“エル・ティグレ”、38歳ファルカオが初の母国帰還!

2024.06.21 14:45 Fri
母国コロンビアに帰還のファルカオ
Getty Images
母国コロンビアに帰還のファルカオ
元コロンビア代表FWラダメル・ファルカオ(38)の母国帰還が決まった。コロンビア1部リーグのミジョナリオスFCは20日、新加入で合意に達した旨を発表。ミジョナリオスFCでは背番号「9」をつけるようだ。

“エル・ティグレ”で知られるストライカーのファルカオ。リーベル・プレートでのキャリアスタートから、欧州ではこれまでポルト、アトレティコ・マドリー、モナコ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、ガラタサライを渡り歩く。

2021年9月からはラージョ・バジェカーノでラ・リーガ復帰。ここ3シーズンをリーガで過ごすチームではかつてのようにゴールを量産する活躍とはいなかったが、通算80試合の出場で12得点1アシストの成績を残し、1部定着に貢献している。
代表からは2023年に行われた日本代表との国際親善試合を最後に遠ざかるが、2007年2月のデビューから105キャップをマーク。ついに開幕したコパ・アメリカ2024のメンバーからも落選したが、代表歴代最多の36ゴールを積み上げている。

そんなファルカオだが、今季でラージョとの契約が満了。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ミジョナリオスFCとは1年延長オプションが付いた今年末までの契約を結んだという。
なお、キャリアで初の母国リーグでのプレーとなる。

ラダメル・ファルカオの関連記事

元スペイン代表FWヘセ・ロドリゲス(31)の新天地はマレーシアになるようだ。 かつてはレアル・マドリーでプレーしたヘセ。スペイン期待の若手アタッカーだが、パリ・サンジェルマン行きを機に移籍を繰り返し、9クラブがキャリアを彩る。 イングランドやポルトガル、トルコ、イタリアも渡り歩くなか、2023年夏に行き着い 2024.10.05 08:40 Sat
レアル・マドリーのブラジル代表FWロドリゴ・ゴエス、ラージョのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオらが被害に遭ったマドリード高級住宅街での連続強盗事件の犯人が逮捕された。『ロイター通信』が伝えている。 スペイン警察は13日、先月13日に男性5名と女性1名が逮捕され、高級時計10点や貴金属、現金3300ユーロ(約 2024.03.13 23:41 Wed
マルセイユのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがヨーロッパリーグ(EL)の歴代最多スコアラーの称号を手にした。 マルセイユは22日のプレーオフ2ndレグでシャフタールをホームに迎え撃ち、3-1で勝利。2-2の1stレグを合わせたスコアを5-3とし、ラウンド16進出を決めた。 1stレグに続いて先 2024.02.23 15:20 Fri
マルセイユのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが、ヨーロッパリーグ(EL)の通算最多得点記録に並んだ。『UEFA.com』が伝えた。 15日、マルセイユはEL決勝トーナメント・プレーオフの1stレグに臨み、シャフタールとアウェイで対戦。結果は2-2の引き分けに終わり、イーブンの状態でホームの2ndレグ 2024.02.16 14:06 Fri
ローマとイタリア代表のレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏の息子がスペインのラージョ・バジェカーノに移籍した。 フットボール界屈指のスーパースターの一人だった偉大なる父親を持つMFクリスティアン・トッティ(18)は、当然のことながら父が一筋のキャリアを歩んだローマの下部組織でプレー。ただ、イタリア屈指の育成 2024.01.26 06:30 Fri

ラージョ・バジェカーノの関連記事

「まさか兄貴分がレガネスに足を向けて寝られなくなる日が来ようとは」そんな風に私が呟いていたのはまだ驚愕の余韻から覚めてなかった月曜日、改めてリーガ17節の結果をスポーツ紙で振り返っていた時のことでした。いやあ、実を言うと、前日夜はマドリッドの第3の弟分がモンジュイックでバルサにgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ) 2024.12.17 23:00 Tue
ラージョ・バジェカーノの元スペイン代表FWラウール・デ・トーマス(30)が“行方不明”だという。スペイン『Relevo』が伝えた。 レアル・マドリー育ちの点取り屋、ラウール・デ・トーマス。ラージョ在籍1度目の18-19シーズンにラ・リーガ14得点、エスパニョール時代の21-22シーズンには17得点を記録した。 2024.12.04 19:10 Wed
ラージョ・バジェカーノのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(33)は今冬にチームを去ることになるかもしれない。スペイン『マルカ』が報じている。 コパ・アメリカ2024でチームを決勝に導きつつ、自身も大会MVPに輝き、健在ぶりをアピールしたハメスは、今夏にラージョ・バジェカーノへ移籍。4年ぶりのラ・リーガ復帰を果 2024.11.04 08:00 Mon
サミュエル・エトー氏の息子がトップチームデビュー戦で即ゴールの活躍だ。 元カメルーン代表で、バルセロナなどのクラブレベルでも活躍したエトー氏の息子、U-23カメルーン代表FWエティエンヌ・エトー。マジョルカ生まれの22歳で、191cmの体格を持つストライカーだ。 マジョルカの下部組織からキャリアを築き始め、 2024.10.30 18:45 Wed
アトレティコ・マドリーは22日、ラ・リーガ第6節でラージョ・バジェカーノと対戦し1-1の引き分けに終わった。 リーグ戦無敗を続けるアトレティコは、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節RBライプツィヒ戦から先発6人を変更。グリーズマンやアンヘル・コレア、デ・パウル、ル・ノルマンら 2024.09.23 06:05 Mon

