左WG探すバルセロナ、大本命ニコ・ウィリアムズに獲得の意向伝達か…移籍金は分割払い希望

2024.06.04 15:23 Tue
バルセロナが狙うニコ・ウィリアムズ
Getty Images
バルセロナが狙うニコ・ウィリアムズ
バルセロナアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)の獲得を目指しているようだ。スペイン『スポルト』が報じた。
PR
チャビ・エルナンデス監督の後任としてハンジ・フリック監督を招へいしたバルセロナ。依然として慢性的な財政難に苦しんでいるが、新体制で迎える来シーズンに向け、補強の噂が続いている。なかでも優先順位の高い補強箇所の1つとされているのが左ウイングで、現在はニコ・ウィリアムズが最優先のターゲットとのこと。スポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏率いるチームは、すでにニコ側に全力で獲得に動く意向を伝えているという。
しかし、この21歳ウインガーは2023年12月にビルバオと契約更新しており、5000万〜6000万ユーロ(約85億1000万〜102億1000万円)程度の契約解除条項が存在。バルセロナとしてはこれを用意するのが難しく、金額を上乗せしての分割払いを希望しているという。

一方、ビルバオは11歳の頃からクラブに在籍する生え抜きFWの放出に非常に消極的。分割払いを受け入れなければ、バルセロナは契約解除金を満額支払う必要があり、獲得プランを先延ばしせざるを得ない。
なお、兄・イニャキと共にビルバオの攻撃をけん引するニコは、今シーズンの公式戦37試合に出場し8ゴール17アシストを記録。ユーロ2024での活躍も期待されている。

PR

ニコ・ウィリアムズの関連記事

アスレティック・ビルバオのガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズが、弟のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの今夏を振り返った。スペイン『スポルト』が伝えた。 今夏はバルセロナへの移籍が取り沙汰されたニコ・ウィリアムズ。本人も前向きかに思われたが、アスレティックで元スペイン代表MFイケル・ムニアインの背番号「10」を 2024.09.27 15:24 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節が25日と26日に開催された。 2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。 その新フォーマットでの初 2024.09.27 06:58 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第1節、ローマvsアスレティック・ビルバオが26日にスタディオ・オリンピコで行われ、1-1のドローに終わった。 直近2シーズンのELで優勝を争うローマは、今シーズンの初陣でコパ・デル・レイ王者アスレティックとホームで対戦した。デ・ロッシ前監督電撃解任によってユリッチ新監督を 2024.09.27 06:02 Fri
UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ4第2節のスイス代表vsスペイン代表が8日に行われ、アウェイのスペインが1-4で勝利した。 9人での戦いを強いられたデンマーク代表との初戦を0-2の黒星でスタートしたスイスはその一戦から先発3人を変更。サスペンションのエルベディとジャカの代役にビュトリッヒ、 2024.09.09 05:48 Mon
UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25、リーグAグループ4第1節の2試合が行われ、スペイン代表はセルビア代表とのアウェイ戦に臨み、0-0で引き分けた。 前回王者でユーロ王者にも輝いたスペインは、ロドリと主将のモラタが政治的発言により出場停止で不在のなか、最前線にはアジョセ・ペレスを起用。ヤマル、ニコ・ 2024.09.06 05:47 Fri

バルセロナの関連記事

バルセロナは27日、欧州サッカー連盟(UEFA)からの通達を受け声明を発表した。 バルセロナは、19日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)の第1戦でアウェイでモナコと対戦。試合は敗れた中、一部のファンが人種差別的行為を行っていたことが発覚した。 UEFAはこの件を調査し、1万ユーロ(約1600万円)の罰金 2024.09.27 22:55 Fri
変則でのミッドウィーク開催となった前節は首位のバルセロナ、マドリードの2強が揃って勝利。開幕未勝利が続くヘタフェ、ラス・パルマスはまたも勝利を逃している。 9月最後の一節となる第8節は3位のアトレティコ・マドリー、2位のレアル・マドリーによる今シーズン最初のマドリード・ダービーが開催される。 アトレティコは 2024.09.27 19:00 Fri
バルセロナへの加入が噂されている元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)だが、バルセロナ入りには条件があるようだ。 2023-24シーズン限りでユベントスを退団。1年前倒して契約を解除すると、サウジアラビアなどへの移籍も噂されたなか現役引退を決断したシュチェスニー。しかし、引退から2カ月ほど経ち、 2024.09.27 12:45 Fri
バルセロナがラ・リーガ開幕から無傷の7連勝だ。 バルセロナは25日の第7節でヘタフェとホームで対戦。19分にロベルト・レヴァンドフスキが先制弾を決めてから、スコアを動かせなかったが、1-0で勝ち切り、首位をキープした。 ハンジ・フリック監督は開幕6試合で5失点だったヘタフェの堅守を軸にしての戦いぶりに触れつ 2024.09.26 09:58 Thu
元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)のバルセロナ加入が決定的となった。 バルセロナではドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが22日に行われたラ・リーガ第6節のビジャレアル戦で右ヒザの膝蓋腱を断裂。復帰までに最低でも8カ月を要すると報じられ、今季絶望が濃厚視される。 これによ 2024.09.26 09:12 Thu

ラ・リーガの関連記事

レアル・マドリーのフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガはマドリード・ダービーでの復帰へと向かっている。スペイン『マルカ』が報じた。 今シーズン開幕直前に左ヒザを負傷し、まだピッチに立つことができていないカマヴィンガ。しかし、24日に行われたラ・リーガ第7節のアラベス戦前には「ダービーには間に合うだろう」とカ 2024.09.28 15:00 Sat
アトレティコ・マドリーがハーフタイムショーをキャンセルしたようだ。スペイン『Relevo』が報じた。 4勝3分けの無敗でラ・リーガ3位につけているアトレティコ。29日の第8節ではレアル・マドリーをホームに迎えるマドリード・ダービーに臨む。 アトレティコは大一番に備え、スペイン人歌手のアブラハム・マテオさんと 2024.09.27 22:13 Fri
変則でのミッドウィーク開催となった前節は首位のバルセロナ、マドリードの2強が揃って勝利。開幕未勝利が続くヘタフェ、ラス・パルマスはまたも勝利を逃している。 9月最後の一節となる第8節は3位のアトレティコ・マドリー、2位のレアル・マドリーによる今シーズン最初のマドリード・ダービーが開催される。 アトレティコは 2024.09.27 19:00 Fri
アスレティック・ビルバオのガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズが、弟のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの今夏を振り返った。スペイン『スポルト』が伝えた。 今夏はバルセロナへの移籍が取り沙汰されたニコ・ウィリアムズ。本人も前向きかに思われたが、アスレティックで元スペイン代表MFイケル・ムニアインの背番号「10」を 2024.09.27 15:24 Fri
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が勝利を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。 ラ・リーガでは3勝3分けと無敗を維持しているアトレティコ。26日には第7節でセルタとのアウェイゲームに臨んだ。 前半はスロペニア代表GKヤン・オブラクのセーブもありゴールレスで折り返し。後半もスコアは動かないまま推 2024.09.27 15:09 Fri

記事をさがす

ニコ・ウィリアムズの人気記事ランキング

1

「長く、ハードな夏だった」バルサへ向かわずの弟ニコにイニャキ・ウィリアムズ「正しい決断を下した」

アスレティック・ビルバオのガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズが、弟のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの今夏を振り返った。スペイン『スポルト』が伝えた。 今夏はバルセロナへの移籍が取り沙汰されたニコ・ウィリアムズ。本人も前向きかに思われたが、アスレティックで元スペイン代表MFイケル・ムニアインの背番号「10」を受け継ぎ、今シーズンもサン・マメスでプレーを継続することとなった。 昨シーズンのコパ・デル・レイを制し、7年ぶりに欧州の舞台へ戻ったアスレティックは、26日に行われたヨーロッパリーグ(EL)の初戦でローマと対戦。試合前にはイニャキ・ウィリアムズが、残留を決断したニコ・ウィリアムズとの目標を語っていた。 「とても長く、とてもハードな夏だった。決断を迫られる夏だった。数カ月経て、僕としては正しいと感じる決断を彼は下した」 「今、僕らにはチーム全体で考えているのと同じように叶えたい夢がある。アスレティックで欧州の大会でプレーできる幸運に恵まれた選手はほとんどいない。そして今、僕らは多くの人の夢を叶えようとしている」 試合はローマに先制される展開も、ニコ・ウィリアムズらの投入で後半途中から攻勢を強めたアスレティック。85分にはセットプレーからスペイン人DFアイトール・パレデスが同点弾を決め、引き分けに持ち込んでいる。 <span class="paragraph-title">【動画】EL初戦はドロー決着! ローマvsアスレティック ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ERxbTIywaAw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.27 15:24 Fri
2

