ロイスのLAギャラクシー加入がついに合意!選手はメディカルチェックのため渡米へ

2024.08.08 11:40 Thu
MFマルコ・ロイスのLAギャラクシー加入が目前に
Getty Images
MFマルコ・ロイスのLAギャラクシー加入が目前に
交渉が長引いていた元ドイツ代表MFマルコ・ロイス(35)とロサンゼルス・ギャラクシーだが、ついに合意に至ったようだ。

昨シーズンをもって、12シーズンにわたるドルトムントでのキャリアに終止符を打ったロイス。それでも、公式戦42試合で9得点10アシストをマークするなど健在ぶりをアピールしたこともあり、新天地が注目されていた。

トルコやサウジアラビアからの関心も噂される中で、メジャーリーグサッカー(MLS)のLAギャラクシーが加入先の最有力候補に。7月上旬から交渉が開始され一時は合意したとも報じられていたが、ここまで続報はなかった。
そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ロイスとLAギャラクシーの交渉はようやくまとまったとのこと。契約は2025年12月までとなり、延長のオプションも付随と報じられている。

ロイスは今後メディカルチェックと契約書へのサインのため、アメリカへ渡る予定。すべてが順調にいけば、MLSにまた一人スター選手が加わることとなりそうだ。

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元バルサMFリキ・プッチが負傷したまま30分以上プレー…検査結果はACL断裂、LAギャラクシーは6度目全米制覇目前

ロサンゼルス・ギャラクシーは1日、スペイン人MFリキ・プッチの負傷を報告した。 バルセロナの将来を担う存在と期待されるも、ファーストチームでは定位置を掴めず、2022年8月にLAギャラクシーへと移籍したプッチ。元日本代表のDF吉田麻也やDF山根視来とともにプレーし、2024年のレギュラーシーズンでは29試合16ゴール14アシストの成績を残していた。 チームはレギュラーシーズンをウェスタン・カンファレンス2位で終え、MLSカップのプレーオフに進出。カンファレンス決勝まで勝ち進み、11月30日にはシアトル・サウンダーズと対戦した。 プレーオフでも活躍を続けてきたプッチはこの試合も先発。元ドイツ代表MFマルコ・ロイスらと中盤を形成し、85分にはセルビア代表FWデヤン・ヨベリッチの決勝点をアシスト。LAギャラクシーのMLSカップ進出に貢献した。 しかし、クラブの発表によると、フル出場したプッチは後半途中で負傷。その状態で30分以上プレーを続けていたという。 1日にMRI検査を行った結果、左ヒザ前十字じん帯の断裂が判明。手術を受けることとなり、7日に行われるMLSカップには出場できないことが決まった。 プッチを欠くLAギャラクシーは、イースタン・カンファレンスを勝ち上がってきたニューヨーク・レッドブルズと対戦。史上最多5度の優勝を誇るクラブは、2014年以来6度目の戴冠を狙う。 <span class="paragraph-title">【動画】負傷しながら決勝点演出! プッチのサウンダーズ戦アシスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="eOuwOvshwd8";var video_start = 288;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.02 17:10 Mon

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