ラ・リーガの関連記事

ラ・リーガ第18節、バルセロナvsアトレティコ・マドリーが21日に行われ、1-2でアトレティコが逆転勝利した。 前節レガネスにウノセロで敗れてリーグ戦ここ6試合で1勝と停滞する首位バルセロナ(勝ち点38)は、足首を再負傷したヤマルが欠場。フェルミンが[4-3-3]の左ウイングに入り、ハフィーニャが右に回った。 2024.12.22 07:00 Sun
ラ・リーガ第18節、セルタvsレアル・ソシエダが21日にバライードスで行われ、ホームのセルタが2-0で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英は64分からプレーした。 7位のソシエダは前節、ラス・パルマス相手に消化不良のゴールレスドロー。これにより、公式戦連勝が「5」でストップした。13位のセルタとのアウェイゲーム 2024.12.22 02:44 Sun
ラ・リーガ第18節、ヘタフェvsマジョルカが21日にコリセウムで行われ、アウェイのマジョルカが0-1で勝利した。なお、マジョルカのFW浅野拓磨は69分までプレーした。 前節、主砲ムリキの一発退場がありながらもジローナに2-1と競り勝って上位キープに成功した6位のマジョルカ。年内最終戦では16位のヘタフェとのアウェ 2024.12.22 00:00 Sun
アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが今夏の舞台裏を語った。スペイン『マルカ』が伝えた。 夏の移籍市場でマンチェスター・シティを離れ、アトレティコに加わったアルバレス。アトレティコにとって史上3番目の移籍金、シティにとっては最高売却額となるベース7000万ユーロ(約114億3000万円 2024.12.21 23:49 Sat
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督がチーム状態について語った。スペイン『マルカ』が伝えた。 18日、カタールで行われたパチューカとのFIFAインターコンチネンタルカップ2024決勝を3-0の勝利で終え、大会初代王者に輝いたマドリー。22日には中3日でラ・リーガ第18節のセビージャ戦に臨む。 アン 2024.12.21 23:02 Sat

記事をさがす

ラダメル・ファルカオの人気記事ランキング

1

韓国戦でゴールも、日本代表戦メンバー外だったハメス・ロドリゲスの理由が判明

日本代表とのキリンチャレンジカップ2023でメンバー外となっていたコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスだが、その理由が明らかになった。コロンビア『Noticias RCN』が伝えた。 カタール・ワールドカップ(W杯)の出場を逃したコロンビア。監督交代、世代交代が進む中、37歳のFWラダメル・ファルカオ(ラージョ・バジェカーノ)と共に招集されたのがハメスだった。 オリンピアコスに所属するハメスは、24日に行われた韓国代表との親善試合に出場。2-2で引き分けた試合で、1ゴールを記録していた。 日本にもファンは多く、前日トレーニングでは元気な姿を見せていたハメス。しかし、28日の試合のメンバーリストにはスターティングメンバーはおろか、サブにも入っておらず、メンバー外となっていた。 スタンドに姿を表し、試合を観戦していた中、突然の欠場はケガの影響だったという。 『Noticias RCN』によると、ハメスは26日のトレーニング中に違和感があったとのこと。別メニューをこなし、代表チームとオリンピアコスに対して報告をしていたという。 27日のトレーニングにも参加したが、コンディションが回復せず、無理をしないためにメンバーから外れたとのことだ。 ハメスは、2月13日の試合を最後に欠場しており、1カ月以上プレーしないまま代表活動に参加。韓国戦でのプレーでリバウンドがあったのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】ハメス・ロドリゲスが韓国戦で決めた技ありゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="8dnsDhfTB30";var video_start = 317;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【写真&動画】日本への感謝を綴る、ハメス・ロドリゲス!ファンサの姿も</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CqTDAMMpmAS/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CqTDAMMpmAS/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CqTDAMMpmAS/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">James Rodríguez(@jamesrodriguez10)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.03.29 18:20 Wed
2

