バイエルンのスペイン代表MF、オサスナへの武者修行が決定! 母国で確たる成果残せるか…

2024.08.09 18:06 Fri
母国への武者修行決まったサラゴサ
Getty Images
母国への武者修行決まったサラゴサ
バイエルンは9日、スペイン代表MFブライアン・サラゴサ(22)のオサスナへのレンタル移籍を発表した。レンタル期間は2024-25シーズンの1年間となる。今年2月にグラナダから前倒しの形でバイエルンへ加入したサラゴサ。ウイングポジションの負傷者の多さの影響によって加入3戦目のボーフム戦で新天地デビューを飾ったが、以降は言語の適応の問題もあって思うように出場機会を得られず。最終的に7試合に出場したが、スタメンはわずかに1試合にとどまっていた。

今夏のプレシーズンはヴァンサン・コンパニ新監督の下でパフォーマンスを見極められている段階だったが、将来的な成長を促すため母国クラブへのレンタル移籍の可能性が取り沙汰されていた。
ここ最近の報道ではジローナとバレンシアの2クラブがレンタル先として有力視されていたが、その新天地はオサスナとなった。

バイエルンでスポーツディレクターを務めるクリストフ・フロイント氏は、今回のサラゴサの移籍について以下のように説明している。
「ブライアンはバイエルンで重要な役割を担うという明確な目標に集中している。彼にはそのための素質がすべて備わっている。今シーズン、彼の母国スペインでプレーすることで、彼は成長できると確信している。彼には今、高いレベルの競争力のある試合を多く必要としており、オサスナはそれを得るのに非常に良い場所だ」

爆発的なスピードと勝負度胸を活かした切れ味抜群のドリブル突破に、アタッキングサードで確かなクオリティを有する164cmの小兵アタッカーは、母国でしっかりとした成果を残し、ミュンヘンへ戻ることができるか…。

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「行かなくて済んだのは助かったけど」そんな風に私がホッとしていたのは月曜日、雨と強風が断続的に襲ってくる、落ち着かない空模様を眺めながら、部屋でお茶していた時のことでした。いやあ、恒例だと、スペイン代表がラス・ロサス(マドリッド近郊)の協会施設に集合する日の夕方には一般公開セッションがあるんですけどね。何故か、この10月はそれがなく、意表を突かれたんですが、もしやデ・ラ・フエンテ監督も9月の代表戦後からの3週間、選手によっては最多7連戦をこなして、お疲れ状態にあるのを考慮。 今回、ネーションズリーグのデンマーク戦が土曜開催とゆとりがあるのも良かったか、合宿初日の練習をなしに。ついでに延々と続く、公開練習後のサインとセルフィーのファンサービスから、選手たちを解放してあげたのかとも思ったんですが、いやホント、最近そこここで発生している負傷禍とスペイン代表も無縁ではなくてねえ。ええ、9月下旬にロドリ(マンチェスター・シティ)がヒザの靭帯断裂となったのはもう、織り込み済みで先週金曜に25人の招集リストが発表されたんですが、週末のリーガ戦ではカルバハル(レアル・マドリー)、フェラン・トーレス(バルサ)が犠牲に。 そこで日曜夜にブライアン・サラゴサ(オサスナ)とブライアン・ヒル(ジローナ)が追加招集されたところ、ヒルの方もアスレティック戦でのケガで来られないって、もうこうなると、デ・ラ・フエンテ監督も更なる被害者の発生を恐れて、ようよう練習もできない?とりわけ気になる前線では、9月は負傷中だったモラタ(ミラン)が戻ったものの、アジョセ(ビジャレアル)が先週から戦線を離脱。更に一応、合宿には来たものの、背筋痛でジローナ戦に出場していないニコ・ウイリアムスも残るかどうかわからないとあって、今日のマドリッドの天気同様、先行きがわからないのが、ちょっと不安だったりもするんですが…。 まあ、そんなことはともかく、paron(パロン/リーガの停止期間)前、最後となったリーガ9節のマドリッド勢がどうだったか、お話ししていくことにすると。先陣を切ったのは平日開催金曜に当たった弟分のレガネスのバレンシア戦だったんですが、いえ、2週間ぶりに戻って来たホームゲームにブタルケのファンも活気づいて応援していたんですけどね。それが両チーム、ほとんどチャンスのない展開で、時間が経つにつれ、スタンドの熱も薄れていくばかり。