ローマvsアスレティックはドロー決着…ドフビク3戦連発も逃げ切れず【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第1節、ローマvsアスレティック・ビルバオが26日にスタディオ・オリンピコで行われ、1-1のドローに終わった。 直近2シーズンのELで優勝を争うローマは、今シーズンの初陣でコパ・デル・レイ王者アスレティックとホームで対戦した。デ・ロッシ前監督電撃解任によってユリッチ新監督を招へいした中、直近のウディネーゼ戦は3-0の完勝。今季初白星を収めて今回の一戦を迎えた。そのウディネ戦からは先発3人を変更。負傷のペッレグリーニに代えてバルダンツィ、エル・シャーラウィとピジッリに代えてエルモソ、マヌ・コネを起用した。 試合の入りはローマのマンツーマン気味の守備に対して、うまくズレを作ったアスレティックが押し込む形に。流れの中では決定機には至らないが、再三のセットプレーからイニャキ・ウィリアムズらがフィニッシュに持ち込んでいく。 しかし、時間の経過と共に守備のアジャストに最前線のドフビクをシンプルに使ったロングボールを起点にホームチームがペースを握っていく。決定機には至らずもバルダンツィ、ディバラがボールに絡みつつ両ウイングバックも高い位置で攻撃参加を見せるなど良い形の攻めを続けると、好調の昨季ラ・リーガ得点王が決定的な仕事を果たす。 32分、ディバラとコネのコンビネーションによって右サイドで局面を打開し、中央を持ち上がったバルダンツィが左サイドを攻め上がるアンヘリーニョを使うと、絶妙な左足ピンポイントクロスをボックス右に走り込んだドフビクが頭で合わせ、公式戦3試合連続ゴールとした。 自分たちの流れで先制に成功したローマは、以降もボールの主導権を握りながらゲームをコントロール。追加点を奪うまでには至らずも、序盤以降はアスレティックに流れを渡すことなく前半を1点リードで終えた。 迎えた後半、ディバラを下げてスーレをハーフタイム明けに投入したローマ。前半同様に勢いを持って入ったアスレティックに押し込まれるが、ウナイ・ゴメスの枠内シュートはGKスヴィラルの正面に飛んだ。 この直後の54分には途中出場のスーレに大きな見せ場。最後尾のDFパレデスのコントロールミスを突いてボールを奪い切ってゴール左に持ち込んで得意の左足を振るが、これはGKアギレサバラのビッグセーブに遭う。 一方、後半も難しい展開が続くアスレティックは60分、ジャロ、プラドスを下げて切り札のニコ・ウィリアムズとエレーラを同時投入。ウィリアムズ兄弟揃い踏みで攻勢を強めていく。 その後は疲労が色濃く押し返せないローマに対して、アスレティックの攻勢が続いていく。その流れで両者は試合終盤にかけて積極的に交代カードを切って変化を加えていく。 その中で85分には攻勢を続けるアスレティックが相手陣内左サイドで得たFKの場面でニコのファーを狙ったクロスをウナイ・ヌニェスが頭で折り返すと、これをゴール前のパレデスが頭で合わせた。 土壇場でアウェイチームが追いついた試合は後半最終盤にかけて一進一退の攻防を見せたが、互いに相手の粘りの守備を最後のところで崩し切れず。この結果、前半はローマ、後半はアスレティックが主導権を握った一戦はドロー決着となった。 ローマ 1-1 アスレティック・ビルバオ 【ローマ】 アルテム・ドフビク(前32) 【アスレティック・ビルバオ】 アイトール・パレデス(後40) 2024.09.27 06:02 Fri
3

【ELリーグフェーズ第1節まとめ】強豪が思わぬ苦戦…毎熊晟矢がフル出場で白星発進

ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節が25日と26日に開催された。 2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。 その新フォーマットでの初陣となった開幕節では優勝候補や5大リーグの強豪が取りこぼすなど少なくない波乱も起こった。 優勝候補マンチェスター・ユナイテッドはホームでトゥベンテと対戦。前半にMFクリスティアン・エリクセンのゴールで先制に成功したが、なかなか追加点を奪えずに試合を折り返すと、一瞬の隙を突かれて失点。後半終盤には猛攻を仕掛けたが、最後までゴールが遠く。格下相手のホームゲームで痛い取りこぼしに。 また、直近2シーズンで常に優勝を争うローマは、アスレティック・ビルバオとホームで対戦。ユリッチ新体制での連勝に向けて前半は良い戦いをみせ、FWアルテム・ドフビクのゴールで先制に成功。しかし、後半はFWニコ・ウィリアムズの投入で攻勢を強めた相手に守勢を強いられ、後半終盤にはセットプレーから失点。こちらもホームで1-1のドローに終わった。 その他ではチャンピオンズリーグの常連であるポルトがボデ/グリムトに2-3で敗戦。大会優勝経験があるフランクフルトはビクトリア・プルゼニに後半終盤の連続失点で3-3のドロー。昨シーズンのカンファレンスリーグ王者オリンピアコスもリヨンに0-2の敗戦を喫した。 一方、優勝候補に挙がるトッテナムは前半開始早々にDFラドゥ・ドラグシンの一発退場で数的不利を背負うも、FWブレナン・ジョンソンの公式戦3試合連続ゴールなどでカラバフに3-0の快勝。ラツィオやガラタサライ、アヤックスといった名門クラブも快勝スタートを飾っている。 日本人選手ではAZのDF毎熊晟矢がエルフスボリ戦に3-2と競り勝ってフル出場でのヨーロッパデビュー戦を飾った。一方、ユニオン・サン=ジロワーズのDF町田浩樹は同じくフル出場もフェネルバフチェに1-2の敗戦。レアル・ソシエダのMF久保建英は1-1のドローに終わったニース戦でベンチ入りも出番はなかった。アンデルレヒトのFW後藤啓介はベンチ外だった。 ◆リーグフェーズ第1節 ▽9/25(水) AZ 3-2 エルフスボリ ボデ/グリムト 3-2 ポルト ディナモ・キーウ 0-3 ラツィオ ミッティラン 1-1 ホッフェンハイム ガラタサライ 3-1 PAOK マンチェスター・ユナイテッド 1-1 トゥベンテ ニース 1-1 レアル・ソシエダ ルドゴレツ 0-2 スラビア・プラハ アンデルレヒト 2-1 フェレンツヴァーロシュ ▽9/26(木) フェネルバフチェ 2-1 サン=ジロワーズ マルメ 0-2 レンジャーズ アヤックス 4-0 ベシクタシュ ローマ 1-1 アスレティック・ビルバオ フランクフルト 3-3 ビクトリア・プルゼニ FCSB 4-1 RFS リヨン 2-0 オリンピアコス ブラガ 2-1 マッカビ・テルアビブ トッテナム 3-0 カラバフ 2024.09.27 06:58 Fri
4

イタリア撃破のMOM…ニコ・ウィリアムズが喜びを表現「アルバニア戦でもっといい試合を」「兄イニャキに感謝」

スペイン代表FWニコ・ウィリアムズが喜びを素直に表現した。スペイン『Relevo』が伝えている。 スペイン代表は20日、ユーロ2024グループB第2節でイタリア代表に1-0と勝利。オウンゴールで先制後、追加点こそ奪えずも終始内容で圧倒し、B組通過を手繰り寄せた。 今やチーム内における序列も高くなったアスレティック・ビルバオの22歳、ニコ・ウィリアムズは幾度となく持ち前のドリブルでイタリアに襲いかかり、先制オウンゴールを誘発するクロスも。違いを生み出す存在として輝いた。 新時代のスペインを象徴する選手へと階段を駆け上がるなか、試合後の会見で90分間を振り返り。 「とっても嬉しいよ。素晴らしい試合だったと思うし、チームは足を止めず、センセーショナルに働いた。アルバニア戦(B組第3節)はもっともっと素晴らしい試合にしたいという想いが芽生えてくる」 また、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)受賞については、「100パーセント、“クク”のおかげだね。少なくとも(MOMの)半分はククだ」と、自身の一列後ろでサポートに徹したDFマルク・ククレジャ(チェルシー)へ感謝。 「チームメイト全員が僕の活躍を褒めてくれて嬉しい。スペイン代表の一員であること、ここへ来て試合に出られること、誇りに思うし皆へ感謝もしないと。さっきスマホを開いたら、兄(イニャキ・ウィリアムズ/ガーナ代表)からも試合直後に音声メッセージが入ってたよ(笑)」 「イニャキは無条件で僕をサポートしてくれる。この勝利をイニャキに捧げたいし、もちろん家族にも」 2024.06.21 11:20 Fri
5

