大陸間POに臨むホンジュラス代表が招集メンバー25名を発表!《ロシアW杯大陸間プレーオフ》

2017.10.28 00:46 Sat
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▽ホンジュラスサッカー連盟(FENAFUTH)は27日、オーストラリア代表とのロシア・ワールドカップ(W杯)予選大陸間プレーオフに臨むホンジュラス代表メンバー25名を発表した。

▽ロシアW杯北中米カリブ海予選で4位となったホンジュラス。アジア予選プレーオフでシリア代表に勝利したオーストラリアとの大陸間プレーオフで本大会出場を目指す。
▽本大会出場を懸けた運命のプレーオフに向けてホンジュラスを率いるホセ・ルイス・ピント監督は、北中米カリブ海予選で6ゴールを記録したFWアンソニー・ロサーノ(バルセロナB)や予選4ゴールのFWアルベルト・エリス(ヒューストン・ダイナモ)、MFブリアン・アコスタ(テネリフェ)ら4位と躍進したリオ五輪メンバーを中心に招集した。

▽大陸間プレーオフの1stレグは11月10日にサン・ペドロ・スラで、同15日にシドニーで2ndレグを戦う。今回発表されたホンジュラス代表メンバー25名は以下のとおり。

◆ホンジュラス代表メンバー25名
GK
ドニス・エスコベル(オリンピア)
リカルド・カナレス(ビダ)
DF
アランス・バルガス(レアル・エスパーニャ)
エヴァ・アルバラード(オリンピア)
ジョニー・パラシオス(オリンピア)
カルロス・サンチェス(ホンジュラス・プログレソ)
ヘンリー・フィゲロア(モタグア)
フェリックス・クリサント(モタグア)
ブライアン・ベッケレス(ネカクサ/メキシコ)
マイノル・フィゲロア(FCダラス/アメリカ)
エミリオ・イサギーレ(アル・ファイハ/サウジアラビア)

MF
ホルヘ・クラロス(レアル・エスパーニャ)
マリオ・マルティネス(レアル・エスパーニャ)
セルヒオ・ペーニャ(CDレアル・ソシエダ)
オリバー・モラサン(フティカルパ)
アレクサンデル・ロペス(オリンピア)
ミチャエル・チリノス(オリンピア)
カルロス・ディスキュア(モタグア)
オスカル・ガルシア(ヒューストン・ダイナモ/アメリカ)
アルフレッド・メヒーア(クサンティ/ギリシャ)
ブリアン・アコスタ(テネリフェ/スペイン)

FW
アンソニー・ロサーノ(バルセロナB/スペイン)
ロメル・キオト(ヒューストン・ダイナモ/アメリカ)
アルベルト・エリス(ヒューストン・ダイナモ/アメリカ)
カルロ・コストリー(オリンピア)

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吐く息は真っ白、-19℃の過酷環境でW杯予選が開催! 選手たちも寒すぎて防寒対策

信じがたい環境下でワールドカップ予選が行われていた。 異常事態が起こったのは、3日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海予選の第11節、アメリカ代表vsホンジュラス代表の一戦だ。 この試合はアメリカのミネソタ州セントポールにあるアリアンツ・フィールドで行われた。 スタジアムは通常の屋外スタジアム。屋根もスタンドにあるだけであり、ドーム型になっていなかったが、試合が行われていた時間帯の最低気温が-19℃というから驚きだ。 信じられない気温の中で行われた試合。選手は手袋をするのはもちろんのこと、ネックウォーマーをつけ、インナーも長袖を着て戦った。 また、アーセナルが獲得に近づいているとされていたアメリカ代表GKマット・ターナーは頭を覆う防寒具をつけてプレー。腰にも防寒具を巻いてプレーしたようだ。 そのターナーは、ハーフタイムや試合後には毛布に身を包んで防寒。ファンもまるでスキー場に集まっているかのうようないでたちとなっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】-19℃と極寒の中でGKが完全防寒</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CZhBs8bsNDR/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CZhBs8bsNDR/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CZgCsGdMiMx/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Matt Turner(@headdturnerr)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.02.04 19:30 Fri

