40歳でも大暴れする狂犬フェリペ・メロ、唐突に古巣の宿敵フェネルバフチェを慰めてトルコで話題「Fener Don’t Cry」

2024.04.19 13:10 Fri
とにかく相手を削りまくる40歳、狂犬フェリペ・メロ
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とにかく相手を削りまくる40歳、狂犬フェリペ・メロ
フルミネンセの元ブラジル代表MFフェリペ・メロが、古巣ガラタサライの宿敵フェネルバフチェを唐突に慰めた。トルコ『Fanatik』が伝えている。

問題児、悪童、暴君…いや、狂犬フェリペ・メロ。ピッチ上で数え切れないほどのラフプレー・暴力行為を働いてきた男は、何をしでかすかわからない恐さがあり、キャリアで積み上げたレッドカードも10枚やそこらではない。
40歳となった2023年も公式戦47試合でイエローカード13枚にレッドカード3枚と大暴れし、今年に入ってからも公式戦9試合でイエロー4枚…元気にプレーを続けて強豪フルミネンセを支える一方、”丸く”なる気配も、現役を退く気配も、一切ない。それがフェリペ・メロという男だ。

ただ、なんとも言えない優しい一面もあるようだ。

18日、欧州ではヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準々決勝2ndレグが開催され、トルコのフェネルバフチェはオリンピアコスに2戦合計ドローからPK戦の末に敗れ、敗退が決まった。
この試合をブラジルの自宅からPC観戦していたフェリペ・メロ。

試合後、インスタグラムのストーリーズに、PC画面とともに「Fener Don’t Cry(泣くなフェネルバフチェ/原文トルコ語)」とアップ。4年間主軸に君臨した古巣ガラタサライと激しすぎるほどのライバル関係にあるフェネルバフチェを、なぜか慰めた。

本当になぜ、かつての宿敵のビッグマッチを観戦し、敗戦を慰めたのかは不明だが、トルコ国内では瞬く間にフェリペ・メロがトレンド入り。狂犬はトルコの人々の記憶を蘇らせた格好だ。

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チアゴ・シウバが15年ぶりのフルミネンセ帰還…ブラジル史上最多5万5千人集める盛大なイベントに

15年ぶりのフルミネンセ帰還を果たした元ブラジル代表DFチアゴ・シウバ(39)が盛大な歓迎を受けた。 フルミネンセのアカデミー育ちで、2007年1月から2009年1月まではファーストチームでも活躍したチアゴ・シウバ。その後、ミラン、パリ・サンジェルマン、チェルシーと世界屈指の名門の主力として活躍した。 しかし、過渡期を迎えるチェルシーで自身の役目の終わりを感じた39歳は、先月にかねてより復帰を熱望していたフルミネンセ復帰を決断。2年契約にサインした。 そして、チェルシーでのレギュラーシーズン終了に伴い、帰国したベテランDFは、7日にマラカナン・スタジアムで行われた入団イベントに臨んだ。 ブラジルの入団イベント史上最多となる5万5000人のファン・サポーターを集めた豪華なイベントに家族と共に参加したチアゴ・シウバは、DFマルセロやMFフェリペ・メロといったセレソンの元同僚からの歓迎やスタジアムショーを楽しみつつ、久々に愛するフルミネンセの背番号3に袖を通した。 そして、多くのサポーターを前にして行ったスピーチではファン・サポーターへの感謝と共に古巣復帰の喜びを語った。 「今日、僕と一緒に過ごすため、皆さんの特別な時間を割いてくれて、本当にありがとう。僕にとって、故郷に戻ることがどれだけ特別なことか、皆さんにもわからないと思うけど、こうなることを確信していたんだ。家族はロンドンに残ることになるけど、この決断はクラブ、ファンの皆さん、そしてフットボールそのものに対する愛情の表れなんだ」 「この大切なシャツを再び着ることを許してくださった神に感謝したいと思います。また、いつも一緒にいてくれた家族に感謝したい。家族は僕にとって最も大切な存在であり、彼らと離れるのは簡単ではないこともわかっている。しかし、僕らの心は常につながっている」 「素晴らしい瞬間を与え、シャツを着る機会を与えてくれたチェルシーにも感謝したい。僕の契約は6月30日まで残っていたけど、彼らは今日このプレゼンテーションを行う可能性を一度も否定しなかった。マリオ会長の努力と、僕らの夢を決してあきらめなかったことにも感謝します。そして今日、僕らがこの世で最も愛しているフルミネンセのために一緒に働くことが現実になる。この特別な夜に僕と一緒にいてくれてありがとう。僕は戻ってきた。モンストロが戻ってきたよ」 なお、単身赴任の形で古巣に戻ってきたチアゴ・シウバは、ブラジルの移籍市場が開く7月10日以降にプレーが可能となる。 <span class="paragraph-title">【動画】5万5千人集めたチアゴ・シウバの入団イベント</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pt" dir="ltr">Bem-vindo de volta, <a href="https://twitter.com/tsilva3?ref_src=twsrc%5Etfw">@tsilva3</a>! Esperamos muito por esse dia! <a href="https://twitter.com/hashtag/MonsterDay?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#MonsterDay</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/TheMonsterIsBack?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#TheMonsterIsBack</a> <a href="https://t.co/R3NLjnCdw8">pic.twitter.com/R3NLjnCdw8</a></p>&mdash; Fluminense F.C. (@FluminenseFC) <a href="https://twitter.com/FluminenseFC/status/1799227774496104534?ref_src=twsrc%5Etfw">June 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pt" dir="ltr">Uma volta olímpica para saudar sua gente! E trajadão com a Armadura Mais Linda do Mundo! <a href="https://t.co/bQ3w6m951M">pic.twitter.com/bQ3w6m951M</a></p>&mdash; Fluminense F.C. (@FluminenseFC) <a href="https://twitter.com/FluminenseFC/status/1799267630144233476?ref_src=twsrc%5Etfw">June 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.06.08 18:42 Sat

