J3降格危機の大宮、改善見られず岩瀬健監督を解任…暫定監督になでしこでW杯制覇の佐々木則夫氏
2021.05.25 20:35 Tue
大宮アルディージャは25日、岩瀬健監督(45)の解任を発表した。また、暫定的にトータルアドバイザーを務め、大宮アルディージャVENTUSの総監督でもある佐々木則夫氏(63)が指揮を執る。
岩瀬監督は、現役時代は浦和レッズ、大宮と埼玉の2クラブに所属。大宮ではJ2で60試合に出場し7得点を記録していた。
引退後は、浦和や柏レイソルの下部組織で指導者を務めると、2018年11月から加藤望監督の解任を受けて柏で監督に就任。2020シーズンから大分トリニータでヘッドコーチを務めると、今シーズンから大宮の監督に就任していた。
柏時代に暫定で指揮して以来、自身初のシーズンを通しての監督となると、開幕戦で勝利を挙げるもその後3連敗。一度立て直したかに見えたが、再び3連敗を喫するなど、現在は10試合未勝利と低迷している。
23日には、明治安田J2第15節で最下位のギラヴァンツ北九州と対戦し、3-1で惨敗。再び降格圏の20位に落ちていた。
岩瀬監督はクラブを通じてコメントしている。
◆岩瀬健監督
「大宮アルディージャのファン、サポーターの皆さまをはじめ、パートナー企業や行政の皆さま、いつも熱くサポートしていただきありがとうございます。今季はJ1昇格を目標にしながら勝ち続けていくチーム作りを行いましたが、皆さまの期待に沿うような結果を出せなかったことに強く責任を感じております」
「試合の勝利を目指して、選手、スタッフ、クラブスタッフが一丸となって真摯に取り組んでいたことは、かけがえない時間となりました。クラブに関わる皆さまに心から感謝しております。大好きなこのクラブを志半ばで離れるのはとても残念ですが、大宮アルディージャがさらに発展することを心から願っております。本当にありがとうございました」
また、これまでユースの監督やコーチとつとめ、スカウトや強化本部長などを務めた西脇徹也 フットボール本部長も解任されることとなった。
◆西脇徹也氏
「強化責任者として、ファン・サポーターの方からの声援と期待に応えることができず、大変申し訳なく思っています。また、どんな時も、選手・クラブを支えてくださった、ファン・サポーター、パートナーの皆さまには大変感謝しております」
「新しい体制のもと、勝利を勝ち取ることを心から応援すると同時に、大宮アルディージャが発展していくことを強く願っております。ありがとうございました」
暫定指揮官となる佐々木氏は、大宮の初代監督で、男子チームを率いるのは1998年以来23年ぶりのこととなる。
その後は、なでしこジャパンで2011年のドイツ女子ワールドカップを制するなど、女子サッカーで指導を続けていた。
岩瀬監督は、現役時代は浦和レッズ、大宮と埼玉の2クラブに所属。大宮ではJ2で60試合に出場し7得点を記録していた。
引退後は、浦和や柏レイソルの下部組織で指導者を務めると、2018年11月から加藤望監督の解任を受けて柏で監督に就任。2020シーズンから大分トリニータでヘッドコーチを務めると、今シーズンから大宮の監督に就任していた。
23日には、明治安田J2第15節で最下位のギラヴァンツ北九州と対戦し、3-1で惨敗。再び降格圏の20位に落ちていた。
今シーズンはJ1昇格を目指した中でスタートしたが、一向に改善が見られず、そのまま解任となった。
岩瀬監督はクラブを通じてコメントしている。
◆岩瀬健監督
「大宮アルディージャのファン、サポーターの皆さまをはじめ、パートナー企業や行政の皆さま、いつも熱くサポートしていただきありがとうございます。今季はJ1昇格を目標にしながら勝ち続けていくチーム作りを行いましたが、皆さまの期待に沿うような結果を出せなかったことに強く責任を感じております」
「試合の勝利を目指して、選手、スタッフ、クラブスタッフが一丸となって真摯に取り組んでいたことは、かけがえない時間となりました。クラブに関わる皆さまに心から感謝しております。大好きなこのクラブを志半ばで離れるのはとても残念ですが、大宮アルディージャがさらに発展することを心から願っております。本当にありがとうございました」
また、これまでユースの監督やコーチとつとめ、スカウトや強化本部長などを務めた西脇徹也 フットボール本部長も解任されることとなった。
◆西脇徹也氏
「強化責任者として、ファン・サポーターの方からの声援と期待に応えることができず、大変申し訳なく思っています。また、どんな時も、選手・クラブを支えてくださった、ファン・サポーター、パートナーの皆さまには大変感謝しております」