「日本が勝利に値する」日本に敗れたU-24ホンジュラス、指揮官は後半の出来に「必要なものからは程遠い」

U-24ホンジュラス代表のミゲル・ファレロ監督が、U-24日本代表戦を振り返った。 12日、キリンチャレンジカップ2021でU-24日本代表と対戦したホンジュラス。東京オリンピックに向けての調整試合となった中、前半に吉田麻也と堂安律にゴールを許し、2点ビハインドで試合を折り返す。 ハーフタイムに5人の選手交代を行うと、チームのパフォーマンスは改善。ポゼッションを高め、日本陣内に攻め込む時間が増えると、61分にはオウンゴールを誘発し1点差に迫る。 その後も攻め込む時間がある中、堂安律に2点目を決められ勝負あり。3-1で日本に敗れることとなった。 試合を振り返ったミゲル監督は「今日の試合は難しい展開になるということはわかっていた」とコメント。「序盤から苦しい展開となり、最初の45分間は相手の高いインテンシティに押され、自分たちが本来できるはずのボールの扱いができなかった。ゴールを決められたことで体勢を立て直すのが難しかった」と振り返り、前半の出来が良くなかったと語った。 その中でハーフタイムに5選手を変更。その点については「この交代は元々予定していたものだった」と語り、高いレベルの準備ができてこなかったので、多くの選手を起用したかったと語った。 「ここ数カ月間の間、私たちは高いレベルでの試合ができなかった。国内の合宿を行っただけで、この試合も前半のパフォーマンスに表れていたと思う」 「選手たちのリズムを整えること。我々は17日にドイツとの親善試合を控えている。そこに向けてよりインテンシティを高めて行くということ。17日にドイツの試合を経て22日の初戦に臨むことになるが、全員が調子を高めてほしいということで、できるだけの人数を交代させようと思っていたし、出場の機会をほぼ全員の選手に与えられて良かった」 その交代もあり、ハーフタイムを挟んでは日本を押し込む展開に。ハーフタイムの指示については「ハーフタイムで試みたことというのは、前半で良くなかった部分を修正するということだ」とコメント。後半への修正点を伝えたという。 「前半はポゼッションもできず、日本のプレスにも苦しめられて、モビリティが欠けていた。ボールを前に運べていなかったので、結果的に日本の2ゴールに繋がった」 「後半はよりポゼッションを高めて、プレスを回避し、前に出て行くという話をした。結果的に縦に、よりバーティカルなプレーが出て互角の展開となったと思う」 「前半に比べたら良かったが、必要としているパフォーマンスとしては程遠い。今日の前半の45分のパフォーマンスを見ても、日本が勝利に値すると思う」 ホンジュラスは、17日にU-24ドイツ代表と国際親善試合を行い、オリンピック本大会に入っていく。 2021.07.12 22:42 Mon