「年齢は単なる数字」、ウォーカーが“ベテラン依存”と揶揄されるフルミネンセに敬意

マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、“ベテラン依存”と揶揄されるフルミネンセへの敬意を示した。『ESPN』が伝えている。 昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)を制覇して欧州王者としてFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)に参戦中のシティ。準決勝ではアジア王者の浦和レッズに3-0で完勝し、クラブ史上初となるCWC制覇に王手をかけた。 そのシティは22日に行われる決勝戦で、アフリカ王者のアル・アハリを2-0で破った同じく大会初出場の南米王者フルミネンセと対戦する。 この大一番に向けては一部イングランドメディアが、元レアル・マドリーDFマルセロ(35)、GKファビオ(43)、MFフェリペ・メロ(40)を筆頭に準決勝のスタメン7人が30歳以上だったフルミネンセのチーム構成を揶揄する報道を行い、メロを激怒させていた。 ジョゼップ・グアルディオラ監督の前日会見ではその一件に関する意見を求める質問が投げかけられたものの、スペイン人指揮官はこれを拒否した。だが、33歳と自身のベテランの域に入っているウォーカーは「パフォーマンスできるレベルにあるのであれば、年齢は関係ない」と、対戦相手への敬意を示している。 「僕はシティのドレッシングルームで最年長の一人だし、だからといってプレーできないわけではない。マルセロのようなプレーヤーたちについて人々がそんなことを言うのは少し失礼だ」 「彼はまだ非常に高いレベルにある。年齢は単なる数字だ。マルセロはフットボールに華を添えた史上最高の左サイドバックの一人だ。おそらく、そういったコメントは敬意を欠くものだ」 2023.12.22 07:00 Fri

40歳迎えた狂犬フェリペ・メロ、フルミネンセとの契約を1年延長! 今季もすでに2度退場

フルミネンセは7日、元ブラジル代表MFフェリペ・メロ(40)との契約を1年間延長したと発表した。新たな契約期間は2024年12月までとなる。 猛犬もしくは狂犬としてお馴染みのフェリペ・メロ。かつてユベントスやインテルなどでもプレーした中盤のクラッシャーは、20年以上に及ぶ選手キャリアで数え切れないほどのラフプレーを重ね、ジョルジョ・キエッリーニからは「過去最悪の同僚だった」と評されている。 サッカー史において後世まで名を残すであろう悪名高き存在なわけだが、その一方、40歳となった現在も母国ブラジルで精力的にプレーを続けており、2023シーズンも公式戦37試合でプレー。うち29試合がスタメン出場だ。 フルミネンセもカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で5位と優勝争いを続け、南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスでも代表ウィーク明けに行われる準決勝への進出を決めている。フェリペ・メロは欠かせぬ存在なのだ。 ブラジル『グローボ』によると、現在は息子のダビ・メロもフルミネンセU-17に所属。今シーズンもすでに11枚のイエローカードと2枚のレッドカードを受けている“父親”は契約延長にあたり、「ピッチ内外での模範的行動が評価された」とコメントを寄せている。 「良い仕事をすると何かが動き出す。契約延長は私がピッチ内外で良い仕事をしてきたことを意味しているんだ。なぜならフルミネンセのようなビッグクラブにいる以上、ピッチ内外で模範を示す必要があるからね。歴史あるこのクラブで少なくともあと1年過ごせる機会を与えられ、とても感謝しているよ」 2023.09.08 14:36 Fri

ブラジル屈指の好カードが大荒れ… 元セレソン同士のエキサイトに主審も呆れる?

ブラジル屈指の強豪チーム同士の対戦が、なんとも後味の悪い一戦となってしまった。ブラジル『グローボ』が伝えている。 18日、カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)第27節のフラメンゴvsフルミネンセが行われた。3位と4位の上位対決として大きな注目を浴びた一戦は1-2でフルミネンセが勝利を収めたのだが、86~89分にかけて両チーム計4人の退場者を出す大荒れの展開となった。 フルミネンセの1点リードで迎えた86分、ボックス付近でのファウルを発端に事件は発生。フラメンゴFWマリーニョが倒れた相手選手を踏みつけたかと思えば、それに激昂したフルミネンセDFマノエウがマリーニョを体当たりで突き飛ばす。当然ながら両選手ともレッドカードが提示された。 さらに、両選手を制止する輪とは別のところでフラメンゴDFダビド・ルイスとフルミネンセMFフェリペ・メロの元ブラジル代表同士が激しくエキサイト。すかさず主審が割って入ったものの、お構いなしで口論を続け、主審も半ば諦めた様子で2人のそばを離れていった。 こちらはなんとか落ち着いたようだが、続く89分にもこの大乱闘が尾を引く形で両チームから1人ずつ退場者が。フルミネンセは開始早々の6分にも退場者を出しており、両チーム合わせて5枚ものレッドカードが提示されるという試合になってしまった。 <span class="paragraph-title">【動画】両軍にレッド... さらにD・ルイス&F・メロがエキサイト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="dcdlzhIfQco";var video_start = 1274;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.09.20 17:57 Tue