後半途中、未だにゴールがない期待の新人FW、ハラーがミゲール・デ・ラ・フエンテに代わってもゴールは入らず、最大のチャンスがロスタイム、オスカル・ロドリゲスのシュートがゴールポストに当たるプレーだったとなれば、相手のバレンシアもアウェイ4連敗中だったたけに、スコアレスドローに終わったのも当然の帰結だった? 翌土曜、同じくコリセウムにオサスナを迎えたヘタフェの方もお隣さんと似たりよったりで、うーん、一応、こちらではゴールを見ることはできたんですけどね。実際、前半21分、アレックス・ソラがエリア内左奥から上げたクロスを新加入のトルコ人CFベルトゥがヘッドで決め、当人のヘタフェ初得点、そして今季6得点で初めて、セットプレー以外で決まったゴールを祝うことができた時には、ファンもアラベス戦に続いて、この日も勝利を祝えると確信したのでは?でもねえ、ボルダラス監督も「Ganar cuesta Dios y ayuda/ガナール・クエスタ・ディソウ・イ・アジュダ(勝利には神と助けが必要だ)」と言っていたように、そうは簡単にいかないのがリーガなんですよ。 ええ、後半頭からベルトゥに代え、エースのマジョラルをこの日は早目に投入したヘタフェだったんですが、ソラが頭で押し込んだゴールがオフサイドで認められなかったなんてこともあり、追加点を奪えなかったのが致命的。15分にはブライアン・サラゴサからラストパスをもらったブドミルにエリア内から決められて、同点に追いつかれてしまうんですから、困ったもんじゃないですか。結局、マジョラルもカテナとの接触プレーでアゴを切って出血したシーンぐらいしか、目立つ場面もなく、試合はそのまま1-1の引分けに終わりましたっけ。 まあ、それでもレガネスとヘタフェは17位と16位で何とか、降格圏と勝ち点2差を保つことができましたからね。この2週間は各国代表選手が少ないのを利用して、リーガが再開後に迎える20日(日)のアウェイゲームの準備をしっかりやってもらいたいところですが、彼らの対戦相手はヘタフェが現在4位のビジャレアル、そしてレガネスは3位のアトレティコとの兄弟分ダービーに挑むことに。どちらも勝ち点を増やすのは難しい試合かもしれませんが、とりあえず、ファンが恥ずかしい思いをしないプレーができたら、いいんじゃないでしょうか。 ちなみに先週末、弟分組で唯一、勝利を手に入れることができたのはラージョで、ええ、彼らはハンデのあるアウェイ開催だったんですけどね。相手が降格圏にいる昇格組のバジャドリーだったのが幸いしたか、ホセ・ソリージャでは後半6分にアマラーに先制点を奪われたものの、早くも11分にはイシのパスから、デ・フルートスが同点ゴールをゲット。35分にも彼がグンバウのヘッドをGKハインが弾いたボールに詰めて、勝ち越し点も決めてくれたため、1-2の逆転勝利を飾って、胸を張ってバジェカスに戻れることに。 これでようやく3連続引分けの停滞から脱出したラージョは順位も8位に上がり、大きく他の弟分たちと差をつけることになったんですが、再開リーガではこちらも20日(日)にマジョルカとのアウェイ戦。アラサーテ監督になった相手も今季は調子が良く、7位と1つ上のところにいるチームですから、拮抗した試合が期待できるかと。いい加減、その頃にはハメス・ロドリゲスも本調子になっているといいんですが、何より、コロンビアの代表戦でケガだけはしないでほしいものです。 そして土曜はコリセウムから、午後9時キックオフのビジャレアル戦を見に、サンティアゴ・ベルナベウに直行した私だったんですが、ええ、マドリーは先日、CL2節のリール戦で今季初黒星を喫したばかりでしたからね。実際、プレーレベル的にはその試合とあまり変わりはなかったものの、この日は長距離砲2発で片がついたんですよ。そう、前半14分にはモドリッチの蹴ったCKから、「今朝、フェデと練習した」(ベリンガム)秘策が発動。ショートで近くを通るボールを彼はスルーすると、そこにご存知、健脚自慢のバルベルデが突撃し、エリア外からのシュートを放ったところ、アレックス・バエナに当たったボールがGKコンデを破っていたから、ビックリしたの何のって。 ただそれ以外の前半はあまりパッとしたプレーもなく、1-0で試合は折り返したんですが、うーん、TV中継スタッフもそのまま、場内が盛り下がっていくのはマズいと考えたんでしょかね。後半早々にはこの日、パルコ(貴賓席)観戦に訪れた、昨季限りで引退したクロースが360度天井吊り下げスクリーンに映り、ファンが大喝采したなんてこともあったんですが、ようやくマドリーに2点目が入ったのは28分のこと。