【U-24日本代表プレビュー】本大会前の大事な一戦、主軸が軒並み先発か/vsU-24ホンジュラス代表

東京オリンピックに臨むU-24日本代表は、本大会前の親善試合を2試合実施。そのうちの1試合である、U-24ホンジュラス代表とのキリンチャレンジカップ2021を12日に行う。 大会初戦は22日のU-24南アフリカ代表戦。5日から静岡県で合宿をスタートさせ、大学生との練習試合を2試合実施。10日に大阪へと移動した。 登録メンバーも18名から22名に増加し、試合ごとにコンディションを見て18名を選べる状況に。しかし、そのためにもこの少ない時間で、チームとしての精度を高めることと、コンディションを上げることが求められる。 <span class="paragraph-title">◆仮想メキシコにどんなサッカーを</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/japan20210712_1_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 今回対戦するホンジュラスは、日本と同様に東京オリンピックに出場するチーム。グループBに入り、ニュージーランド、韓国、ルーマニアと対戦する。 メキシコ同様、個々の能力が高くテクニックに優れたチーム。上背はないものの、身体能力は高く、ハードワークをチーム全体で行ってくるのが特徴だ。 日本は静岡合宿がスタートしてから1週間が経過。しかし、FW上田綺世(鹿島アントラーズ)は負傷、FW前田大然(横浜F・マリノス)は脳震とうの影響で別メニュー調整。互いに回復し、前田は練習試合にも出場したが、前線に若干の不安を残す。その点では、元はバックアップメンバーだったFW林大地(サガン鳥栖)の存在は重要。それぞれタイプも違うが、しっかりと結果を残したいところだろう。 その他、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を戦っていた川崎フロンターレのDF旗手怜央、MF三笘薫は合流していない状況。名古屋グランパスのMF相馬勇紀、セレッソ大阪のDF瀬古歩夢も移動の疲れなどを含めて、本番に向けて調整していくだけに、ホンジュラス戦での起用はないと見ても良いだろう。 森保一監督も前日会見では「相手チームのレベルが上がった中で、本大会に向けたゲーム感、ゲーム体力を個々、チームとして上げていければと思います」とコメント。この合宿からは大学生との試合しかしていないため、6月12日のジャマイカ代表戦以来1カ月ぶりの実戦でどんな動きを見せるかに注目だ。 <span class="paragraph-title">◆仮想韓国として日本に挑むホンジュラス</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/japan20210712_3_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対するホンジュラスは、国内でプレーする選手を中心に招集。参加する各国では、クラブからの派遣拒否が相次ぎ、ベストメンバーを組めていない状況が多い中、ミゲル・ファレロ監督は「特に大きな問題はなかった」と語った。 北中米カリブ海サッカー連盟のNo.1を決める大会であるゴールド・カップとスケジュールが重なったためにオーバーエイジが2人しか呼べなかったということはあるが、A代表にも呼ばれているFWホルヘ・ベングチェ、2017年のU-20ワールドカップを経験しているFWドウグラス・マルティネスを招集し、自信を持ったメンバーと監督は語った。 自分たちのチームについては「最大の特徴は、攻撃面をしっかりと組み立てていくということ。90分間諦めることなく戦う部分、どんな相手とであっても互角に戦う部分が特徴」と語っており、その点を出していきたいとコメント。「ポゼッション、後方からの組み立て、90分諦めないで戦う姿勢が参考になるのではないかと思う」とメキシコ対策についても口にし、互いに調整をしっかりと行いたい意図の下で戦うことになりそうだ。 とはいえ、やはり本大会に向けては勝ちたいところ。「危険なチームだと思っている」と日本を警戒したが、負ける気はさらさらないはずだ。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[4-2-3-1]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/japan20210712_2_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> GK:谷晃生 DF:酒井宏樹、吉田麻也、冨安健洋、中山雄太 MF:遠藤航、田中碧 MF:堂安律、久保建英、三好康児 FW:前田大然 監督:森保一 この試合に関しては、あくまでもトレーニングマッチという位置付けが強く、ベンチ入りは22名。そして交代選手は11名までOKという条件でホンジュラス側と合意している。なお、交代はハーフタイムに加えて3回までと変更はない。 初戦まで残り10日での試合。守護神は谷晃生(湘南ベルマーレ)が立つと予想する。鈴木彩艷(浦和レッズ)も加わり、3人で争うこととなるGKのポジションだが、序列は谷が大迫敬介(サンフレッチェ広島)を上回ったと考えられる。まずは谷がゴールを守ることだろう。 最終ラインはオーバーエイジの酒井宏樹(浦和レッズ)、吉田麻也(サンプドリア)に加え、冨安健洋(ボローニャ)と中山雄太(ズヴォレ)が並ぶと予想する。左サイドバックはポイントとなるが、旗手怜央が前述の通り合流していないため、この試合は中山が起用されるだろう。 ボランチは遠藤航(シュツットガルト)と田中碧(デュッセルドルフ)のドイツコンビだろう。6月の活動でもこの2人の組み合わせがファーストチョイスになると見られる。しっかりと、実戦で確認をしていきたいところだ。 2列目も右から堂安律(PSV)、久保建英(レアル・マドリー) 、三好康児(アントワープ)が並ぶだろう。三笘薫は旗手と同様に不在。相馬も合流したばかりということもあり、この3名がまずは先発すると見る。 そして1トップだが、前田大然(横浜F・マリノス)と予想する。上田綺世(鹿島アントラーズ)が出遅れていることで、争うのは林大地(サガン鳥栖)だが、コンディションも戻してきた前田を起用すると予想する。 6月のシリーズではトップに入る時間は少なかったこともあり、ここで一度2列目とのコンビネーションを確認するだろう。 なお、このホンジュラス戦と17日のスペイン戦はサポートメンバーとして招集されている山本理仁、藤田譲瑠チマ、成岡輝瑠、鈴木海音、櫻川ソロモン、武田英寿の6人も出場する可能性がある。 注目の一戦は12日の19時30分から大阪のヨドコウ桜スタジアムで行われる。 2021.07.12 13:20 Mon

