【セリエA第7節プレビュー】首位浮上ナポリが連勝コモと対戦
2024.10.04 18:00 Fri
前節は波乱なく強豪勢が順当に勝利を掴んだ。そして代表ウィーク前の今節、首位に浮上したナポリ(勝ち点13)が2連勝中のコモ(勝ち点8)と金曜に対戦する。
ナポリは前節、モンツァに危なげなく勝利。FWルカク加入後、3勝1分けと安定した強さを発揮しているなか、アタランタを下すなど好調なセスク監督率いる昇格組のコモを下して首位をキープし、代表ウィークに入れるか。
無観客試合となった前節ジェノア戦をFWヴラホビッチのドッピエッタで快勝とし、リーグ戦4試合ぶりの白星を掴んだ2位ユベントス(勝ち点12)は、16位カリアリ(勝ち点5)と対戦。3試合連続ゴールレスドローと停滞感のあったなか、ジェノア戦で吹っ切れたユベントスは水曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではライプツィヒ相手にDFブレーメルとMFニコ・ゴンサレスを早々に負傷で失い、後半序盤にGKディ・グレゴリオを退場で失う逆境のなか、FWヴラホビッチのドッピエッタ、FWコンセイソンの決勝弾で劇的逆転勝利とした。勢いに乗れる勝ち方ができたなか、カリアリを下してリーグ戦連勝となるか。
そしてレッチェに快勝して3連勝とした3位ミラン(勝ち点11)は11位フィオレンティーナ(勝ち点7)と対戦。火曜に行われたCLではレバークーゼン相手に0-1の惜敗に終わったミラン。CLでは連敗スタートと厳しいが、セリエA4連勝として代表ウィークに入れるか。
ミランと勝ち点で並ぶ4位インテルは、5位トリノ(勝ち点11)との上位対決。前節ウディネーゼ戦では主将FWラウタロに待望の今季初弾が生まれダービー敗戦からバウンスバックとしたインテル。そして火曜に行われたCLではツルヴェナ・ズヴェズダ相手にターンオーバーしつつ4発快勝とした。途中出場だったラウタロがこの試合でもゴールと上り調子のなか、同勝ち点で並ぶトリノを下して上位陣にプレッシャーをかけられるか。
前節カリアリ戦で3失点を喫してしまったGK鈴木彩艶の15位パルマ(勝ち点5)は、CLでリバプールに敗れた13位ボローニャ(勝ち点7)と対戦する。
◆セリエA第7節
▽10/4(金)
《25:30》
ナポリvsコモ
《27:45》
ヴェローナvsヴェネツィア
▽10/5(土)
《22:00》
ウディネーゼvsレッチェ
《25:00》
アタランタvsジェノア
《27:45》
インテルvsトリノ
▽10/6(日)
《19:30》
ユベントスvsカリアリ
《22:00》
ボローニャvsパルマ
ラツィオvsエンポリ
《25:00》
モンツァvsローマ
《27:45》
フィオレンティーナvsミラン
ナポリは前節、モンツァに危なげなく勝利。FWルカク加入後、3勝1分けと安定した強さを発揮しているなか、アタランタを下すなど好調なセスク監督率いる昇格組のコモを下して首位をキープし、代表ウィークに入れるか。
無観客試合となった前節ジェノア戦をFWヴラホビッチのドッピエッタで快勝とし、リーグ戦4試合ぶりの白星を掴んだ2位ユベントス(勝ち点12)は、16位カリアリ(勝ち点5)と対戦。3試合連続ゴールレスドローと停滞感のあったなか、ジェノア戦で吹っ切れたユベントスは水曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではライプツィヒ相手にDFブレーメルとMFニコ・ゴンサレスを早々に負傷で失い、後半序盤にGKディ・グレゴリオを退場で失う逆境のなか、FWヴラホビッチのドッピエッタ、FWコンセイソンの決勝弾で劇的逆転勝利とした。勢いに乗れる勝ち方ができたなか、カリアリを下してリーグ戦連勝となるか。
ミランと勝ち点で並ぶ4位インテルは、5位トリノ(勝ち点11)との上位対決。前節ウディネーゼ戦では主将FWラウタロに待望の今季初弾が生まれダービー敗戦からバウンスバックとしたインテル。そして火曜に行われたCLではツルヴェナ・ズヴェズダ相手にターンオーバーしつつ4発快勝とした。途中出場だったラウタロがこの試合でもゴールと上り調子のなか、同勝ち点で並ぶトリノを下して上位陣にプレッシャーをかけられるか。