今度はビニシウスがエリア外から弾丸シュートを決めて、もうこれにはビジャレアルのマルセリーノ監督もお手上げって感じになってしまいましたが、運の悪いことにブラジル人FWはそのすぐ後、頸椎ネンザでギュレルと代わることに。 とはいえ、それはまだ、ビニシウスがブラジル代表のお勤めから解放される理由となったため、逆に朗報と言ってもいいぐらいだったんですが、後半ロスタイムには最悪のアクシデントが起きたんですよ!そう、ジェレミー・ピノからボールを奪い返そうとしたカルバハルの右脚が空を蹴った後、当人は大絶叫と共に転倒。担架退場となってしまったんですが、それがヒザの前十字靭帯だけでなく、外側の靭帯や裏側の膝窩筋まで断裂という複合的な重傷で、全治1年というから、恐ろしい。 試合の方はそのまま2-0で終わったんですが、これから大変なのは手術と長いリハビリに耐えないといけないカルハバルだけでなく、右SBがルーカス・バスケスだけとなってしまったマドリーも同じで、ええ、マルチDFのナチョ(アル・カーディシーヤに移籍)はもうチームにいませんからね。ミリトンも右SBでプレーしたことがあるといっても、元々、当てにできるCBが彼とリュディガーしかおらず、チュアメニがジョブチェンジをして穴埋めする姿もしばしば。昨季はミリトン、アラバがヒザの靭帯断裂をした後もCBの補強せずに耐え、リーガどころか、CLにも優勝してしまったマドリーですが、さすがに今回は冬の移籍市場の活用を考えないといけないかもしれませんね。 そんなアンチェロッティ監督のチームはこの代表戦週間、出向する選手が9人と少なめで、ええ、エムバペはデシャン監督と打ち合わせて、フランス代表をお役御免となっていますし、ここ2試合、負傷中のクルトワの代理を務めていたGKルーニンも何かのウィルスに感染して、ウクライナ代表を非招集になりましたからね。すでにビジャレアル戦ではセバージョスもベンチに戻り、月曜のバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場のグラウンドにはブライムの姿もチラホラ。お留守番選手たちは19日(土)のセルタ戦までゆっくりできるんですが、その頃にはもう少し、クロースがいなくなってから、上手く機能していないチームのゲームメーク力が改善できるといいのですが。 そして翌日曜、午後9時の試合でアトレティコが9節のトリを飾ったんですが、いやもう、最近は近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)に足を運ぶのが私も苦痛でねえ。4-0の惨敗したCLベンフィカ戦こそ、時間帯が被っていたマドリーのリール戦を見ていたため、ライブで惨憺たる気分になるのは避けられたんですが、そうはいっても昨季後半から、彼らのアウェイ戦はイライラマックスになるのが相場。それだけに覚悟して向かったところ、何とこのレアル・ソシエダ戦では開始52秒でゴールが決まったんですよ! ええ、初先発となったガランがエリア内に送ったボールをグリーズマンがtaconazo(タコナソ/ヒールキック)でバックパス、そこへ駈け込んできたフリアン・アルバレスがシュートして、見事な先制点を挙げてくれたため、その瞬間ばかりはとうとう、彼らもアウェイで眠ったままピッチに立つという悪癖を克服できたのかと私も嬉しくなったんですけどね。まさか、それだけで満足して、あとは専守防衛なってしまうって、いかにもアトレティコ的じゃないですか。 それも相手がバルサとかならわかるんですが、すでに10分過ぎにはレアル・ソシエダに完全に押し込められ、自陣からまったく出られないというのはどういうこと?12分のスビメンディとアグエルドのダブルチャンスはGKオブラクが何とか防いでくれたんですが、何度、敵が遠めから撃ってくるシュートにヒヤリとさせられたことか。それが外れて、オブラクからプレーがスタートしてもすぐにボールをロスト。その繰り返しで、延々と守っているだけのアトレティコに絶望したファンはきっと、私だけではなかったのでは? それでも前半は0-1で終わり、後半には少しは悔い改めてくれるかと思いきや、まったく事態は変わらず。それどころか、39分にはとうとう、スシッチにエリア外からgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)を決められてしまうんですから、自業自得とはまさにこのこと?