「危険なチーム」と日本を評価したU-24ホンジュラス代表監督、メキシコ戦の参考になる部分は「ポゼッション、組み立て、90分諦めない姿勢」

U-24ホンジュラス代表のミゲル・ファレロ監督が、12日に行われるU-24日本代表とのキリンチャレンジカップ2021の前日会見に出席した。 東京オリンピックに参加するU-24ホンジュラス代表。同グループのU-24韓国代表を想定して日本との一戦に臨む。 オリンピックには4大会連続5度目の出場となるホンジュラス。ミゲル監督は、試合に向けてオンラインでの記者会見に出席し、日本戦への意気込みを語った。 「明日の試合は良い試合にしたいと思っている。日本とホンジュラスは両チームともにオリンピックに向けて調整しているので、非常に重要な意味を持っている」 「オリンピックを想定したリズムに乗って、グループステージをスタートさせたい」 「予選では互角な戦いが繰り広げられると思っている。明日のような親善試合を調整の一環として生かしていきたいし、良い状態で本大会に臨んでいきたいと思う」 日本の暑さ対策には、どの外国人選手も苦しむがミゲル監督は「今我々は日本の暑さに適用しようとしている」とコメント。「ホンジュラス代表は国内リーグでプレーしている選手が大半で、ホンジュラスの気候は日本に似て、暑く、似たような気温だ」と暑さ対策は問題ないとの見方だ。 しかしながら「今は時差の方が適応するのに難しい部分となっている。ただ、徐々に寝る時間も長くなっていて、十分休息をとってコンディションを上げたい」と、時差対策の方が苦しんでいると明かした。 日本について知っていることに関しては「ここ最近も素晴らしい試合を戦ってきたと思う。それは、大きなリスクを意味していると思う」とコメント。「ダイナミックで、スピードもあり、アグレッシブなプレーをする」と日本のパフォーマンスを評価した。 また、「アルゼンチンやジャマイカとの結果は把握している」と直近の親善試合をチェック済み。「だからこそ危険なチームだと思っている」と日本を警戒した。 特に気にする部分については「攻守において良い戦いをする。中盤より前のエリアでのプレーが際立っている。両サイドでプレーする選手たち、FW陣、トップ下も素晴らしい選手が揃っていると思う」と特に攻撃面で力があると感じているようだ。 オリンピックは、国際サッカー連盟(FIFA)の招集に関する強制力がない大会のため、これまでのクラブ側が招集を拒否するケースが多く、今回はコロナ禍というもあり、隔離の面などを含めてさらに拒否されるケースが増えている。 ホンジュラスについては「特に大きな問題はなかった」と選手招集への障壁はなかったとコメント。「ゴールドカップと日程が重なったことで、3名のオーバーエイジ枠が2名だけになったが、グアダラハラで行われたオリンピック予選でも良い結果を残し、本大会でも結果を残せると思っている」と、オーバーエイジ以外は問題なくベストメンバーだと語った。 また「私が選んだ選手たちの選択が間違っていなかったことを願っている。今ベストな選手を呼べ、これからの試合で証明できると思う」と、メンバー選考には自信をうかがわせた。 日本戦は同居する韓国をイメージしてのものとなるが「明日の試合は我々にとって非常に重要な意味を持ち、17日のドイツとの親善試合も重要だ」とコメント。「オリンピック前に高いレベルの国との国際試合をやる機会がなかったので、非常に大事な試合であり、韓国戦のシミュレーションになると思う」と力のある国と対戦できることが重要だとした また、「同様に日本にとってもホンジュラスはメキシコといくつか共通する部分があるので良いシミュレーションになると思う」と語り、「日本、ドイツとの試合を通じてチームを高めていきたいと思う」とここでもう一段成長したいと語った。 オリンピックという大会についての意義は「オリンピックは他の多くの国々と同じで、ホンジュラスにとって重要だ」と語り、「貧しい小国で、そういったところからも国民の人々はスポーツに期待を膨らませている」と、スポーツへの期待が国として高いと語理、「本大会に全力で戦って、国民の皆さんを喜ばせたいと思う」と意気込みを語った。 また「観客が入るかどうか、セレモニーが行われるかどうかはわからないが、オリンピックがスポーツの祭典であることは変わらず、どの選手も結果を残そうと考えている」と語り、「サッカーの選手も同様にホンジュラスの名前を良い形で皆さんに知ってもらいたいと思っている」と、ホンジュラスの凄さを知らしめる結果を残したいと語った。 自分たちのスタイルについては「ホンジュラスのサッカーの最大の特徴は、攻撃面をしっかりと組み立てていくということ。90分間諦めることなく戦う部分、どんな相手とであっても互角に戦う部分が特徴だと思う」とコメントした。 メキシコとの共通点については「メキシコもホンジュラスもテクニック面で優れた選手が揃っている。メキシコはテクニックに優れた選手が1部クラブでプレーしていて、オーバーエイジも実力がある」とメキシコが一段上であるとコメント。「メキシコは若手とベテランのバランスが取れているので、本大会は活躍すると思う」と、日本の大きなライバルになると感じているようだ。 さらに「攻撃の組み立て、デュエルに強い、テクニックに長けているところがメキシコの優れているところ。どんなチームでも優れたチームの真似をするが、ホンジュラスも取り入れたいと思っている」とメキシコをお手本にしている部分があるとのこと。「メキシコ戦に参考にしてもらうのは、ポゼッション、後方からの組み立て、90分諦めないで戦う姿勢が参考になるのではないかと思う」と、日本へのアドバイスを送った。 2021.07.11 13:40 Sun