モットーは“全身全霊”、シメオネ監督の下を離れて輝きを失った5選手

アトレティコ・マドリーで活躍した選手たちはディエゴ・シメオネ監督の下を離れるとパフォーマンスが落ちる傾向があるのかもしれない。スペイン『マルカ』が伝えている。 選手たちにピッチ上で常に自分の持つ力の100%を出し続けることを要求する“エル・チョロ”こと、アトレティコのシメオネ監督。常にチームのために全てを出し切って戦うというその特異とも言えるスタイルの中で、躍動した選手は数多くいたが、逆にシメオネ監督の下を離れると、力を発揮できない選手も多いようだ。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad">◆スーパーカップ決勝進出の喜びを選手と分かち合う“エル・チョロ”<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJKcDZqR25nZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 昨シーズン限りでアトレティコ・マドリーを去ったフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ)やフランス代表DFリュカ・エルナンデス(バイエルン)に関しては時期尚早な感もあるが、期待値の高さを考えれば不甲斐ないと言わざるを得ないかも知れない。 ◆FWアントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ) 今シーズン、1億2000万ユーロ(約145億円)でバルセロナに加入したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン。2014年7月から5年間所属したアトレティコでは、257試合で133ゴールをマークするなど、エース級の活躍をしていたが、新加入のバルセロナでは、アトレティコ時代の活躍は鳴りを潜め、同クラブの新星、U-21スペイン代表FWアンス・ファティにレギュラーの座を明け渡している状態だ。 今シーズンはここまで公式戦43試合に出場し14ゴールを決めているものの、高額な移籍金に見合う活躍ができていないとして、ファンからも批判を受けている。 ◆FWラダメル・ファルカオ(ガラタサライ) 2011年8月から2013年7月までアトレティコでプレーしたコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ。アトレティコでの2シーズンで、91試合70ゴールをマーク。在籍2シーズンのリーグ戦ではいずれも20ゴール以上を決めるなど、エースストライカーとして活躍していた。 その後は、モナコ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなどでプレーした後、現在はガラタサライでプレー。モナコではリーグ・アンの優勝やチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出など、チームの躍進に貢献しているが、アトレティコで見せた輝きを超える活躍をしているとは言えないだろう。 ◆DFフィリペ・ルイス(フラメンゴ) 2010年7月から2014年の7月までアトレティコでプレーした元ブラジル代表DFフィリペ・ルイス。シメオネ監督の下、世界最高のサイドバックの1人として2014年夏にチェルシーへ移籍したものの、プレミアリーグでは全く活躍できず。シーズンを通してわずか15試合の出場に留まり1年後の2015年にアトレティコへ復帰している。 アトレティコでは通算333試合に出場し、今シーズンからは母国ブラジルの名門フラメンゴに移籍している。 ◆MFアルダ・トゥラン(イスタンブール・バシャクシェヒル) 2011年8月にアトレティコに加入したトルコ代表MFアルダ・トゥラン。スペインの2強を退けてラ・リーガを制覇した2013-2014シーズンでは、シメオネ体制下の中心選手の1人として中盤の主力を担い大車輪の活躍をみせ、178試合で22ゴール、32アシストを記録していた。 2015年夏にバルセロナへ移籍。しかし、バルセロナは当時選手登録を禁じられていたため半年間を棒に振ることに。当時5年契約を締結したものの、アトレティコで見せた輝きからは程遠いパフォーマンスにより、レギュラーの座を勝ち取れず。2018年1月に2シーズンのレンタルで母国のイスタンブール・バシャクシェヒルへレンタル移籍。バルセロナでの成績は55試合17ゴールに終わっている。 ◆DFリュカ・エルナンデス(バイエルン) アトレティコ生え抜き、期待の若手DFとしてデビューしたフランス代表DFリュカ・エルナンデス。アトレティコで110試合に出場し、若くして頭角を現していた。 しかし、今シーズン8000万ユーロ(約97億円)でバイエルンに移籍したものの、ケガに苦しんだこともあり鳴かず飛ばずの状態。さらに、カナダ代表DFアルフォンソ・デイビスの台頭により、左SBのポジションを失っている他、CBのポジションもドイツ代表DFジェローム・ボアテング、オーストリア代表DFダビド・アラバが占めているため、リーグ戦先発出場わずか10試合に留まっていた。 2020.07.02 22:50 Thu
3