ちなみにこのプレー、アトレティコのエリアからスタートしていて、うーん、この日、何度も敵目掛けて真っすぐパスを送っていたコケがようやく、デ・パウルにボールを繋げたと喜んだところ、今度はデ・パウルがオジャルサバルに向けてバックパス。そこから、スシッチにボールが渡ったんですが、ホント、こういう敵と味方を混同するアトレティコの習性、何とかならないんでしょうか。 それからもソシエダはずっと攻めていたんですが、幸い勝ち越しゴールには至らず、試合は1-1でチャンチャンです。それにしたって、納得いかないのはシメオネ監督の采配で、ええ、後半にはデ・パウル、セルロート、レイニウド、リケルメが順次途中出場したんですが、追いつかれてから、そしてロスタイムも5分あったにも関わらず、更に交代枠もまだ1人あったにも関わらず、何故かコレアを投入せず。常に彼が救世主になる訳ではありませんが、今季はアスレティック戦でも土壇場の決勝ゴールを挙げて、チームに勝利をもたらしていたのに、この日に限って使わないとは一体、何があった? 結局、またしてもアウェイで躓いたアトレティコは、ま、同じ勝ち点ながら、ビジャレアルから3位を取り戻せたのは良かったですけどね。首位バルサとは勝ち点7差、2位マドリーとも4差とライバルたちから、取り残されていくばかりなのは悲しい限り。正直、シーズンのこんな早い段階から、リーガは4位以上で課題クリア的な姿勢を見せられても困るんですが、こればっかりはねえ。リーガ再開のレガネス戦はメトロポリターノ開催なため、まだいいとしても、アウェイ戦が巡ってくるたびにこれでは全然、明るい未来が想像できませんって。 2024.10.08 20:00 Tue
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バイエルンMFサラゴサが母国復帰へ…バレンシアへのレンタル有力に

バイエルンのスペイン代表MFブライアン・サラゴサ(22)が母国復帰に向かっているようだ。 今年2月にグラナダから前倒しの形でバイエルンへ加入したサラゴサ。ウイングポジションの負傷者の多さの影響によって加入3戦目のボーフム戦で新天地デビューを飾ったが、以降は言語の適応の問題もあって思うように出場機会を得られず。最終的に7試合に出場したが、スタメンはわずかに1試合にとどまっていた。 今夏のプレシーズンはヴァンサン・コンパニ新監督の下でパフォーマンスを見極められている段階にあるが、移籍市場に精通するフロリアン・プレッテンベルク氏によると、クラブは武者修行に出すことを検討しているという。 修行先は母国スペインになるようで、現時点ではジローナとバレンシアの2クラブがレンタル先として名乗りを挙げている。 ジローナはブラジル代表FWサヴィオ、ブラジル代表DFヤン・コウトと両サイドのアタッカーの退団によってポジションが手薄な上、チャンピオンズリーグ出場という魅力があるが、サラゴサ自身はバレンシア行きを希望しているようだ。 なお、バイエルンはサラゴサが将来的に戦力になると考えており、買い取りオプションを契約に盛り込む意思はないという。 2024.08.05 15:15 Mon

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【ラ・リーガ第13節プレビュー】久保のソシエダが首位バルセロナに挑む…不調マドリーは曲者と対峙

先週末に行われた前節はレアル・マドリー、ビジャレアルの2試合が延期となった中、バルセロナ・ダービーを制した首位のバルセロナ、ラス・パルマスに完勝したアトレティコ・マドリーが揃って勝利を収めている。 インターナショナルマッチウィークの中断前の開催となる今節はMF久保建英が所属する11位のレアル・ソシエダと、首位のバルセロナによる強豪対決が最注目カードだ。 ソシエダは前節、久保のスーペルゴラッソとFWオヤルサバルのPKによるゴールによってセビージャに2-0の快勝。2試合ぶりの白星を挙げた。しかし、ヨーロッパリーグ(EL)ではビクトリア・プルゼニとのアウェイゲームを後半終盤の失点によって1-2と競り負けた。右ウイングでプレーした久保は攻守に最低限の仕事はこなしたが、1-1のイーブンだった60分で交代となった。チームとして主力クラスを起用しながらの敗戦で中2日でのホームゲームへ明るい材料は少ない。フラストレーションが溜まる戦いを強いられた久保には古巣対戦での活躍を期待したい。 