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「僕のプレーをしたかった」とミャンマー戦で反省。「もっと自己中になっていい」と本拠地で奮起を期す広島の看板・川村拓夢【新しい景色へ導く期待の選手/vol.43】

6日のミャンマー戦(ヤンゴン)を5-0で圧勝した日本代表。その後、バンコク経由で帰国し、7日からは広島入り。11日の次戦・シリア戦に向けて調整を行っている。 前回の試合でベンチ外となった長友佑都(FC東京)と久保建英(レアル・ソシエダ)の試合出場は微妙な情勢だが、冨安健洋(アーセナル)の方は復帰。森保一監督が攻撃的3バックのテストを続けると見られるため、彼が最終ラインに陣取る可能性が大だ。 ボランチは遠藤航(リバプール)と田中碧(デュッセルドルフ)のコンビが濃厚だが、地元・サンフレッチェ広島所属の川村拓夢もどこかでチャンスが与えられるのではないか。 9日のYBCルヴァンカップでFC東京を下した広島のミヒャエル・スキッベ監督も「拓夢と大迫(敬介)の2人にはぜひ本拠地で試合に出てほしい。前日練習に招かれているので、森保監督に直接お願いしてみようかな」と出場を熱望する。もちろん試合展開にもよるが、前回同様、後半からの登場が有力視される。 「個人的には良いパフォーマンスができなかった。もっと出して入っていくところであったり、ポケットに入っていく回数を増やしていかないといけない。そういった回数を多くできるのが僕の良さ。今回のプレーは正直、誰でもできるというか、僕を選んでもらったからには、僕のプレーをしたかった」と川村はミャンマー戦後に反省の弁を口にした。 悔恨の念は帰国してから日に日に強まっているようだ。ボランチコンビを組んだ守田英正(スポルティングCP)が「(拓夢は)すごい自重していたというか、下がり過ぎていた。もっとシュートを打っていいし、30mくらい離れていても全然決められる。左利きで素晴らしいキックを持っているところは碧とか航、僕にはない。もっともっと見たいですよね」と要望を出したのを受け、本人も「その通り」と苦渋の表情を浮かべた。「アンパイなプレーじゃダメ。もっと自己中になってもいいので、自分の良さを出していきたい」と彼は自らを鼓舞するように語気を強めた。まだ代表キャップ数2という駆け出しだが、だからこそ、失うものは何もない。スキッベ監督が「拓夢は日本サッカーの未来を担うような選手」と太鼓判を押しているように、ワールドクラスのスケール感とポテンシャルは間違いないのだから、それを思い切って発揮すればいいのだ。 川村のマイナス面は年代別代表で国際舞台に立った経験が少ないこと。日の丸を背負った時には想像以上の重圧を感じるのかもしれない。そういうメンタル的な課題を乗り越えることが2026年W杯出場への第一歩。そろそろ弱気の虫は一層してほしい。 そのうえで、本人も語っているように、3列目からガンガン飛び出して、ゴール前に入っていく仕事を増やしたいところ。ダイナミックなアップダウンを繰り返し、攻守両面に迫力を持って絡める強みを押し出せるようになれば、遠藤、田中、守田とは異なるタイプの大型ボランチとして輝けるはず。地元での重要ゲームでその布石を打つべきだ。 「広島のサポーターの方も、サンフレッチェの選手がピッチに立ったところをすごく見たいと思っているので、その期待に応えられるようにしたい。僕自身、サンフレッチェを見て育ったし、森保監督がいて3連覇した時も今のスタジアムはできていなかったんで、あのピッチに立てていることにすごく感謝している。日本代表としてそこでプレーできるのは大きなことだと思います」と本人もエディオンピースウイング広島で初の代表戦に向けて気持ちを高めている。 とにかく川村にはゴールに直結するプレーを強く求めたい。今季はまだ2点とゴール数が伸びていないが、2023年6月の京都サンガ戦で奪った得点シーンのように、ハーフウェーライン手前でボールを奪って一気にドリブルで持ち上がり、フィニッシュを決めるだけの推進力と決定力を備えている。 森保監督も「拓夢は守備から攻撃に移った時のダイナミックな動きから、自らペナルティボックスに入っていけるし、ミドルシュートも打てる」と絶賛していたが、伝家の宝刀を故郷でのシリア戦で抜いてくれれば、まさに理想的。川村拓夢の存在価値を確実に高めることにつながるはずだ。 昨年までは海外移籍を考えることは皆無に近かったというが、これだけ欧州組がズラリと並ぶ場所に来れば、「自分ももっと高いレベルに辿り着きたい」と感じるようになるのも当然のこと。先月には上田綺世(フェイエノールト)や鈴木唯人(ブレンビー)の代理人と契約。いよいよ世界へ踏み出す態勢を整えつつある。 もちろん、日本代表に定着しなければ、そういった野心も現実にはならない。もちろん本人も今季広島でJ1タイトル、AFCチャンピオンズリーグ制覇を目指して戦っているが、ステップアップした彼の姿も見てみたい。シリア戦で「これほどの選手なら欧州へ行くのも仕方ない」と人々を納得させる形が一番いいだろう。 いずれにせよ、見る者を驚かせるほどのインパクトを次こそは残すべき。ミャンマー戦の反省を生かすタイミングは今しかない。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。 2024.06.11 12:00 Tue