38歳の元ブラジル代表メロがフルミネンセ入り!  2023年末までの契約

フルミネンセは13日、元ブラジル代表MFフェリペ・メロ(38)の獲得を発表した。契約期間は2023年末までとなる。 ブラジル屈指の潰し屋として名を轟かせるメロはフラメンゴ、クルゼイロ、グレミオを経て、2005年のマジョルカ入りを機に欧州挑戦。その後、フィレンティーナやユベントス、ガラタサライ、インテルといった名門クラブを渡り歩き、2017年1月のパウメイラス加入で母国復帰を果たした。 そのパウメイラスでも激しさが持ち味が故に警告や退場も少なくなかったが、公式戦168試合の出場で9得点6アシストをマーク。キャプテンも託され、今季もコパ・リベルタドーレスを制して連覇に貢献したが、今季限りで契約切れとなり、フルミネンセに活躍の場を移すことになった。 メロはクラブを通じて「フルミネンセのファンに言えるのは決してコミットメントと願望を欠くなどないということ。今日からフルミネンセが僕の家だ。フルミネンセが僕の2つ目の肌となるようにしてきたい」と決意を語っている。 2021.12.15 14:15 Wed

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ユベントスの2番手GKペリン、年俸2倍オファー含めた7つもの打診を全て拒否か

ユベントスの元イタリア代表GKマッティア・ペリン(31)が、手元に届いた打診全てを拒否したようだ。 ユベントスの2番手GKペリン。 時折、正GKヴォイチェフ・シュチェスニーとのローテーションで起用される元イタリア代表の実力者だが、そんななかでも今季は加入後最少となるセリエA出場3試合にとどまった。 そのためか、31歳とまだまだ若いペリンには各クラブが熱視線。イタリア『トゥット・スポルト』によると、アタランタ、モンツァ、フィオレンティーナ、コモ、パルマ、古巣ジェノアがユベントスに照会を依頼したという。 また、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪、ジョゼ・モウリーニョ新監督のフェネルバフチェは、年俸純額300万ユーロ(約5.1億円)をペリン側に提示。現年俸の2倍とされる額だ。 ただ、契約をあと1年残すペリンは全ての打診にお断り。ユベントスはクリスティアーノ・ジュントリSDが2年延長+オプション1年を調整しており、ペリンは今後のキャリアをこちらに一本化しているとのことだ。 2024.06.24 20:55 Mon

ドルトムントが新たな左SB候補としてフェネルバフチェDFに目を移す…すでに選手側と交渉か

ドルトムントが新たな左サイドバックの候補に目を移しているようだ。 この夏にヌリ・シャヒン氏が監督として帰還し、新体制で来季に向かうドルトムント。今季までの戦力ではイングランド代表FWジェイドン・サンチョとともに今年1月からローン加入したオランダ代表DFイアン・マートセン(22)の慰留に動く。 そんな左サイドバックのドルトムント行きはチェルシーを保有元にレンタルを繰り返すなかの1つだったわけだが、左サイドバックとして公式戦23試合で3得点2アシストを記録。追加招集ではあるが、ユーロ2024のオランダ代表入りも遂げた。 ドルトムントからすれば来季に向けても残したい戦力だが、チェルシー側と移籍金額の溝が埋まらずにいると、つい先日にアストン・ビラとの合意報道。ドルトムントはそこでトルコ代表DFフェルディ・カディオグル(24)に注目しているようだ。 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、プレミアリーグの数クラブからも関心が示されるカディオグルだが、シャヒン新監督も高く評価するという存在で、ドルトムントは選手側とすでに交渉を行っているという。 左右のサイドバックをこなせるカディオグルはNECでプロ入りし、2018年夏からフェネルバフチェに移籍。フェネルバフチェでは通算199試合で17得点22アシストの数字を残し、今季は公式戦51試合で3得点5アシストをマークした。 ドルトムント内ではアストン・ビラ行きに迫るマートセンがもう話題にもなっておらず、新たなサイドバック候補にシフトしているようだが、いかに。 2024.06.21 19:15 Fri

リンデロフにフェネルバフチェが興味…モウリーニョと再会か

マンチェスター・ユナイテッドのスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフ(29)にトルコ行きの可能性が浮上している。 2017年夏にユナイテッド入りのリンデロフ。エリク・テン・ハグ監督になってからも戦力として計算される存在だが、センターバックとしての序列を下げ、売却候補の1人と目される。 契約が来季までのユナイテッドは売るなら今夏となるなか、ドイツ国内をはじめ、幅広く移籍に精通するフロリアン・プレッテンベルフ記者によると、フェネルバフチェが興味を示すという。 フェネルバフチェといえば、来季からジョゼ・モウリーニョ監督が指揮するクラブで、リンデロフにとってユナイテッド移籍時の指揮官。モウリーニョ監督はローマ時代も獲得話があった。 ユナイテッドではセンターバックの補強が取り沙汰されるなか、ラファエル・ヴァランの退団がすでに決定。リンデロフも去るなら、2選手の獲得を目指しうるそうだ。 一方、補強の動きとしてはジャラッド・ブランスウェイトを巡るクラブ間交渉が指摘されるが、移籍金額に溝。ほかにもマタイス・デ・リフトや、レニー・ヨロを注視している模様だ。 2024.06.18 13:55 Tue