【ラ・リーガ シーズンプレビュー】ムバッペ加入の王者マドリーが大本命…久保建英に加え、浅野拓磨が初参戦

2024-25シーズンのラ・リーガが8月15日(木)に開幕を迎える。2023-24シーズンはジローナというダークホースが上位争いをかき回したが、最終的に2位以下に10ポイント以上の大差を付けたレアル・マドリーが2シーズンぶりの覇権奪還に成功した。迎える新シーズンは連覇を狙うレアル・マドリーを大本命に、新生バルセロナ、積極補強のアトレティコ・マドリーが王者の牙城崩しを狙う構図となりそうだ。(選手のIN&OUTは2024年8月14日時点) ◆昨季王者に超スーパースターが加入~レアル・マドリー~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨シーズンはディフェンスラインを中心に多くのケガ人に悩まされながらも、イタリア人指揮官による傑出したチームマネジメントと新エースとなったMFベリンガムらの勝負強い活躍によって2シーズンぶり36度目のプリメーラ制覇を成し遂げたエル・ブランコ。加えて、チャンピオンズリーグ(CL)も制覇した絶対王者は今シーズンもタイトルレースの大本命だ。 今夏の移籍市場ではパリ・サンジェルマン(PSG)とフランス代表の絶対的エースであるFWキリアン・ムバッペが加入。昨季のベリンガム以上のスーパースターの一挙手一投足に注目が集まるところだ。さらに、国際移籍が可能となる18歳を迎えたブラジルの新たな至宝であるFWエンドリッキも正式加入となり、FWヴィニシウス、FWロドリゴ、FWブラヒム・ディアスが並ぶ前線のユニットはFWホセルの退団で高さを失ったものの、世界屈指の陣容となった。 一方で、中盤とディフェンスラインではMFクロースの現役引退にカピタンのDFナチョが退団。開幕時点では明確な穴埋め補強は行われず、強烈な個性が並ぶ前線の組み合わせの難しさと共に若干の不安要素だ。とはいえ、負傷によって長期離脱を強いられた守護神クルトワ、DFミリトンがプレシーズンから稼働し、DFアラバも前半戦途中に復帰が見込まれ、レンタルバックのDFバジェホがバックアッパーとして計算できる働きを見せれば、何の問題もない。中盤に関しては世界屈指のオーガナイザーの不在に加え、開幕直前にヒザを痛めたMFカマヴィンガの状態はやや気がかりだが、MFチュアメニ、MFバルベルデを軸に、百戦錬磨のMFモドリッチやより中盤的な振る舞いが想定されるベリンガムらがしっかりとその穴を埋めるはずだ。 ユーロ、コパ・アメリカの影響で主力の合流が遅れ、昨季以上に序盤戦はシステム含め試行錯誤の戦いが予想されるが、最終的にはアンチェロッティ監督が現有戦力の最大値を引き出す最適解を見いだすはずだ。また、ムバッペの加入によって流れに関係なく“個”で試合を決められる選手が増えたことで、昨季以上に相手にとっては理不尽な形での勝ち方も目立つことになりそうだ。 ◆フリック新体制で覇権奪還狙う~バルセロナ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 王者との実力差は否めないが、混迷の昨季を2位でフィニッシュした一昨季王者をマドリーの対抗とする。 連覇を狙った昨季はMFギュンドアン、DFカンセロ、FWフェリックスら実力者を積極補強も、戦術の要だったMFガビの長期離脱や主砲レヴァンドフスキの不振、守備力の大幅な低下によって苦戦。クラブと衝突したチャビ前監督の去就問題もあってスーペル・コパ・デ・エスパーニャ出場権確保が精いっぱいの低調な1年を過ごした。 捲土重来を期す新シーズンに向けては新監督探しが難航した末、前バイエルン、ドイツ代表指揮官のハンジ・フリック新監督を招へい。クラブ伝統のポゼッションスタイルから、より縦に速いモデルチェンジを図る。 移籍市場ではカンセロとフェリックスのレンタルバックに加え、カピタンのDFセルジ・ロベルト、DFマルコス・アロンソ、MFロメウといったバックアッパークラスのベテランが退団。代わってカンテラーノの昇格やDFエリック・ガルシアのレンタルバックと共にRBライプツィヒから元カンテラーノで、ユーロ得点王であるMFダニ・オルモが加入。現状では左ウイング起用がメインも、攻撃的ポジションすべてをカバーする多才なアタッカーの加入は大きい。 一方で、サイドバックや守備的MF、突破力のあるウイングとその他の補強ポジションは意中のアスレティック・ビルバオFWニコ・ウィリアムズの獲得が絶望的な状況もあり、大きな不安要素だ。とりわけ、序盤戦ではDFアラウホ、MFガビ、MFペドリ、MFフレンキー・デ・ヨングらをケガで欠く形となり、エースのFWラミン・ヤマル、DFクバルシ、MFフェルミン・ロペスと共にMFカサド、MFベルナル、DFバジェといったカンテラーノのブレイクが必須。ここからの補強を含め、序盤戦の戦いが新生ブラウグラナのカギを握る。 ◆アルバレスらセンターラインに実力者を補強~アトレティコ・マドリー~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季は4位フィニッシュも、大躍進で主力大量流出となった3位のジローナではなくアトレティコがマドリー、バルセロナの有力な対抗馬となる。 昨季は比較的地味目な補強にとどめ、継続路線を歩んだなかで課題の攻撃面に大きな改善が見受けられた一方、真骨頂である守備面の緩さやアウェイゲームでの深刻な勝負弱さによって上位に大きく水をあけられる形となった。 その反省を踏まえて新たな気持ちで臨む新シーズンに向けては前線を中心に積極補強を敢行中だ。終盤戦の失速とクラブとの関係悪化によってミランに旅立ったFWモラタ、FWデパイとベテランストライカーが去った前線には大枚を叩いてマンチェスター・シティからFWフリアン・アルバレス、ビジャレアルで昨季得点ランキング2位の23ゴールを挙げたFWセルロートを補強。 さらに、DFサビッチ、DFエルモソが去ったディフェンスラインにはレアル・ソシエダとスペイン代表で主軸を担うDFル・ノルマンを補強。MFサウールをセビージャに放出した中盤ではここに来て雲行きが怪しくなったチェルシーMFギャラガーか、バレンシアのMFハビ・ゲラの噂が出ており、少なくとも実力者1枚を獲得することになりそうだ。 新戦力が早々にフィットし、やや手薄なディフェンスラインに離脱者が出なければ、不安要素が大きいバルセロナを上回って王者の有力な対抗馬となる可能性は十二分にある。 ◆リーグの顔の一人となった久保に、浅野が初挑戦~ソシエダ、マジョルカ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新シーズンのラ・リーガは3シーズンぶりに複数の日本人選手のプレーが見られることになりそうだ。レアル・ソシエダ3年目のMF久保建英に加え、ボーフムからフリートランスファーでマジョルカに加入したFW浅野拓磨がプリメーラ初挑戦となる。 ラ・レアル加入2年目となった昨季は自身初のCLの舞台でも存在感を放った一方、ラ・リーガでは1年目の35試合9ゴール7アシストを下回る、30試合7ゴール4アシストの数字にとどまった久保。とりわけ、後半戦はアジアカップ参戦やコンディション問題で本来のパフォーマンスを見せられなかった。 今夏の移籍市場では一時リバプール行きの可能性が取り沙汰されたが、ここに来て沈静化。現状では引き続きラ・レアルのエースとしてプレーする可能性が高い。トップ4返り咲きを狙う新シーズンに向けてチームでは前述のル・ノルマンに加えてMFメリーノの流出が濃厚。また、得点力不足解消へ必須のストライカー補強も進んでおらず、久保にはFWオヤルサバル、MFブライス・メンデスらと共に昨季以上に数字面での貢献が求められるところだ。また、MFスチッチやDFセルヒオ・ゴメスら新戦力との連携も早い段階で深めていきたい。 FW原大智以来となるプリメーラ初参戦の日本人選手となる浅野は、アギーレ監督から前オサスナのアラサテ新監督に監督交代した昨季15位のマジョルカに加入。前体制では[5-3-2(5-4-1)]の堅守速攻スタイルで戦っていたが、新指揮官はより攻撃的な[4-3-3]をメインシステムとしており、浅野は右ウイングでの起用が見込まれる。 プレシーズン2戦目で裏抜けからゴールを挙げており、持ち味のスピードはラ・リーガでも十分に通用するはずだ。また、チームにはFWムリキ、FWラリン、FWアブドンと屈強なセンターフォワードタイプが揃っており、昨季のボーフムでは1アシストにとどまったチャンスメイクで、アーリークロスや右サイドを深くえぐってのプルバックといった部分に磨きをかけたい。 ◆昨季のジローナのような台頭期待~オトラ・リーガ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前述の3強、日本人所属クラブを除くオトラ・リーガは、いずれも移籍市場で苦戦を強いられているものの、昨季のミラクル・ジローナのような台頭を期待したい。 安定した戦いが期待できそうなのは、昨季5位のアスレティック・ビルバオと8位のビジャレアル。 昨季のコパ・デル・レイ王者であるアスレティックは、ユーロでの圧巻のパフォーマンスによってFWニコ・ウィリアムズにビッグクラブ行きが取り沙汰されるが、現状では残留を決断した模様。兄イニャキ、昨季ブレイクしたFWグルセタ、MFサンセトや新戦力FWジャロと攻撃陣にはタレントが揃う。ユーロ後に手術を行った守護神ウナイ・シモンの序盤戦不在は懸念材料も、ヨーロッパの争いに絡んでくることは間違いない。 昨季途中就任のマルセリーノ監督の下で8位フィニッシュのビジャレアルでは守護神ヨルゲンセン、主砲セルロートに加え、DFクエンカやMFトリゲロスらが退団。代わってFWアジョセ・ペレス、DFカンブワラ、FWニコラ・ペペ、DFセルジ・カルドナらを補強。大幅なスカッド刷新に踏み切った。ただ、ユーロ&パリ五輪制覇に貢献したMFバエナやエースFWジェラール・モレノ、MFパレホらは健在で、長期離脱明けのFWピノが問題なく試合に絡めれば、アスレティック同様に上位争いに絡むはずだ。 昨季は堂々の優勝争いの主役を演じ、クラブ史上初のCL出場権獲得に成功したジローナだが、今季はCLとの二足の草鞋を履くなかで難しい戦いが予想される。今夏の移籍市場ではピチーチ賞獲得のFWドフビク、司令塔のMFアレイシ・ガルシアに加え、DFヤン・コウト、エリック・ガルシア、FWサヴィオのレンタル組が退団し、絶対的な主力5人が流出した。もちろん、その代役としてパリ五輪金メダルに貢献したFWアベル・ルイス、元主力MFロメウ、FWブライアン・ヒル、DFクレイチ、MFファン・デ・ベークらを補強。ただ、スケールダウンは否めず、フィットへの時間や過密日程のなかで昨季同等のパフォーマンスは望めない。ある意味でミチェル監督には昨季以上の手腕が求められるところだ。 昨季7位のベティス、14位のセビージャのアンダルシア両雄に、9位のバレンシアという名門3クラブは今季もどっちに転ぶかわからない不透明な状況だ。 ペジェグリーニ監督の下で継続路線を歩むベティスだが、慢性的な財政問題によって今夏もアジョセ・ペレス、DFペッセージャ、FWウィリアン・ジョゼ、MFギド・ロドリゲス、DFミランダといった主力が相次いで流出。DFディエゴ・ジョレンテ、DFリカルド・ロドリゲスら経験豊富な選手の獲得は大きいが、開幕時点で得点源となるセンターフォワードが不在となっており、MFイスコら能力が高い2列目を活かしつつ決定力のある長身ストライカーの確保は急務だ。 一方、セビージャは前ラス・パルマスのピミエンタ新監督の下で捲土重来のシーズンに臨む。今夏の移籍市場ではDFセルヒオ・ラモスの退団、主砲エン=ネシリの移籍を含め大幅なスカッド刷新が進行中。そのなかでFWイヘアナチョ、サウール、MFサンビ・ロコンガ、FWエジュケらが加入。サウールはある程度戦力として計算できるが、イヘアナチョ、サンビ・ロコンガのプレミアリーグ組が苦戦を強いられれば、昨季同様に難しいシーズンとなるかもしれない。 ルベン・バラハ監督の下で戦力面を考えれば、まずまずの9位フィニッシュとなったバレンシアはここまで比較的静かな夏を過ごす。主力クラスに流出はなく、前線にFWラファ・ミル、FWダニ・ゴメスを獲得。ただ、守護神ママルダシュヴィリ、ハビ・ゲラを移籍市場閉幕までに死守できるかで、今季の戦いが大きく変わる。 降格したカディス、アルメリア、グラナダに代わって昇格したのはレガネス、バジャドリー、エスパニョールの3クラブ。いずれもしっかりとしたプレーモデルを持って昨季のセグンダ・ディビシオンのタフな戦いを制した好チームだが、プリメーラの戦いに向けてはあくまで身の丈の補強にとどまっており、ボトムハーフのライバル次第ではあるものの、残留争いを主戦場とする可能性が高い。 2024.08.14 19:00 Wed