MLB開幕で米メディアが始球式を務めたサッカー選手を紹介!C・ロナウドに“サウスポー”ムバッペも

全米各地で1日、メジャーリーグ・ベースボール(MLB)の開幕戦が行われた。アメリカ『Bleacher Report』は過去に野球の始球式を務めたサッカー選手を写真で特集。フットボーラーたちのピッチング姿を紹介している。 MLB球団のうち、ダルビッシュ有投手(サンディエゴ・パドレス)や前田健太投手(ミネソタ・ツインズ)らも在籍したロサンゼルス・ドジャースがサッカー選手を始球式に呼ぶことが多く、過去にはFWクリスティアーノ・ロナウドやMFマリオ・ゲッツェらも参加。2019年にはFWキリアン・ムバッペが登場したが、まさかの“サウスポー”だった。 また、かつてイチロー氏が在籍したマイアミ・マーリンズもサッカー選手が務めることが多く、FWラダメル・ファルカオや『Bleacher Report』では紹介されていないが、FWアンヘル・ディ・マリアもマーリンズ・パークのマウンドに立った。 なお、ファルカオは過去のインタビューで「サッカー選手としての現役生活を終えたら、野球選手のプロを目指そうと思っている」と野球への情熱を語っている。 また、アメリカ女子代表FWミーガン・ラピノーやGKホープ・ソロ、さらには元なでしこジャパンFW川澄奈穂美もMLBのマウンドに立ったことがある。 その他にも、ダビド・ビジャ氏、パトリック・ヴィエラ氏、バスティアン・シュバインシュタイガー氏、ギャリー・ネビル氏といったレジェンドたちも始球式を務め、ピッチングを披露してきた。 次にMLBのマウンドに上がるサッカー選手は誰になるだろうか。 <span class="paragraph-title">【画像】フットボーラーたちの“ピッチング”姿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Footballers throwing the first pitch <a href="https://twitter.com/hashtag/OpeningDay?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#OpeningDay</a> <a href="https://t.co/3pvJP8EGHf">pic.twitter.com/3pvJP8EGHf</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1377635490145394689?ref_src=twsrc%5Etfw">April 1, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/hhSTte0vbQc" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/iQmlTeQ1atA" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 2021.04.02 11:51 Fri
4

“エル・ティグレ”、38歳ファルカオが初の母国帰還!

元コロンビア代表FWラダメル・ファルカオ(38)の母国帰還が決まった。コロンビア1部リーグのミジョナリオスFCは20日、新加入で合意に達した旨を発表。ミジョナリオスFCでは背番号「9」をつけるようだ。 “エル・ティグレ”で知られるストライカーのファルカオ。リーベル・プレートでのキャリアスタートから、欧州ではこれまでポルト、アトレティコ・マドリー、モナコ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、ガラタサライを渡り歩く。 2021年9月からはラージョ・バジェカーノでラ・リーガ復帰。ここ3シーズンをリーガで過ごすチームではかつてのようにゴールを量産する活躍とはいなかったが、通算80試合の出場で12得点1アシストの成績を残し、1部定着に貢献している。 代表からは2023年に行われた日本代表との国際親善試合を最後に遠ざかるが、2007年2月のデビューから105キャップをマーク。ついに開幕したコパ・アメリカ2024のメンバーからも落選したが、代表歴代最多の36ゴールを積み上げている。 そんなファルカオだが、今季でラージョとの契約が満了。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ミジョナリオスFCとは1年延長オプションが付いた今年末までの契約を結んだという。 なお、キャリアで初の母国リーグでのプレーとなる。 2024.06.21 14:45 Fri
5

元レアル・マドリー選手の次なる舞台はマレーシア ヘセがACLE参戦のジョホール入りか

元スペイン代表FWヘセ・ロドリゲス(31)の新天地はマレーシアになるようだ。 かつてはレアル・マドリーでプレーしたヘセ。スペイン期待の若手アタッカーだが、パリ・サンジェルマン行きを機に移籍を繰り返し、9クラブがキャリアを彩る。 イングランドやポルトガル、トルコ、イタリアも渡り歩くなか、2023年夏に行き着いた先はブラジル。だが、今年初めにコリチーバと契約満了となり、無所属だ。 それからというもの、プレー先なしだが、スペイン『ElDesmarque』によると、マレーシア・スーパーリーグ首位のジョホール・ダルル・タクジムFCと契約するという。 ジョホールのキャプテンはかつてラージョやエスパニョール、レアル・ベティスでプレーしたジョルディ・アマト。ほかにもフアン・ムニスらも在籍し、スペイン選手が多くいる。 以前にラダメル・ファルカオの獲得を狙ったというジョホールはオーナーがスター選手で新規サポーターを獲得したい狙いがあり、ヘセはそれによるものという。 ちなみに、ジョホールはAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024-25に参戦中。リーグステージではここまで1勝1分けで2位につける。 2024.10.05 08:40 Sat