コスティッチがユーロ2024初戦で涙の負傷交代…ユベントスの売却計画に影響必至か

ユベントスのセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)が負傷。今夏移籍への影響やいかに。 ユベントス加入2年で左サイドの定位置をキープしたコスティッチ。しかし、フランクフルト時代に欧州No.1のクロッサーとして名声を得た31歳は、今夏クラブから売却候補に挙げられていることが明白だ。 まずは恩師オリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスの関心に始まり、今日現在はトルコ勢からの人気が加熱。ガラタサライとフェネルバフチェが競るなか、ローマ時代からコスティッチに熱視線を送るジョゼ・モウリーニョ氏を招聘した後者が優勢とされる。 そんななか16日、セルビア代表としてユーロ2024へ参戦するコスティッチ本人は、グループ第1節のイングランド代表戦で左足を痛めて負傷交代に。セルビア連盟からの発表を待つところだが、涙の退場がすぐに治るケガではないことを示唆している。 イタリア『カルチョメルカート』いわく、中長期的なケガならユベントスのコスティッチ売却計画に影響が出ることは避けられず。財政安定化へまたひとつ難題が生まれたユベントスだ。 2024.06.17 15:40 Mon

トルコの地で評価高める中、代表で本領発揮求められる多才なレフティー/セバスティアン・シマンスキ(ポーランド代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ポーランド代表</span> 出場回数:4大会連続5回目 最高成績:ベスト8(2016) ユーロ2020結果:グループリーグ敗退 予選結果:グループE・3位 監督:ミハウ・プロビエシュ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFセバスティアン・シマンスキ(フェネルバフチェ) 1999年5月10日(25歳) 代表で本領発揮求められる多才なレフティー。プロビエシュ新体制移行後は直近の5連勝を含め8戦無敗と好調を維持して今大会に臨むビアウォ・チェルヴォーニ。だが、大会直前にアルカディウシュ・ミリクの戦線離脱に絶対的エースのレヴァンドフスキ、シフィデルスキと前線の主力が揃って負傷。大きな不安を抱えて今大会に臨む形なった。 ピョンテク、ブクサと代表での経験・実績のあるストライカーは控えるが、少なくともエースが不在となる初戦に向けてプロビエシュ監督は[3-5-2]から[3-4-2-1]への変更を含め異なるアプローチを採用する可能性もある。そういった中で活躍が期待されるのが、S・シマンスキだ。 レギア・ワルシャワの下部組織育ちでディナモ・モスクワ、フェイエノールトで活躍したクリエイティブな攻撃的MF、は昨年夏にフェネルバフチェへ完全移籍。加入1年目となった今季は公式戦55試合に出場し、13ゴール19アシストと圧巻の数字を記録。プレミアリーグやセリエAの強豪が熱視線を注ぐ存在となっている。 ただ、34キャップを刻む代表では中盤の準主力にとどまっており、窮地のチームを救うため、個人の価値を高める上でも今大会での本領発揮を期待したい。インサイドハーフやシャドーのポジションでジエリンスキと共に攻撃の起点を担いながら、レンジを問わない高精度の左足シュートで決定的な仕事を果たしたいところだ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月16日(日) 《22:00》 【D】ポーランド代表 vs オランダ代表 ▽6月21日(金) 《25:00》 【D】ポーランド代表 vs オーストリア代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】フランス代表 vs ポーランド代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ヴォイチェフ・シュチェスニー(ユベントス/イタリア) 12.ウカシュ・スコルプスキ(ボローニャ/イタリア) 22.マルシン・ブルカ(ニース/フランス) DF 2.バルトシュ・サラモン(レフ・ポズナン) 3.パヴェウ・ダビドビチ(エラス・ヴェローナ/イタリア) 4.セバスティアン・ウォルキエビチ(エンポリ/イタリア) 5.ヤン・ベドナレク(サウサンプトン/イングランド) 14.ヤクブ・キヴィオル(アーセナル/イングランド) 15.ティモテウシュ・プハチ(カイザースラウテルン/ドイツ) 18.バルトシュ・ベレシンスキ(エンポリ/イタリア) MF 6.ヤクブ・ピオトロウスキ(ルドゴレツ/ブルガリア) 8.ヤクブ・モデル(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 10.ピオトル・ジエリンスキ(ナポリ/イタリア) 11.カミル・グロシツキ(ポゴニ・シュチェチン) 13.タラス・ロマンチュク(ヤギエロニア・ビャウィストク) 17.ダミアン・シマンスキ(AEKアテネ/ギリシャ) 19.プジェミスワフ・フランコフスキ(RCランス/フランス) 20.セバスティアン・シマンスキ(フェネルバフチェ/トルコ) 21.ニコラ・ザレフスキ(ローマ/イタリア) 24.バルトシュ・スリシュ(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ) 25.ミハウ・スクラシ(クラブ・ブルージュ/ベルギー) 26.カツペル・ウルバンスキ(ボローニャ/イタリア) FW 7.カロル・シフィデルスキ(エラス・ヴェローナ/イタリア) 9.ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ/スペイン) 16.アダム・ブクサ(アンタルヤスポル/トルコ) 23.クシシュトフ・ピョンテク(イスタンブール・バシャクシェヒル/トルコ) 2024.06.16 17:30 Sun

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偉業達成のメンディリバル監督とバルベルデ監督が熱い抱擁…現役時代の元同僚は今季共にトロフィー獲得