「新しい体制のもと、勝利を勝ち取ることを心から応援すると同時に、大宮アルディージャが発展していくことを強く願っております。ありがとうございました」
暫定指揮官となる佐々木氏は、大宮の初代監督で、男子チームを率いるのは1998年以来23年ぶりのこととなる。
その後は、なでしこジャパンで2011年のドイツ女子ワールドカップを制するなど、女子サッカーで指導を続けていた。
岩瀬健の関連記事
RB大宮アルディージャの関連記事
J2の関連記事
記事をさがす
|
|
岩瀬健の人気記事ランキング
1
J3降格危機の大宮が霜田正浩氏を新監督に招へい「全ての試合でチャレンジャーとして向き合う」
大宮アルディージャは7日、新監督に霜田正浩氏(54)が就任することを発表した。 なお、霜田新監督は13日の明治安田生命J2リーグ第18節の栃木SC戦から指揮を執る。 霜田監督は、JFL時代の徳島ヴォルティス(大塚製薬徳島ヴォルティス)のコーチとして指導者のキャリアをスタート。京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)ではユースやジュニアユースの監督を務めたほか、強化部長補佐も務め、FC東京でも強化部長補佐やヘッドコーチを務めた。 その後、関東リーグ時代のY.S.C.C.横浜で監督を務め、ジェフユナイテッド市原・千葉ではトップチームのコーチとヘッドコーチを歴任。2009年に日本サッカー協会(JFA)に入ると、技術委員長や日本代表のナショナルチームダイレクター、アンダー世代の監督などを務めた。 2017年にはシント=トロイデンでコーチを務めると、2018年1月にはレノファ山口FCの監督に就任。2021年1月からはベトナムのサイゴンFCのアドバイザーを務めると、2月に監督に就任したが、3月には解任されていた。 霜田氏は、J2通算126試合で指揮し38勝27分け61敗の成績。2018年はJ2で8位となっていたが、主力選手の引き抜きなどもあり2019年は15位、2020年は22位となっていた。 大宮は今シーズンから岩瀬健監督が就任。J1昇格を目指した戦いの中、チームは結果を残せずに降格圏に沈む状態に。さらに、なかなか改善が見られないことから解任されると、なでしこジャパンでW杯を制し、トータルアドバイザーを務めていた佐々木則夫氏が暫定的に指揮を執っていた。しかし、佐々木氏が指揮した2試合も連敗と厳しい状態が続いている。 霜田監督はクラブを通じてコメントしている。 ◆霜田正浩監督 「大宮アルディージャを愛する全ての皆さまへ。このたび、監督に就任しました霜田正浩です。苦しいシーズンを送っている選手たちの躍動感を取り戻し、このクラブが培ってきた誇りを胸に、残り試合を大宮のために全力で闘うつもりです。ここからのリスタートですが、どの相手に対しても、全ての試合でチャレンジャーとして向き合い、日々のトレーニングから魂を込めた準備をしていきます」 「一つのボールを奪い合う執念、味方のために走ること、諦めずにボールを追うこと、チーム全員で同じ絵を描くこと。そして何より勝つことにこだわります。チームを取り巻く人たちが一丸になるためには、まず僕らがピッチから皆さんに伝えるものがなければいけない。それを皆さんに感じていただけるように、選手を信じて闘いますので、ぜひ応援をよろしくお願い申し上げます」 また、佐野秀彦社長もコメント。期待を寄せた。 ◆佐野秀彦 代表取締役社長 「現在のチーム状況を打開するために、選手個々の特長を引き出し、『勝負強さ』『目標に向かっていく力』『コミュニケーション力』など、強い気持ちで戦う意識をうえつける力に優れた霜田監督が就任します。霜田監督の豊富な経験と情熱によりチームに『戦う気持ち』を呼び起こし、まずは降格圏から抜け出すことを直近の目標として取り組みます」 「常に危機感を持って、残り25節をクラブに関わる皆さんと一丸となって戦い、全ての試合で最後の最後まで勝利を目指して戦ってまいりますので、引き続きの温かいご支援、そして熱い応援をよろしくお願い申し上げます」 2021.06.07 11:12 MonRB大宮アルディージャの人気記事ランキング
1
J2最下位の大宮、元監督の渋谷洋樹氏がHC就任…2017年の監督解任以来の復帰に