対するバルセロナは前節のエスパニョール戦をMFダニ・オルモのドブレーテの活躍で3-1の快勝。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)のツルヴェナ・ズヴェズダ戦はDFクンデの3アシストに、FWレヴァンドフスキのドブレーテの活躍によって5-2のマニータの圧勝。公式戦の連勝を「7」に更新している。同試合では競り合いの際に顔面を蹴られたDFクバルシが10針を縫うケガを負っており、大事を取っての欠場の可能性はあるが、それ以外の主力のプレータイムはコントロールできており、良い状態で敵地へ乗り込むことになる。 前節のバレンシア戦が延期となった2位のレアル・マドリーは、5位のオサスナとのホームゲームで公式戦連敗ストップを図る。前々節のエル・クラシコでの0-4の大敗に加え、直近のCLではミランに1-3で敗戦。要塞サンティアゴ・ベルナベウでまさかの2試合連続大量失点での連敗となった。低調なパフォーマンスに加え、交代時に憤りを示したMFベリンガム、MFバルベルデの妻による指揮官の采配批判と結果以上にチームを巡る状況は悪い。 仮に、今回の一戦でホーム3連敗となれば、最悪な状況でインターナショナルマッチウィークに突入するだけに是が非でも結果を残したい。ミラン戦に向けてはハイプレスを含め戦術面にテコ入れを図ったものの、その効果は限定的となっており、この一戦ではアンチェロッティ監督の修正に注目したい。また、批判を浴びるFWムバッペやFWヴィニシウスの雰囲気に期待だ。 アトレティコは前節、ラス・パルマス相手にFWジュリアーノ・シメオネの初ゴールにFWセルロートのダメ押し弾によって2-0の完勝。続くCLではパリ・サンジェルマンとの接戦をFWアンヘル・コレアの後半ラストプレー弾で2-1の逆転勝利。公式戦連勝と状態を挙げている。攻守両面で未だ課題は少なくないが、ひとまず自信を取り戻しており、8位のマジョルカとのアウェイゲームでは内容にこだわりながら連勝を達成したい。ここに来て良い競争が生まれている攻撃陣では誰が主役になるか。なお、FW浅野拓磨は引き続きケガの影響で欠場となる。 その他では2週間ぶりのリーグ戦となる4位のビジャレアル、直近のELを逆転勝利で飾って勢いに乗る6位のアスレティック・ビルバオといった上位陣の戦いにも注目だ。 なお、エスパニョールvsバレンシアはバレンシアを中心とする豪雨洪水被害の影響によって延期となる。 《ラ・リーガ第13節》 ▽11/8(金) 《29:00》 ラージョ vs ラス・パルマス ▽11/9(土) 《22:00》 レアル・マドリー vs オサスナ 《24:15》 ビジャレアル vs アラベス 《29:00》 レガネス vs セビージャ ▽11/10(日) 《22:00》 ベティス vs セルタ 《24:15》 マジョルカ vs アトレティコ・マドリー 《26:30》 ヘタフェ vs ジローナ バジャドリー vs アスレティック・ビルバオ 《29:00》 レアル・ソシエダ vs バルセロナ ▽未定 エスパニョール vs バレンシア 2024.11.08 19:00 Fri
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「出だしは悪くなかったが…」 ソシエダが早くも5敗目、指揮官がここからの立て直しを誓う

レアル・ソシエダは27日のラ・リーガ第11節でオサスナをホームに迎え撃ち、0-2で敗れた。 久保建英をベンチに温存しての今節だったが、23分、33分と連続失点。後半から久保のカードを切り、その久保が切れ味鋭いプレーを披露したが、無得点で敗れた。 今節まで4戦負けなしと右肩上がりだったが、5試合ぶりの黒星で12位に後退。イマノル・アルグアシル監督はまず試合をこう振り返る。スペイン『マルカ』が報じた。 「チームに影響を与えるものではないが、これがフットボールというもの。出だしは悪くなかったが、セットプレーで先制されてしまった。それが彼らの強みであるのは把握していたが、オナスナ相手に0-2とされると非常に難しくなる」 「チャンスをすべてセルヒオ(・エレーラ)に阻まれるとなおさらだ。彼の存在もあって、彼らの守備が機能し、我々は試合に入っていけなかった」 そう総括したイマノル監督だが、これで早くも5敗目(3勝3分け)。得点自体も最少タイの8ゴールと振るわずだが、「我々はこの状況から前に進み、ファンが喜んで帰ってもらえるよう全力を尽くしている」とも述べている。 「ヨーロッパの出場圏までそれほど遠くなく、(試合も)たくさん残っている」と巻き返しに意欲を示すソシエダ指揮官だが、立て直せるか。 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英は途中出場で存在感も…ソシエダが5敗目</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tU8_ODcYPHQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.28 13:20 Mon
