノーゴールに。さらに2枚目のイエローカードを提示されたニコルッシは退場となった。 数的優位も得て余裕のミランはエイブラハムを下げたなか、4-0のままフィニッシュ。前半の4発で完勝とし、フォンセカ体制初勝利とした。 ミラン 4-0 ヴェネツィア 【ミラン】 テオ・エルナンデス(前2) ユスフ・フォファナ(前16) クリスチャン・プリシック(前25)【PK】 タミー・エイブラハム(前29)【PK】 2024.09.15 05:43 Sun
3

元ルーマニア代表GKタタルサヌが38歳で現役引退を決断…「サッカーは世界で最も美しいスポーツ」

サウジアラビアのアブハ・クラブに所属するルーマニア代表GKチプリアン・タタルサヌ(38)が現役引退を発表した。 タタルサヌは、母国のグロリア・ビストリツァでキャリアをスタート。その後、ステアウア・ブカレスト、フィオレンティーナ、ナント、リヨンへの移籍を経て、2020年9月にミランへ完全移籍した。 3シーズン在籍したミランでは、控えGKとして公式戦23試合の出場に留まると、昨夏に退団しアブハ・クラブへ加入。2023-24シーズンは守護神として公式戦36試合に出場していた。 また、2010年11月のイタリア代表戦でルーマニア代表だビューを飾ったタタルサヌは、これまで通算73試合に出場し、ユーロ2016に出場してきた。なお、通算73試合出場は同国代表のGKとして3番目の出場記録となる。 タタルサヌは11日、自身の公式SNSを通じて以下のコメントを発表した。 「サッカーは世界で最も美しいスポーツであり、それを実際にプレーできることは私にとって幸せであり、光栄なことだった!」 「私は始めたばかりの頃から今日までサッカーにすべてを捧げ、常に最優先に考えてきた。そして私にふさわしい報いを与えてくれた。美しい瞬間をありがとう。そのおかげで今の私がある!」 「そして、サポーター、コーチ、チームメイト、対戦相手、監督、審判、ジャーナリストの皆さん。私は彼らに敬意を持って接しようと心がけました。そして、それが報われたことを願っています」 「これからサッカーを始める人たちの成功を祈っている。私は30年前に始めて、今日で辞める。今までありがとう!」 2024.09.12 00:20 Thu
4

「挽回の必要」ミランで初勝利のフォンセカ監督、リバプール&インテル相手の連勝も狙う 「全てを変えるために努力」

ミランのパウロ・フォンセカ監督が初勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 セリエA開幕3試合は2分け1敗と苦しいスタートを切ったフォンセカ監督新体制のミラン。14日に行われた第4節ではヴェネツィアをホームに迎えた。 試合は開始早々、ポルトガル代表FWラファエル・レオンのヒールパスを受けたフランス代表DFテオ・エルナンデスが、ボックス左まで持ち上がり先制点。16分にはフランス代表MFユスフ・フォファナが左CKから追加点を奪う。 25分と29分にはPKからそれぞれアメリカ代表MFクリスチャン・プリシック、元イングランド代表FWタミー・エイブラハムが決め、4点をリード。追加点こそなかったが、代表ウィーク明けの試合で初白星を掴んだ。 ようやく結果を出せたフォンセカ監督。試合後には「ミランのリーグ戦は今日からか?」という質問に「いや、すでに始まっていて、ポイントも失っているから挽回する必要がある。勝つことが重要だった」と回答し、改善のために手を尽くしたことも明かしている。 「戦術やテクニックについて話すことはできるが、いつだって姿勢はとても重要なことだ。ピッチ上での取り組みも重要だったが、ロッカールームでの取り組みや会話も重要だった」 また、前節のラツィオ戦でスタメンから外し、クーリングブレーク中にベンチに戻らなかったことで物議を醸したレオンとテオ・エルナンデスの件にも言及。ラツィオ戦後に問題なしを強調していたが、改めて触れた。 「我々は起こる全てに対し、冷静に、バランス良く対処しなければならない。私の選択は常にチームの最善を考えてのことだ。もしテオとレオンがプレーすべきではないと私が考えるなら、彼らはそれを理解しなければならない。そして彼らはそうした」 「彼らは間違いなく重要な選手だし、今日もそれを示してくれた。家族のように、常に全員の意見が一致しないのは普通のことだ。だが、まずはチームが第一だ」 また、フォンセカ監督は今後のスケジュールについてもコメント。チャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦、セリエA第5節のインテル戦とビッグマッチが続くため、連勝するための準備へと向かう。 「正直なところ、今週はすでにリバプール戦とインテル戦のことを考えていた。ダービーの重要性も分かっている。前回(のミラノ・ダービー)がうまくいかなかったことも知っている。全てを変えるために努力するつもりだ」 <span class="paragraph-title">【動画】前半に4発! ミランvsヴェネツィア ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="jCpt03kGq5Y";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.15 15:18 Sun
5

「ここが僕の居場所」ミラン加入のエイブラハムが喜びと意気込み述べる「シーズンの終わりにはトロフィーを掲げたい」

ミランの元イングランド代表FWタミー・エイブラハム(26)が、新天地での意気込みを語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。 チェルシーの下部組織出身であるエイブラハムは、安定した出場機会を求めて2021-22シーズンからローマに完全移籍。主力としての地位を確保したが、2023年6月に左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負うと、これによって昨シーズンの大半を棒に振ることとなった。 新シーズンに復活を期すエイブラハムには、移籍市場でストライカーを探していたミランが接近。ウェストハムなどからの関心もある中で、8月30日にミランへのレンタル移籍が発表された。 3日に行われた加入会見で、エイブラハムはミラン行きしか望んでいなかったとコメント。歴史あるクラブの一員になれたことを喜びつつ、タイトル獲得に貢献したいと意気込みを述べている。 「こうした素晴らしいクラブが僕に興味を持っていると知ったとき、僕の心と目はここ以外になかった。移籍期間の初めから、ここが僕の居場所だったんだ。ここにいられることを誇りに思うし、光栄だよ。このクラブのため、ベストを尽くしたい」 「素晴らしいクラブに来られてとても興奮しているよ。ここに来た時、監督からプレーする準備はできているか聞かれて僕はこう答えた。『チームのため、ファンのため、街のため、いつでも準備はできています』とね」 「僕はできる限り、チームに貢献したい立場にいる。ケガから復帰したばかりだけど、定期的にトレーニングを積み、プレシーズンは好調だった。調子は良いし、ピッチに立ったら全力を尽くさなければならない」 「僕が子供の頃、ミランは世界最大のクラブだった。主要なトロフィーや多くの大会で優勝していて、素晴らしい選手がいたんだ。だからここに来て、素晴らしい街、素晴らしいスタジアム、素晴らしいファンの中でプレーできるのは光栄だね」 「僕は勝つためここにいる。このクラブは多くのことを勝ち取ってきたから、その歴史の一部になりたい。できる限りチームに貢献し、シーズンの終わりにはトロフィーを掲げたいね。これが僕の野望であり、夢だ」 <span class="paragraph-title">【動画】ミランのトレーニングでキレのある動きを見せるエイブラハム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/C_dhzAvtAeo/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/C_dhzAvtAeo/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/C_dhzAvtAeo/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">AC Milan(@acmilan)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.09.04 13:20 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly