クロアチアの重鎮ヴィダが35歳で代表引退…「別れがどんなにつらくても、誇りと幸せを持って去る」

2024.07.21 22:10 Sun
ロシアW杯では大活躍を見せたヴィダ
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ロシアW杯では大活躍を見せたヴィダ
AEKアテネのDFドマゴイ・ヴィダ(35)がクロアチア代表を引退した。
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2010年5月に行われたウェールズ代表でA代表デビューを飾ったヴィダは、ここまで105試合に出場。ユーロ2012から7大会連続で主要大会本選のメンバー入りを果たし、ピッチ内外でチームを支えた。とりわけ、準優勝した2018年ロシア・ワールドカップでは6試合に出場し、開催国との準々決勝では延長戦でのゴールに加えてPK戦でもきっちり成功し、大きな仕事を果たしていた。
ただ、近年はピッチではなくトレーニング場やベンチから裏方としての役割が増え、直近のユーロ2024は1度も出番がないままグループステージ敗退となっていた。

ヴィダは21日、クロアチアサッカー連盟(HNS)の公式サイトを通じて14年間の思い、クロアチア国民への感謝を伝えた。
「2010年5月23日、家族、友人、そしてスラヴォニア人の仲間の前でクロアチア代表デビューしたとき、僕はフットボールの夢を実現したと思った」

「それから14年余りが経ち、それが自分のフットボール人生で最も美しい物語の始まりに過ぎなかったことを知っている。そして、僕にとってとても大切なものから自分を切り離すのは難しいので、これらの言葉を言ったり、書いたり、口にしたりするのはどんなに難しいことであっても、自分が経験したすべてのことで自分がどれだけ豊かになったかを知っていると、それはより簡単になる」

「また、キャリアにおいて1度でも世界で最も美しいジャージを着て、母国を代表することは名誉なことだった。そして、それを105回も達成し、7つの主要な大会でプレーし、クロアチアで3つの主要なメダルを獲得したとき、そのような特権に限りなく感謝するしかない」

「勝利と成功は記録に残るが、僕の記憶にはさらに多くのものが残っている。すべての困難な瞬間は、チームの団結、個性、相互関係を強化するため、同様に貴重で重要だ。近年、僕らは素晴らしい成功に慣れてきたけど、それ以前には失望、監督交代、敗北、厳しい批判も経験した。僕らはそれらからより強くなり、成功はより甘いものとなった」

「クロアチアのためにピッチで戦うことを楽しんだし、あの忘れられないロシアでのシルバーチーム(準優勝チーム)の最初のチームメンバーになれたことを光栄に思う。だけど、僕は過去数年間、以前ほど熱意を持ってプレーしていなかった。なぜなら、最初から最後まで、成功には誰もが重要であることを学んだからだ。トレーニングでベストを尽くし、チームメイトをサポートして励まし、叫び、慰め、抱きしめ、チームを笑わせ、歌をリードする。さまざまな方法で代表チームの成功に貢献することができ、クロアチアの副キャプテンとしてこのように貢献できたことを誇りに思う」

「このファミリーで過ごした14年間、どうやって全員に感謝し、誰かを忘れずにいられるだろうか。最初のチャンスを与えてくれたスラベンから、イゴール、ニカ、アンテ、そして前例のない素晴らしい成功を達成してくれたズラトコまで、すべての監督に感謝する。同様にスタッフのコーチ全員にも感謝したい」

「クロアチア史上最高のプレーヤーたちと、最高のプレーヤーたちの指揮のもと、ドレッシングルームで一緒に過ごせたことは光栄だった。クロアチアのために常に全力を尽くし、代表チームを神聖なものと見なしてくれたことに感謝したい。だからこそ、僕らはいつも集まり、お互いに交流し、同じジャージをめぐって戦うことを楽しみにしていた」

「すべての成功に大きな功績を残したサポートチーム全員、理学療法士、医師、経済学者、そして「叔母」イヴァ率いる協会の皆さんにも感謝している。連盟が代表チームに常に与えてくれた素晴らしいサポートに対して、会長、故ヴラトコ、ダヴォル、そして今日のマリヤンにも感謝している」

「偉大なファンのみんなにも感謝している。今年はドイツで史上最大の応援を受けたのに、より多くのことを達成できなかったことを特に残念に思う。だけど、みんなの応援は、このような瞬間であっても僕らにとって大きな意味を持っている。なぜなら、みんながいつも僕らと一緒にいて、僕らが最善を尽くしていることを認めてくれているからだ。2018年と2022年の祝賀会は決して忘れない。そのとき感じた一体感と愛は、代表チームの成功のために僕らが注いだすべての努力に対する最大の報酬だった」

「フットボールを紹介してくれた父、家族、友人、そしてすべてのコーチのサポートと、キャリアの中で教えてくれたことすべてに感謝する」

「代表チームでプレーすることは、幸せ、誇り、名誉、特権だ。だけど、それらすべてには、家族が支払う大きな代償が伴うものだ。だからこそ、最も重要な感謝は、自分の最大の支え、慰め、支えであり、自分なしでこの『代表での時間』の多くを過ごしてくれた妻のイヴァナと息子のデイビッドに捧げる。彼らと最も美しい瞬間を共有できたことを嬉しく思っているし、これから一緒に過ごす時間がさらに増えることを楽しみにしているよ」

「試合、勝利、交流、笑い、マッサージルーム、応援、お祝い、緊張、そして失敗さえも、すべてが恋しくなる。なぜなら、失敗すれば自分が何者かがわかるからだ。そしてクロアチアは強いキャラクターのもとにできている」

「ただ、若い力の時代が来ていることは理解しているし、年長者の中には彼らを新たな成功に導くことができる人がいることも理解している。2010年5月23日に僕が夢見る権利があった以上のことを成し遂げた、この世代の足跡を、彼らが辿り続けてほしいと心から願っている」

「だからこそ、別れがどんなにつらいものであっても、僕は誇りと幸せを持って去るよ」

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C・ロナウドのキャリア通算900ゴール目で逃げ切ったポルトガルが白星発進!ポーランドはスコットランドとの打ち合いを制す【UNL】

UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ1第1節のポルトガル代表vsクロアチア代表が5日に行われ、2-1でポルトガルが勝利した。 今夏に行われたユーロ2024をベスト8で終えたポルトガルは、3大会ぶりの優勝を狙う同大会の初戦に向けて、クリスティアーノ・ロナウドやベルナルド・シウバ、ブルーノ・フェルナンデスら順当に主力を先発で起用した。 一方、ユーロ2024では3大会ぶりのグループステージで敗退に終わったクロアチアも、重鎮のルカ・モドリッチやマテオ・コバチッチ、ヨシュコ・グヴァルディオル、守護神ドミニク・リヴァコビッチらが順当に先発に名を連ねた。 試合は早い時間にスコアが動く。7分、ボックス手前でボールを受けたブルーノ・フェルナンデスがボックス左から侵入し中央へラストパスを送ると、斜めに走り込んだダロトがゴールエリア左まで切り込み、相手GKの股下を抜くシュートでゴールネットを揺らした。 先制を許したクロアチアは14分、バイタルエリアでパシャリッチとスイッチしたモドリッチがボックス右手前から右足を振り抜いたが、これはゴール右に外れる。さらに31分には、右CKのこぼれ球をボックス中央左手前で収めたクラマリッチがハーフボレーでゴールに迫ったが、これはGKジオゴ・コスタの好セーブに阻まれた。 一進一退の展開が続くなか、ポルトガルは34分に追加点を奪う。バイタルエリア左でボールを受けたメンデスがクロスを供給すると、ゴール前に抜け出したC・ロナウドが右足のボレーシュートをゴールに突き刺した。 2点を追う展開となったクロアチアだが、すぐに反撃に出る。すると41分、ボックス右から侵入したクラマリッチがグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドを駆け上がったソサがスライディングで折り返すと、DFダロトに当たりゴールネットを揺らした。 1点を返されたポルトガルは、44分にドリブルでボックス右まで持ち上がったペドロ・ネトがクロスバー直撃のシュートを放ったが、追加点は生まれず。前半は2-1で終了した。 互いに選手を入れ替えて臨んだ後半は、立ち上がりからポルトガルがポゼッションで優勢に立ち、試合の主導権を握ったが、先に決定機を作ったのはクロアチア。76分、ヤキッチのパスで右サイド深くまで駆け上がったシュタロの折り返しを走り込んだマタノビッチが右足で合わせたが、シュートはわずかにゴール右に逸れた。 終盤にかけてはクロアチアが攻勢を続けると91分、右CKの流れから二次攻撃を仕掛けるとスチッチの右クロスをファーサイドのクラマリッチが左足ボレーで合わせたが、シュートは左サイドネットに外れた。 結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。C・ロナウドのキャリア900ゴール目で逃げ切ったポルトガルが、 また、リーグA・グループ1もう一試合のスコットランド代表vsポーランド代表は2-3でポーランドが勝利した。 試合は開始早々の8分にシマンスキにゴールでポーランドが先制すると、前半終了間際にもレヴァンドフスキがPKを沈め、2点のリードで前半を終える。 しかし、後半開始早々にギルモアのゴールで1点を返されると、77分にもマクトミネイにネットを揺らされ、試合は振り出しに戻る。 このまま試合終了かと思われたが、ポーランドは95分にボックス左深くまで侵入したザレフスキが倒されてPKを獲得すると、これをザレフスキ自身が決め、3-2で勝利した。 ◆リーグA・グループ1第1節 結果 ▽9/5(木) ポルトガル代表 2-1 クロアチア代表 【ポルトガル】 ジオゴ・ダロト(前7) クリスティアーノ・ロナウド(前34) 【クロアチア】 OG(前41) スコットランド代表 2-3 ポーランド代表 【スコットランド】 ジョン・マッギン(後1) スコット・マクトミネイ(後32) 【ポーランド】 セバスティアン・シマンスキ(前8) ロベルト・レヴァンドフスキ(前44[PK]) ニコラ・ザレフスキ(後52[PK]) 2024.09.06 06:05 Fri
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38歳モドリッチもしっかり招集! クロアチア代表メンバー24名にはユーロ2024のメンバーがほぼ集結【UEFAネーションズリーグ】