昇格組のヴェネツィアに苦戦しながらも生え抜きMFピジッリの値千金弾で逆転勝利を飾った9位ローマ(勝ち点9)は、最下位モンツァ(勝ち点3)と対戦。ユリッチ体制後、リーグ戦連勝として上向きのローマ。唯一の未勝利と苦戦しているネスタ監督率いるモンツァを下して連勝を3に伸ばせるか。
前節カリアリ戦で3失点を喫してしまったGK鈴木彩艶の15位パルマ(勝ち点5)は、CLでリバプールに敗れた13位ボローニャ(勝ち点7)と対戦する。
◆セリエA第7節
▽10/4(金)
《25:30》
ナポリvsコモ
《27:45》
ヴェローナvsヴェネツィア
▽10/5(土)
《22:00》
ウディネーゼvsレッチェ
《25:00》
アタランタvsジェノア
《27:45》
インテルvsトリノ
▽10/6(日)
《19:30》
ユベントスvsカリアリ
《22:00》
ボローニャvsパルマ
ラツィオvsエンポリ
《25:00》
モンツァvsローマ
《27:45》
フィオレンティーナvsミラン
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ローマがナポリのイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)への関心を示しているようだ。 今シーズン3人目の指揮官となったクラウディオ・ラニエリ監督の下で復調傾向にあるものの、依然として厳しい戦いが続くローマ。 後半戦の巻き返しに向けてクラブは今冬の移籍市場で、手薄ないくつかのポジションの補強に動く構えだ。 ウクライナ代表FWアルテム・ドフビクのコンディションが安定せず、代役がウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフのみと手薄なセンターフォワードでは、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラを偽CFで起用しているが、そのディバラ自体が離脱も多く、前線補強の優先度は高い。 イタリア『コリエレ・デロ・スポルト』によれば、ローマは1月の補強に向けて複数名をリストアップしており、そのうちの一人がナポリの準主力のようだ。 昨夏、サッスオーロから買い取り義務付きレンタルで加入したラスパドーリは、センターフォワード、セカンドトップ、ウイングを器用にこなした中、公式戦35試合に出場して6ゴール5アシストをマーク。控えアタッカーとして一定の存在感を示していた。 2022年夏にサッスオーロからナポリへ加入したラスパドーリは、セカンドトップ、センターフォワード、左右のウイングをこなすユーティリティ性、スピードと攻撃センスを武器に、フィニッシャーとチャンスメイカーとして前線の準主力を担い、スクデット獲得にも貢献。 ただ、アントニオ・コンテ監督が就任した今季はここまでセリエA7試合に出場も、先発はわずかに2試合と思うように出場機会を得られずにいる。 ナポリはすでにコッパ・イタリアを敗退し、今後はセリエA一本のシーズンとなるため、余剰人員の整理の一環として、出場時間を求めるラスパドーリを今冬に買い取りオプションを含めたレンタルで放出する可能性があるようだ。 2024.12.14 18:20 Sat3
ナポリが6試合ぶりの複数得点でウディネーゼに逆転勝利、首位アタランタを追走【セリエA】
ナポリは14日、セリエA第16節でウディネーゼとのアウェイ戦に臨み、3-1で逆転勝利した。 前節ラツィオに屈して2位に後退したナポリ(勝ち点32)は、クワラツヘリアが負傷欠場となった中、ネレスが代役を務めた。 9位ウディネーゼ(勝ち点20)に対し、立ち上がりからボールを握ったナポリだったが、21分にPKを献上。ゼムラのシュートをボックス内のロボツカが手で止めてしまった。 このPKをGKメレトはセーブするも、ルーズボールをキッカーのトヴァンに決められてしまった。 追う展開となったナポリは36分、CKからアンギサがボレーで枠内シュートを放つもGKサバの好守に阻まれ、1点ビハインドのまま前半を終えた。 それでも迎えた後半開始5分に追いつく。マクトミネイのスルーパスに抜け出したルカクがDFを弾き飛ばしてGKとの一対一を仕留めた。 主砲ルカクの3試合ぶりのゴールで振り出しとしたナポリが押し込む流れが続くと、76分に逆転弾。ネレスが持ち上がってボックス内からシュートを放つと、相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。 さらに81分、中央突破に成功したアンギサがGKとの一対一を制して勝負あり。ナポリが6試合ぶりの複数得点で逆転勝利を飾り、首位アタランタを2ポイント差で追走している。 ウディネーゼ 1-3 ナポリ 【ウディネーゼ】 フロリアン・トヴァン(前22) 【ナポリ】 ロメル・ルカク(後5) OG(後31) アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ(後36) 2024.12.15 08:39 Sun4
