ダイアー語る、コンテ監督の人物像は「誇張されているところがある」

2021.12.06 18:18 Mon
Getty Images
トッテナムのイングランド代表MFエリック・ダイアーアントニオ・コンテ監督の人となりについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

先月2日にトッテナムの新指揮官に招へいされたコンテ監督。就任後はフィットネスレベル向上に向けてタフなトレーニングメニューを実施し、改革に着手していた。

そうした取り組みも実ってか、今月に入るとチームはプレミアリーグで調子を取り戻し、第12節のリーズ・ユナイテッド戦から、ブレントフォード戦、ノリッジ戦と3連勝を記録。順位も5位まで上げ、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を十分に狙える位置につけている。
守備の要として、今季のリーグ戦全試合に先発しているダイアーもコンテ監督の練習による効果を実感。厳しいトレーニングメニューについて、ポジティブな意見を述べた。

「厳しい練習が行われているけど、それは良いことだよ。選手たちは、その時間をとても楽しんでいる」
「僕たちの多くは、(マウリシオ・)ポチェティーノの指導を受けたことがあるから、ある意味で準備ができていた。このような形で練習をして、自分自身を追い込むのはとてもやりがいがあるよ。チームには早期の改善が求められていたから、ここまではとても良い結果だね」

また、世間のイメージとは異なった指揮官の人となりについても言及。練習中のリラックスした雰囲気についても話した。

「コンテについては誇張されているところがあると思う。彼はフットボールに対しては、ものすごい情熱と激しさを持っているけど、ピッチの外ではとても友好的だ」

「練習はとてもリラックスした雰囲気で、とても楽しく、彼もスタッフもジョークを楽しんでいるよ。前に彼らと歌の練習をしたんだけど、これがとても良かったんだ。イタリアのクラシックばかりだったけど、彼らはフットボールへの情熱と同じように歌っていたね。だから、深刻なことばかりではないんだ。仕事をするときはしっかりとやらなけらばならないけどね」

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