クロアチアサッカー連盟(HNS)は19日、UEFAネーションズリーグ2024-25に臨むクロアチア代表メンバー24名と予備メンバー7名を発表した。 ユーロ2024ではグループステージで敗退となったクロアチア。ズラトコ・ダリッチ監督は、予備メンバーを含めて31名を招集した。 DFドマゴイ・ヴィダ(AEKアテネ)とMFマルセロ・ブロゾビッチ(アル・ナスル)が代表引退を発表した中、今回のメンバーには重鎮であるMFルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)は健在。辞退する可能性も報じられる中での招集となった。 その他、MFマテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ)、DFヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ)、GKドミニク・リヴァコビッチ(フェネルバフチェ)、FWイバン・ペリシッチ(無所属)などこれまでの主軸を順当に招集した。 クロアチアはリーグAのグループ1に所属しており、ポルトガル代表、ポーランド代表、スコットランド代表と同居。9月5日にアウェイでポルトガルと、同8日にホームでポーランドと対戦する。 今回発表されたクロアチ代表メンバー24名と予備メンバー7名は以下の通り。 ◆クロアチア代表メンバー24名 GK ドミニク・リヴァコビッチ(フェネルバフチェ/トルコ) ドミニク・コタルスキ(PAOKテッサロニキ/ギリシャ) ネディリコ・ラブロビッチ(フライブルク/ドイツ) DF ヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ/イングランド) ドゥイエ・チャレタ=ツァル(リヨン/フランス) ボルナ・ソサ(トリノ/イタリア) ヨシプ・スタニシッチ(バイエルン/ドイツ) ヨシプ・シュタロ(アヤックス/オランダ) マリン・ポングラチッチ(フォレンティーナ/イタリア) マルティン・エルリッチ(ボローニャ/イタリア) MF ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/スペイン) マテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ/イングランド) マリオ・パシャリッチ(アタランタ/イタリア) ロヴロ・マイェル(ヴォルフスブルク/ドイツ) ルカ・イバンシッツ(フェイエノールト/オランダ) ルカ・スチッチ(レアル・ソシエダ/スペイン) クリスティヤン・ヤキッチ(アウグスブルク/ドイツ) マルティン・バトゥリナ(ディナモ・ザグレブ) ペタル・スチッチ(ディナモ・ザグレブ) FW イバン・ペリシッチ(無所属) アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ) ブルーノ・ペトコビッチ(ディナモ・ザグレブ) アンテ・ブディミル(オサスナ/スペイン) イゴール・マタノビッチ(フランクフルト/ドイツ) ◆予備メンバー7名 GK イビツァ・イブシッチ(パフォス/キプロス) DF ボルナ・バリシッチ(トラブゾンスポル/トルコ) MF トニ・フルク(リエカ) ロベルト・リュビチッチ(AEKアテネ/ギリシャ) ニコラ・モロ(ボローニャ/イタリア) FW マルコ・ピアツァ(ティナモ・ザグレブ) マルコ・パシャリッチ(リエカ) 2024.08.19 23:25 Mon
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モドリッチが9月のクロアチア代表招集を辞退? 国内で憶測飛び交う

ルカ・モドリッチ38歳に関し、クロアチア国内でさまざまな憶測が飛び交う。クロアチア『Sportske Novosti』などが伝える。 今やクロアチアの国家的英雄、モドリッチ。 欧州最強のレアル・マドリーに所属し、ロシアW杯準優勝、カタールW杯3位入賞のクロアチア代表を主将として率い、2018年にはバロンドールも受賞した。 グループステージ敗退に終わったユーロ2024の終了後、来月の代表ウィーク期間中に39歳となるモドリッチだが、代表引退には踏み切らず。少なくとも当面は主将を続けるとされる。 しかし「9月の招集辞退を申し出た」との情報が流れ、クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督がしばらく表舞台に出ていないこと、世代交代が叫ばれていることもあって、噂に拍車。 現地時間19日には9月の招集メンバーが発表されるそうだが、どうやらA代表未経験の若手が複数呼ばれるのは確実とのことだ。 ロシアW杯決勝・フランス代表戦で先発出場した11人の中で、“最後の生き残り”となったモドリッチ。もし2026年の次回W杯にも出場なら、その時は40歳となっている。 <span class="paragraph-title">【動画】あっぱれモドリッチ...伝家の宝刀“右足アウトサイド”</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"> Luka Modrić&#39;s inch-perfect trivela <a href="https://twitter.com/HNS_CFF?ref_src=twsrc%5Etfw">@HNS_CFF</a> | <a href="https://twitter.com/lukamodric10?ref_src=twsrc%5Etfw">@lukamodric10</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/EURO2020?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#EURO2020</a> <a href="https://t.co/pyds7BiGzV">pic.twitter.com/pyds7BiGzV</a></p>&mdash; UEFA EURO 2024 (@EURO2024) <a href="https://twitter.com/EURO2024/status/1416057787512066048?ref_src=twsrc%5Etfw">July 16, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.19 16:00 Mon

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