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コパ・デル・レイ1回戦の4試合が再延期に…久保建英が所属するソシエダの試合は日程未定と発表

スペインサッカー連盟(RFEF)は4日、延期となっていたコパ・デル・レイ1回戦の4試合が再延期になったことを発表した。 スペインでは、東部のバレンシア自治州を中心とする深刻な豪雨洪水被害の影響によって、コパ・デル・レイ1回戦の7試合が延期となっていた。 当初の予定では、今月の5~7日に延期分の6試合が開催される見込みであったが、RFEFの発表によれば、被害の影響が大きいことからラ・リーガ(スペイン1部)に在籍するバレンシアやヘタフェらの4試合が再延期となった。 また、5部のホベ・エスパニョールとの対戦が延期となった久保建英の所属するレアル・ソシエダの日程は未定となっている。 ◆コパ・デル・レイ1回戦延期分 ※ラ・リーガ所属のみ抜粋 ▽11/5 チクラーナ(6部)vsオサスナ ▽11/26 パルラ・エスクエラ(6部)vsバレンシア マニゼス(6部)vsヘタフェ ▽未定 ホベ・エスパニョール(5部)vsレアル・ソシエダ 2024.11.05 07:30 Tue
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「こんなプレーをするとは…」ターンオーバー失敗で7連勝がストップ…ミスも絡んだバルサ指揮官は苦言「4ゴールは多過ぎる」

バルセロナのハンジ・フリック監督が、今季初黒星となったオサスナ戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。 28日、ラ・リーガ第8節でバルセロナはアウェイでオサスナと対戦した。 今季はラ・リーガで開幕7連勝と最高のスタートを切ったバルセロナ。チャンピオンズリーグ(CL)のモナコ戦では初黒星を喫したが、チームは悪い状態とは言えなかった。 しかし、正守護神のGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが今季絶望となるヒザの負傷を負った他、この試合は若手を多くピッチに立たせ、ターンオーバーして臨んだ。 決して好スタートを切ったとはいえないオサスナ相手に臨んだが、思わぬ展開に。前半のうちに2点をリードされると、後半早々にパウ・ビクトルのゴールで1点を返すも、さらに追加点を奪われ、最終盤に途中出場のラミン・ヤマルがネットを揺らすが、4-2で敗戦。今季のリーグ戦初黒星を喫してしまった。 ターンオーバーが裏目に出てしまい、全くと言って良いほどパフォーマンスが上がらなかったバルセロナ。フリック監督は、ターンオーバーの意図を語りながらも、予想以上のパフォーマンスが悪かったとコメント。ミスも多かったと反省した。 「この敗戦を受け入れなければならない。我々はあまり良いプレーをしなかった。彼らは長い時間プレーしてきたため、選手たちを守るのが私の責任だと思う」 「ただ、こんなプレーをするとは思っていなかった。私はチームに前進しなければならないと伝えた。火曜日、日曜日とプレーする。そして我々は正しい軌道に乗っている」 「多くのミスを犯したが、彼らはとてもよくやってくれた。2点目は最初にファウルがあったと思うが、まだ見ていないのでよく分からない。ただ、聞いた話ではそのようだ。彼らが我々に対し、4ゴールを決めたのは多過ぎると思う」 <span class="paragraph-title">【動画】開幕7連勝のバルサ、ミスも絡んでアウェイで惨敗</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hejXGOVaO3E";var video_start = 156;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.29 11:45 Sun