ラージョ・バジェカーノの人気記事ランキング

1

弟分たちは決して弱くはなかった…/原ゆみこのマドリッド

「まさか兄貴分がレガネスに足を向けて寝られなくなる日が来ようとは」そんな風に私が呟いていたのはまだ驚愕の余韻から覚めてなかった月曜日、改めてリーガ17節の結果をスポーツ紙で振り返っていた時のことでした。いやあ、実を言うと、前日夜はマドリッドの第3の弟分がモンジュイックでバルサにgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)を浴びるのを見るのが忍びなく、近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)にTV観戦に行くのをサボッてしまったんですけどね。 それがキックオフと同時にスタードダッシュをかけたボルハ・ヒメネス監督のチームは3分、ムニルのシュートがGKイニャキ・ペニャに弾かれてCKを獲得。オスカル・ロドリゲスの蹴ったボールをキャプテンのセルヒオ・ゴンサレスがゴール前、ポッカリ空いたスペースからヘッドして先制点を挙げると、GKドミトロビッチがレバンドフスキのシュートを2度もparadon(パラドン/スーパーセーブ)してくれたおかげもあって、前半を0-1のまま終えることに。その時点でバルに後半だけでも見に行くべきかと迷った私だったんですが、だってえ、前節はブタルケでレアル・ソシエダにポンポン、ゴールを決められて、攻撃もさっぱり振るわず、0-3で負けていたレガネスですよお。 どうせ最後は3-1とか、4-1で終わるんだろうと高を括ってしまったのが大誤算。それが、前半中にネユウのタックルで頼りのジャマルが足首を痛めてしまったせいもあり、ベンチ入り禁止処分のフリック監督がスタンドから見守る中、ボールポゼッションが80%もあったバルサが後半も得点できないなんて、一体、誰に想像できたでしょう。もちろん、相手が「Nos ha faltado esa chispa para llegar bien y hacer goles/ノス・ア・ファルタードー・エサ・チスパ・パラ・ジェガール・ビエン・イ・アセール・ゴーレス(ウチは敵エリアに着いて、ゴールを決める火花に欠けていた)」(ペドリ)おかげでとはいえ、0-1でバルサ戦アウェイ初勝利って、もしや自分、レガネスの今季最高試合を見逃した? これぞ、まさにFWが点を取れないからこそ、「La estrategia es importantísima, los defensas tenemos que aportar goles/ラ・エストラテヒア・エス・インポルタンティシマ、ロス・デフェンサス・テネモス・ケ・アポルタル・ゴーレス(セットプレーは非常に大事だ。DFも得点に貢献しないといけない)」(セルヒオ・ゴンサレス)という、日々の練習の賜物。虎の子の1点を挙げ、更にそれを守りきったCBのセルヒオには称賛の言葉しか浮かびませんが、実はこの予想外の大金星で恩恵を受けたのがレアル・マドリーとアトレティコだったんですよ。そう、首位のバルサが勝ち点を増やさなかったことで、前者は4差になりかねなかったのが、たったの1差に。後者に至ってはお隣さんを追い越して、同じ勝ち点で2位に並んだとなれば…。 いえ、話は順番にしていかないといけません。先週末はダブル兄弟分ダービー節となり、まずは土曜にマドリーがエスタディオ・バジェカスを訪問。CLアタランタ戦で負傷したエムバペ欠場は織り込み済みだったものの、ビニシウスが「Venía de una lesión y queríamos reservarle/ベニア・デ・ウナ・レシオン・イ・ケリアモス・レセルバールレ(負傷から戻って来たから、温存したかった)」(アンチェロッティ監督)という理由で控えだったり、古巣との対戦前に複数メディアにインタビューされていたハメス・ロドリゲスが当日、招集外になったなんてこともあったんですけどね。初っ端から、キックオフのボールをギュレルがロングシュートしたのにはかなりビックリさせられたかと。 その後はとにかく、バックスタンドに大幕を広げ、赤と白の旗を振るファンのモザイクで迎えられたラージョが序盤から猛攻をかけ、ええ、早くも4分にはデ・フルートスのクロスをウナイ・ロペスがフリーでヘッドして、先制点をゲットしちゃいましたからね。丁度、正面スタンド右端の記者用ボックスが当たったため、更には36分、イシが蹴ったCKから、ルーカス・バスケスとギュレルのマークをモノともせず、ムミンが頭で2点目を加えるのも目の前で見られたんですが、その直後に始まったマドリーの反撃は逆に遠目で、肉眼では何が起きたのか、よくわからなかったのは残念だったかと。 