37歳カバーニがウルグアイ代表を引退、2010年W杯ではベスト4進出

ボカ・ジュニアーズのFWエディンソン・カバーニ(37)が30日、自身のインスタグラムでウルグアイ代表からの引退を発表した。 「間違いなく美しい時間だった。言いたいこと、伝えたいこと、思い出したいことはたくさんあるが、今はクラブのキャリアに専念し、自分が居るべき場所で全てを捧げたい」 こう綴ったカバーニは2008年2月にウルグアイ代表デビュー。これまで136試合出場58ゴールを挙げた。ワールドカップ(W杯)には4大会連続出場。17試合出場で5ゴールをマークした。2010年南アフリカW杯ではFWルイス・スアレス、FWディエゴ・フォルランと共に強力な前線を形成し、ベスト4進出に貢献していた。 またコパ・アメリカでは2011年に優勝を経験していた。 2024.05.31 08:00 Fri

日本代表メンバー発表も伊東純也と三笘薫の名前は……/六川亨の日本サッカー見聞録

6月6日のアウェー・ミャンマー戦と11日の広島でのシリア戦に臨む日本代表26人が昨日24日に発表された。すでに2次予選は突破が決まっているため、国内組を中心にチームを作るプランもあったかもしれないが、森保一監督は海外組も含めてほぼベストメンバーを招集した。何事にも万全を期す、森保監督らしい人選と言える。 GKの前川黛也、大迫敬介、谷晃生の3人は順当なところ。3人とも今シーズンのJ1リーグで実力を証明している。鈴木彩艶と小久保怜央ブライアンはしばらく五輪に専念という事情もある。これまでの出場数では大迫がリードしているが、前川と谷には高いレベルでのポジション争いを期待したい。 DF陣については、パリ五輪のOA枠候補として名前のあがっている板倉滉と町田浩樹、谷口彰悟だが、「現段階で森保監督にOA枠について伝える状況ではない。できればU-23の話は(メンバー発表の)30日にまた発表させていただきます」と山本昌邦NTDは話すにとどめた。 長友佑都に関しては、3月の北朝鮮戦に続いての招集だが、その理由は当時と変わらないだろう。森保監督は「まずはプレーヤーとして選んだ」と言うものの、彼のファイティングスピリットとムードメーカーとしての精神的支柱を期待しての招集だろう。 逆に右SBの主力選手と思われていた毎熊晟矢がメンバー外になった。その理由を森保監督は「コンディションを見ながら決めさせていただいている。代表は約束された絶対な場所ではない」と明かした。1月のアジアカップで精彩を欠いた菅原由勢の奮起を期待する部分もあるのではないだろうか。 攻撃陣では北朝鮮戦で復帰し決勝ゴールを決めた田中碧に続き、ラツィオで復活した鎌田大地の復帰も明るい材料と言える。3月に続いての代表となる小川航基も楽しみな存在だ。上田綺世とのポジション争いに期待したい。 一方で残念なのは、まだ負傷が癒えていない三笘薫と、スピードスター伊東純也の招集が見送られたことだ。負傷の三笘は仕方ないとして、伊東に関しても「結論から言うと3月と状況が変わらないし、彼のために招集しませんでした。彼がスタッド・ランスでプレーしているところは日頃から確認していて、確実に戦力になるのは評価している。ただ3月と同じで、代表として来る場合、彼にプレッシャーがかかることが起こりえる」と、サッカー以外で注目を集めてしまうことを懸念しての招集断念であると話した。 彼ら2人の代わりと期待されているのが相馬勇紀であり前田大然、中村敬斗だろうが、まだ絶対的な存在にはなれていない。ここらあたりが森保ジャパンの悩ましいところであり、アジアカップでベスト8止まりに終わった一因ではないだろうか。 最後に久保建英と鈴木唯人に関しては「長い時間をかけてU-23(パリ五輪)の招集をクラブとやりとりしてきました。その中で鈴木と久保はFIFAルールで招集できない。クラブができない」(山本NTD)ということから、招集に強制力のあるA代表の活動に専念するようになった。 リーグ戦とカップ戦に加え、久保はCLも戦っただけに、オフをしっかり取って休養することも必要だろう。6月の2試合は、いわば消化試合のようなもの。くれぐれもケガには細心の注意を払ってもらいたい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.05.25 18:00 Sat

オーストラリア代表が6月のW杯予選で若手をテスト? 主将は招集外濃厚、バイエルン移籍の18歳を初招集か

オーストラリア代表は、6月に開催される2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア二次予選のラスト2試合で若手をテストか。 豪代表は日本代表と同じく、W杯アジア二次予選の突破が決定済み。現在I組首位で2位パレスチナ代表とは勝ち点「5」差…そのパレスチナおよびバングラデシュ代表と対戦する6月で勝ち点1でも積めば、ほぼ確実に首位突破だ。 そんなこんなで新戦力、また若手をテストする余地がある模様。豪『news.com.au』によると、キャプテンで正守護神のGKマシュー・ライアン(32)は6月招集外になる見込みという。 また、オランダ1部・エールディビジのAZで日本代表DF菅原由勢とチームメイトのライアンは、6月末の契約満了に伴う退団が濃厚。豪代表としては、不動の正GKに6月を新天地探しに専念してもらう意向だ。 これに伴い、6月6日のバングラデシュ戦、11日のパレスチナ戦は、アジア杯後にプレミアリーグのアストン・ビラへ移籍した通算2キャップのGKジョー・ガウチ(23)がゴールマウスを守ることになるとみられている。 なお、豪代表のグラハム・アーノルド監督は、U-23豪代表がパリ五輪行きを逃したことを恩恵として捉え、この世代の選手に初めて声をかける可能性も。 今夏バイエルンへ移籍するアデレード・ユナイテッドのFWネストリ・イランクンダ(18)を、ドイツ渡航前にA代表デビューさせることを検討し、ラージリストに含めているとのことだ。 アーノルド監督は、25日に行われるAリーグ・メン(豪1部)のオールスターゲームを視察したうえで、6月の最終メンバー23人を選定する。 2024.05.23 17:20 Thu

韓国代表が元神戸FWキム・ドフン氏を暫定監督に任命…蔚山でACL制覇などの実績、6月の2試合を担当

大韓サッカー協会(KFA)は20日、指揮官不在の韓国代表に関して、キム・ドフン氏(53)暫定的に指揮を執ることを発表した。 韓国代表は、アジアカップ終了後にユルゲン・クリンスマン監督を解任。その後新監督探しの時間がなく、U-23韓国代表を指揮するファン・ソンホン監督が暫定指揮。3月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦っていた。 その後、6月の北中米W杯アジア2次予選に向けて監督探しを再会。しかし、候補として名前が浮上していたジェシー・マーシュ氏はカナダ代表監督に就任するなど、後任が見つからない状況だった。 キム・ドフン氏は、現役時代は韓国代表のストライカーとしても活躍。“コリアン・ボンバー(爆撃機)”の愛称で親しまれ、全北現代ダイノス(現:全北現代モータース)、城南一和(現:城南FC)でプレー。また、1998年から1999年にはヴィッセル神戸dメオプレーし、2シーズンで58試合27ゴールと得点を量産した。 引退後は指導者となり、2015年に仁川ユナイテッドで初となる監督に就任。2017年からは蔚山現代FC(現:蔚山HD FC)で指揮を執り、コロナ禍の2020年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制して退任。2021年からはシンガポールのライオン・シティ・セーラーズで監督を務めていたが、2022年7月に相手コーチと取っ組み合いの喧嘩をし、頭突きなどの暴力行為で解任されていた。 KFAは監督の選任は続いているものの、6月のW杯予選に間に合わない可能性を考慮し、暫定的にキム・ドフン氏が指揮を執ると発表した。 「代表チーム監督選定のための交渉が継続されており、6月のAマッチ前まで監督選任が終わらない可能性がある。この場合を備え、今日(20日)午前、国家代表電力強化委員を開き、この問題を議論し、その結果、6月の2試合を引き受ける臨時監督でキム・ドフン監督を選任することにした」 また、キム・ドフン氏については「キム・ドフン監督は指導者として多様なキャリアを築きながら能力と成果を見せた」と評価。「シンガポールリーグでチームを優勝に導くなど、現地環境をよく知っている点も背景として作用した」と、これまでの指導実績をもとに選んだとした。 2024.05.20 18:20 Mon

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