バルセロナの人気記事ランキング

1

古巣バルセロナの正守護神離脱に今夏引退したブラーボ「準備はできている」、シュチェスニーも反応

バルセロナのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの負傷を受け、2人の名守護神がメッセージを発信している。 22日、ラ・リーガ第6節でビジャレアルと対戦したバルセロナ。5-1の大勝を収めたものの、キャプテンで正守護神のテア・シュテーゲンが前半終了間際に負傷交代した。 クラブは23日、右ヒザ膝蓋腱の完全断裂のため手術を行うと発表。今シーズン中の復帰が絶望的となった。 そんなテア・シュテーゲンの代役に立候補したのが元チリ代表GKクラウディオ・ブラーボ(41)。『winwin』に対し「もしバルセロナから声がかかれば、準備はできている」とコメントした。 かつてバルセロナやマンチェスター・シティでもプレーした名手は、昨シーズン限りでレアル・ベティスを退団。8月下旬に現役引退を発表していた。 もう1人この話題に触れたのは、元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)。今夏ユベントスとの契約を双方合意のもと解消すると、ブラーボと同じく8月下旬に引退を発表した。 ポーランド人ジャーナリストのマテウシュ・シヴィエチツキ氏は、シュチェスニーのバルセロナ加入案をSNS上で提唱。YouTubeチャンネルの『Foot Truck』がインスタグラムで引用すると、シュチェスニーは「夢を見ることは誰にも止められない」と、自ら泣き笑いの絵文字付きで返信した。 シュチェスニーの反応を見る限り、現役復帰は現実的ではないようだが、ブラーボは古巣のサポートに前向き。ひとまずはスペイン人GKイニャキ・ペーニャに頼るバルセロナだが、緊急補強へと向かうことになるか注目だ。 2024.09.23 22:21 Mon
2

守護神探し中のバルサ、本命は引退したばかりのシュチェスニーも1つ問題が発生‥

ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンがヒザに重傷を負ってしまい、今シーズン絶望となったバルセロナ。守護神を失ったバルセロナだが、後任候補は1人に絞ったとのこと。ただ、問題を抱えているようだ。 バルセロナの正守護神だったテア・シュテーゲンだが、22日に行われたビジャレアル戦で右ヒザの膝蓋腱を断裂。手術は無事に成功したが、今季中の復帰は不可能となった。 スペイン『スポルト』によると、獲得に動いているのは元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)とのこと。ユベントスを昨シーズン限りで退団すると、現役引退を発表していた。 アーセナルやローマ、ユベントスでプレーしたシュチェスニーは、セリエAで272試合、プレミアリーグで132試合、チャンピオンズリーグ(CL)で68試合に出場。ポーランド代表としても84試合に出場し、豊富な経験を持っている。 ユベントスと1年契約を早めて解除したシュチェスニー。アル・ナスル行きも噂されたが、結局は引退を選択したが、ユベントス退団時に400万ユーロ(約6億4600万円)を受け取っていたという。 バルセロナは1年間の契約を提示しているとされているが、シュチェスニー獲得には1つ問題が。ユベントスとの間の契約には、2025年6月末までに復帰した場合は受け取った金額が半分に減額される条項が組み込まれていた。 この差額をバルセロナが支払うことになると見られるが、本来はフリーで獲得したいところ。バルセロナは、カンテラ育ちのGKイニャキ・ペーニャ()の成長にも期待しているが、2ndGKが全く経験のない選手ばかりに。シュチェスニーにならない可能性もあるが、ベテランを置いておきたいところだろう。 2024.09.25 22:15 Wed
3