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【2021-22 ラ・リーガベストイレブン】優勝レアル・マドリーから最多5選手

2021-22シーズンのラ・リーガが全日程を消化しました。そこで本稿では今シーズンのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 ◆ラ・リーガベストイレブン GK:クルトワ DF:アラウホ、ダビド・ガルシア、ル・ノルマン、アラバ MF:モドリッチ、ブスケッツ、フェキル FW:デンベレ、ベンゼマ、ヴィニシウス GK ティボー・クルトワ(30歳/レアル・マドリー) 出場試合数:36(先発:36)/失点数:29 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 圧巻のパラドン連発で優勝に貢献。2シーズンぶりのサモラ賞(最優秀GK)はセビージャ守護神ボノに譲るも、重鎮退団で開幕前に懸念されたエルブランコの守備を見事に支えた。シーズンを通じて決してピンチの数は少なくなかったが、驚異的な反射神経に加え、経験に裏打ちされた的確な判断、ポジショニングで絶体絶命のピンチを幾度も救った。 DF ロナルド・アラウホ(23歳/バルセロナ) 出場試合数:30(先発:25)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ブラウグラナの新たなディフェンスリーダー。ピケの加齢による衰えもあって被カウンター時の対応を含め、ここ数年問題を抱えるバルセロナは、今季もシーズンを通じてそのウィークを露呈。その苦境においてウルグアイ代表DFは卓越したアスリート能力と守備センスを武器に獅子奮迅の働きを見せた。また、チーム事情で手薄な右サイドバックでもプレーした中、クラシコではヴィニシウスを封じるなど改めて対人守備での能力の高さを証明した。また、チャビ新体制では指揮官が明確に課題と指摘するビルドアップにも前向きに取り組み、半年間で見違える進歩を見せており、来シーズン以降の更なる飛躍が期待されるところだ。 DF ダビド・ガルシア(28歳/オサスナ) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・ロハ初招集も期待される玄人好みの守備者。オサスナ一筋のキャリアを歩む28歳は、以前から堅守に定評があるチームで安定したパフォーマンスを披露してきた。とりわけ、今シーズンは空中戦の強さを生かしてキャリアハイの4ゴールを奪ったほか、本職の守備においても対人、カバーリングと卒のないプレーが光った。ル・ノルマンと共にオトラ・リーガでは屈指の守備者の評価を確立しており、今夏の去就にも注目したいところだ。 DF ロビン・ル・ノルマン(25歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:37(先発:37)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・レアルの堅守を支える万能型DF。出身はフランスも、有能なセンターバックを輩出するバスクの地で本格ブレイクを果たした25歳は、直近2シーズンも主力として活躍したものの、今季はもう一段階上のレベルに到達。サスペンションで欠場した1試合を除きフルタイム出場を果たし、卓越した危機察知能力、ポジショニングを生かしたクレバー且つ強度の高い守備で堅守に貢献。さらに、アルグアシル監督の下で後方から繋ぐスタイルを取る採用するチームにおいて、磨きをかけたビルドアップ能力で攻撃の出発点としても機能している。 DF ダビド・アラバ(29歳/レアル・マドリー) 出場試合数:30(先発:30)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 初のラ・リーガ挑戦でタイトル獲得に貢献。13年を過ごしたミュンヘンを離れ、鳴り物入りでの加入となったエルブランコではセンターバックを主戦場にプレー。セルヒオ・ラモスに代わる新たなディフェンスリーダーとして相棒ミリトンをコントロールしながら、守護神クルトワと共にリーグ2位の堅守を構築。