大宮アルディージャは26日、かつて指揮も執った渋谷洋樹氏(56)がヘッドコーチに就任することを発表した。 渋谷氏は、大宮の前身であるNTT関東でもプレー。引退後は、下部組織でコーチや監督を歴任し、ヴァンフォーレ甲府でのコーチ経験なども経て、2014年8月から大宮で初めてトップチームの監督に就任した。 チームを率いてはJ2での優勝、J1最高位の5位、天皇杯ベスト4と成績を残したものの、2017年5月に成績不振で解任。その後、2018年からはロアッソ熊本の監督、2020年からは再び甲府でヘッドコーチを務め、2022シーズンから磐田のヘッドコーチに就任していた。 甲府時代からともに働く伊藤彰監督のアシスタントを務めていたが、チームは成績不振により8月に伊藤監督を解任。後を引き継ぐことになったが、チームの成績は好転することはなく、最下位のままでJ2降格が決定し解任。今シーズンから再び伊藤監督の下、仙台でヘッドコーチを務めていた。 ただ、今シーズンの仙台は低迷25試合を終えて8勝8分け9敗の13位となり、伊藤監督が契約解除。渋谷ヘッドコーチは辞任を申し入れ、チームは受理した。 監督を退いて以降、初めて古巣に戻る渋谷氏。J3降格が迫るチームを救う手助けはできるだろうか。 2023.07.26 09:35 Wed2
【明治安田J2第15節まとめ】首位・千葉がOGで4試合ぶり白星、今治は「13」で無敗ストップ…RB大宮は仙台に快勝し2位浮上、水戸が3連勝で4位浮上
明治安田J2リーグ第15節の10試合が10日、11日に行われた。 <h3>【RB大宮vs仙台】2位・3位の上位対決はRB大宮が快勝</h3> 前節は首位のジェフユナイテッド千葉を国立競技場で下した3位のRB大宮アルディージャと、藤枝MYFCを下して2位をキープしたベガルタ仙台の一戦。仙台は8試合無敗の中で迎えた一戦だったが、RB大宮が主導権を握った。 16分にファビアン・ゴンザレスが今季初ゴールを決めて先制すると、31分には豊川雄太が2戦連発でリードを広げることに。仙台の攻撃を堅い守備で封じると、76分には谷内田哲平にもゴールが生まれ、3-0でRB大宮が快勝し、2位に浮上した。 <h3>【今治vs千葉】互いに決定力を欠いた中でOGで千葉が4試合ぶり勝利</h3> 4位のFC今治と首位の千葉の一戦。国立競技場でRB大宮に敗れ7試合ぶりの黒星となった千葉だったが、この試合も苦戦が続いていく。 ホームの今治はマルクス・ヴィニシウスを中心にゴールに迫っていくも、なかなかフィニッシュの精度が上がらない。 対する千葉は3試合勝利がない状況を示すかのように、フィニッシュの精度が低く、ゴールが遠い展開に。ゴールレスドローに終わるかと思われたた、86分に右サイドからの髙橋壱晟のクロスをニアサイドでクリアしようとした新井光のヘディングが見事なシュートになってしまいオウンゴール。千葉がなんとか勝利を収めた。なお今治は無敗が「13」でストップした。 <h3>【水戸vs山口】水戸が後半AT弾で3連勝</h3> 5位の水戸ホーリーホックと18位のブラウブリッツ秋田の対戦。連勝中の水戸だったが苦しい戦いに。攻め込んでいくものの、なかなかゴールを決められない展開となる。 それでも43分、ロングフィードに抜けた飯田貴敬の折り返しを寺沼星文が決めて水戸が先制。調子の良さを見せたが、47分に秋田は右CKの流れから、最後は石田凌太郎のミドルシュートが突き刺さり同点に追いつく。 その後は水戸もなかなかゴールを奪えない中で61分に右CKから鷹啄トラビスがヘッドで合わせるも秋田が防ぐ。このままドローかと思われたが、後半AT2分に左CKの流れから最後は鷹啄が蹴り込み水戸が勝ち越しに成功。3連勝を収めて4位に浮上した。 その他、ジュビロ磐田と藤枝MYFの“蒼藤決戦”は互いにゴールが遠い中、後半アディショナルタイム5分にマテウス・ペイショットがPKを決めて1-0で勝利を収めた。上位陣では徳島ヴォルティスがレノファ山口FCに勝利し喰らいつく展開となっている。 <h3>◆明治安田J2リーグ第15節</h3> ▽5/10(土) RB大宮アルディージャ 3-0 ベガルタ仙台 【RB大宮】 ファビアン・ゴンザレス(前16) 豊川雄太(前31) 谷内田哲平(後31) ▽5/11(日) いわきFC 1-1 北海道コンサドーレ札幌 【いわき】 熊田直紀(後29) 【札幌】 家泉怜依(前34) ジュビロ磐田 1-0 藤枝MYFC 【磐田】 マテウス・ペイショット(後45+5) 水戸ホーリーホック 2-1 ブラウブリッツ秋田 【水戸】 寺沼星文(前43) 鷹啄トラビス(後47) 【秋田】 石田凌太郎(後2) 徳島ヴォルティス 2-0 レノファ山口FC 【徳島】 高木友也(前15) ルーカス・バルセロス(前32) FC今治 0-1 ジェフユナイテッド千葉 【千葉】 オウンゴール(後41) サガン鳥栖 