ローマと契約満了のスモーリング、クラブは契約延長を楽観視も去就確定はシーズン終了後か

2023.03.30 14:05 Thu
Getty Images
ローマが元イングランド代表DFクリス・スモーリング(33)との契約延長を楽観視しているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

9年間在籍したマンチェスター・ユナイテッドではパフォーマンスに波があったスモーリング。だが、イタリアの水が合ったのか、2019-20シーズンからプレーするローマでは最終ラインの要に君臨している。

昨季はヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝に貢献し、ローマに初の欧州タイトルをもたらした選手としてクラブ史にその名を刻むことに。今季も公式戦37試合に出場するなど引き続きチームを引っ張っているなか、契約満了が今年6月に近づいている。
インテルユベントスがスモーリングのフリー獲得を目指していることが報じられている裏で、ローマは3月初旬に代理人と会談。1年の契約延長+オプションを提示したものの、選手側は2年契約を要求しており、金銭面でも折り合えていないという。

それでも、ローマはスモーリングとの契約延長を楽観的。現在はクラブ全体がヨーロッパリーグ(EL)優勝、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて全力を注いでおり、去就が確定するのはシーズン終了後になるとみられている。

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