シュチェスニーがバルセロナで現役電撃復帰 重傷テア・シュテーゲンの代役として加入決定的に

元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)のバルセロナ加入が決定的となった。 バルセロナではドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが22日に行われたラ・リーガ第6節のビジャレアル戦で右ヒザの膝蓋腱を断裂。復帰までに最低でも8カ月を要すると報じられ、今季絶望が濃厚視される。 これにより、バルセロナが急きょ代役を探るなか、フリーの元コスタリカ代表GKケイロル・ナバスとともに名が浮かんだのが昨季をもってユベントスを退団し、今年8月に現役引退を表明したばかりのシュチェスニーだった。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は移籍決定時の決まり台詞の「here we go!」とともに、1年契約でのバルセロナ入りを主張。数日のうちにスペインでメディカルチェックを予定するという。 ちなみに、引退から約1カ月が経とうとするなか、バルセロナで電撃復帰の可能性が浮上するシュチェスニーはスペイン『スポルト』にこう話す。 「バルサの歴史にとても敬意を抱いている。世界最高のクラブの1つだ。テア・シュテーゲンのケガによって困難な状況になっているのは理解しているし、この選択肢を検討しないのは失礼だ」 2024.09.26 09:12 Thu
4

「チャビは練習を5分見て『あの少年は特別だ』と」 恐るべし17歳ヤマルのエピソードを元バルサSDが明かす

バルセロナ前監督はスペイン代表MFラミン・ヤマルの才能をものの数分で見抜いたようだ。 トップチームデビューしたのは昨年4月だが、17歳という年齢で今やバルセロナの中心となり、スペイン代表でも先のユーロ2024優勝に貢献するなど、主力中の主力と化すヤマル。今季はここまでラ・リーガ開幕5試合で3得点4アシストを決め、先日開幕のチャンピオンズリーグ(CL)でも1ゴールをマークした。 そんなヤマルをカンテラからトップチームに引き上げたのは前指揮官のチャビ・エルナンデス氏だが、かなりの惚れ込み様だったという。昨夏までバルセロナのスポーツディレクターを務めたジョルディ・クライフ氏が明かす。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 「ラミンに関しては最初のトレーニングセッションを覚えている。5分後、チャビが我々を見て、こう言ったんだ。『あの少年は特別だ』ってね」 また、他の選手もヤマルの秀逸ぶりをすぐに理解し、「彼が初めてボールにタッチしたとき、ベテランの選手を含め、誰もが目を丸くして『彼は違う』と言った」と振り返る。 そうして順風満帆なキャリアを築く17歳だが、クライフ氏は父ヨハン・クライフ氏の教えから、ポテンシャルを引き出す上で楽しみながらプレーできる環境が必要と周りにこう話したそうだ。 「彼は並外れた選手だ。それは誰にでもわかる。だが、我々は彼にプレッシャーをかけるのではなく、安らぎを与えるべきだ。まだ17歳なのだし、楽しませてあげよう」 <span class="paragraph-title">【動画】スペインの至宝ヤマル、今季CLでもゴラッソ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mdH0U8aZmD8";var video_start = 61;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.20 20:45 Fri
5

「先発できないなら行かない」バルサが補強を目指すシュチェスニー、自身の態度を同胞に明言か「レヴァンドフスキが電話をした」

バルセロナへの加入が噂されている元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)だが、バルセロナ入りには条件があるようだ。 2023-24シーズン限りでユベントスを退団。1年前倒して契約を解除すると、サウジアラビアなどへの移籍も噂されたなか現役引退を決断したシュチェスニー。しかし、引退から2カ月ほど経ち、自身の立場が大きく変わろうとしている。 バルセロナは、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが正守護神を務めていたが、22日に行われたラ・リーガ第6節のビジャレアル戦で右ヒザの膝蓋腱を断裂。手術を受けて成功したものの、約8カ月の離脱となり、今季中の復帰は難しいと見られている。 正守護神を失うこととなったバルセロナ。イニャキ・ペーニャがいるものの、経験の少ない選手が多く、クラブは新たな守護神探しに。フリーの選手が対象となるなか、シュチェスニーの獲得に動いているとされている。 一部の報道では26日にもメディカルチェックを受けるとされていたが、バルセロナはこの噂を否定。今のところ予定がないとのことで、すぐには問題は解決しないようだ。 そんな仲、ジャーナリストのジョフレ・マテウ氏が、スペイン『SER』の番組「Qué t'hi jugues」でこの件について言及。ポーランド代表でも共に戦ったFWロベルト・レヴァンドフスキが熱心に誘ったなか、電話での会話が問題となっているようだ。 「私が聞いたところによると、レヴァンドフスキとシュチェスニーの間で電話をしたようで、シュチェスニーは今の立ち位置に満足していると語ったようだ」 「ただ、彼は、先発できないのであればバルサに入らないといった。ベンチに座るという結果にはなりたくないようだ」 一度引退を決断したシュチェスニー。ポジションが約束されない限りは現役復帰をするつもりがないと態度を明確化した様子。バルセロナは、イニャキ・ペーニャを育てたい意向もある中で、ベテランにポジションを約束するかどうかがポイントとなりそうだ。 ハンジ・フリック監督は経験豊富なGKを求めていること自体は名言。シュチェスニーの名前は出していないが、バックアップとして考えているのか、それとも正守護神として考えているのか。バルセロナの意向がシュチェスニーの去就に大きく関わってきそうだ。 2024.09.27 12:45 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly