エースの宿命か、C・ロナウドが"チョークスラム"のような厳しい守備に遭う
2021.11.14 08:15 Sun
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドへのマークは激しさを増しているようだ。11日、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループA第9節でアイルランド代表とアウェイで対戦したポルトガル。押し込みながらも自陣に5バックを形成するアイルランドを崩しきれない状況が続いた。
C・ロナウドも度々ゴールへと迫るも、代表での世界最多得点記録を持つストライカーともなれば、激しいマークに晒されるのは必然のこと。その中でも印象的なシーンを『イレブンスポーツ』が取り上げている。
C・ロナウドとDFシェーン・ダフィが空中戦に挑んだ場面だ。両者が飛び上がった際、ダフィの左手がC・ロナウドの喉元をホールドしているように見える。このまま"のど輪落とし"へと持ち込めそうなほどだ。
エースを封じられたポルトガルは最後まで相手の牙城を崩すことはできず、ゴールレスドローでタイムアップを迎えたそれでも、勝ち点17でセルビア代表と並び、得失点差でグループ首位に。14に行われる最終節、セルビアとの直接対決では、C・ロナウドにゴールは生まれるだろうか。
C・ロナウドも度々ゴールへと迫るも、代表での世界最多得点記録を持つストライカーともなれば、激しいマークに晒されるのは必然のこと。その中でも印象的なシーンを『イレブンスポーツ』が取り上げている。
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