2シーズン連続のUEFAコンペティション制覇を成し遂げたオリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督が、思わぬ訪問者と喜びを分かち合った。 オリンピアコスは、29日に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)でフィオレンティーナと対戦し、1-0の勝利で大会初優勝を飾った。 昨シーズンのセビージャでヨーロッパリーグ(EL)を制覇した中、今回もシーズン途中就任ながら2年連続UEFAコンペティション制覇という偉業を成し遂げたメンディリバル監督。 試合終了直後にはチームスタッフや選手たちと喜びを分かち合ったが、その後に思わぬ訪問者から祝福を受けることになった。 テクニカルエリア付近にいたメンディリバル監督に駆け寄ったのは、同じバスクで育った同胞指揮官であり、オリンピアコスで過去に3度のリーグ制覇に導いた経験のあるエルネスト・バルベルデ監督だった。 スペイン『レレボ』によると、現役時代の1985年から1986年にかけてセスタオで共にプレーした経験もある60歳の名指揮官2人は、非常に興奮した様子で抱き合って優勝の喜びを分かち合った。 また、ピッチサイドにいるバルベルデ監督の存在に気が付いたオリンピアコスサポーターからは、元指揮官に対してチャントが送られて同監督も感激の様子を見せた。 ちなみに、バルベルデ監督は、今シーズンのアスレティック・ビルバオでコパ・デル・レイ優勝を成し遂げていた。 <span class="paragraph-title">【動画】60歳過ぎの元同僚が喜び分かち合う</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> La sorpresa de Valverde a Mendilibar.<br><br>El técnico del Athletic ha querido apoyar al entrenador español en la final de la Conference League.<br><br> Ha sido totalmente de improvisto, la cara de ‘Mendi’ lo dice todo.<br><br> <a href="https://twitter.com/marqoss?ref_src=twsrc%5Etfw">@marqoss</a> <a href="https://t.co/ZY6sSaLGSY">pic.twitter.com/ZY6sSaLGSY</a></p>&mdash; Relevo (@relevo) <a href="https://twitter.com/relevo/status/1795893693863358517?ref_src=twsrc%5Etfw">May 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.05.30 22:04 Thu

ECL初優勝のオリンピアコス、ベテランのヨベティッチも喜び爆発「長い間こうした勝利を待ち望んでいた」

オリンピアコスのモンテネグロ代表FWステファン・ヨベティッチが、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝に歓喜した。『UEFA.com』が伝えている。 これまでフィオレンティーナやマンチェスター・シティ、インテル、モナコ、ヘルタ・ベルリンでプレーし、今シーズンからオリンピアコスに所属するヨベティッチ。29日に行われたECL決勝では、古巣のフィオレンティーナ相手に73分から出場した。 試合は膠着状態が続き延長戦へと突入したが、116分にアユブ・エル・カービが値千金の先制ゴールを記録。このリードを最後まで守り抜いたオリンピアコスが、初の欧州主要タイトルを獲得することになった。 マンチェスター・シティに所属していた時以来のタイトルに、ヨベティッチは喜びを爆発。待ち望んでいた勝利だとしつつ、支えてくれた家族への感謝も述べている。 「信じられない。言葉では言い表せない気持ちだ。オリンピアコスと同じように、僕も長い間こうした勝利を待ち望んでいたんだ」 「ここに来るまでフェネルバフチェや、マッカビ・テルアビブ、それ以外にも多くの素晴らしいチームを倒してきた。そして(準決勝の)アストン・ビラからの勝利だ!本当に、素晴らしい成果だと思う」 「この勝利を家族と、今は亡き父に捧げたい。みんなで祝い、楽しむべきだ時だね。妻は僕が何を経験してきたか、その苦労を知りつつ一緒にいてくれている。この勝利は僕の子供たちに捧げたいね。とても誇りに思うよ」 2024.05.30 10:50 Thu

「大きな失望」2年続けてECL決勝敗北…フィオレンティーナ指揮官は「正しい戦い方をしたと思うが…」

フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督が、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝での敗北を嘆いた。 フィオレンティーナは29日にギリシャにおいて行われたECL決勝で、オリンピアコスと対戦。昨年に続きファイナルまで駒を進めたチームは、試合早々にスコアを動かしたかに見えるもオフサイドで取り消しに。その後はチャンスを作りながらゴールを生み出せず、試合は延長戦に突入。徐々に守勢に回ったチームは116分に痛恨の失点を許すと、そのまま0-1で試合を終えた。 2年続けて決勝戦で敗れることになったイタリアーノ監督は、落胆しつつもチームが正しい道を歩んでいることを強調している。 「2度目の残念な結果となってしまった。今回もゴールを決めるチャンスはたくさんあり、選手たちは全力を尽くしたと思う。PK戦までもつれ込む可能性があったこの試合で負けるのは、我々には相応しくなかった」 「私にとっては大きな失望だ。我々にとって(昨季のコッパ・イタリア含め)3度目となる決勝戦では、正しい戦い方をしたと思う。だが、一発勝負の試合で勝つための成熟度、ノウハウ、そして少しの余裕がまだ足りていない」 「チームは決勝戦に相応しい戦い方をした。リードを奪うチャンスはあったんだ。こうした試合では臨機応変なプレーが必要だが、最後に相手に得点を許してしまった。ヨーロッパの舞台で優勝するのは難しい。過去2年間、誰も我々を圧倒したわけではななかったのだから残念だ。大きな失望になる」 「このような試合で負ければ、苦い思いを抱くものだ。だが、我々は良い基礎を築いてきた。フィオレンティーナには才能ある若手選手がたくさんおり、我々は改善できるところから取り組まなければならない。今回は良い流れに乗っていたが、またしてもゴール直前で敗れてしまった」 2024.05.30 09:55 Thu

「一夜の出来事で終わらないことを願う」昨季のELに続き2年連続で欧州制覇のメンディリバル監督、ギリシャ初の欧州タイトルに「コミュニティ全体を幸せにできたことは光栄」

オリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督が、悲願のヨーロッパのタイトル獲得を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 29日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の決勝が行われ、オリンピアコスはフィオレンティーナと対戦した。 2年連続で決勝に進んだフィオレンティーナと対戦したオリンピアコス。試合は決勝らしく拮抗した展開で進み、90分はゴールレスで終了。延長後半11分にアユブ・エル・カービのゴールが決まり、1-0でオリンピアコスが勝利。悲願のヨーロッパタイトルを獲得した。 国内では数多くのタイトルを獲得してきたオリンピアコスだったが、ギリシャ勢はこれが2度目の決勝。1970-71シーズンのチャンピオンズカップでパナシナイコスが決勝に進出も、アヤックスの前に敗戦。それ以来のギリシャクラブの決勝進出であり、優勝は初の出来事となった。 試合後、メンディリバル監督は歴史の1ページを開いたことを喜び、まずはしっかりと祝いたいとした。 「とても幸せで満足している。このコミュニティ全体を幸せにすることができたことは光栄だ。オリンピアコスのファンにこうしたことを感じてもらえたことに、大きな喜びと幸せを感じている。この勝利を彼らに捧げる」 「我々のクラブがこれまで達成できなかったことを達成できたことを嬉しく思う。我々はそれを祝うつもりだ。しっかりと祝ってから、次に何に取り組むかということをスタートさせたい」 メンディリバル監督は、昨シーズンはシーズン途中からセビージャを指揮し、ヨーロッパリーグ(EL)で決勝に進出すると、ローマを破って見事に優勝。2年連続でヨーロッパのタイトルを獲得することとなった。 個人として2つ目のトロフィーを獲得した指揮官は、ここからの積み上げが大事だとコメント。しっかりと作り上げていく時間が必要だとした。 「全てがとても早く進んでいる。もっと時間があれば良いのにと思う。私がここにいる間に物事が順調に進み、これが一夜の出来事や短い時間で終わらないことを願っている」 「そして、これにより、我々がここに長くいて、とても良いことをするための時間が与えられることを願っている」 2024.05.30 09:52 Thu

エル・カービの劇的弾でフィオレンティーナを下したオリンピアコスが3代目王者に!【ECL】

ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝のオリンピアコスvsフィオレンティーナが29日にギリシャのAEKアレーナで行われ、1-0でオリンピアコスが勝利した。この結果、オリンピアコスがECL初優勝を飾った。 準決勝で優勝候補のアストン・ビラを2戦合計6-2で下したオリンピアコスは、直近のパナシナイコス戦から中9日と休養十分でこの大一番に向けてメンディリバル監督は、準決勝と同様の[4-2-3-1]の布陣を採用。最前線にエル・カービ、2列目に右からフォルトゥニス、シキーニョ、ポデンセを並べた。 一方、準決勝でクラブ・ブルージュを2戦合計4-3で下し、2年連続のファイナルに駒を進めたフィオレンティーナは、直近のカリアリ戦からスタメンを4人変更。3トップにニコラス・ゴンサレス、ベロッティ、クアメを据えた[4-3-3]の布陣で試合臨んだ。 試合は開始早々にフィオレンティーナがネットを揺らす。9分、ショートコーナーの流れからボナヴェントゥーラの返しをボックス右横で受けたビラーギがダイレクトクロスを供給すると、ゴール前のミレンコビッチがワンタッチで流し込んだが、これはミレンコビッチのオフサイドを取られ、ゴールは認められず。 対するオリンピアコスは、25分にセットプレーからチャンス。シキーニョの左CKをニアサイドのポデンセが頭で合わせたが、このシュートはGKテラッチアーノのセーブに阻まれた。 ハーフタイムにかけては、フィオレンティーナがやや押し込む展開で試合が推移したが、最後までスコアは動かず。前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半も膠着状態が続くなか、フィオレンティーナは59分にベロッティを下げてエヌゾラを投入。すると69分、アルトゥールのロングパスをバイタルエリア右で収めたエヌゾラのパスをボックス中央右で受けたドゥドゥがDFの引きつけてラストパス。最後はフリーのクアメが右足で合わせたが、シュートはGKツォラキスが右手一本で弾き出した。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、オリンピアコスは80分に敵陣右サイドで獲得したFKからオルタがクロスをイボーラが頭で合わせたが、このシュートはゴール左に外れた。 結局、試合はゴールレスのまま90分が終了し延長戦に突入。その延長戦ではオリンピアコスが主導権を握る展開が続くと116分、左クロスのクリアボールを敵陣中盤でイボーラが競り合うと、このこぼれ球を左サイドで拾ったエッセが早いタイミングでクロスを供給。ゴール前でワンバウンドしたボールをエル・カービがダイビングヘッドでゴールに押し込んだ。 結局、試合はそのままタイムアップ。エル・カービの劇的弾で逃げ切ったウェストハムがECLを制し、初の欧州主要タイトルを獲得した。 2024.05.30 06:55 Thu

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チアゴ・シウバが15年ぶりのフルミネンセ帰還…ブラジル史上最多5万5千人集める盛大なイベントに

