「日本が勝利に値する」日本に敗れたU-24ホンジュラス、指揮官は後半の出来に「必要なものからは程遠い」

2021.07.12 22:42 Mon
Getty Images
U-24ホンジュラス代表ミゲル・ファレロ監督が、U-24日本代表戦を振り返った。

12日、キリンチャレンジカップ2021でU-24日本代表と対戦したホンジュラス。東京オリンピックに向けての調整試合となった中、前半に吉田麻也堂安律にゴールを許し、2点ビハインドで試合を折り返す。

ハーフタイムに5人の選手交代を行うと、チームのパフォーマンスは改善。ポゼッションを高め、日本陣内に攻め込む時間が増えると、61分にはオウンゴールを誘発し1点差に迫る。
その後も攻め込む時間がある中、堂安律に2点目を決められ勝負あり。3-1で日本に敗れることとなった。

試合を振り返ったミゲル監督は「今日の試合は難しい展開になるということはわかっていた」とコメント。「序盤から苦しい展開となり、最初の45分間は相手の高いインテンシティに押され、自分たちが本来できるはずのボールの扱いができなかった。ゴールを決められたことで体勢を立て直すのが難しかった」と振り返り、前半の出来が良くなかったと語った。
その中でハーフタイムに5選手を変更。その点については「この交代は元々予定していたものだった」と語り、高いレベルの準備ができてこなかったので、多くの選手を起用したかったと語った。

「ここ数カ月間の間、私たちは高いレベルでの試合ができなかった。国内の合宿を行っただけで、この試合も前半のパフォーマンスに表れていたと思う」

「選手たちのリズムを整えること。我々は17日にドイツとの親善試合を控えている。そこに向けてよりインテンシティを高めて行くということ。17日にドイツの試合を経て22日の初戦に臨むことになるが、全員が調子を高めてほしいということで、できるだけの人数を交代させようと思っていたし、出場の機会をほぼ全員の選手に与えられて良かった」

その交代もあり、ハーフタイムを挟んでは日本を押し込む展開に。ハーフタイムの指示については「ハーフタイムで試みたことというのは、前半で良くなかった部分を修正するということだ」とコメント。後半への修正点を伝えたという。

「前半はポゼッションもできず、日本のプレスにも苦しめられて、モビリティが欠けていた。ボールを前に運べていなかったので、結果的に日本の2ゴールに繋がった」

「後半はよりポゼッションを高めて、プレスを回避し、前に出て行くという話をした。結果的に縦に、よりバーティカルなプレーが出て互角の展開となったと思う」

「前半に比べたら良かったが、必要としているパフォーマンスとしては程遠い。今日の前半の45分のパフォーマンスを見ても、日本が勝利に値すると思う」

ホンジュラスは、17日にU-24ドイツ代表と国際親善試合を行い、オリンピック本大会に入っていく。

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