トリノのクロアチア代表FWを巡ってウェストハムやミランが争奪戦? 所属元のヴォルフスブルクは売却を進める方針
2022.05.18 19:31 Wed
トリノに所属するクロアチア代表の快足アタッカーを巡り、ウェストハムやミランなどが獲得に名乗りをあげているようだ。ヨーロッパの複数のメディアが報じている。
イギリス『Hammers News』によると、ウェストハムはチーム内にジャマイカ代表FWマイケル・アントニオ(32)以外の頼れるセンターフォワードがいない現状を鑑み、今夏ブレカロをチームのスカッドに加えることを考慮していると報じている。
さらに、ブレカロの本職はセンターフォワードではないながらも、ウェストハムを率いるデイビッド・モイーズ監督がかつてサイドアタッカーだったアントニオを中央へとコンバートしたように、同様の手段を用いて最前線の選手層に厚みを持たせようとしていると分析している。
なお、所属元であるヴォルフスブルクは、現行契約が2023年6月までとなっていることを踏まえ、今夏の売却を進める方針だという。ヨーロッパの様々なメディアが報じるブレカロの移籍金については、1000~1100万ユーロ(約13~15億円)が妥当とみるべきか。
他にも、サウサンプトンもブレカロ獲得を目指していると報じられており、知名度こそさほど高くないものの、多くのクラブにとって、ブレカロが有益なオプションとなり得ることを示している。
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両クラブがターゲットとしているのは、ヴォルフスブルクからトリノへとレンタル移籍しているクロアチア代表FWヨシプ・ブレカロ(23)。今季のセリエAで32試合7得点2アシストをマークするブレカロは、主に左のウィングを主戦場とする右利きの快足アタッカーだ。ブレカロは2016年7月、18歳の時にディナモ・ザグレブからヴォルフスブルクへ加入。シュツットガルトへのレンタル移籍を経て徐々に頭角を現すと、昨季はブンデスリーガで29試合に出場し7得点をマーク。今季はブンデスリーガの開幕後にトリノへのレンタル移籍が決まった。さらに、ブレカロの本職はセンターフォワードではないながらも、ウェストハムを率いるデイビッド・モイーズ監督がかつてサイドアタッカーだったアントニオを中央へとコンバートしたように、同様の手段を用いて最前線の選手層に厚みを持たせようとしていると分析している。
一方で、スクデット獲得間近のミランもブレカロ獲得を目指しているようだ。イタリア『トゥットスポルト』は、ブレカロが、母国クロアチアの偉大な先輩であるズボニミール・ボバン氏がかつて在籍したミランでプレーすることを望んでいると報じ、すでにミランが来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保していることも、ブレカロ争奪戦において有利に働くと指摘した。
なお、所属元であるヴォルフスブルクは、現行契約が2023年6月までとなっていることを踏まえ、今夏の売却を進める方針だという。ヨーロッパの様々なメディアが報じるブレカロの移籍金については、1000~1100万ユーロ(約13~15億円)が妥当とみるべきか。
他にも、サウサンプトンもブレカロ獲得を目指していると報じられており、知名度こそさほど高くないものの、多くのクラブにとって、ブレカロが有益なオプションとなり得ることを示している。
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