15年ぶりのフルミネンセ帰還を果たした元ブラジル代表DFチアゴ・シウバ(39)が盛大な歓迎を受けた。 フルミネンセのアカデミー育ちで、2007年1月から2009年1月まではファーストチームでも活躍したチアゴ・シウバ。その後、ミラン、パリ・サンジェルマン、チェルシーと世界屈指の名門の主力として活躍した。 しかし、過渡期を迎えるチェルシーで自身の役目の終わりを感じた39歳は、先月にかねてより復帰を熱望していたフルミネンセ復帰を決断。2年契約にサインした。 そして、チェルシーでのレギュラーシーズン終了に伴い、帰国したベテランDFは、7日にマラカナン・スタジアムで行われた入団イベントに臨んだ。 ブラジルの入団イベント史上最多となる5万5000人のファン・サポーターを集めた豪華なイベントに家族と共に参加したチアゴ・シウバは、DFマルセロやMFフェリペ・メロといったセレソンの元同僚からの歓迎やスタジアムショーを楽しみつつ、久々に愛するフルミネンセの背番号3に袖を通した。 そして、多くのサポーターを前にして行ったスピーチではファン・サポーターへの感謝と共に古巣復帰の喜びを語った。 「今日、僕と一緒に過ごすため、皆さんの特別な時間を割いてくれて、本当にありがとう。僕にとって、故郷に戻ることがどれだけ特別なことか、皆さんにもわからないと思うけど、こうなることを確信していたんだ。家族はロンドンに残ることになるけど、この決断はクラブ、ファンの皆さん、そしてフットボールそのものに対する愛情の表れなんだ」 「この大切なシャツを再び着ることを許してくださった神に感謝したいと思います。また、いつも一緒にいてくれた家族に感謝したい。家族は僕にとって最も大切な存在であり、彼らと離れるのは簡単ではないこともわかっている。しかし、僕らの心は常につながっている」 「素晴らしい瞬間を与え、シャツを着る機会を与えてくれたチェルシーにも感謝したい。僕の契約は6月30日まで残っていたけど、彼らは今日このプレゼンテーションを行う可能性を一度も否定しなかった。マリオ会長の努力と、僕らの夢を決してあきらめなかったことにも感謝します。そして今日、僕らがこの世で最も愛しているフルミネンセのために一緒に働くことが現実になる。この特別な夜に僕と一緒にいてくれてありがとう。僕は戻ってきた。モンストロが戻ってきたよ」 なお、単身赴任の形で古巣に戻ってきたチアゴ・シウバは、ブラジルの移籍市場が開く7月10日以降にプレーが可能となる。 <span class="paragraph-title">【動画】5万5千人集めたチアゴ・シウバの入団イベント</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pt" dir="ltr">Bem-vindo de volta, <a href="https://twitter.com/tsilva3?ref_src=twsrc%5Etfw">@tsilva3</a>! Esperamos muito por esse dia! <a href="https://twitter.com/hashtag/MonsterDay?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#MonsterDay</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/TheMonsterIsBack?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#TheMonsterIsBack</a> <a href="https://t.co/R3NLjnCdw8">pic.twitter.com/R3NLjnCdw8</a></p>&mdash; Fluminense F.C. (@FluminenseFC) <a href="https://twitter.com/FluminenseFC/status/1799227774496104534?ref_src=twsrc%5Etfw">June 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pt" dir="ltr">Uma volta olímpica para saudar sua gente! E trajadão com a Armadura Mais Linda do Mundo! <a href="https://t.co/bQ3w6m951M">pic.twitter.com/bQ3w6m951M</a></p>&mdash; Fluminense F.C. (@FluminenseFC) <a href="https://twitter.com/FluminenseFC/status/1799267630144233476?ref_src=twsrc%5Etfw">June 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.06.08 18:42 Sat
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長友佑都、トルコ行きを元同僚に相談…その1人、カッサーノの反応が可愛い

▽日本代表DF長友佑都が今冬のガラタサライ移籍を決断するにあたり、数名の人物に助言を仰いだことを明かした。 ▽その人物とは、オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルと元ブラジル代表MFフェリペ・メロだ。両選手は、かつて長友とインテルで共闘。共にガラタサライでもプレーした経歴を持つ。 ▽移籍決定から数日を経て、新天地デビューに注目が集まる長友は、3日にツイッター(@YutoNagatomo5)を更新。トルコ移籍決断の一幕を次のように綴っている。 「移籍前、このチームでプレーしたスナイデル、フェリペ・メロとも話したけど、このクラブと街を絶賛していた。迷わず行けと。問題があるなら1つだけ。渋滞が多いことだと。笑 カッサーノは寂しがってたけどね。笑」 2018.02.04 13:45 Sun
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“壊し屋”フェリペ・メロのタックルから“超人”フッキと小競り合い、“悪童”ジエゴ・コスタが仲裁に入る

22日、コパ・リベルタドーレス準々決勝の1stレグ、パウメイラスvsアトレチコ・ミネイロが行われた。 連覇を狙うパウメイラスのホームで行われた一戦。アトレチコ・ミネイロは元ブラジル代表FWフッキと元スペイン代表FWジエゴ・コスタの強力2トップで臨んだ。 両者ともに慎重な入りとなるが、パウメイラスのキャプテンを務める元ブラジル代表MFフェリペ・メロが随所でカードを貰わない程度のファウルと挑発で場を荒らしていく。 早い時間帯からフェリペ・メロの激しいプレッシャーが続くと、フッキとフェリペ・メロが言い合いになり、ジエゴ・コスタが仲裁に入る場面もあった。 前半終了間際の42分にはジエゴ・コスタがボックス内で倒され、アトレチコ・ミネイロがPKを獲得するも、キッカーを務めたフッキのシュートは右ポストを直撃し、惜しくも先制とはならなかった。この場面では、PKを外したフッキにフェリペ・メロが何か言葉をかけるシーンもあった。 後半に入ると、55分にジエゴ・コスタが負傷交代。69分にフェリペ・メロ、87分にフッキもベンチに下がり、試合はそのままゴールレスドローとなった。 なお、この試合にはアルビレックス新潟にも在籍経験のあるパウメイラスのブラジル人MFホニもフル出場している。 注目の2ndレグは29日に行われる。 <span class="paragraph-title">【写真】“壊し屋”フェリペ・メロと“超人”フッキの小競り合いに“悪童”ジエゴ・コスタが仲裁に入る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">Treta! Felipe Melo dá entrada forte em Hulk, jogadores discutem e clima esquenta no Allianz Parque <a href="https://t.co/cAOWL4i6iw">https://t.co/cAOWL4i6iw</a></p>&mdash; FOX Sports Brasil (de ) (@FoxSportsBrasil) <a href="https://twitter.com/FoxSportsBrasil/status/1440501961791459334?ref_src=twsrc%5Etfw">September 22, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.09.23 11:05 Thu
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自伝で仲間を批判したキエッリーニに元相棒がチクリ「言葉を選ぶ必要があった」

現ペスカーラ(セリエB)監督を務める元イタリア代表DFニコラ・レグロッターリエが、ユベントスで共にプレーしたイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニの発言について苦言を呈した。 キエッリーニは、自伝『Io, Giorgio』のリリースプロモーションの一環としてイタリア『ラ・レプブリカ』のインタビューに応え、その中でかつてのチームメイトに対して辛辣な批判をしたことが話題になっている。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJyWldOZExScCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> イタリア代表のチームメイトであったブレシアのFWマリオ・バロテッリは「チームに悪影響を与える人間」、「ビンタしてやりたいくらいだった」とコメント。また、ユベントスでの元チームメイトのMFフェリペ・メロについては「さらに最悪」として「腐ったリンゴ」と批判した。 これに対して、バロテッリからは、突然の元チームメイトからの批判に「チャンピオンになるのがこうなることであるのなら、俺は望まない」と反論。メロからも「臆病者」と言われるなど、批判された両者から反感を買っている。 この一件について、キエッリーニとユベントスでセンターバックコンビを組んだこともあるレグロッターリエが、イタリア『CalcioToday』のインタビューでコメント。発言の趣旨には同意しつつも、もう少し言葉を選ぶべきだったと冷静なコメントを述べた。 「一連の騒動は避けられないものだ」 「一方で、批判された2人の反応は、彼らに向けられたコメントを考えれば妥当だと思う」 「ジョルジョとは違って、私だったらロッカールームでの素行の悪さについては、個人の名前を挙げずに、もう少し一般的な話をしただろう」 「彼が指摘した行為は、彼だけじゃなく他の選手たちも嫌がる行為だったのだから、反感を買わずに済んだはずだ」 「メロも、バロテッリも自分のどこが悪かったかは分かっているはずだ。チーム全体の利益を第一に考えなかったところだね」 「しかし、人生において自分が蒔いた種は自分で刈り取らなければならない。実際、メロの行動には私も時々嫌悪感を覚えていたしね」 「ジョルジョは自伝で初めて自らの考えを述べたが、あまりにも突然だったと思う」 また、チームメイト批判に加え、国内のライバルチームであるインテルを「大嫌い」と言った発言についてもコメント。こちらについても、もう少し良い言い方があったのではないかと述べた。 「これに関しても、『大嫌い』という言葉を避けた方が良かった。別の言い方があっただろうし、もう少し穏やかな発言であれば問題なかったはずだ」 「私はジョルジョが言っていること自体はリスペクトしている。しかし、自分の発言に責任を持つべきだよ」 バロテッリやフェリペ・メロの素行や言動に関しては、フットボールファンの中でも多くの人が知っている事実。そのため、批判されること自体に同調したレグロッターリエだったが、辛辣な言葉を直球で投げるスタンスは、大人気ないと感じたようだ。 2020.05.12 12:55 Tue
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40歳迎えた狂犬フェリペ・メロ、フルミネンセとの契約を1年延長! 今季もすでに2度退場

フルミネンセは7日、元ブラジル代表MFフェリペ・メロ(40)との契約を1年間延長したと発表した。新たな契約期間は2024年12月までとなる。 猛犬もしくは狂犬としてお馴染みのフェリペ・メロ。かつてユベントスやインテルなどでもプレーした中盤のクラッシャーは、20年以上に及ぶ選手キャリアで数え切れないほどのラフプレーを重ね、ジョルジョ・キエッリーニからは「過去最悪の同僚だった」と評されている。 サッカー史において後世まで名を残すであろう悪名高き存在なわけだが、その一方、40歳となった現在も母国ブラジルで精力的にプレーを続けており、2023シーズンも公式戦37試合でプレー。うち29試合がスタメン出場だ。 フルミネンセもカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で5位と優勝争いを続け、南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスでも代表ウィーク明けに行われる準決勝への進出を決めている。フェリペ・メロは欠かせぬ存在なのだ。 ブラジル『グローボ』によると、現在は息子のダビ・メロもフルミネンセU-17に所属。今シーズンもすでに11枚のイエローカードと2枚のレッドカードを受けている“父親”は契約延長にあたり、「ピッチ内外での模範的行動が評価された」とコメントを寄せている。 「良い仕事をすると何かが動き出す。契約延長は私がピッチ内外で良い仕事をしてきたことを意味しているんだ。なぜならフルミネンセのようなビッグクラブにいる以上、ピッチ内外で模範を示す必要があるからね。歴史あるこのクラブで少なくともあと1年過ごせる機会を与えられ、とても感謝しているよ」 2023.09.08 14:36 Fri

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