さらに、的確なドライブや正確な配球とビルドアップの局面においても絶大な存在感を放った。 MF ルカ・モドリッチ(36歳/レアル・マドリー) 出場試合数:28(先発:25)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 黄金の中盤で抜群の輝き。今年9月に37歳を迎えるベテランMFだが、衰え知らずの見事なシーズンを過ごした。バルベルデやカマヴィンガらの台頭、相棒クロースがシーズンを通してフル稼働を果たしたことで、ある程度プレータイムをコントロールできたこともあり、シーズンを通してハイパフォーマンスを維持。とりわけ、重要なビッグマッチにおいてはベンゼマらと共に勝負強い働きをみせ、改めてワールドクラスのプレーヤーであることを証明した。インテリオールのポジションでの8アシストという数字も素晴らしかった。 MF セルヒオ・ブスケッツ(33歳/バルセロナ) 出場試合数:36(先発:36)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 盟友チャビの下で完全復活。メッシの電撃退団に伴い、今季からカピタンに就任したが、クーマン、セルジ暫定体制での前半戦はチームスタイルの影響もあり、攻守両面で長所よりも短所ばかりが目につく試合が目立った。しかし、チャビ新体制ではチームの原点回帰、イメージを共有できるガビやペドリ、フェラン・トーレスらの存在によって長所がより際立つ戦いが増え、見事なゲームメイクでチームの2位フィニッシュの立役者となった。 MF ナビル・フェキル(28歳/ベティス) 出場試合数:34(先発:33)/得点数:6 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進ベティスの攻撃をけん引。卓越した左足の技術、馬力のある仕掛け、創造性を武器に6ゴール8アシストを記録。リーグで最もスペクタクルなチームと称されるペジェグリーニ率いるチームにおいて、カナレスと共に攻撃の組み立てを担い、フアンミやウィリアン・ジョゼやボルハ・イグレシアスらストライカー陣を巧みに操った。好戦的過ぎるメンタル、得点数に改善の余地はあるが、フアンミ、ギド・ロドリゲスらと共にベティス躍進の主役となった。 FW ウスマーヌ・デンベレ(25歳/バルセロナ) 出場試合数:21(先発:15)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チャビ率いる新生バルサの崩しの切り札に。シーズン前半戦をケガでほぼ棒に振ったが、契約延長問題に揺れる中で主力として起用したチャビ監督の信頼に応え、今季リーグアシスト王となる13アシストを記録。当初はカンプ・ノウでブーイングを浴びたが、その圧倒的なパフォーマンスで、ブーイングをスタンディングオベーションに変えた。圧倒的な個の打開力、正確なクロス、ラストパスから盟友オーバメヤンらに決定機をお膳立てし続けた。来季の去就はいかに…。 FW カリム・ベンゼマ(34歳/レアル・マドリー) 出場試合数:32(先発:31)/得点数:27 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のMVP。27ゴールで自身初のピチーチ(得点王)獲得。アシストランキングでも2位の12アシストと、ヴィニシウスと共にエルブランコの攻撃を見事に牽引した。今季のバロンドール最有力候補の圧倒的な存在感だった。 FW ヴィニシウス・ジュニオール(21歳/レアル・マドリー) 出場試合数:35(先発:30)/得点数:17 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220531_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エルブランコの新たなエースに成長。戦術眼、アタッキングサードでのプレー判断に磨きをかけてベンゼマの信頼を勝ち取った前半戦に完全覚醒を果たした。後半戦はゴールペースをやや落としたものの、いずれもキャリアハイ更新となる17ゴール10アシストを記録。ハーランドやムバッペ、フォーデンらとの次代のバロンドールレースに本格参戦を告げる1年に。 2022.06.03 18:01 Fri

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