いえ、それでも選手が米粒大のサンティアゴ・ベルナベウ8階席よりはずっとマシなんですが、39分に口火を切ったのはバルベルデ。お馴染みのエリア外からの弾丸シュートを決めて、1点差に迫ると、45分にはロドリゴのクロスから、ベリンガムがヘッドでリーガ6試合連続となる得点を挙げ、リードしたままハーフタイムに入りたかったラージョの夢を打ち砕くことに。 同点で始まった後半頭から、イニゴ・ペレス監督はエンバルバに代えて、アルバロ・ガルシアを投入したんですが、ゴールは再び、私のいる側で決まります。そう、11分にロドリゴがエリア前から撃ったシュートがラティウの出した足に当たり、GKバタジャを破ったんですが、とはいえ、これしきでシュンとなるバジェカスじゃありませんからね。19分、折しもビニシウスがブライムと交代でピッチに入った直後、ルジューヌが撃ったミドルシュートをイシがゴール前でコースを変え、ラージョに3-3の同点をもたらしてくれるとは、この弟分も決して侮っちゃいけない? 実際、その先はビニシウスがギュレルの受けたファールにイエローカードが出ないことに文句を言って、自身がイエローカードをゲット。累積警告で次節セビージャ戦に出られなくなってしまったり、当人がエリア内でムニンに倒されたプレーでは、いえ、これについては後で、「Cuando la he visto he dicho que puede pitarla pero también no/クアンドー・ラ・エ・ビストー・エ・ディッチョー・ケ・プエデ・ピタールラ・ペロ・タンビエン・ノー(それを見た時、ペナルティでありうるし、そうではないこともありうると言った)」とイニゴ・ペレス監督も告白していたんですけどね。その時は何故か、主審もVAR(ビデオ審判)もスルー。 おかげでPKをもらえず、終盤のビニシウスのエリア内シュートもバタジャに弾かれてしまったため、マドリーは再度の勝ち越し点が奪えなかったんですが、同様にラージョもルジューヌのFKをGKクルトワが弾いたところに詰め切れず。結局、3-3のまま、痛み分けとなったんですが、いやあ。だってえ、ラージョはマドリーとのホームゲーム、ここ4試合で1勝2分け1敗とまったくの五分ですからね。となれば、ブカネーロス(ラージョのウルトラグループ)が勝利試合限定だった「Vida de pirata/ビダ・デ・ピラータ(海賊人生)」を歌って、選手たちと一緒に祝っていたのは無理もなかった? そんなラージョは今週、水曜に延期分の12節ビジャレアル戦が控えているんですが、心配なのは選手たちの体力。ええ、エヌテカも「Se corre casi igual en la medular que arriba con Iñigo/セ・コレ・カシー・イグアル・エン・ラ・メドゥラル・ケ・アリーバ・コン・イニゴ(イニゴ監督の下では中盤も前線も同じぐらい走る)。家に帰った時にはクタクタだよ」と言っていましたが、このダービーでは普段以上に消耗したはずですからね。ただ、マルセリーノ監督のチームは日曜試合でベティスに1-2と負け、中日が1日少ないのと、アレックス・バエナ、パレホ、キケ・フェメニアらが出場停止になるのが救いになりますが…バジェカスで隣になったラージョ番記者に「練習でも全然、走ってなかった」と言われていたハメスが、年内最終試合の遠征に参加するのかは微妙かもしれませんね。 一方、マドリーには同じ水曜午後6時(日本時間翌午前2時)から、インターコンチネンタルカップ決勝パチューカ戦が控えていて、早くも月曜午後にはカタールに移動。全治10日と言われたエムバペも招集メンバーに入ったんですが、出発前のバルデベバス(バラハス空港の近く)でのセッションではすでにチーム練習に一部参加していたよう。10月の負傷時同様、人一倍、治癒力が高いことを証明していましたが、ただ、実際にプレーできるかはまだ不明です。まあ、土曜に準決勝のアル・アハリ戦を延長、PK戦で乗り切ったパチューカの選手たちもドーハで3試合目とあって、かなり疲れているはずですしね。日曜には最近、首位争いが激化しまくっているリーガのセビージャ戦もあるため、性急な復帰は避けた方がいいかもしれませんよ。 そして翌日曜、お日様が嬉しいメトロポリターノでアトレティコとヘタフェの兄弟分ダービーが開催となったんですが、こちらは前夜とは打って変わって、渋い展開でねえ。クリスマスが近いこともあって、クラブが来場するファンにサンタ帽を配ったのと、とうとう本家マドリーダービーの時のGKクルトワへの物投げ込み騒動により、身バレしたメンバーが永久追放になったことを受け、ずっと応援ストをしていたフレンテ・アトレティコ(ウルトラグループ)が活動を再開。