【伝説のチーム】マラドーナ全盛期のナポリはどんなチーム?後に柏でプレーするFWカレカにゾラの名も
フットボール界のレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏(60)が25日に急逝した。 10月30日に60歳の誕生日を迎えたばかりのマラドーナ氏だったが、その後に硬膜下血腫が見つかり緊急手術。無事に手術は成功していたが、この度心不全で帰らぬ人となった。 そのマラドーナ氏が全盛期を過ごし、チームに黄金期をもたらせたのがナポリだった。 現在はイタリア屈指の強豪として認知されているナポリだが、初めて歓喜の渦に包まれたのは1980年代後半だった。1984-1985シーズンにバルセロナからやってきたディエゴ・マラドーナによって、チームは数々のタイトルを獲得した。 マラドーナが中心のチームは、1986-87シーズンにセリエAとコッパ・イタリアの2冠に輝き、その後も優勝を争いながら、1988-89シーズンにはUEFAカップ(現EL)を獲得。そして、迎えた1989-90シーズンにクラブ史上2度目となるスクデットを手に入れることとなる。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/1989-90napoli.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;"><</div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アルベルト・ビゴン(52) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力9:★★★★★★★★★☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆マラドーナのチーム</div> 開幕から順調に勝ち点を積み重ねたナポリは、このシーズンにチャンピオンズリーグ2連覇を達成したミランやインテルと優勝争いを繰り広げた。後半戦ではそのミランとインテルとの直接対決に敗れたが、粘りを見せて最後の5試合で5連勝を達成。ミランを追い抜いて見事に優勝を決めた。 フットボールの世界では、絶大なる個の力を有する選手がそのチームの戦術となることがしばしばある。そして、この頃のナポリは、まさにマラドーナのチームだった。 そのマラドーナを支えるため、チロ・フェラーラを中心とした守備陣とフェルナンド・デ・ナポリなどの中盤の選手は守備に奔走した。ナポリは、当時のイタリア代表メンバーを中心にマラドーナを支える土台を固めていた。 攻撃は前線のトライアングルで形成した。自由を与えられたマラドーナは攻撃の全権を掌握。また、後に柏でプレーするブラジル代表FWカレカとイタリア代表FWアンドレア・カルネバーレの2トップがゴールを重ね、当時23歳のジャンフランコ・ゾラも存在感を示した。 “ナポリの王様”と評されたマラドーナは、イタリア随一の陽気な街に2度のスクデットをもたらした。数々の魅力的なプレーで観客を魅了し、自身が付けた10番が永久欠番になるほどサポーターから愛された。ただ、かねてからコカイン使用が疑われるなど、イタリアマフィアの巣窟であるナポリで麻薬に染まり、プロ選手としてのキャリアが終焉に向かっていった。 <div id="cws_ad">◆全盛期のマラドーナがナポリで見せたスーパーゴール集<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJRQkZwNEVQayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 2020.11.26 17:30 Thu5