0-0 ヴァンフォーレ甲府 V・ファーレン長崎 1-1 モンテディオ山形 【長崎】 山﨑凌吾(後45+9) 【山形】 ディサロ燦シルヴァーノ(前3) カターレ富山 1-1 大分トリニータ 【富山】 松岡大智(前24) 【大分】 有馬幸太郎(前15) ロアッソ熊本 2-2 愛媛FC 【熊本】 塩浜遼(前30、後25) 【愛媛】 村上悠緋(前6) 佐藤亮(前18) <span class="paragraph-title">【動画】波状攻撃を仕留める豊川雄太の2戦連続弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1921099037610049690?ref_src=twsrc%5Etfw">May 10, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.11 17:40 Sun3
金沢が大宮FW大澤朋也を育成型期限付き移籍で獲得、今季はJ3で31試合2得点「ツエーゲン金沢の為に全力で闘います」
ツエーゲン金沢は28日、大宮アルディージャのFW大澤朋也(22)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2026年1月31日までとなり、大宮との公式戦には出場できない。 大澤は大宮のジュニア、ジュニアユース、U18と下部組織で育ち、2021年にトップチームに昇格。1年目でJ2の5試合に出場し1得点を記録すると、2年目は愛媛FCに育成型期限付き移籍。2023年に復帰していた。 今シーズンは明治安田J3リーグで途中出場がメインながら31試合に出場し2得点を記録。YBCルヴァンカップでも2試合に出場していた。 再び武者修行に出る大澤は両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆ツエーゲン金沢</h3> 「ツエーゲン金沢に関わる皆さんはじめまして!大澤朋也です!チームとしても個人としても結果にこだわりながら、ツエーゲン金沢の為に全力で闘います」 「ファン、サポーターの皆さんとたくさんの勝利を分かち合えるよう頑張りますので熱い声援よろしくお願いします!」 <h3>◆大宮アルディージャ</h3> 「今シーズン、応援ありがとうございました。今年1年間、素晴らしい雰囲気の中でプレーさせていただき、ありがとうございます。ファン・サポーターの皆さんとJ3優勝、J2昇格ができ嬉しく思います」 「個人としては満足のいくような結果ではなく、悔しい気持ちもありました。来シーズンは、ツエーゲン金沢でプレーすることになりました。目に見える結果にこだわって闘い、成長した姿を皆さんの前で見せられるよう頑張ってきます!」 2024.12.28 10:17 Sat4
J3降格の大宮、昨季最終節での横断幕でサポーター3名が開幕から8試合入場禁止処分「誹謗中傷・侮辱となる不適切な横断幕」
大宮アルディージャは20日、2023シーズンの最終節でのサポーターの違反行為を報告した。 問題の行為が起きたのは、2023シーズンの明治安田生命J2リーグ最終節の東京ヴェルディ戦。試合後のセレモニーで発生した。 2023シーズンは21位と過去最低順位に終わり、クラブ史上初となるJ3降格も味わったシーズン。近年はJ2で残留争いに巻き込まれ続けた結果、最終的に降格となり、サポーターからは辛辣な横断幕も出されていた。 大宮によれば、その際に掲示された横断幕が試合運営管理規程に抵触。「クラブからの注意喚起があったにも関わらず、対象を特定し誹謗中傷・侮辱となる不適切な横断幕を掲出する違反行為をおこなった」とし、3名に対して処分を下すことが発表された。 当該行為を行った3名に対しては、2024シーズンの明治安田J3リーグの第1節ヴァンラーレ八戸戦から、第8節のFC大阪戦までの8試合の入場禁止と、同期間のYBCルヴァンカップの入場禁止という処分となった。 不甲斐なさを露呈し続けているクラブに対してのファン・サポーターのフラストレーションも理解できるところではあるが、違反行為をしては訴えも意味話さないことになる。 大宮は「クラブとして同様の事象が起らないよう、引き続き、安心・安全なスタジアム運営に努めてまいります。スタジアムにご来場いただく皆さまにおかれましても、リスペクトの精神を持った行動・言動を心掛けるとともに、ご来場の皆さまが安心・安全に観戦できるスタジアム運営の実現に向けて、観戦ルールの順守をお願いします」と呼びかけている。 2024.02.21 09:25 Wed5