スタンドに継続的な応援BGMが戻ったこともあり、場内はキックオフ前からフィエスタ状態だったんですが、もしやアトレティコ、ここ5試合、ずっと3得点以上を続けていて、ゴールを入れるのに飽きてしまった? いやまあ、序盤のチャンスでサムエル・リノがエリア外からのクロスをゴール前で押し込めばいいだけなのを2度続けて外し、やっぱりセビージャ戦のロングシュートが同点ゴールになったのは例外で、まだまだ決定力に課題が残っているのが明白になったのは、当人も天狗にならずに済んで良かったかもしれないんですけどね。ただ、前半はフリアン・アルバレス、ジュリアーノ、デ・パウルもチャンスを生かせず、0-0で折り返したのは、ここまで15試合で11得点と、「Tenemos un déficit con el gol no solo desde el inicio de temporada, sino en pretemporada/テネモス・ウン・デフィシット・コン・エル・ゴル・ノー・ソロ・デスデ・エル・イニシオ・デ・テンポラーダ、シノ・エンプレテンポラーダ(ウチのゴール不足はシーズン当初からだけじゃなく、プレシーズンから)」と認めているボルダラス監督の思う壺だったかも。 後半頭からはリノを諦め、セルロートを入れたアトレティコに対し、ヘタフェも10分にはジェジュやデビュー組のカンテラーノ(ヘタフェBの選手)、ケイタをレギュラーのウチェとアレックス・ソラに代えて、ゴールを探すことにしたんですが、控えが頼りになることにかけては最近のシメオネ監督のチームに並ぶ者はなし。ジュリアーノ、ジョレンテからコレア、モリーナに代わり、一時、4人FW体制になった後、18分にはグリーズマンをコケにしたところ、とうとう24分、待望のゴールが生まれることに。そう、アルゼンチン代表でのケガがようやく治ったモリーナが右サイドからクロスを上げると、それがドンピシャでセルロートの真上に落ち、彼がヘッドでGKダビド・ソリアを破ってくれたとなれば、どれだけ場内が盛り上がったことか。 リードされたヘタフェも32分には3選手を一斉交代したものの、うーん、やっぱりアルバロ・ロドリゲスがベルトゥになっても、昨年、アトレティコのホーム20連勝の始まる前と終了の引分けに貢献した、未だにヒザの半月板損傷が完治していないボルハ・マジョラルとは違いますからね。結局、そのまま試合は1-0で終わり、アトレティコは破竹の11連勝を達成。まあ、昨今のゴール祭りと比べると地味ではありましたが、シメオネ監督も「Siempre digo que el mejor resultado es 1-0/シエンプレ・ディゴ・ケ・エル・メホール・レスルタードー・エス・ウノ・セロ(常に自分は、最高の勝利は1-0と言ってきた)。守備が良くて、攻撃に決定力があるってことだからね。4-3とかで勝つと、見直すことがありすぎる」と話していましたしね。 そこまで兄貴分に苦労をさせたことで、ヘタフェのメンツも保てて良かったんですが、現在、16位で降格圏と勝ち点2差の彼らには、「アトレティコと競えたことは慰めになるが、necesitamos puntos/ネセシタモス・プントス(ウチには勝ち点いる)」(ボルダラス監督)というのも事実。とりあえず、コリセウムにマジョルカを迎える土曜の試合で頑張って、彼らが残留ゾーンで年を越せることを祈るばかりですが…相手のエースのムリキがジローナ戦で退場し、出場停止なのは有難くても、やっぱり誰かがゴールを入れてくれないと勝てないため、ここはお隣さんのレガネスを見習って、このミッドウィークはセットプレーに磨きをかけるのがいいかもしれませんよ。 そしてアトレティコは消化試合数が1つ少ない状態で日曜にモンジュイックで頂上決戦に挑むんですが、いやあ、彼らがバルサのホームで勝利した記憶が私にはほとんどなくてねえ。今回は両チーム共、3週間の連戦が終わり、ミッドウィークの試合がなくなって休養十分なところは五分で、ジャマルが足首のケガで全治3、4週間になってしまった、再びフリック監督がスタンドから指揮する相手と比べ、先週末から負傷者ゼロになっているのは有利なんですけどね。といっても、これでホーム2連敗となったバルサだって、いつまでも負け続ける訳ありませんし、アトレティコの連勝が止まる日がいつか必ずやって来るのは確か。明るい年末を過ごすためにも、それが今週末でないといいのですが…。 2024.12.17 23:00 Tue
2

オカンポスのお尻に触ったラージョの少年サポーターに約100万円の罰金と1年間のスタジアム出禁を求刑

スペイン・スポーツ暴力対策委員会は14日、ラージョの少年サポーターに罰金6000ユーロ(約97万円)と1年間のスタジアム入場禁止処分を科すことを求刑した。 この少年サポーターは5日に行われたラ・リーガ第23節のセビージャ戦で最前列の座席に座っていた中、スローインのためにタッチライン際に立ったルーカス・オカンポスのお尻を触る挑発を行った。 試合が数分中断する事態となったこの件を重く受け止めたスペイン・スポーツ暴力対策委員会は少年が未成年ではあったものの厳罰を求めた格好だ。 2024.02.15 06:00 Thu
3

復活したハメスが4年ぶりスペイン復帰! ラージョへ完全移籍加入、コパ・アメリカ2024でMVPの活躍

ラージョ・バジェカーノは26日、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(33)が完全移籍で加入することを発表した。 スペイン『アス』によれば、1年契約で、1年間の延長オプションがついているという。 これまでヨーロッパではポルト、モナコ、レアル・マドリー、バイエルン、エバートン、オリンピアコスでプレー。その他、カタールのアル・ラーヤンでもプレーしていた。 2023年7月からはブラジルのサンパウロに加入してプレー。公式戦22試合に出場し2ゴール4アシストを記録していたが、今夏の退団を打診し、フリーでの移籍を望んでいた。 マドリーを離れた2020年9月以来4年ぶりのスペイン復帰となるハメス。マドリーでは公式戦125試合で37ゴール42アシストと、当初期待されていたような活躍は見せられず、終盤は戦力外扱いだった。 その後のエバートンやアル・ラーヤン、オリンピアコス、サンパウロでもパッとしなかったハメス。終わった選手と見られることもあったが、今夏のユーロ2024ではかつての輝きを取り戻す出色のパフォーマンス。決勝でアルゼンチン代表に敗れて準優勝に終わったが、全6試合に出場し1ゴール6アシストとチームの決勝進出に大きく貢献し、大会MVPを受賞していた。 2024.08.26 22:44 Mon
4

出場機会の少なさに不満のハメスが1月でラージョを退団か…

ラージョ・バジェカーノのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(33)は今冬にチームを去ることになるかもしれない。スペイン『マルカ』が報じている。 コパ・アメリカ2024でチームを決勝に導きつつ、自身も大会MVPに輝き、健在ぶりをアピールしたハメスは、今夏にラージョ・バジェカーノへ移籍。4年ぶりのラ・リーガ復帰を果たした。 しかし、ラージョではイニゴ・ペレス監督の信頼を得られておらず、ここまでリーグ戦わずか5試合(123分)の出場にとどまっており、ハメスはその出番の少なさに不満を募らせているという。 そんな中『マルカ』は、ハメスが今冬にも退団する可能性があると報道。2カ月後に迫る冬の移籍市場までに状況が改善されない場合は退団を希望する見込みだという。 また、より多くの出場機会を求める同選手には、セリエAのラツィオやトルコのクラブ関心を寄せているようで、今冬の去就に注目が集まっている。 2024.11.04 08:00 Mon
5

スペイン2部ラージョのサポーターが本拠地を徹底的に清掃! 極右政党幹部の来場に対する抗議

ラージョ・バジェカーノのサポーターが、スペインの極右政党『VOX』の幹部2人の本拠地エスタディオ・デ・バジェカス来場を受けて抗議活動を行った。スペイン『マルカ』が伝えている。 ラージョは政治意識の高い左翼的なファンをベースに持つクラブとして有名だが、オーナーであるラウール・マルティン・プレサ氏は27日に開催されたアルバセテ戦(2-2のドロー)に『VOX』の党首であるサンティアゴ・アバスカル氏とロシオ・モナステリオ氏の幹部2人を招待した。 『VOX』は近年スペイン国内で勢力を拡大する極右とされる政党で、スペインの伝統を取り戻すことを呼びかけ、“ムスリム”や“LGBT”の排除やカタルーニャの独立への反対姿勢などを打ち出している。 そういった中、ラージョの一部サポーターグループは、前述の『VOX』幹部2人を招待したオーナーに対する抗議活動として、「ファシズムのないバジェカスを信じ、スタジアムを清めなければならない」とのメッセージから、防護服に身を包んでスタジアムを消毒、清掃する活動を行った。 <span class="paragraph-title">【動画】穢された本拠地を清める</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Aficionados del <a href="https://twitter.com/RayoVallecano?ref_src=twsrc%5Etfw">@RayoVallecano</a> acuden al Estadio de Vallecas a “limpiar las instalaciones” tras la visita de Santiago Abascal y Rocio Monasterio, líderes de VOX, para ver el <a href="https://twitter.com/hashtag/RayoAlbacete?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#RayoAlbacete</a> <br><br><a href="https://twitter.com/josedpalacio?ref_src=twsrc%5Etfw">@josedpalacio</a> <a href="https://t.co/s9Aw0e2oti">pic.twitter.com/s9Aw0e2oti</a></p>&mdash; Carrusel Deportivo (@carrusel) <a href="https://twitter.com/carrusel/status/1387095312259497990?ref_src=twsrc%5Etfw">April 27, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2021.04.28 23:34 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly